2017/02/05.Sun

「ロ」なごはん (呉須赤絵写茶碗)

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昨日、炭火の焼穴子と蛸がやってきた!
さっそく晩御飯は炊き立てご飯で穴子丼なのである♪

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思い立って、呉須赤絵写のお茶碗に盛る。
抹茶碗として売られていたが、茶碗なのか向付なのかはナゾである。
箱もなく、どこの誰のものかも不明であったが、
タフな焼け具合に下手っぽい絵付け、抹茶にしてもごはんにしても、
いたく和めそうだなと思ふ。

呉須赤絵写で丼とは、なにやら星岡茶寮的であるぞ。

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で、これ・・・は違う!
(ワサビを入れたこれは市でみつけたちびっこなやきものである、かわゆす。)

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これね、作家ものだろうけどそこそこ古いんぢゃないかなぁ。。
本歌の呉須赤絵の自由さはそのままで、ちょこっと日本的に可愛くした感じ。
作家ものにありがちな、縮こまったようなところはなく。
言ってみれば魯山人っぽい、粋な本歌取りであると三毛庵は思うのである。
(何だったら、魯山人か?って言ってもいいんだけど(笑)、
ザンネン乍ら「ロ」などという銘はない、、当たり前か!)

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赤絵は自由でヘタ過ぎず、ウマ過ぎず。
これってけっこうむつかしいことだと思ふ。

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(径12.5cm)

碗相も磁器なのに味わいがあり、手取りもほどよい。

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まぁいろいろ言ってもしょうがないが、これでいただいた
穴子丼はいたく美味しかったので、もとは取れたというべきだろう。
だけどこれって、作為があってこういうすがたなのだと思うけど、
使うにあたってそういうところは微塵も感じさせない。
好い茶碗があるなぁ、、という感じなのである。

それって稀有なことぢゃないかなぁ、三毛庵はひとり感心するのである。

(↓庭の記録)
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2016/12/30.Fri

懐かしい味とか (プレスガラス籠目角向付)

休暇に入り、ようようクリスマス飾りを片付ける。
なんだかね、気持ちも弱くて寝正月にしようかな、、
なんて思っていたけれど。。
でもやっぱり、あまりたくさん準備はできなくても、
黒豆とか田作りとか、そういうものはちゃんと作って
お正月は晴れやかに迎えたい。

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可愛らしいツリーのお飾りの中身はチョコレート。
カファレルのものである。

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カファレルのチョコの甘い香り、可愛い銀紙にくるまっているところ、
懐かしい気持ちになる。
子供のころ、こんなふうな銀紙にくるまったチョコをもらうと、
そぉーっと破れないように開き、銀紙をきれいに伸ばして
大事にしていた記憶がある。
子供なりに綺麗なものを取っておこうと思ったのだろう。
若いころに戻りたいとは思わないけれど、
子供の頃にはすこし戻ってみたい。
案外と心の中は大人びていたような気もするが、
眼は今よりずっときれいだったろうなと思うと、
当時の眼でいろんなものを見てみたいのだ。

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チョコを無造作に入れたプレスガラス
籠目の洒落たデザインのものだけど、案外古いものだと思う。

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連れ帰って、暫く無造作に机に置いて、
こんなふうにちょっとしたお菓子やらを放り込むのだけれど、
そうやって自分との距離感を愉しんでいたりする。
硝子ってそういう感じ。

実家からの荷物の中に、鮭の飯寿司が入っていた。
三毛庵のお正月ソウルフードである。

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ここで作れるものならば、教わりたいものなのだけれど。。
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2016/08/21.Sun

新しものに悩む (三田青磁亀形向付)

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青磁って、ひとつあれば食卓上でアクセントになりそうな気がして、
見かけるとつい、連れ帰ろうかな・・・と思うのだ。
(それにしてもいつも青磁の色って出ないな~。)

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けっこうデカめの亀さん・・・平向だったのかな?一枚きり。
ぽってりとした三田青磁、あんまり垢抜けない感じがいいかなと
思ったのだけれど、、

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腹ペコのおつまみに、沖縄のポークをどぉんとてんこ盛りにしたら、
やけに生々しい(笑)。(「THE・亀」って感じ)
・・・もうちょっと、向付っぽくお上品に盛らなあかんのやろなぁ。。

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(長径19cm)

のんちゃんに東北土産にごませんべいをお願いしたら、
いろいろのごませんべいと一緒にせんべいの
「ミミ」(三毛庵好物)も買ってきてくれた♪
となりは苺果汁入りのりんご酢である。
近ごろ家で、いろいろのお酢を炭酸で割って飲んでいるのであるが、
これはジャムパンみたいな美味しい香りである。

桃の紫砂壺@を手に入れてから、久しぶりに
朝に夕に台湾茶を淹れている。
「この茶壺で淹れると美味しいような・・・。」と相変わらず思っていて、
それが不思議であるので、本を買って研究したり、
美味しいお茶を取り寄せしたり、しまいには
お茶が美味しく入るという、土にこだわった急須を買って!みたり。。
味が違ったりするのかなぁ、、と飲み比べてみたくなったのだ。
桃があればそれでいいやん、と自分でも思うのであるが、
気になりだすと止まらない三毛庵なのであった。。
(で結局、桃の茶壺が美味しく入るお利口さんであることに変わりはなく、
不思議だなぁ、、と思っているだけで、全然進歩はしていないのが
ザンネンなところである。)

でもどちらかといえば和もの骨董が好きな三毛庵が、
紫砂壺のことをあれこれ調べたりするのは新しい発見があるし、
茶壺を作った異国の先人のことを想うのも愉しい。
これもちいさなご縁というものであろう。

今日は電子レンジを見に行った。
レンジと簡単なオーブン機能に絞ろうと思っていたけれど、
少し考えが変わり、上位機種を見て悩む。
よくよく考えるとふるものを買う時にはさほど悩まないような
お値段であるところが、我ながらちょっと笑えるところである。
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2014/03/20.Thu

もの想う春 (平戸染付向付・豆皿)

明日は春分、早い桜の開花の便りが聞こえ始めたけれど、
控えめに咲く梅の花も名残惜しい。

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(長径16.5cm)

平戸焼なのだそうで、愛らしい梅の枝に惹かれて離れの一客を連れ帰る。
(白っぽい素地が平戸らしいのだけれど、ちょっと青く写ってしまった。)
昔から、待ち遠しい春への想いを梅に託していたのだなぁ。。

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和菓子屋さんの店先はひと足早く春本番で、桜餅が並んでいた♪

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何で食べようかとあれこれ悩んで、以前買った水鳥の平戸?@に。
そろそろ水面も強くなった陽射しを受けてきらきら輝くころ。

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(長径8.5cm)

そういえば、こんなキズモノの豆皿もつい連れ帰ったけれど、
これも平戸かなぁ・・・。
ぼんやり冴えないような絵付けの様で、こうして見るとなんだか
気持ちがほわんとする様な、、、春。
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2014/01/08.Wed

胆力ないです (絵志野向付)

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時折り登場しておりまするが、三毛庵家でおごそかに苺をいただくとき、
勿体ぶりながら取り出す向付。(三毛庵やるときはやるのです。)
こういう向付は何となく敷居が高かったのだけれど、
文様が伸びやかで、何とも美味しそうなお色味だったのでついふらふらと・・・。
それでもフツー手に入らないんだけれどね、あるんだなぁ・・・手に入る時が。
とはいえ胆の据わらない三毛庵は、あーこんなん持っちゃって、と
しばらく見る勇気がないぐらい胆力使い果たしたのでした。。
人間がちっさいとね、こういうのんをがらくたを見る目と同じ目で愛するのは大変なのです(笑)
でも今は、苺のためにこれがあってよかったなぁと思うのである。

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(一辺16cm)

お暇に飽かして、せっかくなのでこれで長石釉など眺めてみた♪
志野は長石単昧ですからね、参考資料としては上々なのです。
という訳で、先日の怪しげなる織部やら先々日の愛らしい絵瀬戸を並べると、
怪しげなる織部はやっぱり志野と絵瀬戸のあいだぐらいのビミョーな位置に存在するようである。
面白いのは、高台のお団子の目跡なんかはこの志野と怪しげ織部は同じ処理というところ。
(高台は絵志野のほうは三つ足だけれど。)
お暇があると、こういうことをああでもないこうでもないと妄想できるのがよいなぁ♪
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