2009/06/20.Sat

東京・絵のある小さな旅

6月13日~14日、東京に遊びに行ってきました~。
目的は「日本の美術館名品展」(7/5迄)を見ることだったのですが、、、
例によってみっちり企画を盛り込んできましたよ♪

行程はこんな感じ。。。
13日(土) 武相荘(旧白洲邸)-山種美術館ー大坊珈琲店ーホテル
14日(日) 富岡八幡宮(骨董市)-東京都美術館-またも富岡八幡宮
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2009/06/09.Tue

ミーハーになる

近頃の白洲次郎・正子ブームで、白洲正子ファンですと大声でいいにくいへそ曲がりの私。
正子さんの功績は多々あれども、世では目利きとか言われているけれども、
私は何より彼女から「日本の伝統を生きること」を教えてもらいました。
ここ関西の地に住むようになり、そこここの何気ない風景に心を奪われてきたのは、
人が幾世代にも渡って暮らし繋いできた日々がかたちを成しているからだと教えてもらったのです。
だから皆さん、是非一度『かくれ里』や『十一面観音巡礼』を開いてみてください。

さて、写真のプレスガラスのお皿、白洲正子旧蔵のものの色替わりです。
誰かがいいと言ったから、そういう理由でものを買うまいとは肝に銘じているのですが、
このお皿を見つけてきてうれしそうにしていた(※)という正子さんの心境にちょっと近づきたく、
骨董市で拾い上げてきました。
無骨な造りで雑器には違いないですが、精一杯頑張った!?デザインにこくのある黄色
(正子さんのは青緑でさらに素敵です)、ほどよい持ち重りもなかなか楽しめるお皿です。
でもきっと、正子さんがこのお皿を自慢していたのは、手頃なお値段で手に入れたから
だろうなと思うんです。
下手物の中から美しいものを見つけるほうがずっと難しい、とおっしゃっていた正子さんだから
気安いお値段でこんな気の利いたお皿を見つけ、ちょっと鼻高々だったに違いありません。
実は私もこれを1枚ワンコインで手に入れたんです。
それではあまりにこのお皿には気の毒なお値段だなぁ、とは思うのですが、
こんなに眺めても使っても気の利いているお皿をほんのお小遣いで見つけた自分がうれしく、
正子さん同様、「鼻高々」な気分です。
そんな訳で、目利きというより好奇心と探究心旺盛で茶目っ気たっぷりな正子さんの姿が
なんだか思い浮かぶのでした。

そういえば以前、これの正子さんと同じ手を見かけたことがあるのですが、値段を聞いて
びっくりしたんです。(しかもそれは5枚でなく1枚の値段と聞いて二度びっくり!!)
おそらくそれは目利き「白洲正子」を意識してつけたお値段なのでしょう。
でもきっと、あの世の正子さんは大笑いしてるでしょうけどね。

※註:
牧山桂子(白洲正子の娘さん)著の『白洲次郎・正子の夕餉』に、
「母は、自分が手に入れてきたガラスのお皿に満足していました。」とあります。
(P.46「小えびのサラダ」)
桂子さんの文章も、平易でそれでいて家族のユーモア溢れる情景が伝わってきて
いつも素晴らしいなと思います。
写真に使われているだんな様(牧山圭男氏)の作った器も使ってみたくなるものばかりです。

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