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2019/05/06.Mon

庭のご褒美 (古道具の小さな椅子)

連休後半はお天気も良く、気温が上がり、夏日になった。
庭の手入れをしながら、暑くなると木陰に逃げては涼む。
ふと、小さな椅子があればちょっと連れてきてここで一息つけるなぁ、
って思ったのん。
涼みながら、見える範囲でどこか改良するところがないかなど、
次の構想を練るのであるが、ぼーっと突っ立って考えるのはなんか寂しい。。
田舎のお年寄りが道端に椅子を出して腰掛けるように、
三毛庵も木陰で椅子に座りたいぞ。

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そうすると、あるんだな、何故か。。(笑)。
狭い通路でも置ける小ぶりのヤツ♪
背もたれを掴んで連れてくれば、どこでも休憩スペースに。
今年はずっと庭をお手入れし続けたので、
ふるものの神さまとお庭の神さまがご褒美にくださったに違いない!!

特に凝ったものではないけれど、小ぶりだけどしっかりして、
庭に合う黒と茶の色合いで、いい具合に二脚あったりして、
こんな都合の良い話があるんだなー(笑)。

という訳で、今日は作業場と化していたテラスを整理し、
庭椅子をスタンバイさせたのであった。

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ロサ・バンクシアエ・ノルマリスがだいぶ咲いてきた。
南面の塀伝いに植えているので、三毛庵から見ると北向きの日陰になるが、
一応こちらに向けても咲いてくれる。
日陰に合うライトグリーンの葉っぱ。

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大鉢植えのガリカローズ「シャルル・ド・ミル」はたわわに咲き始める。
冬にそこそこ剪定しても容易に咲くが、3年目になって凄く良くなった気がする。

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返り咲き性のあるモスローズ「サレ」も開花。
こちらは葉っぱが少し明るい色で、それがピンク色によく合っている。

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今年フェンス沿いに植えたブールソール、「アマディス」。
大半フェンスの外を向いていたのだが、ようやく振り向いてくれた!
四季咲き性を追い求めなければ、庭で面白い薔薇ってたくさんある。
花もすぐに散ってしまうのであるが、庭ではいつまでも咲いているのが
よいかというと、一概にはそうもいえず、
葉っぱや枝ぶりなどが面白いと植わっているだけで十分で、
なので季節に花が咲いて、季節が過ぎれば散ってゆけばよいのである。

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ハイブリッド・ルゴサの「シュネーコッペ(スノーペイブメント)」も開花。
淡いライラック、という不思議な色と育てやすいルゴサ、というのが最大の魅力。
遅くに植えたせいか、芽出しも遅くて気を揉んだけれど、
意外に開花は早かった。繰り返し咲するそうなので、それもちょっと楽しみ。
(やっぱり沢山咲くのは魅力なんだ!)
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ものたち | Comments(0)
2019/03/04.Mon

桃の節句に (京焼釉裏紅の唐子文徳利・和硝子雛徳利・流し雛・一刀彫雛)

今年は桃の節句が日曜日だった♪
(もうずっと・・・ン十年、祝日になるのを待ってるんだけどなー、女子としては!)
ということで、自分で自分をお祝いするのである。

いつものスーパーで、桃の枝を買おうかな、って思ったけれど、
なかなか水揚げのよい枝には出会えないし、一緒に入っている洋花も
色合いはきれいだけど、なんかちがうなーってものが多く、躊躇った。
・・・というか、同じ値段なら「根」のある花を買おうとうする三毛庵である。
いっそ桃の枝を挿し木しようかとも思ったけれど、
無加温では旧暦のころに咲くことを思い出し、「ないな。」

ということで、諦めて野菜売り場へ進んだところ・・・
なんと、おつとめ品売り場に、昨日買った菜花よりもずっと活きのいい菜花が!!

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ということで、野菜にしては咲き進んだ菜の花を2本、お雛様に進呈。
(水切りしたら、すっかり生き返ったよ!)
やっぱり桃色が欲しいなーと思い、庭で元気に咲いていたおつとめ品のプリムラをカット。
(これも洋花だけど、庭の花はあんまり余所余所しくないから気にならない。)

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「桃色」というのは桃の花の色のことなので、こんな色だと思うんだけど・・。
ちなみに「ピンク色」っていうのは「撫子(pink)」なのだそうだけど。。

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うちには桃の節句に似合いそうな、上品な花入というものがなく、
思いついたのは少しだけ昔の京焼徳利
骨董というほどには古くないと思われ、時代にしてはお高かったので躊躇ったけど、
しっとりとした品の佳さについ連れ帰ってしまったもの。
唐子文もすごく上手で、こんなの描ける人がいるんだなーって思った。
染付の色が上品なのだけど、同じぐらいの濃淡で紅い色も挿してあって、
たぶんこれは釉裏紅(辰砂)じゃないかなぁ、って、、
上手に焼くの難しそうだなーとか勝手に思っているんだけど。

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昨日のお雛様スペースはこのような感じ。

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この流し雛はおそらく鳥取の民芸品で、今も売られているようで古いものではない。
市をぶらぶらして見つけた戦利品で、売れ残る前にお迎えし、旧暦まで飾るつもり。
簡素だけど、なかなか美しいもので、今もこういうものがあるのかと思うとちょっと嬉しい。
鳥取は用瀬が流し雛の里であり、大好きな梨を買いに行く際に時折通るので、これもご縁である、きっと!

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いつも飾っている一刀彫のチビ五人囃子のお仲間にチビお雛様が増えました!!
(確か信州のちょびっと高地で、エセ高山病になってゲロゲロになった後、
松本で息を吹き返したときに、手に入れた、、、気付け薬!?)

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晩ご飯も、自分でご馳走を作る。。
お昼の焼きそばで紅ショウガを食い尽くした後のちらし寿司、
一晩、飼ってから成仏いただいた蛤に三つ葉、
咲いた花を飾った残りの菜花の辛し和え、
ヒレカツに春キャベツ千切り、
塩を切らして失敗しかけた白菜漬け(ちなみに人生初作成。)

いや、ここで言いたかったのは、お寿司を盛った漆器が
喜多方の給食漆器(国産漆も使用)っていうやつということ。
先日秋田で買って、やっとデビュー。(ばたばたして使いたくないからね。)
吸い物椀は浄法寺で、これも国産漆使用。
きっとどれも100%ではないけれど、贅沢な夕餉である。
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ものたち | Comments(0)
2018/12/20.Thu

シュトーレンを食べながら (絵瀬戸角皿、小箪笥、李朝燭台)

近ごろトイレ束子問題とか、生活臭溢れることばかり書いているので、
たまには骨董っぽいものを載せねば。。
(自分の傾向として、数年おきぐらいに何某かのテーマに没頭してしまうのだ。)

円くないお皿というのは、どうも使ってみたくなるものであるが、
それがまた土ものだったりすると、さらにときめいたりする。
瀬戸などはそんなに万能選手ではないようにも思うのだが、
例えばカンパーニュとかライ麦パンみたなごわっとしたやつなんか
いいかもなー、と滅多には食べないようなものを想像した。

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ということで、滅多には食べないシュトーレンを載せてみた♪
(ちょっとお皿が大きすぎる気もするが。。)

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控えめで嫌みのない菊が描かれている。
李朝の秋草もいいに違いないけれど、こんな菊もあんがいないんだよなぁ。
これは瀬戸だけど、この橙色は弥七田を思い出して嬉しい感じ。

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これもやっぱり花を飾る代わりに置いたりした。
いつものこの台は和室の隅っこに置いている小箪笥で、
なんということもないのだが、見かけてとても気に入ったもの。
(引き出しにどっさりお気に入りのお皿を入れてある。)

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実は手に入れたころは使うあてもなかったのであるが、
今は居心地のよい場所をみつけたようでゴキゲンにしている(たぶん)。

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木の燭台は李朝のものらしいのであるが、
この危うくバランスを保っている姿に、なんとはなしに置いているだけで和むのだ。
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ものたち | Comments(0)
2018/11/16.Fri

しんみりする頃 (竹籠花入)

日の暮れは早くなり、夜の明けるのもすっかり遅くなった。
もう立冬も過ぎたのだ。
あるときふと、オリオン座を空に見て、冬が来るのを知る。

庭ではヤマボウシが色づいている。
台風ですっかり傷んだカエデもいくらか黄葉するだろうか。
今年植えた、ジューンベリーとシロモジもなんとか夏を越した。

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日が長いあいだは、好き勝手に伸びて、あまり風情のないノコンギクであるが、
晩秋に残照の中で咲いているのを見ると寂しくなる。
これは「夕映え」という選抜種で、ほんとうに名の通りだと思ふ。

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もう、籠の季節は終わりだろうけど、きっとこれに入れようと。

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今年は何故か花入れに縁があるのです。
お庭がようやくお庭らしくなったからかな、花入れを呼ぶのかも。
このような瀟洒な籠は、三毛庵にはすこし格が高すぎる気がしたけれど、
夕映えを入れたら、もの哀しく人恋しくなった。
自分で入れた花にそう思うのっておかしいと思うけど。

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カニ解禁とのことで、三毛庵も初物。
近所のスーパーに少し並んで、味はまぁ普通なんだけど、
並んでいるのを見て、買おうかどうしようか思案するのも季節の愉しみである。
お皿はアマ手の伊万里で、言ってみればみそっかすであるが、
これは佳い山水だと思うのん。
こんな季節だと、これまたしんみりしちゃうよなー。
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ものたち | Comments(2)
2018/06/06.Wed

入梅 (竹一重切)

大人になってまた土いじりをするようになった頃、
いろいろのものを枯らした。
下手だったわけではなく、子供のころの記憶を頼りに植えたものは
暑い関西には向かなかったのだ。
植物は頑固なまでに環境を選ぶのだ。
昔ながらの路地裏を歩きながら、どんな草花がここに向くのかを覚えた。
結局今の庭には、茶花と呼ばれるものが多くなった。
やはり日本原産の草花には湿度の高い夏に強いものが多いのだ。

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梅雨入りしたのだという。
といってもいきなり大雨で、先が思いやられる。
今年植えた越路シモツケを先日惜しみながら切ったのだが、
雨では庭で見る間もなかったから、それでよかったのかもしれない。

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一重切をみつけたのだ。それで花を切ったのである。

この日は市で、いろいろの暮らしのお道具を手に入れた。
蚊取り線香を入れようと手焙り、のんちゃんの散らかす衣類を入れる籐籠、
庭で水を溜めるブリキのバケツ・・・市というのは便利なものだ。
花切鋏も分けてもらった。
この一重切は薄汚れて段ボールに入っていて、竹も割れていた。
中に落としが入っていて、それならすぐに使えるからと連れ帰った。
知り合いに見せると、落としは古い牛乳瓶らしく、これは貴重では!とのこと。
ええっ、そこでしたか!

帰ってすぐ、籐籠と一緒に花入も洗う、、あれ?結構いい味?
しっとりと飴色がかり、切り口ももう滑らか、竹の割れ目にも古い漆の跡、
うーむ、竹の時代ってよく分らんけど、それなりに古そうな。
それで嬉しくなって、庭のシモツケを切ったのだ。

ずーっとね、一重切が欲しかったのだ。
詰まらないのは嫌だし、さりとてお茶もお花もご縁のない三毛庵が
伝来のよいものを持つのはたぶん間違いだし、
そう思うと、簡単には手には入らない。
でもこの度も気まぐれなふるものの神さまは、じゃ、ダンボから拾うべし、
と差し出してくれたのであった。
こうして牛乳瓶一重切は三毛庵のものになった。

毎日ね、ちらりと見てはいいなぁ♪とときめいている。
花入と花がいいから、ヘタレの三毛庵が入れてもお見苦しくない。
入れやすく、素直で見飽きない、背伸びしなくても使える。
こういうのって、名品にだってそうはないんじゃないかとひとりごちる三毛庵である。
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