2016/05/26.Thu

おさかなの夢 (西村宣造の小さな銅版画)

ことのほか、堪えた5月である。
昨日も頭痛と吐き気で身動きできなかったが、
それでも、天気が下り坂なだけなのだ
・・・たったそれだけでって、、。

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(縦:約10cm)

西村宣造先生には生前お会いしたことがあった。
怖くて話しかけられなかったけれど。
余りに嘘などすぐに見抜いてしまいそうな眼をしていたし、
私はそのとき不満に思ったからだった。
不満とは畏れ多いことだが、先生のことなど何も知らないくせに、
そのときはどうしてもナットクがゆかなかったのだ。
(当時の状況にはそういうこともあったのかもしれない。)

だけど今、こうしていると、
人はひとりだ、というようなことを噛みしめている時
隣にひっそり寄り添ってくれるような、そういう哀れが、
このような切れ端にも潜んでいる。
西村宣造という人はそういう人なのだと思う。
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絵のこと | Comments(0)
2015/03/09.Mon

大分やきものの里 (小鹿田焼飛鉋盃)

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旅の土産の盃をお肴に。。

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ふるものも一緒、ちょこっと一杯の夜。

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こんなところに行ってきたん♪小鹿田焼の里!!
今まで近くは通っていたのに、ここには何故か寄っていなかったのね。
(唐臼が陶土を砕いている様子。)

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(径6.3cm/黒木富雄・昌伸窯)

一子相伝の窯元が十軒、固く伝統を守って作陶している。
なのでこのような飛び鉋など、どこも同じような技法で作っているのだけれど、
一軒ずつ覗いていくと、それぞれに個性があって、
お好みの窯元を探すのも楽しい。
のんちゃんがお気に召したここの窯のものは、形がふっくら♪
小さいのにおろそかでないのが嬉しい。

<旅の記録>
3/7(土)
・小鹿田焼の里でやきものを買う
・日田でお雛様を見て、ちょこっと骨董買い(いずれまた・・・)

3/8(日)
・由布院ぶらぶら
・別府ぶらぶら

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由布院で買った桜餅を帰って食す。

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先日のナゾの曲物@の上、三毛庵家の小さな五人囃子が鎮座中。

↓旅の備忘録はこちら♪
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2013/12/24.Tue

雪道 (ラッカーミニアチュールトロイカ文小箱)

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小さな箱の中はからっぽ。。

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箱がお宝なのでした。1996年とそんな古いものではありません。
ロシアの伝統工芸、ラッカーミニアチュール。
ロシア塗りとかパレフ塗りとか呼ばれてもいる細密画。
これは4大産地のうち、一番歴史の古いフェドスキノの産で、
フェドスキノだけがラッカーの下の絵が油彩なのでそうである。
素地にマザーオブパールを使ったものがあることもフェドスキノの特徴で、
これも雪道をマザーオブパールで表現している。
異国情緒をほのかに感じる北海道でのんちゃんが見つけたもの。

20131201 010
(5.1cm × 8.8cm)

ロシアの伝統的な馬車、トロイカの画♪(お馬さんは来年の干支だなぁ。)
皆様、メリークリスマス!!
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ものたち | Comments(2)
2012/10/30.Tue

しぼり・・・ (利き猪口)

オマケで頂戴した利き猪口。
見た通りのノベルティ・・・

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ありゃりゃ!

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(直径 5cm)

「ちっさいおじさんせっせと働く」の図なのであった。

・・・失礼しましたっ!!
でも、、、ちょびっと癒される♪
(ほかの工程の図もあったのかなぁ^^)
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ものたち | Comments(0)
2012/05/17.Thu

いぢわるな・・・ (染付亀甲文盃 岡晋吾)

伝世品によろめいたと思ったら、現代作家さんに吸い寄せられたりもする。
別にふるいものにこだわっている訳ではないので、今起こっていることにも興味はあるのだ。
だってどんなものにも、それが生まれた瞬間というものがあるのだものね。
という訳で、ふらふらと入った器屋さんで、気づけばこれをしっかり握りしめていた。

blog 8520

唐津『天平窯』で作陶されている、岡晋吾さんという作家の方のものなのだそうだ。
(すいません・・・存じ上げもせず〇〇先生とかというのは、なんだか気恥ずかしく。。)
色んなものを作られていて面白かったけれど、この方の古伊万里の解釈には
思わずどきっとしたのである♪(お店の方曰く、とにかく研究熱心な方なのだそうだ。)
とうに有名な作家さんなので、現代ものにうとい私がごちゃごちゃいうまでもないのだが、
ふるい器のようにスピード感もシャープさもあって、それでいてどこかユーモラスで、
これは「今」生まれている「もの」なんだなぁと思うと、なんだかときめいた。

blog 8516
(胴径 6.5cm)

ところでこれは酒器で、こんな風に何故か口すぼまりでお尻の大きいものだから、
もしかすると相当あおらないと飲めないかも・・・とは思ったのだけれど、でも欲しかった。
というか、そういうちょこっといぢわるな感じが、しゃれこんでいるように思う。
ちょっとぐらい苦労してもこれで呑んでみるぞ~とファイトが沸いてくる。
この先「それぐらいの苦労は厭わない」と思わせる器になってくれれば、
それが伝世のはじまりだなぁ、うふふ♪

blog 8519

ところでこの盃、少し前に個展をされたときの残り福なのだそうである。
個展は大盛況だったそうで、これが今手許にあるのはなんだか不思議。。
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ものたち | Comments(2) | Trackback(1)
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