2016/07/28.Thu

半人前の夜 (吹きガラスカットコップ)

梅雨が明けたのに何やら天候不順で、難儀している三毛庵。
2,3日体調がよくないのに、今晩は寝付けない。
こういうときは、仕方ない。明日が思いやられるけれど。。

日本人はね、働ける事情の人は働くのんがいいと思うのです。
(もちろん、一般には報酬のない、家事や介護も含めて仕事です。)
だって思うもの、資源の限られた日本では、勤勉なことが資源だと。
(欧米と比べる人の気が知れない。)
贅沢のために働く必要はないけれど、仕事も生活の一部だもの。
だけど、世間でいうように時間単位での効率を上げようと躍起になると、
焦って消耗して、メンタルに影響を及ぼす人も多い。
時間効率はたしかに大切かもしれないけれど、
トシを取ると得手不得手も個性と思えてくるし、出来る管理者って
そういう個性を上手に組み合わせて配置して結果を出していると思う。
努力は必要だと思うけれど、自分の個性を否定するのはよくないと思う。
かくいう三毛庵、管理はキライだし、計画立てるのもニガテだし、
時々ダウンするし、事務処理能力も低い、まぁ社会生活不適合者である。
なので、そういう自分を否定していたころは、心身とても辛かった。
今はもう、そういうダメな自分でいいやと思っているので、少なくとも
こころは健やかである。
ダメな自分を認めてからは、そういうところを人に助けてもらうことも
できるし、得意なところでお返しできればいいや、と思うので、
あんまり卑屈にもならないし、そうするとそれでいい、と認めてくれる人もでてくる。
世間にはパワハラおやじみたいのんもいるから、そううまくいかないことも
多々あるかもしれないが、淡々と自分のできることをすることが重要なのである。
(という訳で、人並みには働けない自分へのエールでした!)

薄く面取りに吹いたガラスコップ
こういう、昭和の初めころかな、きゃしゃなコップにすっとカットしているもの、
今では結構な技術だと思うし、余情があって好きなのだけれど、
例えば氷コップやそば猪口みたいにコレクターズアイテムではないので、
お手軽でついつい連れ帰る。

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画像がしょぼくてスイマセン!

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こういう儚いカットの文様って、きっと永遠にメジャーになることは
ないのだろうけれど、私が私が、みたいなヘンな自己アピールのないところが好きだ。

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このあいだお友達との待ち合わせで見つけた本。
ガラスはこんなふうに撮るのがきれいなんだろうな。。)
ガラスのいろんな系統のものをいっぱいカラーで紹介していて、
ガラスに興味を持ち始めた人には愉しいかと思う。
(『美しい和のガラス』誠文堂新光社)

さて、眠くなってきましたので、ぼちぼち寝ますか。
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2014/01/25.Sat

ゴホウビ (白切子杯)

いよいよよれよれな三毛庵であったが、なんとか乗り切って帰還したのであった。
今週はのんちゃんもご多忙であったので、
ひとり淡々と目の前のことをこなす日々、ときどきふるものたちに目をやっては、
のどの渇きを癒しているのであった。

先週あまりに忙殺され、「ここはいっちょう、何か買わなきゃ耐えられない!」と
よく分からない勢いになり!?カード払い(笑)で古物を買ったのであった。
えぇ、とてもスッキリしましたとも!!
でもね、ストレス発散で買ったとなると、良いものが買えたのかどうか、
あとからやけに気がかりに。。
家に帰って袋から取り出すまで気もそぞろ。
(Mさん、待ち合わせに遅刻したのはそのせいです
失敗だったら恥ずかしいので、買ったものもお見せできずスイマセン。。)
とまぁ、行く先々で事故!?に見舞われる三毛庵なのであった。

さて、恐る恐る取り出したお買い物は、、、世にも美しいお品だった。
毎日遅くに帰って部屋の灯りをつけると、片隅にあって、
やさぐれそうなハートをそうっと包み込んでくれるのである。。
よくね、そんなに持ってどぉすんの?って言われるケド、
そしてね、決して数が欲しい訳でもないのだケド、
美味しいものを食べてお腹いっぱいになるように、
よい映画を見て、感動でこころがふるえるように、
その時々で、必要としているのです。
(無駄遣いである、という常識人の白い眼には負けまいとする
三毛庵なのである。)

きっといつかはものたちともサヨナラするだろうけど、 
今はまだ、出会ったものたちにそぉっと耳を傾けていたい。

ええっと・・・カンジンの画像はまだないので、
ストレス買い・・・いえゴホウビの品はアップできません!!
ということで、手持ち画像など。。

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2013/10/26.Sat

注ぐ器 (和ガラス切子盃)

今年は本当に台風が次々とやってくる。
今度のが過ぎたら、秋晴れが続くようになるとよいけれど。。

夏も終わり、秋の初めに見つけた小さな硝子。
ぱっと見なんてことないようだけれど、これにはきゅん♪
とはいえ、その辺りのツボは売主も承知も承知、誇らしげなお値段だった!

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どうしてかなぁ・・・ほんのりと色っぽい。
そう思っていたら、これは型に吹いて、外面をカットしてあるそうな。
そう言われたら、内側が僅かにrを描いて光を屈折している。

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お酒を注いでみるとね・・・おぉ液体!

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うーん、実に液体との相性の良い、そういう硝子なのであった。
思い込みが激しくてスイマセン。。

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(直径5cm/高さ4.5cm)

まぁ、所詮思い込みでできた世界だからね。
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2013/09/19.Thu

月に寄す (切子月に雁文コップ)

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あ・・・と思ったのは、骨董市もほのかに秋の気配のせいだったのか。
さらりとした硝子のコップ、手に取ったときのこと・・・
簡単に施されたカットの文様が「月に雁」だった。
一瞬、名月を横切って渡る雁のイメージが頭をよぎる。
へぇ、こんなものをねぇ。。

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風に揺れる薄。

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(高さ 9cm)

雲間の月と雁行(・・はちょっと見えにくいかな。)

粋な仕事もあるものだねぇ・・・。
十五夜の月に、乾杯。
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2013/07/29.Mon

よそゆき (吹ガラスカットみつ豆コップ)

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こんな鮮やかな黄色もあるのだなぁ、と手に取った。
綺麗な姿かたちが目に留まったのだけれど、
見慣れない色硝子に戸惑った。
かざしてみると、ゆるゆると揺らいでいたり、気泡や異物が入ったり、
いつまでも眺めてゐたいような、すこし昔の硝子なのであった。

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みつ豆コップというのだそうだ。
もののほんには、こういうのは喫茶店用に作られた大正期のものとある。
カットの文様をみると、すこし昭和に入っているかもしれない。
デザインも、吹ガラス氷コップが大正ロマンなら、
こちらは昭和モダン(昭和レトロじゃなくってね)とでも言いたいような。

子供だった頃、今とは違ってデパートへ行く時にはよそゆきの服を着た。
それでときには、帰りにパーラーに連れて行ってもらったりもした。
そういうときはちゃあんとお行儀よくしていたっけね。
精いっぱいの背伸びをして、酸っぱいレモンスカッシュなど頼んだものだ。
もう私の時代の喫茶店は、こんな硝子ではなかったのだろうけれど、
それでもこんな佇まいの硝子を眺めていると、ほんのりとあのころの
「よそゆき」の香りがする。

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(口径10cm/高さ9cm)
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