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2019/01/25.Fri

藪柑子の冠を (戦前ぐらいの記念のコップ)

目が覚めていてもなかなか起きることができない残念な日々が続いていたけれど、
今朝はどうやら起きて、出かける前に洗濯したり、できないでいた細々したことをしたり、、。
ふるいもののこと、庭のこと、ちょっとした暮らしのことなど、
たくさん書きたいことがあるんだけどなー、いつもそこまで辿り着けない。

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冬になると、ジャングルと化していたお庭は嘘のように空っぽになる。
木も枝ぶりやら冬芽やらを見せてくれて、この季節だけは三毛庵も庭の王として彼らを支配する。
領地を歩くと、ヤブコウジが青々と蹲っている。小さな常世。
庭の木のどれかに住み着いていいと言われたら、小さくなってヤブコウジの下なんかいいかもな。
(ヤブコウジはお正月が明けて処分品になったもの、リース仕立てのお正月飾りを
フンパツしたのをばらしたものといろいろだ。)
斑入りのとかも素敵だけど、緑のもよくって、一株は寒さに色づいていた。
こういうそこはかとない紅葉もいいと思うんだけどな。
この株はよく茂って、実もついたので優秀かも♪

家でも見たいなーって思ってちょびっと頂いてくる。
けちい三毛庵は最後に挿して増殖を目論むのであるぞ。

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このコップを見つけたとき、何かに使いたいなーって思ったのだけど、
このヤブコウジに感動的に似合って満足。
近ごろ誰にも理解されそうにないのに、個人的にはやけにきゅんとする
このようなマリアージュを発見することが多く(笑)、ぼーっと眺め入ったりする。

このコップ、「タケル商会?ヤマトタケルを祀ったのか?」って思ったんだけど、
調べてみると小樽商業高校の同窓会?が「ソンショウカイ」なのだそうで。
(秘密結社めいた?かっちょいいマークは樽商の校章のようです。)

小樽商業は大正初め、100年以上の歴史のある名門校で、
このコップは統制陶器ちっくなので戦前ぐらい、、25周年とかそのぐらい?
卒業記念とかなのかな?
小林多喜二が卒業生なんだ。
去年、統合になっているようで、卒業生は寂しいことと思う。
コップもさみしいだろうから、常緑のヤブコウジの冠はしばらくそのままで。

IMG_3968.jpg

ほら、こんな綺麗なもの、滅多にないと思うんだけどな。

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椿「月照」が咲いた。
去年もそんなこと言った気がするけど、この椿の端正さは冬が似合うな、春の椿じゃない。
凍れる月。

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冬のがらんどうのお庭が好きで、これはいただいたドウダンツツジ。
ちいさな木の枝ぶりもやっぱり木で、当たり前だけど、、
ホームセンターで今年はこの気分、って買った(たまには定価で!)ビオラと
ガーデンシクラメンがすごく似合って(これもすっごい主観だけど)、
大切なドウダンツツジの冬景色を益々惚れ惚れと眺めてしまう。
下手に配色とか考えるより、素直にいいと思ったものを並べるのが佳し。
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ものたち | Comments(0)
2018/02/17.Sat

手紙をしたためて (ロイヤルドルトン「バニキンズ」マグカップ)

とほほ、お疲れ過ぎて眠れない。。
まぁ眠れないからって焦ったりしないですけどね。
(むしろ焦るのは起きれなくなるほうであるからして。)
気晴らしに起きてみるのであるが、こういうときは大抵ブログを書いている・・・。

ほんとうのところ、お返事を書きたいなぁ、、と溜め込んでいる
お手紙があったりして、早く書けばいいのはやまやまなのであるが、
ブログやメールは書けてもお手紙には慎重なのである。
こんな眠れない夜に書いてもろくなことはないし、
テレビのうるさい(笑)横では思うようには書けないし、
ましてやせわしない日々のスキマでは、なんだかそんな空気を
相手に郵送してしまいそうだし・・・。
礼を欠くのはよろしくないが、そういう暮らしをしているのがよろしくないのである。
あぁ、優雅に紅茶をすすりながら手紙をしたためたいことです。

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お部屋の片隅にあるマグカップが優雅なお手紙暮らしへと誘う。
そうだな、せっかくならお魚のインク壺とペンで書きたいな。
土曜の午後いっぱいを費やしてしたためるのであるぞ。

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どんぐりみたいな昔のバニキンズのマグ、たっぷり紅茶を淹れて
お手紙の時間のお供にするであるぞ。

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夢で書いたお手紙をうさぎの郵便屋さんが運んでくれる。
そろそろ布団に潜ったなら、シュールな夢を見れそうな。。


庭師がさぼっている合間にも、お庭は少しずつ変化する。

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「月照」が咲いた。聞きしに勝る別嬪さんである。
蕊の抱え方とか、これはもう気品という言葉しか思いつかない(ありふれた言い回しだが)。
この無駄をそぎ落とした、凛とした花は、まだ寒いこの時期によく似合っている。
同じ白椿でも「加茂本阿弥」はゆったりおおらかな花で、
歴史のある花はどこかに遊びがあるのが魅力であるが、こうしてみるとどちらも捨て難い。
そういえば今朝、ようやく去年植えた有楽も花を開いていた。
有楽なども最近の品種に比べれば完璧な花とは言えない気がするが、
でもそういう微妙な「揺れ」の部分に却って魅力があるように思う。
そういうところを言語化したり、数値化するのはむつかしいのであるけれども、
でも古来愛でられてきた花であるからして、宇宙の法則みたいなのがきっとあるのであろう。
椿一輪にこころ奪われても、その秘密に近づくのは至難の業なのだ。

「加茂本阿弥」が咲くころは、はりつめた空気も少し緩んでいるかと思う。

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ものたち | Comments(0)
2017/05/21.Sun

小さい花の家 (小さな花籠)

和室に織部床風のニッチを作ってもらい、
軸もお花も掛けられるように、引っ込められる無双釘を取り付けてもらった。
建て替えに当たって、ちょっとだけ欲を出したのは、
絵を気軽に掛けられて、小さい花も飾れる家にしたい、ということであった。

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三毛庵はけちぃので、ざっくりとお花を切ることができない。
というか、ちょっとずつあれこれお花を育てるので、
ざっくり切ると翌年の分がなくなってしまうからなのだけれど。。
なので、惜しんで切った花を生かせる場所が欲しかったのである。

そんな訳で、花を入れるものも小さいとありがたい。
気温もぐんぐん上昇した今日、これからの季節にぴったりの小籠を見つけた♪
冬越しして咲き始めた河原撫子の花のサイズ感から分かるように、
10cm × 11.5cm、小さな花を挿すのにちょうどよい。

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(落としが無くって、例によってのんちゃんのショットグラスを拝借!)

こんなに枯れて、繊細な細工で、三毛庵好みのちびっこで、と
3拍子そろったお利口さんなのに、さらにゴキゲンなことには
夢のオカイドク価格(笑)で譲っていただいたのである!!
庭のお花が切れるぐらい咲いてきて、ふるものの神さまが
ちょっとサービスしたろか、などと思いついてくれたのであろうか。
こんな素敵な籠に入れるのであるならば、
ド素人の花でも、切って了ったお花にも申し訳が立つというものだ。

さて本日のふるものの神さまはこれだけではなかった!
あれ?このコップ・・・と目を留めたこちら、

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(高さ9cm弱)

純度の高いお色味なので見逃しかけたけれど、これって古くない???
手に取ると丁寧な造り乍ら微妙にたわんで、吹きガラスのようである。
質感も心地よく、水の塊りのような澄んだお色は期待大!である。

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(うーん、三毛庵の腕ではこの品佳い硝子のお色が出ない。。)

家に帰ってそっとブラックライトを当ててみると、実によく反応!!
おー大正ぐらいあるのかな~。
なかなか端正でこういうのは却って古かったりするものだ。
まぁだからってどうということはないのですけれどね、
でもでも、なんとふるものの神さまはこれにも夢のオカイドク価格なる
値札を貼っておいてくれたのである♪
(ひっそり昭和のガラスの中に潜ませてあったけれど!)
神さま、ありがとうございまする。
(とつぶやく横で、のんちゃんがもう一個ないのかな、と
一緒に使えないのをザンネンそうにしていた。)

結局本日の三毛庵は、この二つを思いがけず手に入れたのをいいことに、
余ったお小遣いをほかのふるい硝子に投入してしまったのである。
まぁ、天下の回り物は余った時にどこかに回す勇気も必要なのだ、きっと(笑)。

本日のベイシーズ・パープル・ローズ、いっぱい咲いた♪

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こういうルゴサ(ハマナス)系の風景が綺麗だな、と
思えるお年頃になったのねー。

暮れ方、あまりに好天が続くので水遣りをしていると、
「わ、黒い花♪」

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(あり得ない位置に咲いていたので、上手く撮れなかった。。)

もちろん、自分が植えた花である、クレマチスの「ロマンチカ」。
光線の加減によって、「黒い」と感じる魅力の多い花である。
もう少し咲いて、平開する。
丈夫なのもよくって、マニントン・モーヴ・ランブラーとのコラボを期待し植えた。
モーヴ色に黒、ってなんかよさげだな、という安易な発想である。
いずれも今年、地べたで咲いているのだが、
来年フェンスいっぱいに咲く姿を妄想し、実に満足するのである。

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ものたち | Comments(0)
2016/10/19.Wed

地面に床面に (吹きガラス脚付コップ)

土曜日に庭木を植える。
アオダモ、コハウチワカエデ、夏椿、ヤマボウシ、、
アオハダ植えたいな~と思っていたが、暖地では成績が悪いとのことで
代わりにクロモジを植えた。
割合成長の遅い樹種で株立ちのものを中心に。
それからマホニア・コンフーサも。
「清流」という品種が気になっていたけれど、用事があって行った
ホームセンターに普通のコンフーサがあったので連れ帰ってしまった。

日曜日はお買い物。
インテリアに関しては、カーテン以外新調していない。
だけど、これだけは手に入れるゾ、と意気込んでいたのが絨毯なのである。
ごろ寝ができるほどの大きさの、上質なウールのもの。
地べたリアンな三毛庵家であるので、そういう贅沢ならしてもいいかなーと思っていた。
ついに、お買い物のときがやってきたのである。

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けもののように艶やかな毛並みのラグを手に入れた!
オールド・ギャッベ♪小さな王様の気分になれる魔法の絨毯♪♪
ごろ寝をしたり、裸足で歩いたりして感触を確かめる。
(この日のために、場所を開けるべくダンボの山を整理してきたのである。)
お疲れで帰っても、おうちでギャッベが待っている。
あんがいないかなという、ほどよい大きさの吹きガラスのワイングラス、
炭酸を入れてギャッベのお伴に。。ううむ、贅沢だ。

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ホームセンターでは、大きい株のホトトギスが売られていた。
これは是非に植木のお伴に。。大株なら少しぐらい切り花にも?
それから、処分品なんかもちょこちょこと手に入れる。
テキセンシス系のクレマチス「プリンセス・ケイト」、
処分品にしてはお高いのね~と思っていたら、新しい人気品種らしい。
常山アジサイというのも、、中国原産の植物で
アジアイに似ているけれど、常緑で実もなるものらしい。
常緑だったら根締めにいいかなぁ、意外や潜在能力お高めな様子。

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仮暮らしにも連れて行ったマユハケオモトが花を咲かせた。
冬の寒波で葉が傷んだけれど、新しいのんも出てきたし、、。

ちょっとずつ、暮らしが組み立てられてゆく。
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ものたち | Comments(2)
2016/08/24.Wed

熱帯夜が明け (プレスガラスティーカップ)

今年は晩夏になっての暑さが厳しい。台風もわんさかおるし。。
そのせいか、お盆を過ぎてからの熱帯夜がなかなかに堪えるのである。
あまり冷やすのは好きではないが一晩エアコンつけっ放し、
それでも寝汗をかくのか、朝方のどが渇いて目が覚めてしまう。

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硝子でカップ、というとついついうれしくなって連れ帰ってしまうのだが、
何に使おうかな~と思ったりしていた。(お酒はなんか違う気がする。)
普通のソーダ硝子の耐熱温度差は80℃らしいので、
常温下で熱湯ではないお茶を淹れるならば大丈夫かなとも思うけれど、
ふるいものはやっぱりこわい。

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で、近ごろの熱帯夜が明けた朝、これで冷茶をいただくことを思いついた。
(朝方から何やってんだ、って感じだが、平素泥臭く仕事に埋没しているので、
朝方は是非にも優雅に茶を喫するのである。)

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香り立つジャスミンティーの冷茶を注いで、これで飲むと
喉の渇きもこころの渇きもスーッと引いてゆく。
すきな茶器で一杯のお茶を飲むだけの自分の時間があれば、
そこそこの満足を得る三毛庵である。

それにしても、朝に飲むお茶をいろいろと試しているのだが、
すーっと体に滲みわたっていく気がするものとそうでもないのがある気がする。
寝汗をかいた後だから、ミネラルの量が違ったりするのを感じるのかもしれない。
そこそこのお値段のお茶でも、なんかちょっと違うな~っていうのも中にはある。
でも、当たりのお茶を飲むとからだの細胞が覚醒するような心地。
その昔、栄西上人や明恵上人が中国からの伝来のお茶をお寺の修行の場に持ち込んだ頃、
当時のお茶は、きっとこういうものであったのだろうなー、などと早朝思う三毛庵である。

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