2017/02/13.Mon

永いお別れ (英吉利のTin缶)

昨年、古くから親しくさせていただいていた道具屋さんが亡くなられた。
正確には可愛がってもらっていたというのか・・・。
上手く言うことができないのだが、歳もずいぶん離れていたが、気持ちが通じた。
気持ちというのは、ものをやりとりすることでしか伝えられないような、
微細なこころの襞のようなものだろうか。
もう一度お会いしたかったな、と思うけれど、この日が遠くないことを
どこかでわかっていたようにも思う。
終いとなった売り買いは、互いにそのことが分かっていたような売り買いだったのだ。
だから、寂しいけれど言い残したことはなかった。

IMG_1985.jpg

小さなTin缶のことを書こうとして、関係のないようなそのようなことを思い出したのは、
道具立て、といったことを思っていたからである。
その道具屋さんの道具立てに対する執念を、忘れることができない。
(・・・といっても、このようなカジュアルなお道具ではなく、お茶道具であったが。)

IMG_1984.jpg

Tin缶は、縁があって手に入れた、西洋のものを入れようと思い見つけた。
Tin缶に入れるようなものであるからして、ささやかなお道具であるのだが、
私にとって思い入れも強く、伝来も面白いものであった。
気軽なお道具立てに、と缶カンに入れてみた訳である。
お似合いかどうかは分からないが、大きさは丁度良い。

IMG_1983.jpg

がらくたにしろ、お茶道具にしろ、取り合わせるという「遊び」は愉しい。
愉しいけれど、これなら・・・と思うのはなかなかむつかしいものだ。
私も、このTin缶と秘密の中身がこれでよいのか、今も図りかねている。
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2017/01/28.Sat

花束ではなく (プレスガラスキャンディポット)

切り花代わりに買って、部屋で愉しんだ水仙の鉢植え、
すっかり終いになり花は黄色いまま乾いてしまった。
澁澤龍彦の本@の水仙のところにも書いてあったが、
花後の葉っぱを切らないことが来年も花を付けるためのお作法である。
もうひとつ、咲き終わった花がらはすぐに子房の下で取ってしまうのが
三毛庵のお作法である。

IMG_1898.jpg

ということで、取った花がらがあんまり黄色いので硝子に入れた。
葉っぱのほうは鉢から抜いて、庭に深植えにした。

部屋にお花がなくなり、お客様がみえるので何か・・・、
と思っていたらまたまた水仙(とムスカリ)になった(笑)。

IMG_1912.jpg

家を空けている時間が長いので、切り花より根のあるほうが、
扱いやすいというか、まぁやっぱり庭植えできるのが魅力なんだろうなぁ。
冬のお部屋で愉しんで、地植えすれば翌年は庭で、っていうの、
なんかオトク感が満載ではないですか♪

IMG_1911.jpg

オカイドクなお値段で、もりもりっとしたノボタン「コートダジュール」も発見。
玄関にもお花を、とこれも連れ帰る。
こちらは耐寒性に難があり、今年のような寒い冬を考えると庭植えがむつかしく、
鉢植えは水管理が大変で持て余しそうなものなのに、、一寸強欲だったかな。。

さて、水仙の花を入れた硝子のキャンディーポット、
市で蓋のないのを格安にしてもらい浮かれていたら、
なんと直後にのんちゃんが蓋つきをゲット!

IMG_1888.jpg

ちっ、負けたぁ、とちょっと悔しかったけれど、
でもどちらもちゃあんと飾っていまする。

IMG_1897.jpg
(径12.5cm)

これは結構ふるいプレスだと思うのん。
火炎宝珠とか瓔珞みたいな和の文様がプレスされているのに、
ちっちゃく洋風で可愛い。
ごりっとした美味しそうなプレスガラス

IMG_1913.jpg

お正月から放っていた牛蒡をどうしようかと思っていたら、
高峰秀子さんの本にきんぴらが載っていて、
ピーマンも入れて美味しそうであった。
さっそく真似たけれど、ちょっとピーマンの色が変わりすぎた。
きんぴらはお砂糖でなく、みりんで。美味しくてもりもり食べる。

(以下、庭の記録にキャンディポットの詳細)
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