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2020/03/31.Tue

白バラと憧れ (プレスガラスレース皿)

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白バラの牛乳シュークリームを近くのスーパーで発見!!
白バラは大山乳業農業協同組合のブランドで、
三毛庵は関西で・・・というか、のんちゃんの家で初めて知った。
のんちゃんの父上が愛飲していたのだが、
今の二人暮らしでは宅配するほどには飲まないので買ってはいない。
大山乳業農業協同組合のサイトを見てみると、設立は昭和21年7月21日とある。
終戦後、一年と経たないうちに設立されたようである。
その頃の白バラってどの品種をイメージしたのかな?
私はハイブリッド・パペーチュアルのフラウ・カール・ドルシュキかな?とか勝手に思っている。
日本では『不二』として戦前から親しまれた純白の薔薇で、
白バラのロゴのように大きく丸くふわっと咲くのである。こちら→

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↑のんちゃんが発見!「不用意にかぶりついて」はいけないのである!!
さてさて、見事な白バラシューにすっかり隠れてしまったのであるが、、

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レース編みのような、もしくは上等な飴細工みたいな、華奢なプレス、、
ちょっとプレスのイメージを覆すなぁ。

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こんな型だってできるんだゾ!っていうちょっとした腕自慢、最新鋭だったのかな?
だけどやっぱり日本のプレスらしく何処か楚々として、拙そうにみえるけれど、
でもこの頃は当時の人たちはそういう姿を好んだのかな、とも思う。

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夕方、アスパラを茹でていて、鮮やかなグリーンを思わず載せたくなった。
今ごろは九州あたりのアスパラが届くようになって、いよいよ春も本番である。

(備忘録)
1年ほど前、奈良県立美術館で肉筆浮世絵展を見た。
寛文美人図のような江戸初期の風俗画など、軸装も素晴らしく凝っていて
大変に楽しく眺めた。
美人画としてはやはり時代が上がるほどに魅力があって、
どれかもらえるなら、やっぱり江戸初期から中期までがいいなぁ♪などと妄想した。
そのような凄いものを掛けられるような家ではないので、寛文美人を欲しいなどとは思わなかったけれど、
そういう時代の空気への憧れのこころは少しだけ飛ばせたのやもしれぬ。
この度、知り合いの骨董屋さんからちっちゃな風俗画、肉筆浮世絵と思しきものを授かったのである。
絵が好きなのはバレていたかもしれないが、もちろん風俗画の話などしておらぬ。
中期はあろう、元禄とまで言わないが、とのことである。
やっぱり不思議だな、すなおに少し憧れて、追ってもいないときにはひょんとやってくる。
ちっちゃくていかした軸がやってきたのだ。

↓庭を少し
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2020/02/04.Tue

立春大吉 (瀬戸吹墨型紙橘文行灯皿)

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節分の昨日は、お惣菜コーナーで巻寿司を買って帰る。
(よれっとしているのはお店のせいぢゃなく端っこだからです♪)
本当は日曜日に自分で作りたいなー、などと野望を抱いたのであるが、
近所の集まりやらで疲れてしまい、シチューにしたかったお肉でカレーを作ったというナゾ。

小綺麗な行灯がお買い得であったので、つい連れ帰り、行灯皿が二枚@になった。
なのでのんちゃんの分とそれぞれに盛る。
行灯に食べ物を盛るのは異論があるやもしれぬが、
どちらもきれいなので三毛庵的にはセーフなのである。

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型紙に吹き墨をしたこのタイプにはいろいろの型があり、さほど珍しくはないと思うが、
ふっくらした橘の文が綺麗に出ていて、地味可愛いと思ふ。
ワイン飲む人ならワインのあてなど載せたら嬉しくなりそうだけどなー。
三毛庵は雛祭りに桜餅など載せて、左近の桜、右近の橘を洒落ようと目論んでいる♪

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あーやっぱり連れ帰ってみると、こざっぱりして佳い姿だなぁ。
すんなりお部屋に馴染んで、心地よさげに見えるよ。
今度はクルミパンなぞ載せてあげようか、などとお世話を焼きたくなるお様である。

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2020/01/11.Sat

花に願う (九谷色絵水仙文皿)

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新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

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庭の日本水仙がようやく蕾を伸ばし、寒に咲くクリスマスローズ、
ヘレボルス・ニゲル(去年の処分品)が咲き始め、どうにか冬らしくなってきたものの、
いったい日本の四季はどうなってしまうのだろう。

去年見つけて大事にとっておいた日本水仙のおを取り出す。
冬の越前や淡路島の水仙の群落は有名で、三毛庵も若いころ、
のんちゃんと淡路島に遊びに行ったことを思い出す。
九谷焼のこのおも、越前に近く、また茶道の盛んな地のやきものに相応しい。
これが好きなのは、ちゃんと花を描いているから。
本物らしく写実されている、というようなことではなく、これを描いた人は
自分の中に「花」とは何かをちゃんと持った人だという、そう信ずるに足る、何かがこれにあるからだ。
そういう三毛庵は「花」とは何か、上手く説明などできないけれど、
説明できないから、一生懸命花を入れてみたりするのだ。
そのような気持ちが、このおから伝わって、誰の作かも分からないまま手許に置いている。

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だけど、これだけの腕のある人が無名のはずはなかろうと、ずっと考えていて、
知人のところで、作行きが近しいように思うものを見つけた。
それは二代武腰泰山のものであった。
今度見てもらおうとは思っているのだが、九谷銘で若書きなんてあるのだろうか。


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別に作家が分からずとも、このおが好きなことには変わりはないのだが、
願わくば、次世代に遺ってほしい、そう思うので、ちゃんと調べて書いておきたいものである。

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そのときにいくつか同じ作行きのものを譲っていただいたのであるが、
こちらは夏のお、芙蓉の仲間であろう。
草姿が柔らかくて、三毛庵には花トロロアオイみたいに見えるけどね。

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こういうものを見つけると、まだまだ学ぶことって多いなぁ、って嬉しくなる。

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こっちはこんな九谷銘。

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こちらは、初代徳田八十吉の半端のお。のんちゃんから拝借。

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柘榴が品よく描かれていて、やっぱり此の頃の人にはまだ、
吉祥文に対する文化の連続性が保たれていたのだと思う。
今の人にはなかなか描けない画。初代八十吉は文人だなぁ、とやっぱり思う。

さて、年が明けて自分の抱負はないけれど、
陛下が願われる通り、三毛庵も世界の人々の平和を願います。
もはや戦前というような世の中だけに、切に願います。
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2019/12/10.Tue

干柿の収穫 (瀬戸飴釉鯉形皿)

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干し柿ができた♪
実家に送った残りかすでつくったけれど、そんなに悪くないゾ。

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お菓子と一緒に、3時のお茶うけにひとつだけスライスしていただく。
渋柿がこんなにおいしくなるってすごいなー(しかも何の丹精もしていない柿。)
は読谷村?、古物というより中古品?でも、佳いお

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柿のお瀬戸の飴釉の鯉ちゃん♪
三毛庵初見であるが、でっかくて堂々としてキュートだわー。
実は縁があちこち共直しの満身創痍であるが、ごっつくてええ感じ。
きっとみんな傷でも勿体ないって可愛がってきたのだと思う。

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もうちょっとアップ。
(載せているのはシュトーレン。去年は絵瀬戸の角皿に乗せた@けど、瀬戸とは相性良しだね。)

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尾っぽもぷりっとして佳いね~。
今どきは、なんといいますか写真に写る通りの形を写したりしているものが多いけど、
こういう鯉を見た人の主観?のままに作られたもののほうが、何か真実がある気がする。
(土をこねて作られる安定した形なだけかもしれんけど。)
まぁ、でも古来よりKAWAIIは日本の専売特許だな~。

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清澄野紺菊はまだ細々と咲いていて、寂しい初冬の庭に似合う。

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今頃ようやっと紅葉を始めた楓と合わせた。
もうちょっと厳しく枝を整理して、ミニマムな花にできないものかとも思うけど、
そのような厳しさがどうも得意ではなく、咲いている花は極力残してしまうのね。。
花に正解もないだろうけど、個人的な花をいいことに、野放しのお花です。。
それでも名残の乱れた庭を思い出して、眺めてちょびっと和んだりする。
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2019/07/17.Wed

とらちゃん (再興九谷赤絵竹虎文菓子鉢)

相変わらず行き倒れが多く、ブログにたどり着けない日々である。
ふるものも相変わらず、へんてこなものばかりを連れてくる。
すっごくいいものも欲しかったりもするけれど、へんてこなものとの対話が尽きないのである。

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こんな感じの、菓子?に遭遇する。(なますに見えるけどちゃんと7寸あるのだ♪)

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むむっと、見るとなんととらちゃんである。
肉球をなめなめしながら、ちろっとこちらを見ている・・・猫っちい。
猫の額、いや虎の額にはつむじまであるぞ!!うほー。

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とまあ、お茶目なであるが、と見せかけてイカしているのだ。
窓を切った中の竹虎であるが、竹をセンス良く配置してグリーンを利かせている。
これはなかなかやり手であるぞ。
小さな丸を敷き詰めた地紋も簡単そうに描いて決して雑ではなくこなれている。
周りの唐草もまじめなものである。
おーきっとこれはきっちり再興九谷であるぞ。
若杉っぽいなーって思うんだけどな。

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銘が「九谷」なのだけれど。。
九谷銘だからって明治というわけではないけれど、私若杉で九谷銘って見たことあったっけな?
(あんまりほかの窯思いつかないのですが、ご存じの方はご教授くださいませ。)

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裏もね、パッと見「ざっくり」に見えるかもしれないけど、
力があって、三毛庵はいいと思うんだけどな。
繊細なとらちゃんの裏にでーんと描かれた立派な牡丹♪

ゆるキャラっぽく見せかけて、こういうものはなかなか作れるものではなく、手に入れてゴキゲンな三毛庵なのであった。
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