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2020/02/26.Wed

オカイドク万歳! (古伊万里染付松文猪口)

切った有楽は、咲いてもう暫く経っていたせいか、翌朝には花が落ちていた。
落ちたところに水のようなものが溜まっていたので舐めてみる!と甘い蜜。
切ったとき、ちょっと匂ってみたら蜜の香り、してたからね。
椿には香りがないというけれど、少なくとも有楽は蜜の香りがするし、
去年は小鳥(メジロかな?)にぼろぼろに突かれていた花もあった。
そういえば昨日はメジロのつがいが庭に来ていたけれど、椿が咲くと知っているのかな。

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近所のホームセンターで、値引きになっていた、シクラメン『天使のはね』。
ホームセンターなのでもともとそれほどお高くはないのだけれど、
満開に近いせいなのか、もう2月も終わるからか、2/3のお値段。
実は去年も買ったのだけど、花も葉っぱも特異な姿で小ぶりなのは原種交配によるものらしい。
シクラメンってうっすら香る個体と香らないのがあるけれど、これはほのかに香りもある。

実をいうと去年のも夏越しに成功したので、これから咲く、立派なやつがあるんだなー(笑)。
安いから買う、っていうのん、無駄遣いの典型っぽいけど、気に入ったので今年も夏越しにチャレンジしたい♪
(去年の大株こそもう一年越す自信ないし。)

無駄遣いと言えば、猪口はたまには買うかな、ぐらいの三毛庵、
少し前に買いましたよー、お値段に誘われて!(笑)。

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あーこれ、佳い絵だなーって手に取って、おそるそるお値段を聞いてひっくり返りそうに。。
一瞬、今は料治熊太以前?かと思うよな、オカイドクヒン♪
簡略化され、リズミカルに弧を描いた松の染付と古伊万里らしい美しい磁胎、
いいなーって思っても、平素はなかなか踏み切れなかったりするのにね。

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横にあったこちらも同じお値段!ということでゴキゲンでお買い上げ~。

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二つ目のも松なのだけど、枝ぶりの上半分が裏面に掛かれていて面白い。
一つ目のほうは松竹梅。
これ2つで値引きのシクラメン、『天使のはね』と同じぐらいのお値段だったのん♪
(『天使のはね』も人気の品種なので普通は安くはないけど、結構お安かった。
なので、じゃあいったい、猪口はいくらなんだー、って感じ(笑))
こういうラッキーは自分に訪れたら喜べばよし、人に訪れたら羨んではいけません。
だって、ラッキーは、その人がそれまで勉強した分のご褒美だと思うもの。

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という訳で、たまには猪口もよし、な三毛庵である。
(料治熊太氏のこの本は、少し前に○○○オフの均一コーナーでみつけた。
ちなみにお値段は、猪口と同じだったという。。)

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一年でキャベツ大に成長した天使のはね、植え付けた今年の分との差が激しい!
葉っぱの下には蕾がぎっしりでゴキゲン♪

植物ネタがオタク過ぎるので、こっち@に書いてみているのだが、
FC2のほうがざっくり書きやすかったりして、悩ましいところ。。
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2020/02/09.Sun

ごはん最強! (伊万里染付線描茶碗)

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このところ、この冬一番というかやっと冬!的な寒さで縮こまっている。
余り凝ったことをする元気のない三毛庵にいまいち食欲のないのんちゃん、
そうだ!こんなときはドンブリに限る!それも目に美味しそうなやつ、、
ということで三色丼♪
緑色はフツー実えんどうではない気もするけど、ありものでつくったらこうなったのねー。
いやー三色丼、最強!美味しく作って美味しくいただいた。

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お茶碗は幕末ごろの線描きの伊万里、すこし大振り(12cm強)で、小どんぶりにちょうどよいのん。
こういうものは使うとやみつきになるんだなー。
今どきのものよりずっと丈夫で、手取りも抜群、そして何より、いつものご飯がご馳走になる。
まじまじ見つめて食べるわけじゃないけれど、不思議とじわっと美味しく思えるよ。

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この大雑把な絵付けも美味しそうなのよ。
あまり思うことができずなんだかなーな一日でも、おいしくご飯をいただけたら、
ありがたやーって思えるものね。

余談であるが、三毛庵先月、高級なるおひつを手に入れた。
去年から鍋で手早く美味しくご飯を炊く方法を実践して、ご飯は飯切に布巾で
冷ましていたけれど、そろそろおひつが欲しいなーと思い。。
高級なる箒を手に入れた時もまあまあ周囲にウケてしまったが三毛庵は真剣で、
自分のニーズを考えると掃除機よりも箒に投資をするのが合理的だったのだ。
この度も飯の旨さにおいて、高級炊飯器よりおひつが合理的だったのである。
といって、「丁寧な暮らし」ができるほどこころに余裕はないので、
たぶんこれが一番メンテ不要?、と思った曲げわっぱで内側に角のないタイプのにした。
このへんは人それぞれ、暮らし方に合うタイプがあると思うので、どれが最強ということはないけれど。
という訳で、しっかりもとをとれるぐらい使えるといいなー。
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ものたち | Comments(0)
2019/10/17.Thu

ニコイチのことと (プレスガラス覗き猪口)

手に入れてから密かに浮かれて、ずいぶん経つ気がする、、

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プレスガラスの小さな覗き、おいしそうなほんのり昔色。
ガラスに興味のない人から見ると、こんなものが?と思われるかもしれないが、うれしかったのだ。
硝子で覗き、というもの、ないと思うんだけどな。
まぁ、数がなければよいって訳じゃないけど、酒徒憧れの筒と言えなくもなく、
何よりプレスガラス好きにはこの塊感がゴキゲンなのだ。

それに何よりうれしかったのは・・・

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晩酌セットができちゃったことなのだ♪

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大きいほうを見つけた時もここ@に書いたが相当浮かれたんだけど、何しろたまたま遭遇したもので、
もうひとつあればなーとはちょびっと思った。
そういう、あるかもしれんけど追っかけるのは間違いのようなことって、
ちょっとだけ望んだらあとはもう忘れるが吉なのだ。

そんな訳で、忘れたころにこういう、ありそうでないものがあるSさんのお店
(Sさんのお店は正統派の骨董のよいものだけでなく、マニアゴコロを擽る、
あれっと思うものが密かに置いてある。)でこれを見つけたときはびっくりした。
もちろん、しっかりしたお値段ではあったが、Sさんの値付けは
ものがわかってつけるにしてはいつも良心的だと思う。
大きいほうを見つけたときはガラ扱いであったので、内心どきっとしつつも
平静を装ってしれっと買った意地悪い三毛庵であるが、
それは勉強しているほうへのふるものの神さまからのご褒美というものだ。
だからちゃんと払うべき時は払うのが世の掟である。

それにしても、硝子覗き猪口シリーズは何で貝文(しかも三面違う!)なのかな?

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という訳で、せっかくニコイチになったので、箱に入れてあげようとこの度思った。
この箱の入手というのもおかしな感じで、催事に来る箱屋さんに頼もうと思ったのん。
なのに当日慌てて現物を持っていくのを忘れ、しまったなぁ・・・とみるとこれがあった。
普通、ニコイチの箱など注文しかないのだけど、聞くと頼まれたものがサイズが違ったとの由、
合えばお買い得なのだという。
筒のサイズも確認していなかったのだが、タイミングよく出てきたのはこれでいい、ってことかなぁ、と思い持ち帰った。
実際のところ、上手に布を巻いて、高台を上にすれば収まっている?というナゾである。

結局、この筒たちはこうやってニコイチになりたかったのかなぁ。

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庭の花もそろそろ終盤で、ホトトギスが咲き始める。
ホトトギスも白いシモバシラも地味な花だけれど、秋に似つかわしい花である。

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勝手に育った糸薄が庭の一隅を素晴らしくしている。
(と思っているのはどうやら私だけのようであるが。。)
綺麗だな、と思うけれど、、いまだに全貌の掴めない台風の被害に何を言えばいいのだろう。
このような日常も決して当たり前ではない。
道端の草がきれいだとか、ご飯が美味しいというようなことを、
誰もが感じられる暮らしであってほしいと願う。
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ものたち | Comments(0)
2019/09/24.Tue

うちのごはんとうちのはな (くらわんか手奈良茶碗・瓢形花籠)

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いつものように栗を買いに行く。
今年は彼岸花の遅い年で、田んぼのわきにようやくちらほら咲き始めていた。
栗もまだたくさんは出回っていないようだったが、いつもの栗おはぎは発売になっていた。
春には筍、秋には栗を実家に送り、自家用にも買って帰るのが慣わしで、
日々の食事はお粗末なものであるので、春秋の炊き込みご飯だけは頑張る三毛庵である。

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今回はおすそ分けをするのにガス炊飯器で炊いたけど、今度は鍋で炊いてみよう。

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奈良茶碗とか広東型とかいうようなお茶碗であるが、
くらわんか手の渋めの呉須で、このような秋のご飯がぐっとくるものである。
初期手のお茶碗など憧れるが、相応の覚悟を持って手に入れるようなお品である。
これなどは蓋がガタついたり、小さな難点があったりなので、
ずいぶんと良心的に譲っていただいたものなのだが、
家庭で作る秋のご飯がよく映える、高スペックなお品と思う。
こういうものに探すではなしにふと出会ったりすると、その日はもうよい一日だ。

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庭は茫々になっていて、それというのも早朝を除いては
外に出る気力も萎える猛暑が続いたせいであるが、
そのせいでさらにイラガまで発生して(今年はやけに多いのである。。)、
昨日はついに手が腫れる羽目に陥ってしまった。
おしゃれな庭雑誌などには、決して出てこないイラガとの闘い、
皆さま一体どうされているのであろうか。

それでも少しは欲しいな、と植えた秋草がぽつぽつ咲いて、
茫々の庭に秋草の咲く様はのんちゃんのひんしゅくを買えども好きなのである。
今年ようやく手に入れた秋海棠と一緒に入れたのは、
「菊葉玉咲フジバカマ」という名で売られていた山野草、
藤袴の地味な風情が好きなのだが、これは葉っぱや小さな花の様がよい花だ。

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こんな風に庭で乱れて咲く雰囲気を入れてみたいものだが、
まだケチって倒れ掛かった一枝を失敬して入れるような次第であり、
庭で見るときの感動を再現できる腕もない。。

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先日書店で見かけた本を買ってきた。
裏千家の偉い先生の本であるが、花に向き合う根本のところを
素人のこころに響くように書いてくださっていて、なかなか得難い本である。
洋花や、身近な草花も茶花として入れてくださっているところもうれしい。
さらに技術的な面も基本のところを書いてくださっているので、
我流(というかそれ以前)な三毛庵にはありがたい。
綺麗に入れられた写真だけあっても、美しければいいのか、という気になるし、
技術的なことだけ書いてあっても花を入れる人の気持ちなど分からないし、
そういうところが書かれているものって意外とないのである。
いつも花を庭から摘んできたら大慌てでざっくり入れている三毛庵も、
もうちょっとひと呼吸おいて、いい花をいれたいものである。
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2019/08/17.Sat

夏休みの記憶 (染付貝藻文猪口)

送り火も過ぎ、お盆が終わった。
故郷に帰られた方も、台風で大変な思いをされなかったであろうか。
楽しい夏休みを過ごされたであろうか。

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そこそこに神経質な子供であったせいか、夏に海へ行っても
姉妹やいとこたちと一緒になって波打ち際で遊ぶのはあまり好まなかった。
代わりに、ひとりで波に洗われて丸く削られたシーグラス(当時はガラス石と呼んでいた)や貝を集めた。
といっても、北の海のことであるので、あまり美しい貝はなく、
大人になって能登の海で桜貝を拾ったり、沖縄の海で色とりどりの貝を拾ったときにはかなりう喜んだものである。。

ある夏、東京から親戚の大学生のおにいさんがやってきて、いつも行く海に連れて行ってもらった。
人見知りの多いわりに、どういうわけかよくなつく相手がたまにいるというのは昔からだったのだ。
確か、その人と私と妹で行ったように思う。
その時も、おそらく私のことだからそれほど波打ち際まで行っていたとは思えないのだが、
突然大波を頭から被り、引き波に足をすくわれそうになった。
波の恐ろしさの最初の記憶、何事もなかったのに怖くて大泣きした。
(おそらく小学校には上がっていたと思うので、すぐ泣き出すような歳ではなかった筈だが。)
そんなわけで親戚の大学生はびしょぬれになって泣く子供を家まで連れ帰る、という
羽目に陥ったのであるが、近ごろふと思い出す子供のころの記憶といえば、怖い思いをした、とか
今も心の隅で後悔をしているとか、そういうことが実に多く、
幼少の、時間が止まったかのような満ち足りた記憶、というのは意識しては思い出せない。
思いがけず庭が美しいときとか、そういう意図しないときに突然押し寄せることはあっても。

この蕎麦猪口は、去年の秋に松本でみつけたものだ。
時代が若いのか、伊万里ではないのか、つるっとした磁器質だが、伸び伸びとして気に入っている。
去年は夏まで忙しくしていて、秋になって自分の暮らし周りを見直して、
ひとつ欲しいものができたので、のんちゃんに連れて行ってもらった帰りに寄ったのだ。
(その日は気圧の関係でへろへろになっていたが、松本についてようやく息を吹き返した記憶がある。。)
年に一度も行かないであろう骨董屋さんで見つけたのだが、
そこの大将は私たちのことを覚えていてくれたようで、いろんなものを見せてくれたり、
話をしてくれたりで、そんなにはゆっくりとはしていられない私たちはひやひやしたものだ。
だけど旅先の骨董屋さんでお宝探しをする楽しさというのは、どちらかといえば
みつけたものに、その時の楽しい思い出が香りのように残るというところにあって、
今でもこれを見る度に、一見では仏頂面でいる店主が人懐っこくあれこれ話してくれたあの日を思い出すのだ。

いいトシになってくると思い出というのは尽きないものである。
トシとるとどうして思い出話が増えるのかなー、ってよく思っていたけど。。
なにか美しいと思うものって、きっと人は反芻するのだろうな。
でも、過去を思うのと同じように、今もひとつひとつのこと、一瞬一瞬を大事に思う。

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こんな見込・・・瀬戸か美濃の産?

さて、いつものごとくブログをさぼっているあいだ、
寝て起きて、ご飯を作って食べて、庭で水遣りをし、金魚に餌を遣る日々。
どれもそうおろそかには出来ないので、意外と忙しいのである。

猛暑の8月に入る前、7月は土日の天候が安定せず、
梅の土用干しはいつもより2週間ほど遅れた。

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気を揉んだが、今年の梅は上々の仕上がりで、殆どがふわっふわの仕上がりだ。
少し硬いかな、というようなのは3粒だけ、梅自体の出来の良い年だったのだろうか。

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可愛いホーローの容器にも詰めてご満悦なのであった。
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