2016/08/28.Sun

生真面目について (染付小香炉、赤絵金彩小花瓶)

迷走する台風10号、今週は日本への上陸が予想される。
皆さん、どうぞご用心を。

という三毛庵も気圧低下のせいか、今日は結構やられて
とほほな感じである。若干酸素も薄いような気がするし。

朝起きて、鉢植えをチェックしに行き、ローズマリーの苗の手入れをする。
ローズマリーは丈夫な植物だけれど、メイガの幼虫がついてしまったので
昨日から見つけては取り除いている。
なかなか油断ならない、早く涼しくなって地植えができるとよいのだけれど。
さっきは、テーブルに置いていた、一週間も前に摘んで入れていた
小さな花にバッタが載っていてびっくりした。
メイガとはさよならしたけれど、バッタはなんとなく憎めずに
外の鉢植えに連れていきリリース、、この不公平感。

そろそろ再引っ越しの準備をしないといけないのだけれど、
台風やらでぐうたらな一日になってしまった。
でもまぁ、珈琲だ、お茶だ、炭酸だ、とお好みの飲み物を
いただきながらぐうたらするのは、程よい気分転換である。
ほんの5分10分のことであるが、気に入ったコップや茶器を出して
時間を費やすのだから、最後の洗いものまでが愉しい時間なのである。

IMG_1437.jpg

トクベツ雛道具が好きとか、そんなんではないけれど、
茶箱のお飾りにでもなりそうな小さなお道具があるとちょこちょこ連れ帰ってしまう。
目的を定めて探したりとかはあまりしてはいないのだけれども。

IMG_1435.jpg
(直径3.8cm/高さ3.5cm)

IMG_1436.jpg
(直径3.7cm/高さ5.5cm)

直径4cmを切ると、小っちゃいなあ・・・という感じがする。
どちらもちびっこだけれど手抜きがないところがうれしい。

IMG_1438.jpg

ちゃんと、銘まで入って、普通サイズのものをそのまま小さくした感じ。
で、表現が微妙に可愛いところが日本的である。
こういうものには、生真面目な日本人の良さが出ていると思う。
でもふとね、集団で生真面目さが先に立つときって、
やだなぁ・・・と近ごろは思ったりもする。
病気になる前とかは、自分自身がそうだったから感じるのだけれど、
みんながみんな、目標に向かってまっしぐら、っていうのはなんだかね。。

2か月ほど新しい仕事をして、まぁそこそこにはしんどいのだけれど、
それでも病気をする前の自分とは違っていることには安心した。
目標しか見えていないということを異常だと感じるし、
目標に向かう道は一本じゃないということもなんとなく分かる気がするし、、。
まぁなんか、今のところは平常心でやっていけている次第である。

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2015/01/30.Fri

土から生まれた (楽山・青備前小香炉)

P1190805.jpg

ガヲーン!!と吠えていたのでいっちょう連れ帰って、、みた。

P1190800.jpg
(本体の直径:5.7cm/獅子の全長:1.5cm)

ちびこくて、実寸ではヘラでちょちょいとしただけの細工なのに、
何故かとってもイキがよく見えた獅子さんであったが、
アップで撮るとやっぱりしっかり踏ん張っている♪

香炉の轆轤もぎゅうっと力強くて、むむっタダものではない!と
つい見惚れちゃったのねぇ。。
まるでアラジンの魔法のランプのようで、ナデナデしたら
中からちび獅子殿が登場して、「ご主人さま、願い事はなんでしょう?」
とてっぺんで吠えているみたい。
こぉんなヤツに聞かれたら、
「どうか、これからもよいものと出会えますように。」などと願ってしまいそうである。

二代の楽山だよ、とのことである。
青備前の楽山とは藤原楽山のことであるようだが、
撮り忘れた印は初代のものに似ているけれど。
(二代は検索してもへらで描いている銘しか出てこないのでよく分からず。)
こういうものを見ると、作った人がどんなにか
この土を大事に思っていたか、それがじんわり伝わってくる。
共箱も失われては、作家ものではいけないのであろうが、
部屋の隅っこにちっちゃな魔法のランプがあるのは、
どうしてなかなかうれしいものである。
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2014/12/18.Thu

野放しだけど放っておけない(再興九谷若杉窯色絵唐草文香炉)

年の瀬を気持ちよく迎えたし、と焦りはたらく三毛庵である。
おうちのほうもいよいよ片付けないとな~。
大掃除できるとは到底思えないが、さすがに人並みのお部屋で年を越したい。。

気がつけば一年野放し、ぼんやり眺めた香炉であった。

20131201 020

あんまり何も言うことはない。
もうちょっと、こういう愛情を表現できればともおもうのだけれど・・・。
言い古されていないものが、ここにはあるような。

20131201 019
(長径11cm/高さ9cm)

若杉窯というのは不思議な窯だ。
言ってみればお堅いイメージの藩窯であるのだが、
時折心にぐっと迫るものがある(少なくとも三毛庵は、だが)。
暴れていたり、しとやかだったり、愛らしかったり・・・
そしてもちろんつまらなかったり、、印象はいろいろだ。
だけど放っておけない。おかしなものだ。
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2014/11/27.Thu

小穴を掘る (九谷色絵花蝶文小香炉)

さすがに今日はボウズだろ~などと思う日に限って、
ちっちゃく嬉しいお買いものができるのはなぜだろう?
(別に掘り出し物などという訳ではないのだけれど。。)
お気楽なぶん、欲目に惑わされず「好き」なものを見れるのかな。

「ん?そんなとこになんかあったっけ??」
新聞に包んだこれを持って帰還した三毛庵に、のんちゃんが聞いた。
うしし、目ざといのんちゃんも見つけられなかった迷い子ちゃん。

P1190632.jpg
(直径5.5cm/高さ4.8cm)

ほんとうは火屋があるはずなのかもしれないけれど、
これだけでもころりんと十二分に可愛らしい。
ペンキ赤の撮みはちゃんと獅子頭氏なのである。
ささっと描いているようでなかなかに筆が立つのは
そこそこ時代もあるのかもしれない。
(撮り忘れたけど、赤絵でささっと「九谷」銘。)
お花と蝶々が伸びやかで、画像に収めるとちびこいことを忘れそう♪

それでねっ、このちび香炉の一番のお気に入りポイントは・・・

P1190633.jpg

この裏行きなのである。
さらにお色味を控えながら描いているのは藁束!!
こちらも益々ちびっことは思えない風雅な描きっぷりなのである。

九谷焼にたまに見かける「藁束の図(っていうのかな)」、
「今年も無事に収穫できました」というお祈りが籠められているようで、
見るとなんともあったかい気持ちになる。
九谷焼には稀に絵変り20枚とかの「農耕図」もある。)
そういえば三毛庵、このお皿@も好きなものだけど「藁束」だったなぁ。
好みというのはそうそう変わらぬものなのか。。

好みといえば、三毛庵昔から渋渋の土ものなんかと同じように
色絵もお好みである。
九谷なんぞのブランドを除けば、色絵はわりに穴場であるので、
こうしてまだまだ遊べる余地はあると思うのだけれど・・・。
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2013/01/06.Sun

だらだらと小さいものと (三田青磁透牡丹唐草豆香炉)

今年はほんと寒いなぁ・・・。
でも、ちゃんと寒い冬はきっと美味しいお酒を造ってくれる♪
それにね、あんまりびっくりするような暖冬はなんだか不安になる。
(寒さの厳しい地域、雪の多い地域にいればそうも言ってられないけれど・・・。)

・・・とはいえ昭和な我が家はやっぱり寒い。
自由を得た一日なのだけれど、寒いのと年末の反動で眠いのとで動きは鈍い。
ごろりと転がる図は築地のマグロであるが、片や1億5千万だからなぁ・・・。 
やりたいことはいっぱいあるのに・・・からだがついてこなくなるというのは
こういうことか。

こんな日はどうするのかというと、だら~っとしつつ、その時々の
お気に入りの絵やふるものたちを眺める。
(こんな趣味のない人から見ると、結構ブキミな光景かもしれない。)
私は純粋に思考することは得意ではないので、ぼんやりものを眺めながら
いろいろのことを思うのである。
そういうぼんやりした時間の中で、自分の中に静かに降り積もっていくものが
だんだんと形作られて、少し先の自分の姿となっていくような気がする。

さて、そんなこんなに関係なく、画像は三田青磁の豆香炉
年末のちょこっと買いシリーズのひとつ。
のんちゃんがガラの中から発掘したのだけれど、あんまり小さいから
三田扱いされなかったのだろうか?(たぶん三田で大丈夫だと思う。)
透かしだけれどちゃんと銅の落としがついていたので立派に使える。
茶籠茶籠と騒いでいるとこんな茶籠サイズも出てくるのがへんな感じである。
大きな茶籠だと、香炉まで組んでいるものもあるようなので、
場所が許せば入れてあげたいのだけれど、その場合は牙蓋など要ることになる。

20121223 008
(直径4.6cm/高さ3.8cm)
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