2018/02/03.Sat

鬼は外 (紙刷印判波千鳥文小皿)

IMG_3284.jpg

お疲れの身、プリンをいただく。ゆるゆる。。

毎日まぁなんというか、嫌になることが多く、人様の言動に嫌になったり、
自分のことが嫌になったりなのである。
人様の言動は腹は立つけれど、自分の力でどうなるものでもないので、
言ってみればお天気のようなもの、、静かにやり過ごすだけである。
自分のことが嫌になるのが宜しくない。
意に添わず、自分に嘘をつくと、だんだんとすり減ってくる。
そういうときに、真面目な絵を眺めたり、小さなお皿を眺めたりすると、
こころがおかしいと言うような暮らし方はしたくないと思う。
比べようもないけれど、洲之内徹が戦時中「ポワソニエール」の複製を眺めて
やりきれない諜報活動の日々を持ちこたえたのと同じように、
うつくしいものはひとのたましいを支えてくれる。
うつくしいものをうつくしいと思える日々が続くこと、うつくしいと思える自分であることを
ひそかに祈るのである。
節分の今宵、じぶんの鬼を外に追い出そう。

明日は立春。
寒さは厳しくとも、春なのである。

IMG_3278.jpg

プリンのお皿は先日見つけて小躍りした紙刷り印判である。
これはナイスだ♪
雑器なので釉剥ぎがあったりするが、素朴で和む。
普通、印判は全面に印刷がされているものだが、余白を多くとっているのも粋だ。
ありそうでなかなかない、デザインセンスである。

IMG_3279.jpg

釉剥ぎのぐるりに捺された印判は、なんと波千鳥ではないか♪
この波千鳥は、冬の冷たい波の間に間に飛ぶ千鳥というより、
強くなった日差しで煌めく波間を飛ぶ千鳥と思いたい。
うーん、オトク感満載。

IMG_3280.jpg

高台も小っちゃくてかわゆいであるぞ(使いやすいかは別問題だが)。

IMG_3276.jpg

という訳で、ツボなあまりセット買いです(笑)。
並べると、ごつごつした質感もよい感じ♪
あー誰か、このありそうでない魅惑の印判をほめてあげてくださいな。
スポンサーサイト
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2018/01/27.Sat

雪の陰影 (くらわんか網手文膾皿)

IMG_3269.jpg

こんな淡い冷たいような温いような染付の色、
あぁこれって雪の陰影を見ているようだな、
冷え込んだ雪の朝、窓の外を眺めながらそう思う。

IMG_3268.jpg

淡くさらさらと力の抜けた、あっさりとした絵付けはくらわんかの魅力だ。
これは網手の文様も淀みがなく、いっそう魅力を増している。
とはいえ、くらわんかは評価も定まったものであるので、
市での戯れに求める、という訳にはいかないものである。
この日も、いいなとは思いながら、気まぐれに買えるお値段なら・・と尋ねてみた。
気まぐれなふるもののかみさまは、気まぐれをお好みであった。
しぶちんな三毛庵に文句を言わせない、こころ優しいお値段を
ご提示してくださったのだ。

IMG_3282.jpg

浮かれて雪の残るお外で撮ってみた、意味のないショット(笑)。
いちまいきりだったけど、こういうものは揃いじゃなくても愉しいしね。

IMG_3283.jpg

藪柑子も雪を被っている。

IMG_3262.jpg

大寒を過ぎ、去年植えたガランサス(スノードロップ)が咲いていた。

IMG_3263.jpg

ガーデンシクラメンも寒さに負けず咲いている。
最強寒波到来だけど、立春に向け日差しはだんだんと強まっている。
庭では草も小鳥も春にならんとする。

IMG_3261.jpg

Kさんに譲っていただいた小鳥の塗りのおはほどよいサイズ感。
いただきものの小さなチーズケーキに苺を盛って、おうちデザートセットに。
ホテルでいただくデザートより、ずっとシアワセ♪
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2018/01/20.Sat

滋味においしい (伊万里油壷ほか)

お疲れ過ぎて、少々眠れない。
(それでも整体効果か、近ごろ眠りの質が上がってきた気がするが。)
布団の中で焦っても無駄なのでごそごそ起きる。
どうせ多少の寝不足など、どこかで帳尻が合うようにできているのだしね。

IMG_3258.jpg

ふるものと遊ぶ時間もあまり取れていない三毛庵、
周囲を見渡して、お部屋の一角に目が留まる。
市から連れ帰ったものたちがいい加減に転がっていたりする。
扇面の青磁の豆皿はのんちゃん推奨のお品。
「扇面」とか「青磁」っていうのは、ふるものゴコロをくすぐるものだ。
口の欠けた残念ものの油壷は三毛庵のがらくた。
伊万里系のものらしいが、赤上がりして土っぽく仕上がっている。
出来損ないには違いないけど、すれっからしの完品にはない魅力がある。

IMG_3259.jpg

取りたてて言うようなことではないけれど、
誰が見ても美人っていうんじゃないのに、ちょい見返してしまうような。
いや、こだわり抜かれた最高のスイーツでななく、
ほっこり美味しい近所のおやつ、的な。。

IMG_3246.jpg

そうそう、先日信州名物おやきを食べた、そのような感じ♪
(しかも信州に行けたわけでもなく、
多忙のスキを縫って行った近所のスーパーのフェア。)
このトシになると地味・・滋味に美味しいものに和むんだよなぁ。。
トシをとって分かってくることも多いものだ、ふるものについてもね。

おまけ。
IMG_3236.jpg

昭和レトロの猫ちゃん。
よくあるもので、ペアで完品なのだけど、片割れしかいなかった。
そのわりに寂しそうにもせずマイペースなお姿を見てふと気になり、
我が家でのんびりしてもらおうかなぁ、と思った次第。
こんなものまで完品じゃなくてもいいというのがちょっと笑える。
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2017/11/18.Sat

憂鬱というやつ (伊万里染付丸文小皿)

憂鬱な日。
背中の痛みが堪えるので薬を飲んでみたのであるが、
日毎に憂鬱になってきて、あーもう副作用が勝ってしまうな、とあきらめた。
痛いのも困るけど、訳もなく憂鬱なのも辛い。
なかなか都合よくはいかないものだ。
おやつを食べる、とかブログを書く、というような小っちゃい愉しみも
憂鬱というやつは台無しにしてくれる、厄介なやつだ。

IMG_3016.jpg

この間、いただいたお菓子をちょこまかとお皿に載せて愉しんだ。

IMG_3018.jpg

ちょこまかなので、食べ終わったらちょこまかした丸文が出る仕掛け。
いつもはこんなことでまんぞくだというのに。。
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2017/07/20.Thu

盛り盛りごはん (印判染付牡丹獅子文皿)

そこそこに忙しいひとりの日は、フライパン片手にお手軽メシである。
豚こま肉(切らずに済む)といろいろの野菜をじゃじゃっと炒めるだけ。
ニラとキムチでキムチ炒めとか、茄子・トマト・ピーマンの夏野菜炒めとか、
まぁ、そんなもん。
さて本日、冷蔵庫を覗くと茄子しかない!!
塩胡椒では寂しい気分だったので、トマト代わりにケチャップ炒めにすることに。

IMG_2749.jpg

このようなビミョーなお色味のおかずでも、このおはあんしんなのである。
(もちろんトマトやピーマンがあればもっと鮮やかに映るのであるが。。)
テキトー感溢れるおかずを、ほどよく盛り上げる、食欲そそる印判様である。

IMG_2750.jpg
(径21.5cm)

ツウな食卓ならば瑠璃釉の古伊万里などがよろしかろうが、
なんちゃってメシをもりもり食する三毛庵には、
大っきい獅子が3匹盛られたこのおの安心感がよろしい。
ニギヤカだけれど獅子のダミで全体がコバルト色、
なんでも美味しそうに見えることまちがいなし!

ストイックに引き算された配色というのは、どうやら三毛庵にはむつかしく、
いつもちょこちょこ「盛って」しまうのであるが、
それは性分なのか、それとも関西圏にいるせいなのか。
(関東は粋を愛する江戸文化であるが、ここらは桃山だと常々思うのである。)
でもなんか、ちょいちょい足し算しつつ危ういバランスで調和する、
そういう迷宮のような暮らしぶりにときめくのも、
ふるもの好きの特権だと思ふのであるが。。


ちなみに、、団子っパナ3兄弟はちょっとずつお顔が違うのであった。
IMG_2751.jpg

IMG_2752.jpg

IMG_2753.jpg
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
 | HOME | Next »