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2015/03/19.Thu

・・・っぽい民芸 (スリップウェア茶入)

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あるようでなさげなものに目が留まり、連れ帰ってみた。
またも猫に小判な三毛庵である・・・茶入使わないっ(笑)。
だけど、お茶をする人の目には留まらなかったようなので、いいことにしよ。
ミルクチョコ色の土(本来もう少し明るい色の様子)はどこのものかなぁ。。

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(径5.5 × 高さ6cm)

ちびスリップウェアな姿がバーナード・リーチ「風」なので、山陰辺り、
例えば布志名焼とか、そういうものかなぁ・・・などと思ったけれど、
土見て産地が分かるほど、三毛庵通ではありませぬ。
リーチに近く、そこそこ時代はあるかも、なぁんて妄想もしてみるが。
民芸の作家ではリーチが好きなのである。
なぜって、それは可愛いから♪
リーチには日本人のこころが分かるのかしらん、といつも思う。

という訳で、「風」なものにほいほい手を出す三毛庵であるが、
これだって、丹波布なんぞで民芸チックに仕覆を着せたら、
結構可愛くなるんじゃないかなぁ、とまたも親馬鹿に思っているのだが。。

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オマケのおやつ画像、気取らないおやつにはプレス皿よし♪
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ものたち | Comments(0)
2015/02/22.Sun

 ふるもの散歩(吹きガラスコップほか)

ふるもの好きの皆様は、周囲にその話をいたしますでしょうか?
三毛庵は面倒なのでいたしません。
なんでも鑑定団のおかげで、骨董などというものがお茶の間に
浸透したということはあるけれども、お蔭様で
「怪しげなもの」「金の匂いのするもの」というような、
ワイドショー的関心を示す人なんかもいたりして、面倒だなと思うのである。
お金を使わない趣味なんて、実際には世間にはそれほどないのだが、
例えば本を買うことは「無駄遣い」と言われなくても、
なくても用は足りる皿を買うことは「無駄遣い」と言われるのである。
それとか、、ちょっとなら分かるけどねぇ・・・としたり顔で言うのとか。
(そんなんに限って、生きるにはさほど必要があるとは思われない
「スィーツ」なんぞを頬張りながら言うのである。)
別にいいやん、無駄遣い!!
「欲しがりません、勝つまでは。」などと言うような世の中は御免である。
ま、三毛庵の場合、のんちゃんを含め少数のふるもの友達がいるし、
お店の人とお話しして、ここで好きなこと書いていれば満足である。

でも、本を一冊とか、映画を一本・・・そんなぐらいでも
十分にふるものと遊べるんだけどなぁ、なんてことなど
ちょこっと言ってみたいときもある。
(思うところもあり、ここではあんまり金額の話はしないのだが、
こういうこともできるんだよ、というのを少し書いてみる。)

この日の三毛庵、のんちゃんとあれこれ物色したけれども、
総額1,000円以下でこんなものが買えた。

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(高さ9cm)

昭和の初め頃の吹きガラスコップ
驚くほど薄くて軽いのに繊細なカットも施されていて、
よく冷えたビールを飲むには、これがないと始まらない。
1客しかないと、ありがたいお値段がついていることがあり、
そんなときは捕獲するチャンスである。

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(径8cm)

のんちゃんがガラの中から発掘した昭和のガラスコースター。
これも1個ではねぇ・・・ということになるのであろうが、
金魚藻つきの金魚文は、骨董散歩のめっけもんである。

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(径5.6cm/高さ4.5cm)

特に珍しくもないのだろうが、小ささ故に愛らしかった
明治あたりの伊万里の印判、微塵唐草の覗き猪口。
(見込みの松竹梅など、もはや点々でしかないような(笑))
せめて二客あったらなぁ・・・とは思いながら、
掌に収まる小ささに、何かに使ってあげたいなぁ、と欲を出す。

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これは明らかに用無しだ!と最高級に思ったもの。
(これって、何ていうものでしょうか?)
白木の綺麗な造りの曲げ物で、ガラに埋もれて汚れかけていたので、
堪えきれずに保護してしまった。。

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「人参か?」とのんちゃんに言われたのは、亀さんですぞ~。
ほれ、鶴亀と周囲は松竹梅の、とってもお目出度いもの。
簡単に描いているようだけれども、佳い絵だと思う。

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(径21.5cm/高さ5.5cm)

お雛様のお菓子など、お供えするのにいいかもなぁ・・・。
たまさか僅かばかりでお譲りいただいたが、
拙宅では申し訳ないような、愛らしいお品である。

お日様の下、お出掛けをして2時間ほどお散歩しながら、
こんなお品を捕獲する・・・そう悪くない趣味、と思うのであるが。。
(またものが増えたけれどね!)
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ものたち | Comments(0)
2014/12/29.Mon

小掃除 (安藤七宝松文煙草入)

年の瀬を、皆様いかがお過ごしでせう。
三毛庵今日は風邪の引き始めで、半日をへたれて過ごしましたです。
本当は今日は冷蔵庫&台所掃除のつもりであったが・・・。
幸いにして、この年末は長めのお休みであるので、
せめて台所ぐらいはなんとかしたいものである。。

昨日は居室の掃除を・・・大掃除ではなく、他所様でいえば普段の掃除(笑)。
あぁ、すっきりしたお部屋で優雅に過ごしたい、
・・・ってもちろん思います、ハイ。お掃除してるとストレス感じるものね。
片付け本とかが売れるのはよく分かる、、でも、分かるけどいいのである、別に。
あほみたいにふるものを買う三毛庵であるが、その代わりほかのものは
できるだけ買わないよう心掛けている。
(それにしても買いすぎだろ~という声が聞こえてきそうだが、
少なければ良くて多いのは悪い、という短絡的な発想には異を唱えたい。)
綺麗に片付いた上質なお部屋、、いいのは分かるけれど、
三毛庵は、何の感動も味わえない、枯れ果てた日々を過ごしたことがあるので、
今は一番したいことを大事にしたい。
ものと遊ぶことが今大事なので、その上小奇麗な部屋を、
とまでは望む余裕がないのである。
(モチロン、小奇麗な部屋でものと遊べたら、それに勝ることはないのであるが。)
片付け本が売れるのは、もちろん片づけた後のもっと素晴らしい生活を
目指してのことであろうけれど、それすらしている間のない三毛庵なのであった。
したいことがあるのっていいな♪迷いが少なくなる。

さて、安藤七宝のお箱である。
こんなものがあるのかぁ、と思っていると煙草入れとの由。
きのこみたいな可愛い松を連れ帰ったのであるが、
これを見つけたことで、以前のこちら@について衝撃の事実が発覚!!
三毛庵は灰皿でチーズを食っていたらしい・・・ぎょぎょっ。

でも向田邦子さんだって皿をお客の灰皿にしていた様子だし、
・・・まっいいか。

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つるりとした七宝のお色が秋色である。
秋色の服が恐ろしく似合わない三毛庵であるが、
小物ぐらいは秋色を愉しみたい。
こんなお色味、みたことあるなぁ・・・と思っていたら、

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(10.5cm × 8.3cm)

こちらのオールドノリタケ豆皿@がお誂えなのであった!!

うーん、年内あと一度ぐらい更新したいけど、どうかなぁ。。
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2014/04/02.Wed

チビ考 (切子リキュール杯)

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春爛漫、ひと段落の三毛庵である。

チビなグラスを頂戴してきた。
小さいものでも手作りするしかなかった時代のものであろうから、
吹いたりカットしたりは当然なのかもしれないけれど、
それでもやっぱり手間を惜しまない真っ当な仕事ぶりである。
とはいえこういうものはまだ値がつかないのか、
ごく可愛いお値段で分けてもらった。
売る方も割の合わない商売であることだ、、、
ものへの愛情があってこそだなぁ♪(比べて買う方はお気楽である。)

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(高さ 8.5cm)

何を飲むのに作られたのであろうか・・・
杯サイズよりビミョーに小さいと、「もう一回り大きければ」
などと不満をたれる三毛庵であるが、
さらに小さくなってくると「最早オモチャ」とスイッチが切り替わる。
そうなると小さければ小さいほど可愛い、などと価値観の逆転が生じるのである。
これは養命酒ぐらいは飲めそうなサイズであるが、
三毛庵的には「小さくて可愛い」に目出度く分類されたのであった♪

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(おチビなグラスを無駄に並べる贅沢♪)

昭和の硝子は、明治・大正のものと比べると硝子そのもののお味は薄いけれど、
すんなりとして、何気なく楚々とした切子が添えてあって、
声高じゃないところがよいなと思う。
時代時代の良さがあると思う。

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ものたち | Comments(2)
2014/03/21.Fri

見るひと (ウランガラス小鉢)

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陽射しが強まってくると、硝子のものを翳してみたくなる。

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おそらくは、もう昭和に入っているであろう、なんてことのないものだけれど
たまには色味の硝子もよいかと思ったりし、、、

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ひとつきりだったのを、同じ市の中でもうひとつ発見して連れ帰ろうと思ったら
そっちは意外やお高くて連れ帰ることができず、これだけになってしまった。
もうひとつのほうのお値段を聞いて、あ・・・ウランガラスだったのか、
とやっと気づいた次第。。

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(11.5cm)

お友達にいただいた、可愛いお菓子を入れて、ごちそうさま♪

さて、ここからは独り言だけれど、今週も多忙と言うか、
自分が勝手に切羽詰る性格なので、お先真っ暗になりながらの日々だった。
心の拠り所が欲しくなると、何故か眼が平明さを求めて彷徨う。
調和した、安定した形を見つめると、ほっとひと息つく。
先週の日曜日に電撃で連れ帰った現代の作家さんの小さな絵をずっと
横目で眺めながら、そんなふうに思っていた。
絵は永く付き合ってみないとほんとうのことは分からない、
なので現代の作家さんの名前を今云々したりはしないのであるけれど、
永い時間、視ることに耐えうるものだといいなと思う。
画家とひとくちに言っても、表現の仕方は人それそれ・・・
この人はものをよく見ることと、それを見る人に伝えることに
とても注意深く思慮深い人ではないかなと思った。
平明な画風だけれど、視覚的に強固であることにこだわっていると思う。
なので、日々の生活に忙殺される私に、小さく安堵の気持ちを分けてくれる。

さらにさらに独り言であるけれども、画廊から届いていた案内に
閉廊際に慌てて行ったのは、眼がきれいなものに乾いていたからだった。
自分がきれいだと思う気持ちを裏切ってしまったことがあって、
ちょっと自分を許せない気持ちでいた(ぐらいにしか書く勇気もない。。)
ので、もしかしたらきれいなものを見ることができるかも、と
出掛けて行ったのだった。
だから、真摯な作品を見れてよかったと思う。
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