2017/03/24.Fri

薄明薄暮 (伏見人形・兎)

薄明目が覚め、布団の中でぼーっとしていたけれど、
どうやら二度寝しそうにもないので、ごそごそ起き出す。
あんなに明けるのが遅かったのが噓のように、朝が早くなってきた。
仮暮らし時代の夏、どういう訳か目覚めが早く、
よく台湾茶など飲んでいたことを思い出し、中国の白茶など淹れてみた。
早く起きるときっとお昼ご飯を食べたころにとても眠くなるだろうな、
とは思うけれど、どこかで帳尻が合うようにはなっているものだし、
早起きはもうけもん、と思うのであった。

明るくなった部屋を見まわして、目に留まった兎。

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お買い得でもなかったそうであるが、書棚の下に鎮座するお姿を
みていると、佳いお買い物であると思う。
お買い得でも要らないものは要らないし、お買い得だからこそ
ちょっと持ってみたい、というようなものもあるけれど。。
そういえば、テレビで兎は朝夕の薄明薄暮に活動するのだと言っていた。

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どすっとして、足先もりっぱな、ゆたかな兎さんである。

新しいお家も着々と!?ふるものの巣と化している様な気もするが、
何といえばよいか、気になったものと暮らすということで、
何か知りたいことに近づけるように思うので、同じ場所にとどまることができない。
「知りたいこと」とは何なのかも、あまり自覚できていないけれど。。
(哲学者であったなら、脳内だけで思索できるのかもしれないが、
三毛庵は目に見えるものを介して、ようやく考える糸口に辿り着ける気がする、
不自由なものだ。)

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明るくなってきたお庭を確認。
何をどこに植えたか、咲くまで確認できない水仙(笑)。
(根元の雑草みたいのは、いちおうノコンギクだったはず、抜かないようにしないと!)

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咲いてもいない水仙を撮ったところで、ネギ坊主みたいなものだが、
咲く前の、こんな姿の頃が実は期待で嬉しさMaxな三毛庵である。

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貝母がもう咲きそうである。
貝母はクロモジの根元がいいかな、と思って植えたけれど、
クロモジの芽はだいぶん膨らんで、春らしい組み合わせで満足している。
同じ落葉樹なのにアオダモはまだ全然芽が動く様子もなく、おもしろいものだ。
アオダモは移植の時にもうほとんど葉を落としていたので、
芽吹くのがとても楽しみなのである。

あぁ、若葉とか新緑とか、楽しみだなぁ・・・季節が過ぎていくのは惜しいけれど。
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2017/03/10.Fri

もの思ふ春 (雛道具色絵輪花豆皿)

朝の冷え込みはまだ厳しいけれど、日差しはずいぶんと強い。
忙しい朝の合間を縫って庭を見回っていると、植えておいたヤブコウジが
掘り起こされていた。
驚いて見るとその下にぽっかりと穴、そういえばそこにユリを植えていたのだった。
掻いたような穴で、カラスではない、猫だって地中のユリなど興味はなかろう。
百合根を嗅ぎつけたのはイタチだろうか?
(いちおう都市部なのだがイタチを見かける。
イタチは基本動物たんぱくを好むらしいが、植物性のものもたまに食するようである。)
咲かなかったユリを思うと残念だけれど、三毛庵の居ぬ間に
お庭を散策するものを想像するのはちょこっと愉しい。
イタチ殿?は三毛庵のお庭をお気に召したのであろうか。

さて、春であるからか何とはなしにこころがざわつき始める三毛庵である。
まだお仕事はできているので、撃沈には至っていない。
ガマガエルみたいに不調とにらめっこしだすと辛いので、
なんとか気をそらそうとしてみるのだが、どうなることやら。。

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春の市に咲いてた雛道具の桜・・・いや、ここは桃かな?
何か、女子に生まれたことを嬉しく思ふお道具である。
こういうものを見たら、男子は女子が羨ましかったりするのかな?
まぁ三毛庵は男子であってもものを集めている気はするが。。

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先日のちび段重@と並べてみたりして、ちょこっとこころが晴れる。
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2017/03/03.Fri

女子力↑ (珉平焼色絵小段重)

本日は女子の日、桃の節句雛祭であった。
お国は女性の活用とかいう前に、3月3日を祝日にしてほしいものだな~。
いくら5月5日を「こどもの日」などと言ってみたところで、
歴史的には男子の日ですからね!
雛祭りにはお友達を呼び、お雛様とご馳走をいただきたいであるぞ♪
世のお父様たちも愛娘のお祝いぐらい、家でしたいだろー。
(かくいう三毛庵も仕事に明け暮れた一日であった。。)

というわけで桃の節句にかこつけて、
女子のための骨董をせっせと手に入れた三毛庵、
味気ないこの日の終わりに、それらを並べて悦に入るのであった。

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このちっちゃい器に雛あられをいれて、お客様に出すのであるぞよ(妄想)。

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(径7.5 × 高さ9.5cm)

じゃじゃーん、積み上げるとちび段重!
しかもこのお色は花見団子のお色ではないか!実に旨そうなのである♪
これね、その上珉平なのですよん(淡陶というべきなのかな)。
もうそれだけで、舞い上がる三毛庵である。

可愛いなぁ、持っているだけで女子力アップ間違いなし!!
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2017/03/01.Wed

花咲く弥生 (色絵牡丹枝垂桜文替茶器)

弥生、三月、この頃になると前の庭にあった暖地性のさくらんぼの
花が咲いたものだ。
丈夫な木だと思っていたが、義父が亡くなった翌春咲き、そして枯れた。
結果的にほかの木々も翌年の取り壊しで失ったのであるが、
今でもあのさくらんぼはどうして枯れたのだろう、と思う。

あとひと月もすると、そこここで桜が満開になるのだなぁ、とぼんやり思う。
陽ざしはずいぶん強くなってきたけれど、朝夕の冷え込みは強く、
満開の桜を想像することができない。

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定番の牡丹に、もう片側は柳かな?と思ってみると枝垂桜のようである。

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枝垂桜のほうだけを見ると、根元に蘭の花が咲く可憐な風景である。

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(径6.7 × 高さ6.7cm)

百花王、牡丹のほうだけみると、なるほど豪勢である。

ベロ藍からして、明治ぐらいの伊万里(有田というべきか)と思われるが、
朱や翠色を効果的に配した、なかなかに賢いものである。
明治ものはベロ藍で品がない云々、というくだりをみかけることがあるが、
この替茶器などは、ベロ藍の艶やかさを引き立てるために
朱や翠を配したのではないかと思うほどで、固定観念は捨てるべきだなぁ、と思う。
骨董の知識がついてくると、その辺りが却って鈍くなってくるようで、
見慣れないものを見たときも、きれいだなぁ♪と素直に反応できるよう、
日ごろから心しておきたいものである。

それにしても、替茶器自体見かけないというのもあるけれど、
この絵付けのセンスには、すっかり舌を巻いてしまうのであった。

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裏には可愛らしい渦福が。
渦福とはいえやっぱり明治かな。

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蕾買いしたヘレボラス・クロアチカスが咲いた。
可愛らしい咲き方でひと安心。
でも昔から持っているクロアチカスとはずいぶん雰囲気が違うなぁ。。

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これはヘレボラス・ムルチフィダスだった、、はず。札がなくなってしまい。。

ぽつりぽつりと花咲く弥生である。
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2017/01/14.Sat

冬の庭 (九谷色絵雀文鉢)

洗濯をしながら・・・普通ならお掃除でもするものであろうが、
美味しいお茶をいれて朝からブログを書く三毛庵である。

この冬いちばんの寒波到来で、日本海側は大雪の様子であるが、
太平洋側は澄み渡る冬晴れである。
まだまだ「もどき」なお庭であるが、ブログを書き乍ら窓の外を眺めると
白青い幹のアオダモの前、コハウチワカエデの新枝が紅くて綺麗である。
選んだ樹の配置は、庭屋さんにお任せしたのだが、
日当たりの加減や家の窓からの眺めなどを考えて決めてくれた。
樹のことを十二分に知り尽くした、惚れ惚れするプロのお仕事である。

先日、庭を見回っていたところ、義父の遺したしょぼいしだれ梅の短枝に
イナゴが刺さっていてびっくりした。
百舌の早贄である。
今朝も見に行ったがそのままで、百舌は食べにくる様子はない。
葉の落ちる冬は鳥の様子も見やすく、また2月には恋の季節となり
活動も益々活発で、それはひとつの愉しみである。
チビ庭でも小鳥が来てくれるようになるとよいのだけれども。

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(径:約24cm)

菊が描いてあるので季節は秋なのだろうけれども、
こんな冬晴れの日に似つかわしい雀のをのんちゃんが手に入れた。
(近ごろ三毛庵ものんちゃんも、大きいふるものに対する警戒心が薄れていて
困ったことである。先日ものんちゃんが大ものをゲットし、焦る三毛庵である。
決して収納が潤沢になった訳でもないのだが、あれは収納できるのであろうか。。
でも、そういうものをその辺にころがして、眺めるともなく眺めるのはなかなかに愉しい。)

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こんな愛らしく装飾されていると、
昔の人も雀との暮らしを愉しんだのだなぁ・・・と思うのである。

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人も小鳥もつがいは仲睦ましく・・・というような図柄だ。

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裏のチビチビ庭(正:植栽枡)にひっそり植えた有楽が開花した。
やっぱり有楽にしてよかったな。
侘助というのも好いし、色が他にない、仄かな青みのピンクというのも好い。
ミニマムに華やかである。

(庭の記録↓)
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