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2019/02/10.Sun

連休中日 (ナゾの織部徳利とお雛様。)

今朝は晴れて、放射冷却なのかよく冷えた。
洗濯機を回してのんちゃんを誘い、近くのホームセンターをはしご。
日本水仙が好きなのだけど、去年ははじめ鉢に入れていたせいか、
今年は花を休んでしまったのね。
先日、芽出し球根があったので一つ買い、それでもう少しだけ買い足そうかなと。
昨日ぼーっと庭を眺めて、冬場だけは日が当たる隅っこに日本水仙がちょうどよいなと。。

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これはこの前買った芽出し球根のもの。
しばらく庭で咲かせて、満開になったので、切ってきた。球根太って欲しいしね。
寒い時期に合う、清らかな香りがする。

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水仙を二種挿す、というのは不自然と言えばそうなのだけど、
昔からある、品種不明のものが咲き始めたので一緒に。
庭ではやたら茫々になるので隅に追いやっているけど、
日本水仙とは違って、一種ではなく、何かに添えやすいようなタイプの花。

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庭で茫々でも、こんな品の佳い花なので、切ったほうが生きる感じ。

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ほんとは満開になる前に切ったほうが季節らしくてよいけれど、お庭でも見たかったしね。
原産は地中海沿岸で中国を経由して渡来したというけれど、
地中海や渡来ルートにも日本水仙は咲いているのだろうか?
花を植えていると、外来生物によるリスクということも思うけれど、
今はもう、すっかり「日本水仙」だものね、これは。(しかも球根には毒性もある。。)

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徳利はよろよろの輪線文の織部。きっと前にも載せているけど、よく水仙を入れる。
昔気軽なお値段で買ったもので、ちょっとどういうものかナゾだけど、とても好き。
お水を半分以上入れるとじわっと滲みるところがあるけどね(笑)。
 
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今年は早めに出してあげてよかった♪

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さて、今日は全力で庭仕事。つるばらとの闘いで傷だらけになる。
皮手袋をすると誘引した枝を結わえるのがやりにくいしなー。
ほんとはもっと吟味して誘引したいんだけど、週末ガーデナーなので納期優先。
なんだかんだ言ってホームセンターで余計な苗も買うので、その埋蔵も忙しい。

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サカタのガーデンプリムラがなんと処分品で50円♪
草っぽい庭なので、ピンク色は使い方に少し気を遣う。
湊晨侘助の近くにして、いっそピンクなコーナーとかにするとあまり気にならない。

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こっちのお色も処分苗だったけど、このときはもう少ししたような。
去年買って、野生のプリムラに近くて可愛いな、って思ったんだけど、
地植えで夏越ししたので気にっている品種、、処分苗なんて勿体ない!!

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その夏越ししたのは、、まだ蕾固し。
肥料もそこそこで密植するのでほんとに野生化している。。
とにかく暖地の庭では夏の温度と湿度に耐えられるかが重要で、
地植えでこんな風に殖えるプリムラってかなりありがたいんだけどなー。

さて、明日は庭に散乱した薔薇の枝やらを片付けまくるぞー!
(散らかしながら作業はしたくないけど、何しろ芽が動くまでの
時間との闘いなので、後でも済む作業は見捨てていくのである。)

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2018/11/26.Mon

花の全て (九谷庄三錦絵徳利)

野紺菊「夕映」がいつの間にか終わってしまい、
台風のせいで紅葉も綺麗とはいいがたく、もう庭には佳い花がない。
椿が咲き始めればよいのだけれど、まだ切れるほど育ってはいないし。

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花を飾っていた棚が寂しくなったので、旅先から連れ帰った徳利を置く。
特別に凝った手ではないので何となく眺めていたけど、ああこれ好きだな、って思ったもの。
九谷庄三であるが、本庄三なのか弟子筋なのかはちょっと自信はない。
プロじゃないのでえらそーには言えないが、写し物ではないだろう。

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この徳利の佳さは花が好きな人なら分かるかなぁ、って思うのだけれど。
ここには菊の全てが描かれている。
季節になって咲いた花、こと錦綾なす秋の花を見る、
儚くも鮮烈な一瞬を留めんとする、そういう筆に泣けて了うのである。
九谷庄三が黒を使ったはじめであるが、縁取りとか葉っぱの色とか、
この黒がなかったら、こんなにきゅんとはしないだろう。
こういう菊を描く人を三毛庵は信用する。

もうなんか、切なく去りゆく平成の秋なのであった。
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ものたち | Comments(0)
2017/10/07.Sat

「一汁一菜でよいという提案」(土井善晴著)

少し計り、緊張を強いられていた仕事が山を越え、
疲れが出た昨夜は、残り物のおかずを摘んで済ませた。
ゆっくり寝て回復を、と思ったけれど疲れすぎていたのか目が覚める。

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思い立って夜中というのにごそごそと薄めのお味噌汁を作る。
残っていた茄子を切り、玉子を落とし、青ネギを散らす。
出汁に使った小さめに切った昆布と煮干しもそのままいただく。
お味噌と出汁の滋養が染み渡る心地。
お椀は山中温泉で旅の記念に買った山中塗。
溜塗にのんちゃんのは黒、三毛庵のは朱の見込みである。

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先日の片づけで久しぶりにご対面の徳利
瀬戸として買ったものだが、京焼の茶筌徳利にも似ている。
(ほんとうはもう少し黄味のある色なのだが、上手く撮れない。)

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雀が描いてあるところがお気に入りだが・・・

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案山子と鳴子が表にはあって、実りの季節のものであることが分かる。
この時期、里のほうへドライブに行くと
文字通り黄金色の田んぼが拡がり、豊かでありがたい気持ちになる。
三毛庵の仕事が果たして世のためになっているかは知らねども、
世の仕事が回りまわってお米の収穫に繋がっていることを望む。

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決して読書家とはいえない三毛庵であるが、近ごろ読んだ
料理家の土井善晴さんの「一汁一菜でよい提案」という本、
これがとてもこころに沁みた。
(手に取って触れた感じ、目に映る色や質感も美しい本だ。)
派手ではないけれど質の良い器に盛られたふだんの食事の写真、
お膳を整えるお盆なんかの写真があって、
いやしい三毛庵は「ふだんの食事の料理本かな?」と思ったのであるが。

巷にはハウツーものの本があふれていて、いやそれ以外にも
暮らしを整えることの本もあふれていて、
忙しい今の時代の人は、これではいけない、
そう思うことがいかに多いのだろうかと想像させられるのであるが、
そういう人たちの善くあろうとして却ってそれがストレスとなっている事実に、
この本は小さな提案をし、何も無理をする必要はないのだと言っている。
一膳の御飯と一杯のお味噌汁に香の物でよいのだと、
おいしくできる日もあればそうでない日もあって、それでよいのだと。
ハウツーものはあまり得意ではなく、暮らしの本を眺めるのは好きだけれど、
こういうものを使ったらよかった、あるいはものを減らせばここちよい、
というような情報にあまりに踊らされるのも楽しくない三毛庵であるが、
この本はそういうものではない。
土井さんという方は、食べるということを通して、生き方そのものを
常に問い続けている方なのだと思う。
この本には文化というのはどういうことかが易しく書かれている。
あるいは生きるための哲学である。
あるいは信仰にも似たものである。
どうも力不足でこの感銘をお伝えすることができないのであるが、
ちょっと色々のことに自信がなくなったり、
善く生きようとしていろんな強迫観念がついて回って不安になったり、
そういう人はこの本にほっとし、励まされるのではないかと思う。
まぁでも、人それぞれ本にも出会いがあるから、
ほかの人が今この本を必要としているかといえばわからない。
ただ三毛庵は、時折この本のページをめくって、
ところどころを読むだけで、今日も無事に過ごせたことをありがたく思い、
明日も善き日となることを祈るのである。
自分のため、人のためにケの食事を日々作ること、
普通の人にとって、それが生きることであり、祈ることなのだ。

・・・因みにキッチンにオールドのバルーチを敷いちゃった三毛庵は、
自分にとって「食事を作る」という大切な場だから
美しいバルーチを敷いて良かったな、この本を読んで、そう思ったのであった。
(もちろん時折洋服用のブラシでブラッシングして、大切にしている。)
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2016/06/10.Fri

水辺の涼 (染付網手文面取徳利)

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実際のところ、大きめの盃なら一杯でお終い、というような寝酒であるので、
徳利はなくとも用は足りる。

でも何というのかな、、これもアテの一つみたいなものなのだ。
洗いものを増やしてでも、お気に入りアイテムを並べたい三毛庵なのである。

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盆上がちょこっとニギヤカになれば嬉しい、
例えばご飯時の飯茶碗のような、華を添える存在であればそれでよい。

だんだんと気温が上がってきて、ムシムシするような日も出てきたこの頃、
こんな水辺を想う文様など、アテにぴったりではないでせうか♪
(それに夏場の磁器は、扱い良い。)

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網手の染付と言えば、伸びやかな初期伊万里とか、
中期古伊万里の上手ものとかいろいろあるのだろうケド・・・
こちらの網は結構ざっくり(笑)。

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でも迷いのない仕事ぶり、それは轆轤の仕事も同様で、
今出来のフニャフニャのものよりかはずっとオトク感があると三毛庵は信じる。
(轆轤でひいて、どうするものか、叩いて九面に面取りしている。)

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まぁ、褒めたところでその程度のことではあるが、
こういうめっけもんをした日というのは、その日一日うれしいもので、
骨董というのは高くても安くても、時代があってもそれほどでなくても、
つまるところ主観の世界だな、と思うものである。
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2016/05/29.Sun

冷酒のころ (吹きガラス徳利)

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テキトーに撮ったのでは良さが伝わらないのは重々承知なのであるが、、
ふるい吹き硝子の徳利である。
薄くて細かな気泡やうねりがあって、実物は見ているだけでうっとりである。
でも見ているだけではない、是非とも冷酒に♪と連れ帰ったのだ。
これからの季節、さぞかし冷酒がおいしかろう。

盃も繊細な硝子を合わせてもよいのだが、
あぁ、きっとこれとあれはよい筈だ♪と密かにときめいたのは・・・

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じゃじゃーん、昨日の白磁の盃@とのコラボレーション。
三毛庵的にはとってもくすぐられる組み合わせなのであるが、
こういうのって個人的なことだから、どこかどうというのは説明できない。
でも、並べているといたく満ち足りた気分になる。

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徳利の高さ:約10cm)

という訳で、昨夜は盃の飲み心地をさっそくに確認。
小さめサイズの盃も、品よくいただくのには丁度良い気がする。

ちょびっとだけよそゆきの服をきたような、
ほどほどのお洒落感にゴキゲンなる三毛庵であった。
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