2016/11/07.Mon

台所の隅っこで (珉平焼塩壺ほか)

体調が万全ではないので早めに帰宅する。
「この書類を分別して」とのんちゃんに言われているダンボがあるのだが、
気分のいい時でないとシュレッダーの音は聞く気になれない。
代わりに出迎えてくれるのは柱時計氏のコチコチ音。
アナログな機械って、人生の佳きパートナーって感じがする。
ことにこの時計、ずっと昔からこの家にいたかのように馴染んでいる♪
三毛庵は、正時に鳴る音を楽しみにし、またその度に
そろそろお茶でも、そろそろ寝る支度でも・・・と一時が過ぎたことを思いやる。

美味しい紅茶を飲みながら時計の音を聞くのだ、と台所に立つ。
料理は好きなほうの家事であるが、自分が食べたいものを食べられる、
といういやしい根性からである。
新しいキッチンでは凝ろうとか、そういうのんはあんまりないのだが、
ゴキゲンに料理をしたいとは思うので、嫌いなものはちょっとずつ排除した。

IMG_1595.jpg

とある一角、凝った料理は滅多にしないので、割とあっさり。。
ティーポットは佐渡島の無妙異焼のもので、二人分入るのだが、
珈琲を淹れるお湯の温度調節に毎朝使うもの。

IMG_1598.jpg

三毛庵お気に入りの珉平(淡陶)の塩壺である。
味付けは塩胡椒しか芸のない三毛庵、
100均で調味料入れを買おうとしてふと思った、「お砂糖そんなに使わないなぁ。」って。
だったら下処理も含めてよく使うお塩だけ、素晴らしい壺に入れてはどうなのか?
それで気になっていたこの壺を、手を入れて塩を撮めるサイズか確認の上お買い上げ。
使うには多少気を遣うけれど、そのほうが暮らしが雑にならずによい気がするし、
気を遣う以上にゴキゲンになれる。

IMG_1597.jpg

こちらの可愛いトリコロールの調味料入れは「東陶」のもの。
(そういえばキッチンはTOTOである。)
昔買って、いつかこんなのを使う暮らしをするのだ、と妄想したものであるが、
実現に至った今、まだ中身を何にするかは決めかねている。
見た目重視で買ったものであるので、勝手はさほどよくはない訳で、
可愛いので眺めているだけで満足している。

IMG_1599.jpg

これは以前東京で見つけた@たぶん淡陶の海綿入れ?
前々から何かに使いたかったのが、格好のキッチン用品に!
そう、これに輪ゴムを入れるのである♪
輪ゴムって要るときは結構あるんだけれど、なんとなくお見苦しくなるのねぇ。。
その悩みが一挙解決!見た目も可愛く、輪ゴムも愉しく使えるのであーる。

まだ、じゃあお砂糖はどうするのか(今のところ小鹿田で買ったうるか壺が有力候補)とか、
さすがに胡椒を移すのは危険か?(ガラス製の候補はあるので迷ってはいる。)とか、
片栗粉は少量分だけ可愛い硝子の壺に入れようか、など妄想は尽きないのであるが、
あんまり急いても宜しくないので、ぼちぼち勝手を見ながら手を加える算段である。
スポンサーサイト
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2016/08/24.Wed

熱帯夜が明け (プレスガラスティーカップ)

今年は晩夏になっての暑さが厳しい。台風もわんさかおるし。。
そのせいか、お盆を過ぎてからの熱帯夜がなかなかに堪えるのである。
あまり冷やすのは好きではないが一晩エアコンつけっ放し、
それでも寝汗をかくのか、朝方のどが渇いて目が覚めてしまう。

IMG_1432.jpg

硝子でカップ、というとついついうれしくなって連れ帰ってしまうのだが、
何に使おうかな~と思ったりしていた。(お酒はなんか違う気がする。)
普通のソーダ硝子の耐熱温度差は80℃らしいので、
常温下で熱湯ではないお茶を淹れるならば大丈夫かなとも思うけれど、
ふるいものはやっぱりこわい。

IMG_1433.jpg

で、近ごろの熱帯夜が明けた朝、これで冷茶をいただくことを思いついた。
(朝方から何やってんだ、って感じだが、平素泥臭く仕事に埋没しているので、
朝方は是非にも優雅に茶を喫するのである。)

IMG_1434.jpg

香り立つジャスミンティーの冷茶を注いで、これで飲むと
喉の渇きもこころの渇きもスーッと引いてゆく。
すきな茶器で一杯のお茶を飲むだけの自分の時間があれば、
そこそこの満足を得る三毛庵である。

それにしても、朝に飲むお茶をいろいろと試しているのだが、
すーっと体に滲みわたっていく気がするものとそうでもないのがある気がする。
寝汗をかいた後だから、ミネラルの量が違ったりするのを感じるのかもしれない。
そこそこのお値段のお茶でも、なんかちょっと違うな~っていうのも中にはある。
でも、当たりのお茶を飲むとからだの細胞が覚醒するような心地。
その昔、栄西上人や明恵上人が中国からの伝来のお茶をお寺の修行の場に持ち込んだ頃、
当時のお茶は、きっとこういうものであったのだろうなー、などと早朝思う三毛庵である。

 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2015/09/07.Mon

摘み草の (色絵印判捻子梅文煎茶碗)

日の暮れも早くなった。
水出し冷茶を作りながら、そろそろ冷たいのも仕舞いだなぁ・・・と。
少し上等な茶葉を用いて時間をかけて水出しした緑茶を、
小さ目のコップですいっと飲むのが美味しい。
麦茶なんかをぐびぐびっと飲むのとはまた違った風に渇きが癒される。
普段は薄い硝子のすとんとしたコップ、値段もないようなもの。

IMG_0034.jpg

暑い盛りに気晴らしに出掛けて見つけた小さな碗。
掌にすっぽり収まる形と、キッチュなスタンプっぽい印判が目に留まる。

IMG_0032.jpg

ちっちゃいのんが1,2,3・・・全部で6コ。
数が揃うとキッチュさにも磨きがかかってうれしくなる。
骨董のはしくれにも引っかからないようなヤツであるが、
むしろそういう箔のなさにほっとするような。。
誰が見ても時代があって美しいようなものはもちろんいいのだけれど、
こういうものを見つけるのは、道端に生える小さな草々を
気の向くままに摘むような、そういう心地がするものだ。
摘み草は、誰かに見せびらかすようなものでもない。
だけどちょこっと自慢♪
6コまとめて頂戴するよりほかない可愛いお値段であったけれど、
それでもこれはこじゃれたガラスケースの中に誇らしく並んでた。
まるで売る方まで「佳いものっていうのはお値段じゃないんだよ。」
と言っているようでなんだか可笑しかったけれど、
実際、売る方もちょこっと自慢であったのか?
元々どういうものかは知らないけれど、
いつもは硝子で飲む冷茶、これですいっと飲んでみたいと思う。

IMG_0028.jpg
(径6.5× 高さ5cm)

先日のプレスガラス@、茶托にしたらいい感じに。
相変わらず可愛く撮れないのが申し訳ない三毛庵であった。
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2015/05/28.Thu

パン屑を拾いながら (ウラン型ガラスコップ)

近ごろ何やらフラットというかニュートラルな三毛庵である。
で、、何かちょっとしたターニングポイントなのかも、
とうっすらと、漠然した思いを抱いている。
根拠なんかないのだけれどね。
おかしいなー相変わらず物欲まみれに過ごしているのに、
ちっちゃく階段をひとつ上ったような気がしてる、どうしてかな。

その階段は、決して骨董修行の階段などではないのだけれど、
ところどころにふるいものが落ちていて、
「わぁきれい!」って思わず手を伸ばして拾っては進んでいくうちに、
気づいたら一段上っていた感じ。
でも下から見ても、階段の先に何があるのかは見えなくて、
ただ三毛庵は落ちているものを見つけては、拾っている。

P1200233.jpg

蛍の季節が近づいてきた。
初めて見たとき、感動したのに光の色を覚えていなかった、
ザンネンな三毛庵であった。。

ウランガラスの光はちょっと蛍の光に似ているかも♪
このコップ、初めて見たとき連れ帰りそびれたのに、
のんちゃんにご縁があったようで、三毛庵宅にやってきたものである。

P1200232.jpg

ウランガラスはつるりとしたものが多いけれど、
これはまだすこし発展途上なところが好もしい。

炭酸を飲むコップには事欠かない三毛庵宅である。
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2015/03/19.Thu

・・・っぽい民芸 (スリップウェア茶入)

P1190818.jpg

あるようでなさげなものに目が留まり、連れ帰ってみた。
またも猫に小判な三毛庵である・・・茶入使わないっ(笑)。
だけど、お茶をする人の目には留まらなかったようなので、いいことにしよ。
ミルクチョコ色の土(本来もう少し明るい色の様子)はどこのものかなぁ。。

P1190817.jpg
(径5.5 × 高さ6cm)

ちびスリップウェアな姿がバーナード・リーチ「風」なので、山陰辺り、
例えば布志名焼とか、そういうものかなぁ・・・などと思ったけれど、
土見て産地が分かるほど、三毛庵通ではありませぬ。
リーチに近く、そこそこ時代はあるかも、なぁんて妄想もしてみるが。
民芸の作家ではリーチが好きなのである。
なぜって、それは可愛いから♪
リーチには日本人のこころが分かるのかしらん、といつも思う。

という訳で、「風」なものにほいほい手を出す三毛庵であるが、
これだって、丹波布なんぞで民芸チックに仕覆を着せたら、
結構可愛くなるんじゃないかなぁ、とまたも親馬鹿に思っているのだが。。

P1190941.jpg

オマケのおやつ画像、気取らないおやつにはプレス皿よし♪
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
 | HOME | Next »