FC2ブログ
2019/09/24.Tue

うちのごはんとうちのはな (くらわんか手奈良茶碗・瓢形花籠)

IMG_5887.jpg

いつものように栗を買いに行く。
今年は彼岸花の遅い年で、田んぼのわきにようやくちらほら咲き始めていた。
栗もまだたくさんは出回っていないようだったが、いつもの栗おはぎは発売になっていた。
春には筍、秋には栗を実家に送り、自家用にも買って帰るのが慣わしで、
日々の食事はお粗末なものであるので、春秋の炊き込みご飯だけは頑張る三毛庵である。

IMG_5902.jpg

今回はおすそ分けをするのにガス炊飯器で炊いたけど、今度は鍋で炊いてみよう。

IMG_5903.jpg

奈良茶碗とか広東型とかいうようなお茶碗であるが、
くらわんか手の渋めの呉須で、このような秋のご飯がぐっとくるものである。
初期手のお茶碗など憧れるが、相応の覚悟を持って手に入れるようなお品である。
これなどは蓋がガタついたり、小さな難点があったりなので、
ずいぶんと良心的に譲っていただいたものなのだが、
家庭で作る秋のご飯がよく映える、高スペックなお品と思う。
こういうものに探すではなしにふと出会ったりすると、その日はもうよい一日だ。

IMG_5899.jpg

庭は茫々になっていて、それというのも早朝を除いては
外に出る気力も萎える猛暑が続いたせいであるが、
そのせいでさらにイラガまで発生して(今年はやけに多いのである。。)、
昨日はついに手が腫れる羽目に陥ってしまった。
おしゃれな庭雑誌などには、決して出てこないイラガとの闘い、
皆さま一体どうされているのであろうか。

それでも少しは欲しいな、と植えた秋草がぽつぽつ咲いて、
茫々の庭に秋草の咲く様はのんちゃんのひんしゅくを買えども好きなのである。
今年ようやく手に入れた秋海棠と一緒に入れたのは、
「菊葉玉咲フジバカマ」という名で売られていた山野草、
藤袴の地味な風情が好きなのだが、これは葉っぱや小さな花の様がよい花だ。

IMG_5892.jpg

こんな風に庭で乱れて咲く雰囲気を入れてみたいものだが、
まだケチって倒れ掛かった一枝を失敬して入れるような次第であり、
庭で見るときの感動を再現できる腕もない。。

IMG_5901.jpg

先日書店で見かけた本を買ってきた。
裏千家の偉い先生の本であるが、花に向き合う根本のところを
素人のこころに響くように書いてくださっていて、なかなか得難い本である。
洋花や、身近な草花も茶花として入れてくださっているところもうれしい。
さらに技術的な面も基本のところを書いてくださっているので、
我流(というかそれ以前)な三毛庵にはありがたい。
綺麗に入れられた写真だけあっても、美しければいいのか、という気になるし、
技術的なことだけ書いてあっても花を入れる人の気持ちなど分からないし、
そういうところが書かれているものって意外とないのである。
いつも花を庭から摘んできたら大慌てでざっくり入れている三毛庵も、
もうちょっとひと呼吸おいて、いい花をいれたいものである。
スポンサーサイト



 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2019/08/24.Sat

電気を使う (染付山水文長皿、三田青磁陽刻長皿)

IMG_5830.jpg

ヨーグルトメーカーで鶏ハムなるものを作ってみた。30W・3時間。

ルーティンワークというものは最小限の労力で済むので効率がよいが、
なんとなくそうなっていることも多く、たまに暇つぶしがてら見直してみたりもする。
この度は、毎朝食べるのに買っていたヨーグルトをヨーグルトメーカーで作ることにした。
牛乳パックでそのまま作れるので、滅菌処理などの手間が要らないのが決め手である。
コストが下がると言われるが、1リットルの牛乳も200円程することもあり、
平素安いヨーグルトを買っていたので、その点はたかが知れている気がする。
でも「生乳」の「出来立て」のヨーグルトを「少ない回数の買い物」で食べられるメリットがある。
しかも、高機能ヨーグルトを元に使えば、そういう意味ではお得感がある。

ふるものは平気で買う三毛庵であるが、家電を買うときは慎重である。
愛せない家電は置きたくないのである。
だって場所を食うし(どの口が言う・(笑))、何より電気を食うやん!!
電気は代替手段がない、自分の中でやむを得ないという気になる、そういうときに使って、
電気ってありがたやーって思いたい。
冷蔵庫と洗濯機はこころから愛しているし、今日日エアコン様は命綱である。
パソコンくんとスマホちゃんにはもうちょっとエコ家電化してほしいけどね。
正直罪悪感を覚えるのはウォシュレットと浴室乾燥。。
浴室乾燥はほんと無駄遣いであるが、今の暮らしでは使わざるを得ないところで。
テレビと掃除機は関心のない分野。。(掃除は箒でお茶を濁す派。)
というわけでヨーグルトメーカーも悩んだけれど、ヨーグルトのプラごみが牛乳パックの資源ごみになり、
甘酒も作れるというお得感で採用。
専有面積もたかが知れていて、週1程度のヨーグルト製造でよいのでウチにはいいように思う。
(因みにオーブントースターはガスでトーストしたほうが美味しかったので姪に進呈し、
その場所が空いていたのでちょうど設置できた。)

IMG_5834.jpg

鶏ハムを載せた長皿。少しくすんだ上がりの染付

IMG_5835.jpg

伊万里ではないのか、単に上がりが悪いのかしらんけど、通なおかずに見える、という特典が(笑)。

IMG_5836.jpg

シマシマの縁も可愛いうえに、この山水、なんか吉野山を想ってしまうんだなー、関係ないだろうけど。
おかずを食べた後も目に美味しいお皿。

IMG_5832.jpg

翌日も鶏ハムの続き。猛烈にナスが食べたくなり、有元葉子さんの本に出ていた蒸しナス。
ネギ・ショウガ・醤油・酢・ごま油のせが美味しかった♪
いつもね、ナスをいっぱい食べるときは焼いていたのん。
本読んで、そっか蒸せば皮も美味しくいただけるやん!って思った。
ここでもルーティンワークをひとつリセット。

IMG_5837.jpg

この日の長皿はのんちゃんの三田青磁。
ほんとはこんなぎっしり載せず、目刺しを二匹とか載せると通っぽそうだ。

またまたキンタロー追記
先日朝キンタローに餌をあげるといつものようにがっついたのに、ペッと吐き出した。
どうやら食べ過ぎで、便秘?のようである。
そういえばやけに食べるので先日ちょっとあげすぎた気がする。
元気はあったので4日ほど絶食にして様子をみたが、そろそろ大丈夫な様子。
キンタローは体調不良の間、いつものようには寄っては来ず、目を合わせようとはしないのであった、、
分かりやすい。。(誰に似たんだ。)
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2019/06/20.Thu

梅を漬ける頃 (伊万里陽刻染付桃形小皿)

IMG_5044.jpg

大事に食べてきた自家製の梅干しも残り僅か、先日、今年の梅を漬けた。
近所のスーパーで、できるだけ黄色く熟した南高梅を買う。
(南高梅はなかなかのお値段で、ちゃんとした梅干しというものがいかに高級品か分かる。)

袋を開けると、まだ緑がかった梅もあるので、ざるに入れて一日追熟、
その間、部屋中梅の香り(アンズっぽいとてもよい香り!)が漂う。
梅の漬け方というのはいろいろあるのだろうが、気をつけているのは
容器と梅の実をアルコール消毒(のんちゃんの泡盛古酒をねこばば)すること。
余り減塩は難しいので13%ぐらいにしているのだが、
それでもカビにくいギリギリじゃないかと思うので。
流石に樽など置けないので、ホーロー容器に2kg強ぐらいをつけている。
かびない様にシール蓋をするのだが、そうすると重石の扱いに悩む。
結局、丈夫な漬物袋に水を入れて、輪ゴムで閉じたものを重石にするということに落ち着いた。
この方法だと、梅の重さ(傷んでいるものはジャム用にハネるので、毎年重さが違う)に
合わせて重石も簡単に調節できる(軽量コップさえあればいい!)し、
途中で軽くするのも簡単、それに梅が均等に並ばなくても液体の水の重石は
上手く効いてくれるように思う。
イイ感じの自然石のほうが、美味しくできるような・・・という幻想?もあるが、
お手軽にするには悪くないと思うんだけどな。(重石の保管も不要なのだ。)
まぁ、気をつけているのは使用後の漬物袋も無駄なく使うぐらいだろうか。

関西では、今年の梅雨はどうなることやら、な状況なのだが、
予定ではひと月後には土用干しである。

IMG_5049.jpg

梅、ではなく桃の小皿(凡そ3寸)である。
とくに「すごい」ものでもないが、使うとじんわりとうれしい。

IMG_5050.jpg

よく見ると案外凝っていて、葉っぱは陽刻だったり、ダミと白抜きが利いていたりする。
薄めの口紅もダミに似合って、いかにも桃、な雰囲気を醸し出している。
地味にお洒落で、「実は高級」な梅干しなどよく似合うお皿なのである。
(桃のお皿ってどっちが上なんだろう、ってナゾだ、、
桃太郎なんかを思い出すと、尖がったほうが上なんだけど・・・。)

IMG_5051.jpg

高台も「桃」という、可愛い奴である。


<庭部>

IMG_5025.jpg

先日、待望のイジュの花が咲いた。これは好物過ぎる~。
この後もう少し平開するのだが、同じツバキ科の夏椿のようにすぐには散らない。
暫く枝の先々に白い花々をつけてくれて、もううっとりと眺めてしまうのである。
>>続きを読む
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2019/06/08.Sat

水色の季節 (薄瑠璃六角水滴)

昨日の画像に写りこんでいたのを見て、ここに上げていなかったのを思い出す。
薄瑠璃の水滴。

IMG_4776.jpg
(一番長いところ:5㎝)

書をたしなむわけでもないので、水滴は手に入れても眺めるのみである。
お皿や花瓶は辛うじて使うこともあるので言い訳しながら買うのであるが、
結局のところ、好きだったら買うだけのことなのだ。

文房具というもの、道具には違いないが、手元で愛でることから
持ち主のこころのあり様を表すアイテムである。
この水滴ももっとお洒落な人に貰われればよかったのかもしれない、
三毛庵のところでは花瓶の横でちょこんと鎮座するのみだ。
何処のものかは分からない、ちょい古の伊万里系とかそういうものだろうか?
(まぁ専門外の三毛庵がお気軽に入手したものなので・・・
裏を撮り忘れたけれど、無釉でベタ底の一般的なかたち。)

でも小さくて薄瑠璃で、可愛い箱なんかに入れてあげたら佳い感じになるんだけれどな、きっと。
三毛庵宅に来たかったから、この水滴はお買い得になって並んでいたに違いない!(笑)

IMG_4775.jpg

こんなふうに・・ちょろっと釉薬の掛け残しがあったり、、

IMG_4777.jpg

垂れっとしているところがあったり、、
薄瑠璃らしい表情が豊かで、眺めてほっこりする。

IMG_4774.jpg

華やかな薔薇の季節が過ぎて、雨に濡れる水色の季節。
家の中で、掌にそっと薄瑠璃さんを載せて眺めるのである。

(庭部↓)
>>続きを読む
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2019/05/21.Tue

梅雨の前に (伊万里龍文染付飯茶碗)

まとまった雨が来るようだったので、週末は忙しく花ガラ摘み。
早くに咲いたガリカローズの花びらが散らばっている様子も好きだけど、
そろそろ綺麗にしないとね、梅雨が近い。

うすいえんどうも収穫することにする。
遅すぎる頃につるばらのすきまに植えて放置したので、
笑っちゃうほどの収量で、「一合ぐらいは炊けるだろう」と
のんちゃんと言っていた豆ごはん(小エビ入)へと変身を遂げる。

IMG_4804.jpg

笑っちゃう収量でも採れたてのお味は最高!
はっきり言って、外食いらないぐらい美味しいぞ(自画自賛)。

IMG_4820.jpg

無駄にお茶碗の多い三毛庵であるが、外食したつもりで買えばよいのです。
そしてあとはいかにすれば美味しいご飯が炊けるのか、研究あるのみ。

蓋にはさらっとドラゴン。

IMG_4821.jpg

開けると・・・

IMG_4822.jpg

うさぎビーム!なんじゃこりゃ?

IMG_4823.jpg

なかなか笑えるお茶碗であるが、実は結構使いよい。
あっさりした染付は食が進むし、重からず軽からずで程よくしっかりした作り。
蓋も持ちやすくて、何気に使っていて安心感がある。
佳いお茶碗でいただく米の飯、これこそが「和食文化」っていうのではなかろうか♪
(因みにちょろっと映っているお澄ましは「ワカメの姿煮」である。
なんか豆ごはんを炊くのに集中する余り、気づくと切るのを忘れて投入していた!!)

お庭が花盛りで、いつもゆっくり見よう!って思ってベンチに腰掛けたりするのに、
視線の先の虫食い跡や花ガラや、いろんなものに気を取られて気づけば作業にシフトしてしまう。。
この日は・・・

IMG_4794.jpg

あ!たぬきシステムにトカゲ氏が!!

・・・ってトカゲとかカナヘビとか、これは実は、ふだんの光景なのであるが。。

IMG_4803.jpg

ぎゃー、たかられている!!ひえ~。
たぬきシステム様は寛大なのである。
>>続きを読む
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(2)
 | HOME | Next »