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2018/08/12.Sun

夜更けにだらだら (紙刷印判微塵に富士文変形皿)

台風14号の発生のせいなのか、午後からは正体不明になっていた三毛庵である。
ずっと忙しかったこともあり、ふるもののことも上手く考えられない日々が続いた。
でもそれは、忙しかったというより、自分の中でちいさな変化が起こっていたからのように思う。
結果的に何か好みが変わったかというとそんなこともないのだけれど、
三毛庵なかなかの小市民なので、自分のなかの詰まらないジョーシキの殻を破るのが大変なのだ。。

自分の中でなんとなく納得のいく答えが見つかってから、
特に欲どしくしている訳でもないのに、自分にとって面白いと思えるものがやってくるのはフシギである。
いったい、ふるものの神さまは、どうやってものの預かり主を決めるのであろう。

いろいろ書きたいことはあるのだけれど、画像もないし、夜中であるのでまたにする。
ひとつ気になっているのは、初代武腰善平のことで、この人は九谷庄三の高弟であるが、
善平も小野窯に参加していた?というのは史実としてあるのだろうか。
不勉強な三毛庵であるので、庄三には小野窯時代があるのは知っているものの、
善平がどうであったかは知らないのである。
でも、あぁこれってきっと善平だよなぁ、、って思うことがあって、益々この人を尊敬するのであった。


画像がないのはあまりに寂しいので、猛暑における手抜きメニューを。。
(本文とは全く関係がなくてスイマセン。)

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北海道の美味しい帆立、メバルのお造りと一緒に。

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紙刷り印判の微塵がよろしい。(雪景色?な富士山も涼しげだしね!)
使いやすいサイズで、変形なのもおかずを盛りあげてくれて重宝である。

今ではこのような雑器も作れないだろうなと思う。
今の時代じゃなきゃ作れない、100年後も大切にされるものってなんだろうな。
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2018/07/03.Tue

『南海之図』に寄せる (染付蓬莱山図楕円皿)

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花も咲き始めていた大苗を植えたので、一週間でオクラと万願寺とうがらしが成り始める。
採れたては艶やかで勿体ないほど綺麗。
苗も今のところさほど虫害もなく健康で、週末ガーデナーにはもってこいである。

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オーバルの染付のおは週末のみっけもん。
見た途端、おぉーっ、シュール!!
不染鉄の『南海之図』を思い出し、不染鉄ファンの三毛庵パクっと食いつくのである。
日月らしきものも描かれていて、おそらくは蓬莱山とか、そういう吉祥文様だろう。

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不染鉄の『南海之図』は心象風景でもあり、宗教画でもあると思う。
こちらのおは、ぷぷっと笑ってしまうよなお茶目な絵付ではあるけれども、
中々秀逸であると思う。
蓬莱山をこんなに力強く描くなんてこと、今の人にはできないものね。

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裏返すと分かるけれども、新しくはないけれどそんなに時代のあるものでもない。
せいぜいいっても明治ぐらいまでの瀬戸なのか伊万里系なのか・・・。
江戸期のものはやはりものとしてのクオリティが高く、美しいものが多いけれど、
もう今は時代よりも個々のものとして魅力があれば評価される時代である。
地震のあとにも懲りずこういうものを手に入れる三毛庵なのだが、
でもそうやって誰かが拾い上げることで、うつくしいものは後の世に遺るのであるからして。

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オーバルのおって、使っても愉しい。
茹でたオクラとトマト(こちらはスーパーのものだが)を切って入れただけだけど、
家で食べるごはんはこれだけでご馳走なのである。

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そろそろベリー類が採れ始めている。
地植え2年目のブルーベリーの実はかなり充実してきた。
今年ホームセンターで実付きの苗を買った分は鉢植えで、鈴なりだけれど
さすがに実はあまり大きくない。
2年目にしてついに収穫が始まったブラックベリーは「トリプルクラウン」という
トゲなし大実で美味しいということで取り寄せたものである。
多少種はあるものの、食味はたしかによろしい。
今年はかき氷器を買ったので、削ってフルーツソースをかけて
庭のベリーをごろごろ投入、お手軽デザートの完成である!
家電類は場所を食うので慎重に買う三毛庵であるが、ホームベーカリーと
電動かき氷器は買ってよかったなと思う。
逆に炊飯器はハリオの土鍋で事足りているので、
すごい高級な品種とかいろいろ出ているけれど、今のところ興味がわかない。

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こちらはたねやの夏ミカン&シークァーサーあんみつ、
高級であるがたいへんに美味しくいただいた。

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もうそろそろ花も終わりであるが、黄色のオリエンタルリリーも2年目の開花。
たぶん『コンカドール』じゃないかなーっておもうけど、お買い得球根セットに入っていた。
園芸品種だけど、品があって佳い花だと思う。

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オグラセンノウが草むらで咲いて、先日の大風でイトススキやアガパンサスと
入り混じっている。
この甘いピンク色は園芸種の植物にもなかなかない色で、緑に混じって
ぽつぽつと咲く様子がとてもお気に入りの三毛庵である。
ふだんあんまりピンク系のお色って使わないんだけど。
うっすら映る青いお花はアガパンサスで、昔ホームセンターで求めた
品種不明のものなんだけど、アガパンサスにしてはコンパクトで草姿もたおやか、
花付きもよくて気に入っていた。
仮住まいのあいだもどうにか持ち越したのだけれど、今年ようやく本調子になってうれしい。

夏のお庭はダイナミックに咲くものはさほどなく、まぁ草茫々、って感じだがそれもまた佳し。
あとはのんちゃんが植えた朝顔が育ってくれるのが楽しみである。

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2018/06/25.Mon

マサル (庭の石像)

エアコンの空調機の前にうさぎシステム@を作ったときに思ったのは
何かお庭に、ひっそりと芯になるよなものが欲しいなぁ、ということ。
日本人なら小さめの五輪塔など渋く置くのもよかろうけれど、
そういう感じのお庭でもないしなぁ・・・と思っていた。

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そんなときに出会ったのがマサル。
ちょうどザギトワ選手に秋田犬のマサルが贈呈されたころのことである。
庭の奥まったところ、葉陰に鎮座いただいた。

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マサルは正しくは「神猿」と書き、おおもとは日吉大社の神さまのお使いである。
比叡山の山の神であったのだろう。
山王信仰とともに全国に拡散したもので、この石猿もそういうもののひとつらしい。
「魔が去る」ということで方位を護っていることも多いようだ。
山の神さまだから、きっとお庭の草木も守ってくれるに違いない。
庭仕事をしながら、ときどきマサルのほうへ目をやると、気持ちよさげに鎮座している。

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日光キスゲ(ゼンテイカ)の2番花が咲いた。
1番花は平日に咲き、開きかけたところで仕事に出たので、
こんどは休日に咲いてくれて嬉しい。(1日花である。)
「日光」と名の付くようなものが関西で育つのかナゾであるが、
近所の路地でキスゲらしき花が咲いているのを見て、育ててみようと思ったのだ。
取り寄せた苗が立派であったので、ひとまず今年は咲いてくれた。
一日しか咲かないのでは、庭での費用対効果が小さいようであるが、
いろんな色・形の葉っぱの草々を植えているので、たまに花がぽつんと咲くのもよいものだ。
北海道には似たようなものでエゾカンゾウというのがあって、
小さいころには家の近くの原っぱにも咲いていて、摘んで帰ったことを思い出す。

野菜を植えるようなスペースはなく、また虫に弱そう、という先入観もあり、
週末ガーデナーの三毛庵はあまり植えようとは思わないのだが、
オクラの大苗があったので、試しに買ってみることにした。
オクラは花が可愛いし、葉っぱの形も個性があるからね。
何より、ちょっと高さが欲しいなぁ、と思っているところがあって、
オクラなら夏中成長するかな、って思ったのん。

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オクラ「ピークファイブ」・・・全くもって狭苦しいところに植えたけど、ちょっとは収穫できるかな?

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万願寺も買ってみた。
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2018/05/29.Tue

美味しい葉っぱ (備前葉形向付)

朝早くに目覚めてしまった。
布団の中でうだうだしてもしょうがないので、起きて庭に出る。
気になっていたタマアジサイの苗のところに行くと、
やっぱりまだ毛虫がいて、美味しそうに葉っぱをかじっていたので国外追放。
(シロヒトリの幼虫?)
個人的に幼虫系は激しくニガテなのだが、
葉っぱを美味しそうに食べる姿はいじらしいと思う。

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マルバクチナシがたくさん咲いた。
樹はそんなに面白くないけれど、つぼみや花の姿は面白く、
香りもあって実は有用、スペースがあればひとつぐらいあっていいと思う。
・・・ただこれもムシがなぁ。。ありえなくデカいの、オオスカシバかな?
あれはムリです。。時々花を育てているのか虫を育てているのか分らんくなる。
ムシ画像は出さないので、もう少しムシの話を、、。
6月に要注意なのはイラガとチャドクガの幼虫である。彼らには毒があるので見つけ次第処分。
卵を産み付けられた葉っぱから拡散する前に逮捕することが重要だ。
でも、個人的にどうしても許せない感じがするはチュウレンジバチの幼虫。
デカくもなく、どうってことない気がするけれど、イヤなのです。
つる薔薇の新梢に発生するのが忌々しい感じ。

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ヤマアジサイの白扇はたわわに咲いて、病害虫知らずでいいなぁ♪

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クレマチスのプリンセス・ケイト、コハウチワカエデのほうに伝っていって可愛い。
クレマチスも基本的に丈夫でいいんだけど、
週末ガーデナーだと、なかなか誘引をするお暇がなく、
だいたいあらぬところで咲いてしまうのがザンネンなところである。

そろそろ梅雨で、蚊も増えるし、暖地では庭仕事はシーズンオフ。
秋まではひたすら水遣り、ムシや雑草との闘いに明け暮れるのみである。

葉っぱというのは古来食器であったりしたわけだが、
葉型のお皿というのがあって、これはなかなか愛らしい分野である。
古染の写しなのか、魯山人とかも作っている。

あーこれ、使ってみたいなぁ♪っておもったもの。

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備前の煎餅皿などは素朴で好きだが、こんな向付は初めて見たなー♪
魯山人より気安いけれど、もっと時代があって飾らない感じがよい。
発色が、ミルクチョコレート風のとも少しビターなのがありまする。

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早く使いたくて、市場でお昼ご飯のお寿司と大根漬けを買った日、
早速大根を入れてみた。

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白いもの、美味しそうだなーって思って、豆乳にはいった汲出し豆腐を。
スーパーのお豆腐が、高級料亭風に!

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お菓子を入れたらどうなるかなー、って芥子餅まで投入。
(ここまでやるか。。)

こういう使い勝手は、なかなかありそうでないと思われる。
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2018/04/16.Mon

えほんのはな (九谷色絵花文小皿)

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市内で市があったので、ぶらっと覗きに行く。
骨董というより、レトロの市。
なので、骨董っぽいものはほとんどないのだけれど、、、。

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こんな可笑しなお皿をお土産にお持ち帰り。
うーん、ユルい。
でもなんだか、絵本の世界にでも紛れ込んだみたいで、
春にのほほんと眺めるのは悪くない気分。
「一体どうしたらこんなものが出来たんだろ。」とまじまじと眺めていたら、
後ろから知らないおぢさんが、「古九谷だったらいいんだけどなあ。」と、
ナゾの発言をされるのであった。
いや、誰もそんなこと思わないと思うケド・・・。

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こんなカンジと、

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こんなカンジ。なかなかの絵ごころのような。。
ちょっと洋風で、クッキーなんかのほうが似合うかもなぁ♪

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でも裏を返すと意外とまとも。
簡略化されているとはいえ明治期以降の普通の九谷のようである。
(古九谷以外は人にあらず、みたいな人は関心はなかろうが。)
ごくごくお安かったこともあり、なかなか気に入ってるんだけどなぁ♪

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土曜日は北陸方面にお出かけをし、少し遅くなったので
晩ご飯に焼き鯖寿司を買ってきた。
なので、久しぶりに晩酌♪山代温泉の湯玉子もつけて。

おまけ↓先週は筍を買いに。。

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去年山椒のチビ苗を植えて、運良く根付いたので
今年は自家製の木の芽を筍ご飯に添えた!!
山椒を自給するという野望が叶った三毛庵である。
今年も揚羽にやられないように気をつけよう。
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