2015/10/07.Wed

弱いもの (和ガラスグラヴュール小皿)

体調は良くないけれど、気持ちはまだ大丈夫、っていうときは、
「ねばならぬ」なことは嫌だけれど、「たい」ことはやりたいのである。
こころの弱い三毛庵。。

IMG_0092.jpg

なんということもないグラヴュール小皿?3枚、
地味なものだがあんまり見かけない。
グラヴュールの和ガラスの中庸さが好きである。
スタイリッシュな「シンプル」でもなく、もちろん「デコラティブ」でもない。
技法としてはもちろん渡来のものであるが、湿潤な日本らしい佇まいではなかろうか。

IMG_0093.jpg

重ねると微妙にだんだんと小さくて、三つ重ねのようなのだけれど、どうなのだろう。

こういう地味でささやかなものを見ながら、でもこれは「弱く」はないと思う。
そういうときに思う「弱さ」とはなんだろうと考えてみる。
結局のところ、自分にとっての「弱い」ものとは
時間の経過に晒されて耐え切れないものではないかとも思ってみたのだが。。
だけど、耐え切れているかどうかという基準自体、人それぞれだ。
(三毛庵がお気に召したがらくたが、のんちゃんには真にがらくただったりする。)
結局のところ、自分の物差しで「弱く」はないものを選択して、
自分の城を作ってゆくしかない。

 
スポンサーサイト
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(2)
2015/06/13.Sat

窯変なる (和ガラスグラヴュールリキュール杯)

取り越し苦労の多い性分であるので、暫くへこたれそうになっていたが、
悩んだだけ報われる訳でもないなと悟ってから、なんとなく平常心を取り戻す。
トシを取ってくると、悩もうにも根気が続かない、というのが本当のところかもしれない(笑)。
みなさまご心配をおかけしました。

骨董をしていてよかったな、と思うのは、ここを覗いてくださるみなさまや、
商いをしていらっしゃる方と、ものを介しての小さな交流が生まれることである。
価値観というのは人それぞれであろうけれども、それがときおり
ぱっとひとのそれと重なったりして、こころに響いたりする。
それいいな♪そうでしょう♪そういうやりとりはこころが弾む。
ひとは不自由な生き物だから、目に見えるものを通じてじゃないと
なかなかそんな風には行き交えないものなのだ、きっと。
(三毛庵などは、フレンドリーな性分でもないもので。。)

P1200301.jpg

顔馴染みの業者さんが、あ・・そやそやそういえば、と思い出して
取り出してくれた和ガラスのリキュール杯。
三毛庵の好きなグラヴュールが入っていたのだけれど、
わぁ♪と興奮したのはそのお色。
ロゼワインみたいなピンク色をしていたのん。
(いい加減な画像なもので、あんまり素敵に撮れているとは言い難いが。。)

P1200303.jpg

ふだん可愛いお色の似あわない三毛庵であるので、
ピンク色とは実に縁遠いのであるが、
でも和ガラスは別だ!いやこの不純物によるピンク色ね、ここが重要!!
なんといえばいいのかな、宝石のような感じ・・・三毛庵にとっての♪
偶然ピンク色に発色した、っていうのはやきものでいう窯変みたいなものなのだ。

P1200302.jpg
(高さ 約7.8cm)

とまあ、力説してみても仕方ないのであるが、
浮かれて帰ってさっそくに純米をいただいた。
(こういうちびグラスでお酒を美味しくいただける、下戸っていいなと思うものである。。)

こんなとき、骨董屋さんはふるものの神さまのお使いのようである。
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(1)
2013/07/24.Wed

大事にせなあかんよ (和ガラスグラヴュールリキュール杯)

以前にもアップ@した蓋ものを取り出して・・・

20130724 003

おごそかに出来上がった梅干しの試食をしてみる。

20130724 002

うーんと酸っぱくて、まだ若いお味だけれど、美味しかった!!
中の実のお色はまだ果実のような黄色っぽいお色で、熟成はこれから。
(梅干しネタも三度目だけれど、この時期のお愉しみなのです。。)

すこし前に、催事のお店をのんちゃんとふたりのぞいていたら、
お店の女主人が「ご主人を大事にせなあかんよぉ」と声を掛けてきた。
なんでも骨董屋さんをしていたご主人を亡くされたとのこと、
ふたりでやってきたから淋しい、とおっしゃっていた。
そんなお話をしながら目に留まったのが・・・

20130616 013

ちびっこのグラヴュールのリキュール杯。
以前こちら@でアップしたものと同じような大きさだけれど形が違う。
容量も少な目なので使い途もなく、どうしようかなとは思案したけれど、
持っているだけでシアワセなんだよなぁ・・・と、
せめてふたつだけでも・・・と選ぼうとした。

20130616 012
(直径4cm/高さ5cm)

そうしていたら、のんちゃんがせっかく5客あるんだから
5客にしとき、並べて飾っておいたらいいやんか、と・・・。
そうだよなぁ、こういうとき女子はみみっちくなってあかんよなぁ。
実際お値段も控えめだったのに、キズもなくよいおうちから出たという
この子らを引き離してはならないのであった。
そんな訳で、のんちゃんの言うとおり、窓辺にぱらぱら並べて
ときどき眺めやっている。
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2013/06/29.Sat

夏来たりて (グラヴュール吹ガラス徳利)

通年硝子に惚れているワタクシめではあるけれど、
出会いはやはり夏場に多い。
お客さんが喜んでくれるかなと思って・・・
先日の業者さんはそう言っていた。
そぉだよなぁ、暑い夏、涼しげな硝子が市に並んでいたら
やっぱりうれしいよなぁ。。

さてこのあいだ、旅先の骨董屋さんの棚を物色していて、
硝子の徳利をのんちゃんがみつけた。
薄く薄く極く軽く吹いてグラヴュールを施してある。
こんなものは気安いぶんだけ、探すとあるようでなく、
ちょこっとうれしい拾いものなのであった。

晩に冷酒をいただいた次の日、洗った徳利を手にしてみて、
持ち重りもしないその軽やかさに、夏が来たのを知るのだった。

20130602 007
(高さ15.5cm)
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2013/05/14.Tue

乾き (吹ガラスグラヴュール蔦文コップ)

20130512 003

ようよう気温が上がりだして、ちょっぴりノドが乾いたなぁ・・
という日が出てきたりする。なのでちょこっとビール。
先日の小皿@にノドの乾きそうな帆立貝の干物など載せてみる。)
ビールも可愛くふたりで350cc。

20130512 007

相変わらずのグラヴュール好きが、僅かに黒みがちに透ける
大正あたりのコップに出会った。
前にのんちゃんが見つけたもの@より少し薄手で気安い感じだけれど、
何でもないものというのは、いざ探すとなるとあんがい見つからない。
350ccのビールが丁度半分ずつ入る大きさがちょっと嬉しい。

こうして、ただ眺めているだけでも嬉しいんだけれどね。

20130512 008
(6.5cm × 9.5cm)
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
 | HOME | Next »