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2019/09/24.Tue

うちのごはんとうちのはな (くらわんか手奈良茶碗・瓢形花籠)

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いつものように栗を買いに行く。
今年は彼岸花の遅い年で、田んぼのわきにようやくちらほら咲き始めていた。
栗もまだたくさんは出回っていないようだったが、いつもの栗おはぎは発売になっていた。
春には筍、秋には栗を実家に送り、自家用にも買って帰るのが慣わしで、
日々の食事はお粗末なものであるので、春秋の炊き込みご飯だけは頑張る三毛庵である。

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今回はおすそ分けをするのにガス炊飯器で炊いたけど、今度は鍋で炊いてみよう。

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奈良茶碗とか広東型とかいうようなお茶碗であるが、
くらわんか手の渋めの呉須で、このような秋のご飯がぐっとくるものである。
初期手のお茶碗など憧れるが、相応の覚悟を持って手に入れるようなお品である。
これなどは蓋がガタついたり、小さな難点があったりなので、
ずいぶんと良心的に譲っていただいたものなのだが、
家庭で作る秋のご飯がよく映える、高スペックなお品と思う。
こういうものに探すではなしにふと出会ったりすると、その日はもうよい一日だ。

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庭は茫々になっていて、それというのも早朝を除いては
外に出る気力も萎える猛暑が続いたせいであるが、
そのせいでさらにイラガまで発生して(今年はやけに多いのである。。)、
昨日はついに手が腫れる羽目に陥ってしまった。
おしゃれな庭雑誌などには、決して出てこないイラガとの闘い、
皆さま一体どうされているのであろうか。

それでも少しは欲しいな、と植えた秋草がぽつぽつ咲いて、
茫々の庭に秋草の咲く様はのんちゃんのひんしゅくを買えども好きなのである。
今年ようやく手に入れた秋海棠と一緒に入れたのは、
「菊葉玉咲フジバカマ」という名で売られていた山野草、
藤袴の地味な風情が好きなのだが、これは葉っぱや小さな花の様がよい花だ。

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こんな風に庭で乱れて咲く雰囲気を入れてみたいものだが、
まだケチって倒れ掛かった一枝を失敬して入れるような次第であり、
庭で見るときの感動を再現できる腕もない。。

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先日書店で見かけた本を買ってきた。
裏千家の偉い先生の本であるが、花に向き合う根本のところを
素人のこころに響くように書いてくださっていて、なかなか得難い本である。
洋花や、身近な草花も茶花として入れてくださっているところもうれしい。
さらに技術的な面も基本のところを書いてくださっているので、
我流(というかそれ以前)な三毛庵にはありがたい。
綺麗に入れられた写真だけあっても、美しければいいのか、という気になるし、
技術的なことだけ書いてあっても花を入れる人の気持ちなど分からないし、
そういうところが書かれているものって意外とないのである。
いつも花を庭から摘んできたら大慌てでざっくり入れている三毛庵も、
もうちょっとひと呼吸おいて、いい花をいれたいものである。
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2018/05/26.Sat

植木の市 (再興九谷青手掛花入れ)

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この季節のモミジはほんとうに瑞々しい。
挿しておいても長持ちするから、ずぼらな三毛庵にはありがたいのである。
置いてある鞘状のやきものは花入れになるんだけれど、
イロハモミジはいまいち合わなかったので、飾りに置いた。

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今日思い立って、こっちはどうかな?とコハウチワカエデを挿した。
うん、これは可愛い。
花入れは基本的には地味なものがよいと思うけど、
こんな色絵なら、葉っぱだけを挿せばいい気がする。

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決まり過ぎてなくてイイ感じ♪

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こんな不思議なもの。。
よい箱に「九谷青?屋造きせる筒?」みたいなことが書いてある。
粟生屋源右衛門だと聞いたけれど、普通の粟生屋のような
楽焼っぽいのではなく、磁器質のもの。
素地は若杉とかなのかなぁ?
へんてこなものだけど、時代はあると思うんだな。
ちゃんと掛けるためのひもを通せるようになっているスグレモノである。
大切に育てているコハウチワカエデの晴れ舞台。

裏に砂利敷きの西向きのスペースがあって、防草シート貼っているのに
油断すると雑草が伸びていて、のんちゃんが気にしていた。
それならいっそ木でも植えて、雑草のはびこるスペースを
減らしちゃえばいいんじゃないかと思い、あれこれ思案していた三毛庵である。
いっそオカメ桜でも植えようかと思ったけれど、桜は虫の温床だからなぁ。。

先日ホームセンターに行くと植木市がきていて、
おぉ、この手があったか、ジューンベリー!!
桜のころに花が咲いて、6月に食べられる赤い実がなり、
秋には紅葉もする。そんなに手もかからない。
若干かわいそうだがなんとか西日も耐えられるとのことである。
ジューンベリーの大きい木はあまり見たことがなく、
もっと大味?って思っていたけれど、あんがい繊細な姿で葉っぱも可愛い。
裏庭なら鳥が来ても厄介なことにはならないしね。

ということで、早速植えました~。種があるけどお味も美味しい♪
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とにかく秋までせっせと水遣りしなければ。

一昨年植えた庭木がなんとか無事に二年目の春を迎えたのに
気を良くしている三毛庵、実はそのときほかにも気になるものがあったのん。
それはですね、、シロモジ!
家にはクロモジがあり、シロモジの存在も知ってはいたのだが、
実物をみたことがなかったの。
シロモジの株立ち、めちゃこじゃれているではないですか。
ということで、本日植木市の最終日、行ってきましたよ~。

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葉っぱが繊細で、カエルの手のような、アヒルの水かきのような形なのだ。

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若芽は赤みがかっている。

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上向きにつく、小さい実が地味ながら存在感たっぷり。
一本でも結実するって言ってたけれど。。
春先に黄色い可愛い花が咲き、秋には黄葉もするという楽しみの多い木である。
虫は少なそうだけれど、ハキリバチがガンガン葉っぱを切り取ってしまうのがちょっと笑える。
クロモジはしっとりと和庭に合う風情だけれど、
シロモジは和でも洋でも面白く使えるんじゃないかな~。
ということで、今年も水遣り頑張る三毛庵である。

<今日のお庭↓>
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