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2018/08/12.Sun

夜更けにだらだら (紙刷印判微塵に富士文変形皿)

台風14号の発生のせいなのか、午後からは正体不明になっていた三毛庵である。
ずっと忙しかったこともあり、ふるもののことも上手く考えられない日々が続いた。
でもそれは、忙しかったというより、自分の中でちいさな変化が起こっていたからのように思う。
結果的に何か好みが変わったかというとそんなこともないのだけれど、
三毛庵なかなかの小市民なので、自分のなかの詰まらないジョーシキの殻を破るのが大変なのだ。。

自分の中でなんとなく納得のいく答えが見つかってから、
特に欲どしくしている訳でもないのに、自分にとって面白いと思えるものがやってくるのはフシギである。
いったい、ふるものの神さまは、どうやってものの預かり主を決めるのであろう。

いろいろ書きたいことはあるのだけれど、画像もないし、夜中であるのでまたにする。
ひとつ気になっているのは、初代武腰善平のことで、この人は九谷庄三の高弟であるが、
善平も小野窯に参加していた?というのは史実としてあるのだろうか。
不勉強な三毛庵であるので、庄三には小野窯時代があるのは知っているものの、
善平がどうであったかは知らないのである。
でも、あぁこれってきっと善平だよなぁ、、って思うことがあって、益々この人を尊敬するのであった。


画像がないのはあまりに寂しいので、猛暑における手抜きメニューを。。
(本文とは全く関係がなくてスイマセン。)

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北海道の美味しい帆立、メバルのお造りと一緒に。

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紙刷り印判の微塵がよろしい。(雪景色?な富士山も涼しげだしね!)
使いやすいサイズで、変形なのもおかずを盛りあげてくれて重宝である。

今ではこのような雑器も作れないだろうなと思う。
今の時代じゃなきゃ作れない、100年後も大切にされるものってなんだろうな。
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ものたち | Comments(0)
2018/04/22.Sun

食傷気味の日 (飴釉角小皿)

ずーっと調子がよろしくないせいかもしれないけど、
少し計り懐疑的なこころもちなのである。
何がって、誰が見てもいいものにときめかない、という天邪鬼的心境。。
まぁ疲れてるんだろうな~。
世の中はインスタ映えといって、ビジュアルのよいものがどんどん消費され、
益々「美しい」ということが統計的なものになっていく。
綺麗なものを見ても既視感が先に立ってしまう哀しさ。。
てなわけで、近ごろナゾのものを買って「これって美しいんかなぁ?」などと
考え込んだりしているナゾの三毛庵である。。ま、そんな日もある。

調子が悪いと言っている間に、庭はあっという間に新緑になってしまった。
コハウチワカエデの柔らかい葉っぱや、去年植えたヤマアジサイ、
「白扇」の小さな蕾、眺めていると不思議だなぁ、って思うんよ。
草花の美しさこそ、もうずーっと使い古されたものじゃないか、と。
でも、今日見てもやっぱり昨日見たのとは違うような喜びがある。

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よくありそうな角皿なのだけど、やけにごつごつした飴釉のもの、
うーんやっぱり見かけないかな。

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裏は一層ごつごつして美味しそうです♪
ちっちゃい民芸、って感じで愉しくなって分けてもらった。

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ちょこっとナッツを盛って、ウィスキーのお供に、、っていうのはどうかな。

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まぁなんか、食傷気味の日にはこんな出会いがよろし。
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ものたち | Comments(0)
2017/11/07.Tue

門出に (蒔絵桔梗に薄文・松に千鳥文菓子皿)

週末は、栗きんとんをお買い上げ♪
なぜって塗りの菓子皿がやってきたから!

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旅に出る・・・お土産はふるもの!半端のお皿が4枚。

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松に千鳥が3枚、

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桔梗に薄が1枚。

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塗りはもう透けてくるほど古びて質素ななりだけど、
金銀に青貝、昔の栄華が偲ばれる。
もしかすると野弁当のお皿だったのかな?

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申し訳ないよな値札であったのに、
「高山の和紙やで」そういって綺麗な和紙に包んでくれた。
お皿の門出を祝ってくれた。

さて、気づけば初冬である。
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ものたち | Comments(2)
2017/07/09.Sun

夏草 (初代八十吉の細々)

過日、花屋さんの前を通ったら七夕の笹が売られていた。
七夕飾りなど、久しくしたことがなかったけれど、
思いついて、飾りつけをした。

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七夕の日は曇りの予報であったけれど、夜にはうっすらと星が出た。
都会の灯りと満月に近い月の光で、星空というにはほど遠かったけれど。。

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庭では夏草が茂る。
昨秋植えた、斑入カリヤスも穂を上げ始める。

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部屋の中も気持ちだけ七夕飾り、、四宝とはいかないけれど、
文房具を並べてみた。

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水滴と永楽写の筆、初代徳田八十吉になる。
絵付の上手いやきものの作家さんというのはたくさんいるのだけれど、
なかで八十吉に惹かれるのは、文人の香りがすることである。
もっと上手い作家さんもいるし、古九谷や吉田屋のような古典もある。
それらと較べることはできないけれど、
八十吉の絵付には、技術的なことではない「何か」があるように思うのだ。
それはどういうことかと言われると、人としての奥行きとでもいうのだろうか。
では、他の人に奥行きはないのかと言われればそうはいえないだろう。
だから個人的に何処か共鳴するものがある、ということなのかもしれない。
(畏れ多いが。。)
三毛庵にとっては、そういうところが他と区別されているのである。

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お菓子も八十吉で畏まっていただく。

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ものたち | Comments(0)
2017/06/22.Thu

お詫び (プレスガラス籠目文角小鉢)

昨日アップした記事に目いっぱい書いた妄想について、
もっとちゃんとした情報を教えていただきました!
鍵コメさま、ありがとうございました。
ということで、三毛庵の勝手な妄想を読んでしまわれた方は、
お手数ですが昨日の記事に書いた訂正内容@をご一読いただけると幸いです。

・・・ということを本日はお伝えしたかったので、ネタはないのであるけれども、
せっかくなので漁った画像をアップする。

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これでもかと無駄に多い、プレスガラスの器であるが、
これはピノがひと箱分ちょうど入るスグレモノなのである。
いや、ピノは箱からそのままつつけばいいだろう、というご意見は差し置いて、
ひと箱分ちょうど、っていうのが三毛庵にはうれしいのだ。

三毛庵はアイスはふだんちょびっとしか食べない。
なので、ちょびっと食べられるピノはお好みであり、
そのピノがちょうど入る器もお好みなのである。

IMG_2576.jpg

無色のプレスガラスってまぁジミィなものであるが、
よく見ると籠目とか鎬とか、とってもおされなのである。
(でもってそこそこの時代もある古びた色合いの硝子。)
小鉢っていうのも気が利いているよな~。
ま、それだけのことであるが。。

(↓風のあいだ放ったらかしだったお庭の記録)
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