2018/02/13.Tue

君の名は (京焼?波千鳥文盃)

昨日からどうにもならない負のオーラでいっぱいの三毛庵である。
こんなとき何かのせいにはしたくないけれど、
なんとなく、あいつのせいのような気がする・・・台風2号。
いろんなことで気を紛らわせようと思うのだが上手くいかない。

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もうちょっと平常心でないと、ちょびっとのお酒も飲む気になれないしなぁ。
市でみつけた波千鳥の盃もなかなか出番がない。
(印が清水六兵衛のような気がするが、箱もなかった。)
思い通りにはいかないものである。

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2018/01/08.Mon

こころがまえというもの (京焼?型物盃)

ふるもの歴が長くなってくると、
世間的評価の高いものはそれなりに分かるのだけれども、
先入観なしにものを見るということがむつかしくなってくる。
なので例えばゴミ置き場に本物のピカソの絵が転がっていたら、
いつでも持ち帰れるぐらいの心構えでいたく、
それがピカソのようにみて分かりよいものじゃなく、
どこの馬の骨ともしれないものであっても、
気に入れば持ち帰れるぐらいの心構えでいたく思う。
まぁ、ゴミ置き場ならそれぐらいの決断はできるかもしれないが、
「何かわからない値札の付いたもの」を買おうという場合は、これは勇気がいる。
でも、過去にはそういうところで思い切ったことが、
その後の自分に影響を与える選択だったこともある。
自分はもっと自分を信じてよいのだと思う。

そんな訳だから、ちょっと遊べるがらくたがうれしい三毛庵である。
がらくただけど、魅力があって、ナゾめいたもの・・・うーんおトクだ、めちゃ遊べる。

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これは「何か分かる雑多なもの」に混じっていて、気になったもの。
ほかのものは大体現代作家のものであったので、これもそうかとは思ったけれど、、

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ちょっとレベルが他とは違ってるような、、。
作為はあるんだけど、、どういうのかな?もっと古格があるような。。

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型物だけど、わざと歪ませていて、それがやけに巧みなのである。
見込みもなかなかニクいぞ。

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見ようによっては古く見えるんだけどなー。
作家ものの中から手に取ったから初めは思わんかったけど、
木米チックやなぁ。。(一応銘も探してみたがなさげである。)

ま、別にこれが木米だと言いたいわけではないけれど、
いっぱい妄想できるネタって愉しいし、眼もリフレッシュするし、
骨董っていい遊びだなと思うのだ。
骨董が趣味、っていうと世の人は成金趣味が思い浮かぶようだけど、
千円のものを買っていても、ほんとうはその後のたくさんの時間を
買っているのである。
まぁそれは、千円でお茶したり、本を買ったり、映画を見たり・・・
っていうこともおんなじだとは思うけど。
十万円で骨董買うのも旅行行くのもおんなじである。

あーでもほんとうは、これの正体まで掴めれば、もっと面白いんだけどな。
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2017/07/23.Sun

惡の華 (九谷赤絵金彩色絵植物文盃)

夜中というのに目が覚めてしまった。
もう少し眠れそうな気がするのに眠れない。
まぁ、日曜だし昼寝すればいいか、とのんびり構えることにする。
明け方になれば、庭でぼーっとしたりできるんだけどな。

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昨夜、ちょびっとお酒を呑む。。
フシギな金襴手の盃を買った。
外側の金彩は色々の植物で埋め尽くされている。

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千成瓢箪と瓜?であろうか。
伝統的図柄であるが、なんだかエキゾチックな描きっぷりである。

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これは何かな?朝鮮アサガオみたいなやつ。
こんな調子でぐるりと柘榴や牡丹、枇杷などがみっちり描き込まれている。
これ、結構フンパツしたのん。
見込みを覗いているうちに、無性に欲しくなっちゃったんだなぁ。。

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こんなおかしなことになっていたのん。
なんかもう、『惡の華』のオンパレードって感じなのであるからして。
外側の植物は、ほぼほぼ日本で見られそうな実在のものであったけれど、
これは何なんだ???
左のほうには何かぱかっと口を開けて笑っている様な植物とかいて、
怪しさ満載である。
これで呑んだら酔えそう、というよりも毒を盛られそうである(笑)。
(でも、実際のところ、お酒を入れると怪しいお花がゆらゆらして、
毒と言われても飲んでしまいそうに引き込まれる。)
強いて言うなら、西洋更紗を写したらこうなるような気もするが、
一体、どうしてこんなことになっちゃったんだろう?

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内側も瓔珞っぽい金彩で彩られてはいるのであるが、、
ヘンな南蛮人みたいなやつとか、西洋っぽいお魚とかがぶら下がっている。
すごく上手い絵付けだし、ちゃんと九谷の五彩だというのに・・・クレイジー!

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そんな訳で、、
あまりにマニアックで通り過ぎることができなかったのん。

(↓昨日の庭仕事の記録)
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2016/12/10.Sat

冬至まで (赤絵金彩波千鳥文盃・果物文茶碗)

そろそろ水遣りをしてあげないと、と思っていたらざぁーっと雨が降った。
残っていたコハウチワカエデの葉っぱも落葉して、いよいよ冬である。
大雪も過ぎ、次は冬至、、太陽の力が蔭っていくこの季節は、
本能的に心細くなる。

街中は賑やかで、あちこちクリスマスカラーで溢れている。
日本のお正月が松を飾るように、海の向こうではモミの木の
常緑を頼りに冬を過ごすのであろうか。

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小さな盃をのんちゃんが手に入れた。
この季節に似つかわしい?赤絵金彩(波千鳥だけれどね)。

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外側も帆掛け船と千鳥の他愛ないけど微笑ましいものである。
こんなので新年にちょこっと一杯、って愉しいかもなぁ。
(近ごろ凄い盃とかへの野望が薄れつつあるような、、
趣味家としてこれはよいことなのであろうか。。)

赤絵のものはピンからキリまでいろいろであるが、
こうやって遊ぶようなものは明治以降の気安いものである。
でもこのころのものには怠惰なところがなく、
こんなポップな?図柄でも、画は生き生きしている。

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こちらは煎茶碗の離れのがらくただけれど、
2客あったので、煎茶や台湾茶を一服するのに丁度よく。
がらくたとして放っておくには勿体ないような描き込みで、
こういうのって、迷い多き現代人にはきっと描けないなぁ、
って思ってしまう。
柘榴と枇杷と・・・

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桃かな?

ひと昔前の人って、こんな芯のある画を書いてたんだ、
そう思って眺めるだけで、なんだか有難い気持ちになる。

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今宵はひとりご飯。
焼鮭の残りがあったので、野菜はまとめて味噌汁で執ることに。
(早く煮えるようにと薄めに切ったキタアカリが崩れてしまった。)
あとは納豆に梅干しの、お粗末だけれど力のつくメニュー。
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2016/08/02.Tue

やさぐれごはん (粉青沙器小皿)

日が変わるころ、ひとりの夜のごはんである。
もうそれだけでやさぐれそうになるところ、
そうだ!いただきものの生春巻きがあったのだ♪と思い直す。
折角だから、可愛い器に登場してもらい、
しおれたこころにお水を遣ろう、と夜中にがさごそし始めるのである。
そうそう、このちび器@にはちりめん山椒を盛りたかってん♪

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うっひょー盛り上がる♪メインディッシュないけどね(笑)。
若干物足らないが、ミニトマトで食いつなごう。。
・・・と、ほんとうは渋めのアテでも入れてみたかった、
三島手(でいいのかな?)のお皿にごろごろ投入。

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骨董市の残り福、、盃である、と言い張ることもできそうな小皿である。
時代はあるのだと思うけれど、やけにユルく和む体である。
(たまには土ものの皿だって使いこなすのよん、と言ってみたい、
いちびりな三毛庵であるが、何か使い方を誤っている感がある。。)

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ほれ、けっこうイカしてるとは思いませぬか?
今度はきっと、盆上にかっちょよくセッティングしまするぞ。

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(径 約10cm)

もっと剛腕なる李朝でキメれたら、そりゃあ通っぽいのであろうけれど、
まぁなんか、貸衣装でも着せられたふうになるんだろうな。

でもこのお皿の肩肘張らない感じ、実は貴重かな、と思ったりもし、
これが残っていたことを、うししと思い返したりするのであった。
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