2017/06/05.Mon

腰掛けながら (昭和のスツール)

狙いすまして市にいったところで大した収穫などないものであるが、
ふらふらと彷徨っていれば、思いがけない出会いにときめいたりもする。
へーっ、こんなんあるんや、っていうの、愉しいのである。

のんちゃんが小さい椅子を見つけた。

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スツール、ってやつか。
布張りが、うちにあるのんちゃんの椅子@と同じ時代感で気にいって、
座り心地も上々であったので連れ帰る。
何処に置くのがいいんかな、と思っていたら、
埃を払っていたのんちゃんがキッチンに設置してくれた。

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台所仕事をだらだらとこなす三毛庵であるので、
鍋を掛けているあいだ、あるいはお湯が沸くまでのあいだ
ちょんと腰掛ける・・・実によい案配。
味気ない今出来のものを置くのはつまんないし、
といってこだわりの椅子を置くほどには頑張れない。
そのような三毛庵であるので、この腰掛けにはゴキゲンなのであった。

脚の高さもほどよくて、いかにも作業の合間に腰掛けるのに具合がよろしい。
気持ち良すぎて、勝手口の窓からの音や風、
向うに見えるリビングの様子、それらと一緒にぼんやりしてしまう。
ぼんやりしながら、迷い事やら何やらが浮かぶのであるが、
ここちよい、時を忘れるよな時に、やっぱりただぼんやりするのである。

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赤いスカシユリが艶やかに咲いた。
先週の嵐の翌日に咲き・・・

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今朝もう一輪が咲いた。
庭にたまにこういうお色、よいな。
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2017/05/28.Sun

時を「知らせる」 (ユンハンス社置時計)

家に柱時計@がやってきて、便利だなぁ・・・と思ったのは、
やはりぼんぼん鳴るところである。
三毛庵はテレビもつけていないことが多いので、
時を知らせてくれるのは、予想以上にありがたいのだ。
(「時を知らせる」という表現は、時計が鳴るものであることを示しているのか?)
もちろん夜中も鳴って、たまに寝付けないときにああ○時か、
などと暗闇の中で思うこともあるが、普段は特に気にならない。

とはいえ、これはやりすぎか?と思ったのは・・・

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こちらの置時計も鳴ることである(笑)。
ふたつとも、テキトーに遅れたりしながら、テキトーに鳴っている。
こちらは独逸のユンハンスのものとのことで、
柱時計が日本的な湿り気のある音で鳴るのに対し、
乾いた音で小さな鐘のように鳴る。

掛け時計にしろ、置時計にしろ、今の時代困るのは、
これぞ時計!というようなものがないことである。
ちゃんと機械で、品の良い木味の枠で、などと思っても
そんなものはないのである。
なので、昔の時計が普通に手に入ってちゃんと動く、というのは
大変にありがたいことなのだ。
時計はのんちゃんが連れ帰ったものであるが、
今の時代にナットクのいく時計がないことを不満に思っていた三毛庵は
このナイスなお買い物に、拍手喝采なのであった。

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ユンハンスの隣のお花は、またも「咲き進み」のお買い得品である。
コガクウツギというやつで、八重なのでおそらく「花笠」という品種ではなかろうか。

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このような魅力的な花が蔓に咲く、という素晴らしいアイテムである。
綺麗にリース状になっているので、のんちゃんはしばらく飾ったら?
というのであるが、来年の蔓が伸び始めているのが三毛庵的には
気が気ではなく、早く地植えにしようと目論んでいる。

この週末も爽やかな五月晴れとなったので、お庭のお手入れを・・・。
冬から春をずっと楽しんだビオラもそろそろ仕舞いである。

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ほんとうは、まだすこし楽しめそうだったのであるが、
代わりのものを植えるため、思い切って抜いた。
(いつもあともうちょっと、と決断が遅れるのであるが・・・。)
咲いている部分だけを綺麗に整理して、花瓶にぎっしりと挿す。
(飴細工みたいな花瓶は昭和のもの、こういうものはまだ安価でよろしい♪)

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まだ株の小さい、ヤマアジサイ「藍姫」が咲いてきた。
やはり花付きがよい品種なのであろうか。
藍姫というぐらいだから青系なのだろうけど、ちょっと赤みがかっている。
造成したての塀際に植えたので、アルカリだったのかな?

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去年処分苗を植えた常山アジサイ。
粒々の蕾がいっぱいついていて、たいへんに可愛らしい。
(青い実もなるらしいので、それもまた楽しみである。)
二株別々に植えたのだが、一株はゆったりと横張りで、
もう一株はコンパクトでやや立性である。
これは挿し木ではなく実生なのか?

のんちゃんが草むしりをして、「ドクダミに花までついてた」と
見せてくれた。可愛いのでもらって挿しておくことに。

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庭では自由に生えてきて、抜くと臭くて迷惑なヤツであるが、
テキトーに挿してもばっちり決まる、とにかく草姿のよい植物である。
こういうのを見ると、上手にリースに仕立てたコガクウツギは
すこし窮屈そうで、自然の姿には叶わないなと思ってしまうのである。
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2017/05/27.Sat

仕舞いのばらに (吹きガラス水差)

1年目というのに、マニントン・モーヴ・ランブラーはたわわに咲いた。
切り詰めた大苗であったので、健気にも地際で咲き、
水遣りの度に泥がはねるのが気の毒で、休日ならば見てあげられるからと、
先週思い切ってひと枝を部屋に飾ることにした。

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ひと枝でこんなにいっぱい!!(オカイドクなばら♪)
あまりにあたまでっかちなので、何か口の小さい器をと見つけたのは、
吹きガラスの水差し。
ふるい硝子に弱い三毛庵、ついつい求めながらも、
水差しってあんまり使い途もないかなぁ、、などと思ったものだが、
こうすればよかったのだ♪
ばらもきれいだし、水を蓄えた水差しもきれいでゴキゲンである。

そのうちに、ばらの季節は仕舞いになり、
ぽつぽつと咲く、ベイシーズ・パープル・ローズと
どんどん咲くブラッシュノワゼットが咲き残った。
夏椿ももうほとんどの花が散ってしまった。
そうして、意外にもなかなか咲かなかった、香りのミニばら、
スイート・チャリオット(シャリオット)だけが一斉に咲いた。

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以前挿し木の苗を育てていたことはあったのだけれど、
接ぎ木の苗だと、こんなに見事に咲くんだなぁ。。
葉色とのバランスもよくて、ゆったり咲いてほんとによい品種。

今週は梅雨の走りの雨がたっぷりと降り、乾いていた庭を潤したけれど、
朝外に出ると、雨の重みでしなった花が・・・。

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スイート・チャリオットは折れそうなほど項垂れ、
処分苗を庭の隅に植えたデルフィニュームはなんと、花首が折れていた。
なのでけちぃ三毛庵も、切って飾ろう!と思い切ったのだ。
デルフィニュームは庭の目立たないところで咲いていたから、
部屋に入れてあげてよかったのかもしれない。

庭は、紫陽花の季節へ遷り替わろうとしている。
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2017/05/21.Sun

小さい花の家 (小さな花籠)

和室に織部床風のニッチを作ってもらい、
軸もお花も掛けられるように、引っ込められる無双釘を取り付けてもらった。
建て替えに当たって、ちょっとだけ欲を出したのは、
絵を気軽に掛けられて、小さい花も飾れる家にしたい、ということであった。

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三毛庵はけちぃので、ざっくりとお花を切ることができない。
というか、ちょっとずつあれこれお花を育てるので、
ざっくり切ると翌年の分がなくなってしまうからなのだけれど。。
なので、惜しんで切った花を生かせる場所が欲しかったのである。

そんな訳で、花を入れるものも小さいとありがたい。
気温もぐんぐん上昇した今日、これからの季節にぴったりの小籠を見つけた♪
冬越しして咲き始めた河原撫子の花のサイズ感から分かるように、
10cm × 11.5cm、小さな花を挿すのにちょうどよい。

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(落としが無くって、例によってのんちゃんのショットグラスを拝借!)

こんなに枯れて、繊細な細工で、三毛庵好みのちびっこで、と
3拍子そろったお利口さんなのに、さらにゴキゲンなことには
夢のオカイドク価格(笑)で譲っていただいたのである!!
庭のお花が切れるぐらい咲いてきて、ふるものの神さまが
ちょっとサービスしたろか、などと思いついてくれたのであろうか。
こんな素敵な籠に入れるのであるならば、
ド素人の花でも、切って了ったお花にも申し訳が立つというものだ。

さて本日のふるものの神さまはこれだけではなかった!
あれ?このコップ・・・と目を留めたこちら、

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(高さ9cm弱)

純度の高いお色味なので見逃しかけたけれど、これって古くない???
手に取ると丁寧な造り乍ら微妙にたわんで、吹きガラスのようである。
質感も心地よく、水の塊りのような澄んだお色は期待大!である。

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(うーん、三毛庵の腕ではこの品佳い硝子のお色が出ない。。)

家に帰ってそっとブラックライトを当ててみると、実によく反応!!
おー大正ぐらいあるのかな~。
なかなか端正でこういうのは却って古かったりするものだ。
まぁだからってどうということはないのですけれどね、
でもでも、なんとふるものの神さまはこれにも夢のオカイドク価格なる
値札を貼っておいてくれたのである♪
(ひっそり昭和のガラスの中に潜ませてあったけれど!)
神さま、ありがとうございまする。
(とつぶやく横で、のんちゃんがもう一個ないのかな、と
一緒に使えないのをザンネンそうにしていた。)

結局本日の三毛庵は、この二つを思いがけず手に入れたのをいいことに、
余ったお小遣いをほかのふるい硝子に投入してしまったのである。
まぁ、天下の回り物は余った時にどこかに回す勇気も必要なのだ、きっと(笑)。

本日のベイシーズ・パープル・ローズ、いっぱい咲いた♪

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こういうルゴサ(ハマナス)系の風景が綺麗だな、と
思えるお年頃になったのねー。

暮れ方、あまりに好天が続くので水遣りをしていると、
「わ、黒い花♪」

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(あり得ない位置に咲いていたので、上手く撮れなかった。。)

もちろん、自分が植えた花である、クレマチスの「ロマンチカ」。
光線の加減によって、「黒い」と感じる魅力の多い花である。
もう少し咲いて、平開する。
丈夫なのもよくって、マニントン・モーヴ・ランブラーとのコラボを期待し植えた。
モーヴ色に黒、ってなんかよさげだな、という安易な発想である。
いずれも今年、地べたで咲いているのだが、
来年フェンスいっぱいに咲く姿を妄想し、実に満足するのである。

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2017/05/20.Sat

カフェ窓 (プレス色板ガラス)

毎朝の日課、子メダカを含むメダカと金ちゃんへの餌遣り、鉢花への水遣り
(近ごろは地植えの薔薇も開花期なのでせっせと水遣り)、
うっかり寝坊すると、お庭の様子を見る暇もなくひと仕事である。

このごろの朝いちばんの楽しみは、カーテンを開けることである。
のんちゃんが日曜大工で飾り窓を作ってくれた。

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カーテンで隠れるように、上手に細工をして窓の桟に嵌めてある。

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最初にこの窓のカーテンだけを開けて、薄暗い部屋の中で色硝子を愉しむ。
三毛庵のちょっとした朝の贅沢である。

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色硝子はずいぶん前に市で見つけて手に入れた。
あんまり綺麗だったから欲しくなったのであるが、
実行力のない三毛庵であるので、何かに活用することもなく、
引越しの時にも後生大事にとっておいたお品である。
先日親戚が来た時も、「いやー落ち着くなぁ、ここ。」と言っていたけれど、
(誉め言葉だと勝手に解釈している。)
引越して8か月、結構昔からこうだったかのようなお家になってきた♪

お庭のほうも、造成したての殺風景さはなくなって、
冬のあいだに仕込んでおいた草花がわんさか茂っていい感じである。
前あった石垣を潰したときに気がかりだった、トカゲやカナヘビも
先日は庭で見かけてひと安心である。
(その間にも毛虫や芋虫には退去いただいているが。
ついに山椒にもアゲハの幼虫がついていた。成長を見たい気もしたけれど、
幼苗が食べつくされては困るので、これも退去いただいた。)

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夏椿が咲き始めたと思ったら、毎日次々と花開いては落ちてゆく。
一日花は儚いようだけれど、草間にぽとりぽとりと散る花も
それはそれは美しいもので、朝方ぼんやりと眺めて季節の移り変わりを思う。

(↓庭の記録)
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