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2019/03/19.Tue

神在の椿とアオダモの春(椿手花入)

体調管理の苦手な春なので、いっぱい寝たいなーとか思うのに、
朝早く目が覚めてしまった日は、そわそわしてやっぱり起きてしまう。
春分間近、ようやく6時には庭をうろうろできる明るさになったのだ。

まだまだちびっこの出雲大社赤ヤブであるが、小さめのヤブツバキ系の花を
たくさんつけてくれた。さえずる小鳥のように可愛いヤブツバキ。
もう3月のせいか、落花も盛んなのにまだまだ賑やか。
ということで、ほんのちょびっとだけ切らせていただいた。

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いつも通りみみっちく切るので、枝が短すぎるし向きもへんてこだ。
だけど花そのものがあまりに可愛くて自分の中ではへっちゃらだ。

花入はおそらくいくらかは昔の作家もの椿手。
箱なしだからか笑っちゃうようなお値段だったけど、これ凄く上手い。
なかなかそんじゃそこらの花は入れられないような作為があって、
そういうのは三毛庵ごときは持てあますほうが多いのだけど、
簡単には入れられないくせに、ちょっと恐れ入ってしまう。
ヘラ遣いや釉薬の掛け方、計算ずくなのに、花を殺さない感じ。
数か月彷徨って、ようやくこの椿を入れた。
入れてみると、小鳥のように可愛いと思った椿は
やっぱり神在の椿だと思った。

最初の冬に植えた黄水仙、ダブルカンパニール。
黄水仙は早咲が多いけど、うちではフェブラリーゴールドの次が
これかティタ・ティタだ。

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八重咲なのに野趣を感じるところ、きっと花の姿や咲き始めのグリーンっぽい色かな、
葉っぱが細めでそんなに場所を取らないところ、
そして何より、暖地で放ったらかしで元気に育つところが大好き!

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蕾もイカしてる。
ダブルではリップ・ヴァン・ウィンクルが好きなのだけど、暖地では気難しくて、
今年もチャレンジ中。
(アーヴィングのリップヴァンウィンクルのことなのかなー、この名前)

で、ときどきダブルじゃない花が咲いていて、球根が太らないといけないのか?
って思っていたけど、先祖返りなのかもしれぬ。
それも俯いて可愛らしいので、もしかして球根太ればダブルになるかも、
としつこく念じてカットしてみた。

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ちょうどお雛様のお花に。

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今年は少し休んだ桃色卜伴。

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先日取り寄せた、原種スイセン ロミエウクシィ。
ペチコートみたいなひらひら。とてもよい香り。
ネットだったけど素敵な生産者さんで、がんばって育てねば!と思う。
なんとか夏越しして来年も可愛く咲いてほしいなー。

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屋久島アセビ。
アセビはずっと植えるつもりでいて、なんとなく方針を決めかねていた。
白にするかピンクにするか、そして下垂するかしないか。
悩んだ末、白で下垂しない屋久島を。

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で、注文の後、ホームセンターでピンクで下垂する「スプリング・ベル」が3割引!
悩んだ時間は何だったかはしらねども、完璧な組み合わせだな(笑)。
スプリング・ベルは琉球アセビの交配らしい。

うちのアオダモの株立ちは個体的には2体らしく、
片方は芽が動くのも早く、花も比較的咲く。
毎年は咲かない説があるが、少なくとも片方は毎年咲く。
植えてから苦労なく活着したアオダモであるが、気づくと今年は花芽がいっぱい♪
それもけっこう下のほうにもついていて、いままで撮れなかった写真が撮れそうなのだ。

IMG_4147.jpg

ほら!
ちょっと芽が動いてきた?と思って見上げると、上のほうの芽が開いてきている。
アオダモっていつも固そうな芽だな、って思っているとあっという間に
ブロッコリーみたいな花芽が出てきて、春になる。
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2019/03/11.Mon

今日に (白万古掛花)

三日月を過ぎた春めいた月を見る。

庭で俯くクリスマスローズを飾ろうと思う。
水が上がりにくい花だから、咲いている一輪だけ、と小さい花を切った。
小さすぎて、水仙も小さなティタ・ティタを。

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今日は花を手向ける日だから、特盛のも切ることにする。
向日葵のように俯かないクリスマスローズ。

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Sさんに譲っていただいた、余りに愛らしい花入にはこれもいいのかもしれない。

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花も器も、何一つ向こうには持ってゆけないから、
咲いた花の記憶ぐらいは忘れまいと思うことが、生きているうちにできることである。

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コレクターの方からやってきたという花入
いつかちゃんとつぎの預かり手に継いでゆけますように。

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ものたち | Comments(0)
2019/02/28.Thu

二月というのに (刷毛目風粉引の徳利)

平成の仕舞いの二月というのに、ずーっと体調がザンネンなままで、
明日はもう三月だ。
冬型の気圧配置でいて、日差しのほうはどんどん強くなる二月は、いつもは元気なのだ。
関西では庭仕事が一年で一番たっぷりあって、三毛庵サイコーに希望に溢れる月なのである。
正確に言うと、今年も気分的にはサイコーに元気なので、よれよれになりながら庭仕事はしている。
ただ、ほんと体がついていかない、哀しい事態。。
あぁ、明日からまた激動の三月かと思うとため息ものである。
概ねは気象病なのであろうが。

こんなに気象病がもてはやされるのは、人間の活動に起因するせい?なのであろうか。
そう思うと、不満を垂れることもできない動物や、移動することも出来ない植物はとんだ災難である。
昨年の台風など、人様は家の中に避難するのであるが、彼らはどうしてすごしたのであろう。
(台風の後、見かけなかったカマキリの卵を、冬になってヤマボウシの枝の高いところに発見した。)

まとまった雨が降った今朝、待ちに待った水仙「フェブラリーゴールド」が咲き始めた。
うちでは春一番に咲く水仙である。(日本水仙は寒咲なので冬の花。)
古くて丈夫な品種で、きっとガーデナーはみんな好きになる花だ。
週末にゆっくり眺めたい♪

二月の椿は「月光」である。
寒い時期なので一輪一輪じっくり咲くのであるが、日差しの強い二月らしく
その割には次々と咲くのが眺めて楽しい。
三月から咲く椿はだいたいせっかちで、惜しむ間もなく花を落とすが。

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二月のはじめにみそっかすな枝に咲いたのをいただいた。
なので徳利の口に無理やり載っけた。
徳利は人は「刷毛目」だというのであるが、高台内にも白泥がかかっているので
思うにこれはじつは「粉引」なのである、、ほんとかなー。
何しろダンボからの発掘品ですからね。(なので銘を「すて」という。)
すこしカセはあるのだけれど、月光の紅い色がよく映えて、ありがたや♪
ほんとうはちゃんと徳利も撮りたかったけれど、何しろ「逃げる二月」に間に合わず。。
また今度ゆっくり撮ろう。

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月光(卜伴)

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桃色卜伴。
一番綺麗な時に余りに庭仕事が忙しくて撮ってあげられなかった。
咲き切ると、紅い卜伴のほうが可愛らしい感じ、桃色のほうは少し立派な?風情。
咲き始めのころのお菓子のような可愛らしい姿を撮ってあげたいものである。

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3年目の有楽は小さい木でも沢山咲いている。
これも一番綺麗な色の時に撮ってあげられず、すこし色が薄れているかな。
三毛庵何につけあまりピンク色というのを多用しないのであるが、
有楽のピンク色、最愛。

今年はプリムラLOVEな年で、ホームセンターのまだ十分楽しめる処分苗や、
定価の高級苗、それからネットでも少しだけ取り寄せた。
ぎゅうぎゅうに密植するので、知らぬ間に虫に食われて滅亡するのもあるのだが、
園芸種でも八重咲のものなど、意外や夏越しをしてくれたりするのが楽しみである。

去年のガーデンプリムラが蕾を伸ばし始めた。

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今年の処分苗はじゃんじゃん咲いている。

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去年のガーデンシクラメンが上手く年を越した(白い花が丈夫なのかな?)横に、
処分品のプリムラを植える。まだ蕾があるし、葉っぱも可愛いからな。

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これは定価で少しお高かったけれども、でも立派な株で、
まだ冬枯れの寂しい庭で存在感を放っている。
こんなの夏越ししたらいいんだけどなー。

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同じシリーズのシルバーのほうは、斑入りのヤブコウジの横に植えた。

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福寿草も咲いた。
当然のごとく、お正月向けの処分品で、売っているときからかなり根を切られており、
寒地では知らないけれども、暖地で地植えはなかなか活着が難しい。
山野草鉢で育てるべきなのかな、、
でも実家の大きな紅葉の下に生えていたのを忘れられず、ヤマボウシの根元に植えた。
(週末ガーデナーでは小さな鉢植えはなかなか管理が難しいのだ。)

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という訳で、お花ばっかりのブログな二月が終わる。
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ものたち | Comments(0)
2019/02/10.Sun

連休中日 (ナゾの織部徳利とお雛様。)

今朝は晴れて、放射冷却なのかよく冷えた。
洗濯機を回してのんちゃんを誘い、近くのホームセンターをはしご。
日本水仙が好きなのだけど、去年ははじめ鉢に入れていたせいか、
今年は花を休んでしまったのね。
先日、芽出し球根があったので一つ買い、それでもう少しだけ買い足そうかなと。
昨日ぼーっと庭を眺めて、冬場だけは日が当たる隅っこに日本水仙がちょうどよいなと。。

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これはこの前買った芽出し球根のもの。
しばらく庭で咲かせて、満開になったので、切ってきた。球根太って欲しいしね。
寒い時期に合う、清らかな香りがする。

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水仙を二種挿す、というのは不自然と言えばそうなのだけど、
昔からある、品種不明のものが咲き始めたので一緒に。
庭ではやたら茫々になるので隅に追いやっているけど、
日本水仙とは違って、一種ではなく、何かに添えやすいようなタイプの花。

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庭で茫々でも、こんな品の佳い花なので、切ったほうが生きる感じ。

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ほんとは満開になる前に切ったほうが季節らしくてよいけれど、お庭でも見たかったしね。
原産は地中海沿岸で中国を経由して渡来したというけれど、
地中海や渡来ルートにも日本水仙は咲いているのだろうか?
花を植えていると、外来生物によるリスクということも思うけれど、
今はもう、すっかり「日本水仙」だものね、これは。(しかも球根には毒性もある。。)

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徳利はよろよろの輪線文の織部。きっと前にも載せているけど、よく水仙を入れる。
昔気軽なお値段で買ったもので、ちょっとどういうものかナゾだけど、とても好き。
お水を半分以上入れるとじわっと滲みるところがあるけどね(笑)。
 
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今年は早めに出してあげてよかった♪

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さて、今日は全力で庭仕事。つるばらとの闘いで傷だらけになる。
皮手袋をすると誘引した枝を結わえるのがやりにくいしなー。
ほんとはもっと吟味して誘引したいんだけど、週末ガーデナーなので納期優先。
なんだかんだ言ってホームセンターで余計な苗も買うので、その埋蔵も忙しい。

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サカタのガーデンプリムラがなんと処分品で50円♪
草っぽい庭なので、ピンク色は使い方に少し気を遣う。
湊晨侘助の近くにして、いっそピンクなコーナーとかにするとあまり気にならない。

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こっちのお色も処分苗だったけど、このときはもう少ししたような。
去年買って、野生のプリムラに近くて可愛いな、って思ったんだけど、
地植えで夏越ししたので気にっている品種、、処分苗なんて勿体ない!!

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その夏越ししたのは、、まだ蕾固し。
肥料もそこそこで密植するのでほんとに野生化している。。
とにかく暖地の庭では夏の温度と湿度に耐えられるかが重要で、
地植えでこんな風に殖えるプリムラってかなりありがたいんだけどなー。

さて、明日は庭に散乱した薔薇の枝やらを片付けまくるぞー!
(散らかしながら作業はしたくないけど、何しろ芽が動くまでの
時間との闘いなので、後でも済む作業は見捨てていくのである。)

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ものたち | Comments(0)
2018/12/20.Thu

シュトーレンを食べながら (絵瀬戸角皿、小箪笥、李朝燭台)

近ごろトイレ束子問題とか、生活臭溢れることばかり書いているので、
たまには骨董っぽいものを載せねば。。
(自分の傾向として、数年おきぐらいに何某かのテーマに没頭してしまうのだ。)

円くないお皿というのは、どうも使ってみたくなるものであるが、
それがまた土ものだったりすると、さらにときめいたりする。
瀬戸などはそんなに万能選手ではないようにも思うのだが、
例えばカンパーニュとかライ麦パンみたなごわっとしたやつなんか
いいかもなー、と滅多には食べないようなものを想像した。

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ということで、滅多には食べないシュトーレンを載せてみた♪
(ちょっとお皿が大きすぎる気もするが。。)

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控えめで嫌みのない菊が描かれている。
李朝の秋草もいいに違いないけれど、こんな菊もあんがいないんだよなぁ。
これは瀬戸だけど、この橙色は弥七田を思い出して嬉しい感じ。

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これもやっぱり花を飾る代わりに置いたりした。
いつものこの台は和室の隅っこに置いている小箪笥で、
なんということもないのだが、見かけてとても気に入ったもの。
(引き出しにどっさりお気に入りのお皿を入れてある。)

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実は手に入れたころは使うあてもなかったのであるが、
今は居心地のよい場所をみつけたようでゴキゲンにしている(たぶん)。

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木の燭台は李朝のものらしいのであるが、
この危うくバランスを保っている姿に、なんとはなしに置いているだけで和むのだ。
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