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2019/10/17.Thu

ニコイチのことと (プレスガラス覗き猪口)

手に入れてから密かに浮かれて、ずいぶん経つ気がする、、

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プレスガラスの小さな覗き、おいしそうなほんのり昔色。
ガラスに興味のない人から見ると、こんなものが?と思われるかもしれないが、うれしかったのだ。
硝子で覗き、というもの、ないと思うんだけどな。
まぁ、数がなければよいって訳じゃないけど、酒徒憧れの筒と言えなくもなく、
何よりプレスガラス好きにはこの塊感がゴキゲンなのだ。

それに何よりうれしかったのは・・・

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晩酌セットができちゃったことなのだ♪

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大きいほうを見つけた時もここ@に書いたが相当浮かれたんだけど、何しろたまたま遭遇したもので、
もうひとつあればなーとはちょびっと思った。
そういう、あるかもしれんけど追っかけるのは間違いのようなことって、
ちょっとだけ望んだらあとはもう忘れるが吉なのだ。

そんな訳で、忘れたころにこういう、ありそうでないものがあるSさんのお店
(Sさんのお店は正統派の骨董のよいものだけでなく、マニアゴコロを擽る、
あれっと思うものが密かに置いてある。)でこれを見つけたときはびっくりした。
もちろん、しっかりしたお値段ではあったが、Sさんの値付けは
ものがわかってつけるにしてはいつも良心的だと思う。
大きいほうを見つけたときはガラ扱いであったので、内心どきっとしつつも
平静を装ってしれっと買った意地悪い三毛庵であるが、
それは勉強しているほうへのふるものの神さまからのご褒美というものだ。
だからちゃんと払うべき時は払うのが世の掟である。

それにしても、硝子覗き猪口シリーズは何で貝文(しかも三面違う!)なのかな?

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という訳で、せっかくニコイチになったので、箱に入れてあげようとこの度思った。
この箱の入手というのもおかしな感じで、催事に来る箱屋さんに頼もうと思ったのん。
なのに当日慌てて現物を持っていくのを忘れ、しまったなぁ・・・とみるとこれがあった。
普通、ニコイチの箱など注文しかないのだけど、聞くと頼まれたものがサイズが違ったとの由、
合えばお買い得なのだという。
筒のサイズも確認していなかったのだが、タイミングよく出てきたのはこれでいい、ってことかなぁ、と思い持ち帰った。
実際のところ、上手に布を巻いて、高台を上にすれば収まっている?というナゾである。

結局、この筒たちはこうやってニコイチになりたかったのかなぁ。

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庭の花もそろそろ終盤で、ホトトギスが咲き始める。
ホトトギスも白いシモバシラも地味な花だけれど、秋に似つかわしい花である。

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勝手に育った糸薄が庭の一隅を素晴らしくしている。
(と思っているのはどうやら私だけのようであるが。。)
綺麗だな、と思うけれど、、いまだに全貌の掴めない台風の被害に何を言えばいいのだろう。
このような日常も決して当たり前ではない。
道端の草がきれいだとか、ご飯が美味しいというようなことを、
誰もが感じられる暮らしであってほしいと願う。
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2019/06/30.Sun

いつか忘れて了うまで (和ガラス籠目一輪挿し)

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梅雨の中咲く二番花は、たぶんよそ目には地味なのだろうけど、
咲くと喜ばしいのである。
多少ぼろっちくなった花でも、おしゃれなアレンジメントよりも綺麗に見える不思議(笑)。

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ガラスの籠目の花瓶、このような時代の、盃になる小さなコップだと評価が高いものである。
花瓶だと手が届くものが多く、また庭の花向けの小さいものが多いのもありがたい。
こういうガラスだと乳白が思い浮かぶが、半透明のグリーンである。
花を入れるとき、葉っぱのグリーンと被って難しいかな?ともちょっと悩んだ。


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でもこんな風に、ばら色のばらによく合うと思う。
ばらの葉っぱはところどころ疎らについているだけなので、
ガラスのグリーンと合わせてもさほど被らない。

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花瓶敷きも可愛い刺繍のデッドストック品。
どれも他愛のないものだけれど、他愛ない、ということはありふれたことではない。

ましてや、過去に生産されたものなど、もうそこに戻ることもない。
人もものも、いつの日か失われていくものだから、
その日その日を記憶にとどめておくほかない。
それもいつかは忘れてしまうにせよ。

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ものたち | Comments(0)
2019/05/29.Wed

花と出会い (万古焼掛花)

あんなに咲いた薔薇も、花がら摘みをしたり、切り戻したり。。
気がつけばお庭はまた緑色に染まっている。
いつの間にか主役は紫陽花に遷っていて、山アジサイ『白扇』や
柏葉アジサイのグリーンだった花はもう白く大きくなっている。

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渋い土のお色だったから、この季節の白いお花を頂いてくる。

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まだ咲き始めのホタルブクロを切るなど、三毛庵出血大サービスである。
いつもいうことだが、切るのは惜しく、勇気がいるのだ。
でも、入れ方がちょっとぐらいポンコツでも、そういう花はいつまでも見入ってしまう。

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花を切る決心をしたのは、ご縁があってSさんからにゃんこのばんこがやってきたから。
こちら@となんと、お揃いなのです♪
なんと出所は別々らしく、びっくり。
ちょっと欲どしくはないか?と一瞬躊躇ったが、のんちゃんがお揃いで
コレクションにしたら?と仰るので、ご縁と思い、ありがたく頂戴することに。

このごろずっと、お花のことばかり書いているから、
まるでふるものも花入を探しているみたいだけれど、決してそんなことはない。
ないけど、あ、、これ使ってみたいな、そう思うものがあるんだなー、そういう時って。
それは、このような珍品であったり、安物のビンであったり、いろいろだけれど、
何であれ、使ってみたいものが目の前に現れて、ドキッとする。
あんまりむつかしく考えないでいるほうが、なんだか出会いが愉しいのだ。

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二重咲のホタルブクロなど茶花といえるのかしらんけど、
清楚な『白扇』との組み合わせは、茶花然とし過ぎず佳い感じ。
ちょこっと毛羽だっているのもなんとも愛嬌がある。
ぎゅうぎゅうの庭でもへこたれずに咲くので、洋モノのカンパニュラよりありがたいかも。

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朝、勝手口を出ると、クリュタイムネストラが金色の蕊を見せて咲いている。
オーガストルッセルが伸びやかに咲くので、すこし空間を埋めてくれれば、
と、本当は来年に、と思っていたものを取り寄せたのだ。
思った通り、上手くスキマに調和した。
そして思った通り、大好きになった。
コーネリアよりもすこし大人しく、照葉の色合いも紅い新梢も可愛い花にお似合い。
お世話が楽しい三毛庵であるので花がら摘みもするのだけれど、
クリュタイムネストラは潔く散るので、ちょっとの間放任しても汚くならないおりこうさんである。

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盛期のオーガストルッセル、来期はもっとよくコラボしてくれるかな。
このふたつ、きっとお似合いの出会いのはずだ。
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2019/05/16.Thu

ドルシュキー夫人 (小鹿田焼大徳利)

奄美地方が梅雨に入り、天気図にも梅雨前線が張り出し始める。
昨日は今年はじめて庭で蚊取り線香を炊く。
季節がまたひとつ進むのかな、少し調子を崩した、、(分かりやすいな)。

どちらが先かと言えば、おそらく薔薇を植えたのが少し早かったのだろう。
大ぶりのこの瓶(徳利?)が届いたとき、こうしたいなと、自然に浮かんだ。

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大ぶりでゆったりと開き、真白なフラウ・カール・ドルシュキー。
こぼれるほど薔薇が咲きほこらなくてもいいのだけど、
家に帰ればあの薔薇が咲いている、そう思えるような薔薇だと思った。

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大苗を植えたのが少し遅いぐらいだったので、
今年はそれなりに咲いてくれれば十分だったが、
思ったよりもずっと佳い花が、けっこうたくさん咲いてくれて、
下のほうで咲いた端っこを頂戴することができた。

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大正はあるであろう、古い小鹿田焼もドルシュキーのように大らかで、
だからこういう風に入れたいと自然に思ったのだろう。
フラウ・カール・ドルシュキーは20世紀初め、1901年の作出だから、
この二つには、何か、同じ時代の香りがあるのかもしれない。
懐古とか、そういうことではなくて、こういう花ややきものが生まれる、
そのような文化について、今よりずっと、眩しい時代があったのだと思い至るのである。

それにしても、、佳い小鹿田が手に入って嬉しかったが、
年に一度、こうしてドルシュキーを入れられる、
それだけでも十二分に倖せな三毛庵である。

そして庭部。

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見ると幸せな気持ちになれる、ミセス・ジョン・レイン。
エントランス用なので、棘が少ない・繰り返し咲・香りがよい・きっと誰もが好き、
そういう合理的な理由を第一に選んだ品種。
でも、そんな腹黒い意図なんか気づかれないほど、ビューティフル!

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見たらこっちまで薔薇色に染まりそう♪
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2019/05/03.Fri

たぬきシステム3 (染付狸文印判皿)

ゴールデンウィークはありがたいことに仕事もお休みなのであるが、
一日だけt遠出をしたほかは、大半を家で過ごしている。
庭が忙しいのと、やりたいことがたくさんあるのとで、結構ご多忙なのだ。

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のんちゃんが、可愛い印判を連れ帰る。うほーたぬきさまではないか。

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こっちはちょっと、クマっぽい。。(おひげがないし!)
七草が描いてあるので、お月見をしているのかな?秋のお皿だ。
秋まで待っていられないので、近くのスーパーにお菓子を買いに行ったら、
ちょうどよい、小さなお団子のセットを発見!!

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なんと!誂えたようにちいさな花見団子と桜餅なのですよん♪
(たぬちゃんは、3.5寸ほどなので、そうするとお菓子の小ささが分かっていただけるかと。)

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まるでお団子が月になったみたいだなー。

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たぬきシステム3と命名したが、そういえば2はアップしてないなー。

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たぬきシステム1さまはいまはこんもりと茂ったお花の中にいる。
なんだかたぬきが続くなぁ、と思っていたら、朝早く、庭の裏をトコトコと、
ほんもののおタヌキさまが歩いていて目が合った。
(一応、普通に都市部なんですけどね。)

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お出かけしたとき、前回ここはお値段が安いなーって思っていた市場のお店で
ついついお花を買ってしまった。
クレマチスの『カイゼル』といって、このあと中心部が針のような細弁で開いていく豪華な品種。
車での移動が堪えたのか、部分的に立ち枯れが起こってしまい、ちょっと悔しい思いをしているが
たまにはこういう豪華なんもよいな。

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昨日までは気温の上昇も穏やかだったので、『ラ・フランス』は順番に蕾が開いている。
花弁が多く、開ききらなかったりすることもあるそうなので、今年は上々だ。
三毛庵のなかではハイブリッドティーの剣弁もやっぱり捨てがたいな、とちっちゃくマイブーム。
地植えの薔薇は、庭に合わせて自然な感じのものを中心にしているけれど。。
薔薇が咲き始めていて、令和の初日に白モッコウの一重が咲いた。
昨日は豪華なロゼット咲のガリカローズ『シャルルドミル』が開花。
これは大鉢に植えて、広がらない程度に剪定をしているのだが、
3年目の今年はびっくりするほどの蕾がついている。
昨日は草むしりに忙しかったので、今日はちょっと写真を撮りたいな。
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