FC2ブログ
2019/03/19.Tue

神在の椿とアオダモの春(椿手花入)

体調管理の苦手な春なので、いっぱい寝たいなーとか思うのに、
朝早く目が覚めてしまった日は、そわそわしてやっぱり起きてしまう。
春分間近、ようやく6時には庭をうろうろできる明るさになったのだ。

まだまだちびっこの出雲大社赤ヤブであるが、小さめのヤブツバキ系の花を
たくさんつけてくれた。さえずる小鳥のように可愛いヤブツバキ。
もう3月のせいか、落花も盛んなのにまだまだ賑やか。
ということで、ほんのちょびっとだけ切らせていただいた。

IMG_4148.jpg

いつも通りみみっちく切るので、枝が短すぎるし向きもへんてこだ。
だけど花そのものがあまりに可愛くて自分の中ではへっちゃらだ。

花入はおそらくいくらかは昔の作家もの椿手。
箱なしだからか笑っちゃうようなお値段だったけど、これ凄く上手い。
なかなかそんじゃそこらの花は入れられないような作為があって、
そういうのは三毛庵ごときは持てあますほうが多いのだけど、
簡単には入れられないくせに、ちょっと恐れ入ってしまう。
ヘラ遣いや釉薬の掛け方、計算ずくなのに、花を殺さない感じ。
数か月彷徨って、ようやくこの椿を入れた。
入れてみると、小鳥のように可愛いと思った椿は
やっぱり神在の椿だと思った。

最初の冬に植えた黄水仙、ダブルカンパニール。
黄水仙は早咲が多いけど、うちではフェブラリーゴールドの次が
これかティタ・ティタだ。

IMG_4134.jpg

八重咲なのに野趣を感じるところ、きっと花の姿や咲き始めのグリーンっぽい色かな、
葉っぱが細めでそんなに場所を取らないところ、
そして何より、暖地で放ったらかしで元気に育つところが大好き!

IMG_4135.jpg

蕾もイカしてる。
ダブルではリップ・ヴァン・ウィンクルが好きなのだけど、暖地では気難しくて、
今年もチャレンジ中。
(アーヴィングのリップヴァンウィンクルのことなのかなー、この名前)

で、ときどきダブルじゃない花が咲いていて、球根が太らないといけないのか?
って思っていたけど、先祖返りなのかもしれぬ。
それも俯いて可愛らしいので、もしかして球根太ればダブルになるかも、
としつこく念じてカットしてみた。

IMG_4150.jpg

ちょうどお雛様のお花に。

IMG_4139.jpg

今年は少し休んだ桃色卜伴。

IMG_4146.jpg

先日取り寄せた、原種スイセン ロミエウクシィ。
ペチコートみたいなひらひら。とてもよい香り。
ネットだったけど素敵な生産者さんで、がんばって育てねば!と思う。
なんとか夏越しして来年も可愛く咲いてほしいなー。

IMG_4133.jpg

屋久島アセビ。
アセビはずっと植えるつもりでいて、なんとなく方針を決めかねていた。
白にするかピンクにするか、そして下垂するかしないか。
悩んだ末、白で下垂しない屋久島を。

IMG_4145.jpg

で、注文の後、ホームセンターでピンクで下垂する「スプリング・ベル」が3割引!
悩んだ時間は何だったかはしらねども、完璧な組み合わせだな(笑)。
スプリング・ベルは琉球アセビの交配らしい。

うちのアオダモの株立ちは個体的には2体らしく、
片方は芽が動くのも早く、花も比較的咲く。
毎年は咲かない説があるが、少なくとも片方は毎年咲く。
植えてから苦労なく活着したアオダモであるが、気づくと今年は花芽がいっぱい♪
それもけっこう下のほうにもついていて、いままで撮れなかった写真が撮れそうなのだ。

IMG_4147.jpg

ほら!
ちょっと芽が動いてきた?と思って見上げると、上のほうの芽が開いてきている。
アオダモっていつも固そうな芽だな、って思っているとあっという間に
ブロッコリーみたいな花芽が出てきて、春になる。
スポンサーサイト
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2018/12/20.Thu

シュトーレンを食べながら (絵瀬戸角皿、小箪笥、李朝燭台)

近ごろトイレ束子問題とか、生活臭溢れることばかり書いているので、
たまには骨董っぽいものを載せねば。。
(自分の傾向として、数年おきぐらいに何某かのテーマに没頭してしまうのだ。)

円くないお皿というのは、どうも使ってみたくなるものであるが、
それがまた土ものだったりすると、さらにときめいたりする。
瀬戸などはそんなに万能選手ではないようにも思うのだが、
例えばカンパーニュとかライ麦パンみたなごわっとしたやつなんか
いいかもなー、と滅多には食べないようなものを想像した。

IMG_3865.jpg

ということで、滅多には食べないシュトーレンを載せてみた♪
(ちょっとお皿が大きすぎる気もするが。。)

IMG_3875.jpg

控えめで嫌みのない菊が描かれている。
李朝の秋草もいいに違いないけれど、こんな菊もあんがいないんだよなぁ。
これは瀬戸だけど、この橙色は弥七田を思い出して嬉しい感じ。

IMG_3874.jpg

これもやっぱり花を飾る代わりに置いたりした。
いつものこの台は和室の隅っこに置いている小箪笥で、
なんということもないのだが、見かけてとても気に入ったもの。
(引き出しにどっさりお気に入りのお皿を入れてある。)

IMG_3878.jpg

実は手に入れたころは使うあてもなかったのであるが、
今は居心地のよい場所をみつけたようでゴキゲンにしている(たぶん)。

IMG_3876.jpg

木の燭台は李朝のものらしいのであるが、
この危うくバランスを保っている姿に、なんとはなしに置いているだけで和むのだ。
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2018/07/03.Tue

『南海之図』に寄せる (染付蓬莱山図楕円皿)

IMG_3659.jpg

花も咲き始めていた大苗を植えたので、一週間でオクラと万願寺とうがらしが成り始める。
採れたては艶やかで勿体ないほど綺麗。
苗も今のところさほど虫害もなく健康で、週末ガーデナーにはもってこいである。

IMG_3662.jpg

オーバルの染付のおは週末のみっけもん。
見た途端、おぉーっ、シュール!!
不染鉄の『南海之図』を思い出し、不染鉄ファンの三毛庵パクっと食いつくのである。
日月らしきものも描かれていて、おそらくは蓬莱山とか、そういう吉祥文様だろう。

IMG_3663.jpg

不染鉄の『南海之図』は心象風景でもあり、宗教画でもあると思う。
こちらのおは、ぷぷっと笑ってしまうよなお茶目な絵付ではあるけれども、
中々秀逸であると思う。
蓬莱山をこんなに力強く描くなんてこと、今の人にはできないものね。

IMG_3664.jpg

裏返すと分かるけれども、新しくはないけれどそんなに時代のあるものでもない。
せいぜいいっても明治ぐらいまでの瀬戸なのか伊万里系なのか・・・。
江戸期のものはやはりものとしてのクオリティが高く、美しいものが多いけれど、
もう今は時代よりも個々のものとして魅力があれば評価される時代である。
地震のあとにも懲りずこういうものを手に入れる三毛庵なのだが、
でもそうやって誰かが拾い上げることで、うつくしいものは後の世に遺るのであるからして。

IMG_3661.jpg

オーバルのおって、使っても愉しい。
茹でたオクラとトマト(こちらはスーパーのものだが)を切って入れただけだけど、
家で食べるごはんはこれだけでご馳走なのである。

IMG_3668.jpg

そろそろベリー類が採れ始めている。
地植え2年目のブルーベリーの実はかなり充実してきた。
今年ホームセンターで実付きの苗を買った分は鉢植えで、鈴なりだけれど
さすがに実はあまり大きくない。
2年目にしてついに収穫が始まったブラックベリーは「トリプルクラウン」という
トゲなし大実で美味しいということで取り寄せたものである。
多少種はあるものの、食味はたしかによろしい。
今年はかき氷器を買ったので、削ってフルーツソースをかけて
庭のベリーをごろごろ投入、お手軽デザートの完成である!
家電類は場所を食うので慎重に買う三毛庵であるが、ホームベーカリーと
電動かき氷器は買ってよかったなと思う。
逆に炊飯器はハリオの土鍋で事足りているので、
すごい高級な品種とかいろいろ出ているけれど、今のところ興味がわかない。

IMG_3667.jpg

こちらはたねやの夏ミカン&シークァーサーあんみつ、
高級であるがたいへんに美味しくいただいた。

IMG_3655.jpg

もうそろそろ花も終わりであるが、黄色のオリエンタルリリーも2年目の開花。
たぶん『コンカドール』じゃないかなーっておもうけど、お買い得球根セットに入っていた。
園芸品種だけど、品があって佳い花だと思う。

IMG_3648.jpg

オグラセンノウが草むらで咲いて、先日の大風でイトススキやアガパンサスと
入り混じっている。
この甘いピンク色は園芸種の植物にもなかなかない色で、緑に混じって
ぽつぽつと咲く様子がとてもお気に入りの三毛庵である。
ふだんあんまりピンク系のお色って使わないんだけど。
うっすら映る青いお花はアガパンサスで、昔ホームセンターで求めた
品種不明のものなんだけど、アガパンサスにしてはコンパクトで草姿もたおやか、
花付きもよくて気に入っていた。
仮住まいのあいだもどうにか持ち越したのだけれど、今年ようやく本調子になってうれしい。

夏のお庭はダイナミックに咲くものはさほどなく、まぁ草茫々、って感じだがそれもまた佳し。
あとはのんちゃんが植えた朝顔が育ってくれるのが楽しみである。

 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2018/02/10.Sat

雨の土曜 (御深井焼?陽刻豆皿)

久しぶりに寒さが緩んだと思っていたら、雨が降り始め、
まただんだんと冷え込んできた。
そろそろ冬の庭を整理したいのだが、都合よくはいかない。

IMG_3297.jpg

角皿とか長皿というのは何かトクした感じがするのだが、
増してやそれが豆皿土ものとあればミョーに嬉しい、用途はともかくも。。
8.6 × 6cmのちびっこなヤツらである。

IMG_3295.jpg

現物はもうちょっと黄味がかっている、瀬戸系・・・御深井とかかな?

IMG_3296.jpg

ちびっことはいえ陽刻とかは結構頑張っていてキュートである。
眺めているだけで癒されまする。

IMG_3294.jpg

美味しそうなパイを頂いたので、コーヒー豆を買いに行き、
お茶の時間に。
暮らしが整うと気持ちも少し落ち着く。

>>続きを読む
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
2017/12/26.Tue

時を旅する (オキュパイド人形)

クリスマスも終わり、2017年もラストスパートである。
お仕事も結構な追い込みでへろっへろな三毛庵、嗚呼ふるものに癒されたい♪
別にふるものぢゃなくたってよかろうとは思う。
美味しいデザート然り、綺麗なお洋服然り・・・
でもふるものは、「時」という特別な空気を纏っていて、
それは少しの想像力があれば、例えば旅のように自分を遠くへ誘ってくれる。
三毛庵はお家に居ながらにして、旅をしているのである。

IMG_3160.jpg

シュールな色合いのロバ氏である。

IMG_3159.jpg

Occupied Japanのものだが、そのような刻印はなく、
ただforeignと書いてあるように読める。
70年ほど前のものは骨董以前というべきかもしれないけれど、
若い人にとっては新鮮であろうし、もう十分に時の香りを放っているように思う。
ささやかだけれど、手に入れて嬉しくて仕方がなかった。
こういう気持ちは、がらくたでも伝世の名品でも、優劣はつけられないものだ。

IMG_3161.jpg

のんちゃんがわんこを手に入れた。

IMG_3158.jpg

こちらは手描きのリモージュのもの。
ロバ氏のペイントも手描きだろうけれど、まぁリモージュのほうが上等に違いない。
でも可愛さにおいては決して引けを取らない。

IMG_3163.jpg

ほら、ロバの荷車にわんこを載せてみたけれど、
どちらも輝いている♪

IMG_3179.jpg

ロバ氏のお顔の造りが、いまどきののっぺりしたものじゃなく、
なんだか彫り出したように造形的で、こういうところは三毛庵の中でポイントが高いのである。

(↓庭の記録)
>>続きを読む
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
 | HOME | Next »