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2020/04/20.Mon

去年の桜 (王地山焼染付氷裂梅文猪口)

天神さんや弘法さんは日にちが決まってるので
お休みの日に当たると楽しみであったものだが、屋外の市すら中止とは寂しい。
致し方のないことではあろうけれど、、。
ネットでもよいし、業者の方には頑張っていただきたい。
だけど市をぶらぶらして会話をすることがやっぱり楽しいと思う。平和は大事。

毎日ご飯作ったり洗濯したり、花に水を遣り、金魚に餌をやる。
今のところこれは平和。ありがたいです。
母世代には戦争の記憶があり、少しだけ聞いたことがある。
母方の実家は生産も兼ねた花屋であったが、戦争になって
祖父が花を全て処分し、代わりに野菜を植えたのだと聞いた。
野菜作りを手伝いに来た人は、代わりに出来たものをもらって帰ったそうだ。
花がみんな処分されてしまったことが母には随分記憶に残ったようである。
我が家の庭も日々緑が鮮やかになってゆくのであるが、
この先もこの姿を守って行ける時代であるのかわからない。
わからないけど、わからないから今一生懸命お世話しよう、と思うのだ。

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すっかり季節外れだけど、可愛いので許してね。
氷裂梅文の小猪口である。

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迷った末にセットで戴いた。
思えばその後大半の市が中止になったので、
いろんな意味で買っておいてよかったのかもしれない。
古い王地山焼ではないかとのことであったので、そのように記した。
三田かもしれないが、見掛けない、上手物なのでそうではないか、との由。

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私には何か、判断ができないなぁ。。この世界は奥が深い。
でもとろっと美味しそうな釉薬で、眺めているだけで癒される。

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覗くと・・・フシギな形!クルスかなぁ?などと想像を膨らませる。
某大阪の北部で出たとのことで、大阪の北部には隠れキリシタンの里あるしなー、
とは妄想だけどね。(そこで焼いたわけじゃないだろうから(笑))
このフシギな形に純米入れて飲んでみたいなーなんてちょびっと思うが、
まだ実行には移していない。

ということで本日もふるものを愛でることができ感謝♪
よろしければ一緒に愛でていただければ幸いです。

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このところは春という季節もないよな気候変動ぶりであるが、
この春はなかなか気温が上がらない。
そんな中、一番に咲いた薔薇は、ブールソールという系統のオールドローズ。
マダム・サンシード・パラベールを植えたはずであるが、
モーレッティー・・・のような気がする。まぁ、この薔薇がうちに来たかったのだろう。
難なく咲いてはどんどん散ってゆく薔薇で、
風に煽られてあさってのほうを向いていたのを切ってきた。
トゲもないので茶花にしてもいいのかなと思う。ほんのり甘い香り。
去年の春が初花で、爽やかな気候のうちに咲いてくれるこの花は
その気候ゆえか実家の初夏の昔の庭を思い出させる、、私の中では平和の薔薇。
そういえば、去年の今頃友人が吉野の桜を見に来た時に、
「来年もある」などとは思わないことだ、と互いに言い合ったのであるが、
それはこういうことだったかと思う。
お正月には無理を言って向こうで集まってもらったのだけれど、
無理を言ってつくづくよかった。

今日は大したこともしていないけれど、日記ぐらいは書けてよかった。
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ものたち | Comments(0)
2020/02/26.Wed

オカイドク万歳! (古伊万里染付松文猪口)

切った有楽は、咲いてもう暫く経っていたせいか、翌朝には花が落ちていた。
落ちたところに水のようなものが溜まっていたので舐めてみる!と甘い蜜。
切ったとき、ちょっと匂ってみたら蜜の香り、してたからね。
椿には香りがないというけれど、少なくとも有楽は蜜の香りがするし、
去年は小鳥(メジロかな?)にぼろぼろに突かれていた花もあった。
そういえば昨日はメジロのつがいが庭に来ていたけれど、椿が咲くと知っているのかな。

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近所のホームセンターで、値引きになっていた、シクラメン『天使のはね』。
ホームセンターなのでもともとそれほどお高くはないのだけれど、
満開に近いせいなのか、もう2月も終わるからか、2/3のお値段。
実は去年も買ったのだけど、花も葉っぱも特異な姿で小ぶりなのは原種交配によるものらしい。
シクラメンってうっすら香る個体と香らないのがあるけれど、これはほのかに香りもある。

実をいうと去年のも夏越しに成功したので、これから咲く、立派なやつがあるんだなー(笑)。
安いから買う、っていうのん、無駄遣いの典型っぽいけど、気に入ったので今年も夏越しにチャレンジしたい♪
(去年の大株こそもう一年越す自信ないし。)

無駄遣いと言えば、猪口はたまには買うかな、ぐらいの三毛庵、
少し前に買いましたよー、お値段に誘われて!(笑)。

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あーこれ、佳い絵だなーって手に取って、おそるそるお値段を聞いてひっくり返りそうに。。
一瞬、今は料治熊太以前?かと思うよな、オカイドクヒン♪
簡略化され、リズミカルに弧を描いた松の染付と古伊万里らしい美しい磁胎、
いいなーって思っても、平素はなかなか踏み切れなかったりするのにね。

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横にあったこちらも同じお値段!ということでゴキゲンでお買い上げ~。

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二つ目のも松なのだけど、枝ぶりの上半分が裏面に掛かれていて面白い。
一つ目のほうは松竹梅。
これ2つで値引きのシクラメン、『天使のはね』と同じぐらいのお値段だったのん♪
(『天使のはね』も人気の品種なので普通は安くはないけど、結構お安かった。
なので、じゃあいったい、猪口はいくらなんだー、って感じ(笑))
こういうラッキーは自分に訪れたら喜べばよし、人に訪れたら羨んではいけません。
だって、ラッキーは、その人がそれまで勉強した分のご褒美だと思うもの。

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という訳で、たまには猪口もよし、な三毛庵である。
(料治熊太氏のこの本は、少し前に○○○オフの均一コーナーでみつけた。
ちなみにお値段は、猪口と同じだったという。。)

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一年でキャベツ大に成長した天使のはね、植え付けた今年の分との差が激しい!
葉っぱの下には蕾がぎっしりでゴキゲン♪

植物ネタがオタク過ぎるので、こっち@に書いてみているのだが、
FC2のほうがざっくり書きやすかったりして、悩ましいところ。。
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ものたち | Comments(0)
2020/02/09.Sun

ごはん最強! (伊万里染付線描茶碗)

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このところ、この冬一番というかやっと冬!的な寒さで縮こまっている。
余り凝ったことをする元気のない三毛庵にいまいち食欲のないのんちゃん、
そうだ!こんなときはドンブリに限る!それも目に美味しそうなやつ、、
ということで三色丼♪
緑色はフツー実えんどうではない気もするけど、ありものでつくったらこうなったのねー。
いやー三色丼、最強!美味しく作って美味しくいただいた。

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お茶碗は幕末ごろの線描きの伊万里、すこし大振り(12cm強)で、小どんぶりにちょうどよいのん。
こういうものは使うとやみつきになるんだなー。
今どきのものよりずっと丈夫で、手取りも抜群、そして何より、いつものご飯がご馳走になる。
まじまじ見つめて食べるわけじゃないけれど、不思議とじわっと美味しく思えるよ。

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この大雑把な絵付けも美味しそうなのよ。
あまり思うことができずなんだかなーな一日でも、おいしくご飯をいただけたら、
ありがたやーって思えるものね。

余談であるが、三毛庵先月、高級なるおひつを手に入れた。
去年から鍋で手早く美味しくご飯を炊く方法を実践して、ご飯は飯切に布巾で
冷ましていたけれど、そろそろおひつが欲しいなーと思い。。
高級なる箒を手に入れた時もまあまあ周囲にウケてしまったが三毛庵は真剣で、
自分のニーズを考えると掃除機よりも箒に投資をするのが合理的だったのだ。
この度も飯の旨さにおいて、高級炊飯器よりおひつが合理的だったのである。
といって、「丁寧な暮らし」ができるほどこころに余裕はないので、
たぶんこれが一番メンテ不要?、と思った曲げわっぱで内側に角のないタイプのにした。
このへんは人それぞれ、暮らし方に合うタイプがあると思うので、どれが最強ということはないけれど。
という訳で、しっかりもとをとれるぐらい使えるといいなー。
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2019/10/17.Thu

ニコイチのことと (プレスガラス覗き猪口)

手に入れてから密かに浮かれて、ずいぶん経つ気がする、、

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プレスガラスの小さな覗き、おいしそうなほんのり昔色。
ガラスに興味のない人から見ると、こんなものが?と思われるかもしれないが、うれしかったのだ。
硝子で覗き、というもの、ないと思うんだけどな。
まぁ、数がなければよいって訳じゃないけど、酒徒憧れの筒と言えなくもなく、
何よりプレスガラス好きにはこの塊感がゴキゲンなのだ。

それに何よりうれしかったのは・・・

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晩酌セットができちゃったことなのだ♪

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大きいほうを見つけた時もここ@に書いたが相当浮かれたんだけど、何しろたまたま遭遇したもので、
もうひとつあればなーとはちょびっと思った。
そういう、あるかもしれんけど追っかけるのは間違いのようなことって、
ちょっとだけ望んだらあとはもう忘れるが吉なのだ。

そんな訳で、忘れたころにこういう、ありそうでないものがあるSさんのお店
(Sさんのお店は正統派の骨董のよいものだけでなく、マニアゴコロを擽る、
あれっと思うものが密かに置いてある。)でこれを見つけたときはびっくりした。
もちろん、しっかりしたお値段ではあったが、Sさんの値付けは
ものがわかってつけるにしてはいつも良心的だと思う。
大きいほうを見つけたときはガラ扱いであったので、内心どきっとしつつも
平静を装ってしれっと買った意地悪い三毛庵であるが、
それは勉強しているほうへのふるものの神さまからのご褒美というものだ。
だからちゃんと払うべき時は払うのが世の掟である。

それにしても、硝子覗き猪口シリーズは何で貝文(しかも三面違う!)なのかな?

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という訳で、せっかくニコイチになったので、箱に入れてあげようとこの度思った。
この箱の入手というのもおかしな感じで、催事に来る箱屋さんに頼もうと思ったのん。
なのに当日慌てて現物を持っていくのを忘れ、しまったなぁ・・・とみるとこれがあった。
普通、ニコイチの箱など注文しかないのだけど、聞くと頼まれたものがサイズが違ったとの由、
合えばお買い得なのだという。
筒のサイズも確認していなかったのだが、タイミングよく出てきたのはこれでいい、ってことかなぁ、と思い持ち帰った。
実際のところ、上手に布を巻いて、高台を上にすれば収まっている?というナゾである。

結局、この筒たちはこうやってニコイチになりたかったのかなぁ。

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庭の花もそろそろ終盤で、ホトトギスが咲き始める。
ホトトギスも白いシモバシラも地味な花だけれど、秋に似つかわしい花である。

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勝手に育った糸薄が庭の一隅を素晴らしくしている。
(と思っているのはどうやら私だけのようであるが。。)
綺麗だな、と思うけれど、、いまだに全貌の掴めない台風の被害に何を言えばいいのだろう。
このような日常も決して当たり前ではない。
道端の草がきれいだとか、ご飯が美味しいというようなことを、
誰もが感じられる暮らしであってほしいと願う。
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2019/09/24.Tue

うちのごはんとうちのはな (くらわんか手奈良茶碗・瓢形花籠)

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いつものように栗を買いに行く。
今年は彼岸花の遅い年で、田んぼのわきにようやくちらほら咲き始めていた。
栗もまだたくさんは出回っていないようだったが、いつもの栗おはぎは発売になっていた。
春には筍、秋には栗を実家に送り、自家用にも買って帰るのが慣わしで、
日々の食事はお粗末なものであるので、春秋の炊き込みご飯だけは頑張る三毛庵である。

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今回はおすそ分けをするのにガス炊飯器で炊いたけど、今度は鍋で炊いてみよう。

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奈良茶碗とか広東型とかいうようなお茶碗であるが、
くらわんか手の渋めの呉須で、このような秋のご飯がぐっとくるものである。
初期手のお茶碗など憧れるが、相応の覚悟を持って手に入れるようなお品である。
これなどは蓋がガタついたり、小さな難点があったりなので、
ずいぶんと良心的に譲っていただいたものなのだが、
家庭で作る秋のご飯がよく映える、高スペックなお品と思う。
こういうものに探すではなしにふと出会ったりすると、その日はもうよい一日だ。

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庭は茫々になっていて、それというのも早朝を除いては
外に出る気力も萎える猛暑が続いたせいであるが、
そのせいでさらにイラガまで発生して(今年はやけに多いのである。。)、
昨日はついに手が腫れる羽目に陥ってしまった。
おしゃれな庭雑誌などには、決して出てこないイラガとの闘い、
皆さま一体どうされているのであろうか。

それでも少しは欲しいな、と植えた秋草がぽつぽつ咲いて、
茫々の庭に秋草の咲く様はのんちゃんのひんしゅくを買えども好きなのである。
今年ようやく手に入れた秋海棠と一緒に入れたのは、
「菊葉玉咲フジバカマ」という名で売られていた山野草、
藤袴の地味な風情が好きなのだが、これは葉っぱや小さな花の様がよい花だ。

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こんな風に庭で乱れて咲く雰囲気を入れてみたいものだが、
まだケチって倒れ掛かった一枝を失敬して入れるような次第であり、
庭で見るときの感動を再現できる腕もない。。

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先日書店で見かけた本を買ってきた。
裏千家の偉い先生の本であるが、花に向き合う根本のところを
素人のこころに響くように書いてくださっていて、なかなか得難い本である。
洋花や、身近な草花も茶花として入れてくださっているところもうれしい。
さらに技術的な面も基本のところを書いてくださっているので、
我流(というかそれ以前)な三毛庵にはありがたい。
綺麗に入れられた写真だけあっても、美しければいいのか、という気になるし、
技術的なことだけ書いてあっても花を入れる人の気持ちなど分からないし、
そういうところが書かれているものって意外とないのである。
いつも花を庭から摘んできたら大慌てでざっくり入れている三毛庵も、
もうちょっとひと呼吸おいて、いい花をいれたいものである。
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