2011/09/27.Tue

~1740 (古伊万里青磁色絵吹墨椿文輪花なます皿)

江戸中期以降の伊万里は、清潔で堅牢で食器として抜群に優秀だ。
だけど食器然としているだけに、どうしても「用意された感じ」になってしまい、
ふるいものとして眺めたときにはすこしばかりおもしろくなかったりする。
くらわんかのようにちょっと規格から外れたようなものが好まれたりするのは
そういうところにあるのかもしれない。

色絵となると多色なだけに益々難しくなり、やはり私も色絵くらわんかの系統が
愉しいかなと思ったりする。
とはいえこれらも人気なだけに、今やパターン化された「記号」となっているのもひとつの事実。
いわゆる金襴手といわれるものから、あ!と思うようなものなどを見つけるほうが
却って難しいのかもしれない。

さて、伊万里について「こういうものがあったらぜひ!」という気持ちは
それほど持ってはいない私なのだけど、この、中期以降の色絵のうちで
一度出会ってみたいなと思っていたものが、そういえばあったのだ。
これを見かけたときにそれを思い出した。
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2011/09/26.Mon

秋は兎と (平焼 陽刻小皿)

blog 7450

秋といえばお月見、だからなのかお菓子には兎が登場する。
薯蕷饅頭のふっくら白い姿は兎に見立てるのにぴったりだ。
この愛らしい姿と小さな紅色の目が映えるようなお皿がなかなか見当たらなく、
引っ張り出したのは草色の平焼。
なんてことのないものだけど、陽刻が細かく柔らかいのでうるさくないかなぁ、と。
(ちょっとお盆がうるさかったけど・・・)

ところでこの兎さん、ただ愛らしいだけではない。
中身も秋らしく栗餡となっているところが二度美味しいのであった♪
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2011/09/25.Sun

お彼岸 (プレスガラス 麦文小皿)

blog 7447

お彼岸につき、おはぎをいただく。
あちこち稲刈りの風景を眺め、あぁ稲穂の柄の印判ででもいただこうかなぁ、
と思いつつ、手許にあったすっきりとしたプレスガラスに載せてみる。
これは稲穂じゃなく麦なんで、季節外れといえばそうなのだけれど。。

おまけはコチラ↓
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2011/09/20.Tue

時代を生きて (「画家たちの二十歳の原点」展)

blog 7427 blog 7426

9月17日(土)、碧南市藤井達吉現代美術館へ行く。
先日台風の暴風で臨時休館を食らったリベンジである。(この日も台風が近づいていたけれど。)
この連休で当会場は終了したが、今度は足利市へ巡回する「画家たちの二十歳の原点」展である。
前回見そびれた翌日に丁度NHKの日曜美術館で特集をしたせいなのか、
あんがい多くの人が来ていたが、海外から名画を取り寄せて開かれる展覧会に比べれば
ゆったり見られるのはうれしい。
でも、日本の一級の画家達の出発点を見られる、という面白い企画なのに
(去年の長谷川りん二郎展に引き続き、土方明司氏の仕組んだ罠である)
この程度の人出だし、関西には巡回してくれなかったのは返す返すも残念なことだ。
(大阪市が近代美術館を早くなんとかしてくれればいいんだけどな。。。)
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2011/09/18.Sun

東海道土産 (笹井屋 なが餅)

土曜日にやっと碧南市の美術館へのリベンジを果たし、
帰りはのんびり国道で、1号線を走っていると四日市に差し掛かり・・・
何やら「名物」の看板を発見!今日はまだ旅のお土産を買ってない♪

笹井屋さんの「元祖 なが餅」^^
なんと「400年の歴史」とあるではないか!
広重の描いた東海道五十三次の旅人達も食したのね~これは楽しみ♪

blog 7434

なんともユルい形状が愛らしい♪
この形にはやっぱり長皿系統だな、と青磁のお皿にのせてみる。
一緒にいただくのは中国茶・岩茶のアイスなど。

それにしてもこのなが餅、あんこ餅を伸ばしただけといえばそうなんだけど、
なかなかアイディア品だなぁ、と思ったのは、薄く薄く伸ばしてるので
餡とお餅がサンドイッチ状で、とてもあっさり香ばしくいただけるところ。
ぱくぱくあっという間になくなったのであった。
また通りがかった折にはお買い上げしたいものである。

おまけ↓先日の長皿にも盛り付けてみた。
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2011/09/11.Sun

無色ばっかり (吹ガラス盃洗/プレスガラス長皿・レース皿)

伊万里とかのやきものの盃洗を買うことはまずないのだけれど、
何故か硝子の盃洗が集まってしまった。。。
切った庭の花なんかを入れるのに程よい大きさだと言い聞かせている自分がいる。
大体が制作の都合上、形がこんもり愛らしいのがイケナイのであるが、
だからといって、フツー3つも要らんよね。。。

この度のはカットで文様が描いてある。
素地は吹ガラスで覗くとやっぱりゆらめいている。

blog 7412
(直径11.7cm × 10cm)

先日のグラヴュール@、お気に入りのプレスガラス@とまぁなんだか、
技法の見本市みたいである。
無色といっても、現代のクリスタルの美しいガラスなどにはあまり興味が持てない。
偏愛なんだろな・・・やっぱり。

という訳でこの日こんな風にみつけた私のがらくた達が他にも・・・。
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2011/09/05.Mon

ソーダ水 (和ガラス 氷コップ)

blog 7409

淡いソーダ水いろの和硝子。
覗き込むとゆるゆると硝子が流れていたり、
本当にソーダ水のように細かな気泡がたっぷり入っていたり・・・
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2011/09/05.Mon

台風一過 (杉本健吉・三岸節子)

台風一過、爽やかな秋晴れ・・・とあって欲しいが、すっきりしないお天気。
そのせいか今日はあまり体調がよろしくない。。
雲間に見えた半月を見て、もうすぐ十五夜さんであることを思い出す。

週末は台風にも関わらず、碧南の藤井達吉美術館へ行ったのだが、
なんと暴風警報で臨時休館となっていた。なんとか会期中にまた行きたい。。
そのせいでまた妙なものとの出会いがあったりして、困ったことに(笑)。

さて、そこまで足を伸ばすのだから、と杉本美術館にも行った。
牡丹を描いた絵を特集展示していて、杉本健吉のあらゆる時代の、あらゆる技法の・・・
油彩、墨彩、切り紙に色鉛筆や拓本などなど・・・の牡丹が咲いていた。
奈良にゆかりの深い画家なので長谷寺の牡丹の大きな絵もあったし、
トムという愛犬を一緒に描いたものもあった。
印象的だったのは枯れた牡丹を描いた絵で、枯れても百花の王、というものだった。
上手く描くことではなく、善く描くことに心を砕いた画家なのだなぁ、、と思う。
(そのことは、志賀直哉が、上手いだけの画家に留まらないで欲しい、と書いた原稿を
大切に軸装していたことからも分かる。)

碧南がダメだったので、一宮の三岸節子記念美術館に足を伸ばす。
丁度市制ナントカ年とやらの記念で無料で見ることが出来た♪
夏に好太郎を見て、夫人の節子を見て思うのは、彼女はやはり鍛錬の人だなぁ・・・
ということである。
色彩感覚や造型感覚など、才能の豊かさは勿論だ。
しかし、好太郎とは全く違う才能であると思う。好太郎は生まれながらの絵描きだ。
一方は天才と称される夭折の画家であり、一方は画家としての鍛錬を積み重ねて
長寿を全うした。
そう考えながら見た節子の二十歳の初々しい自画像が、印象的だった。
(自画像を描かなかった好太郎が、若くして描いた節子の肖像を碧南で見れるハズだったのだけど。)

blog 7403 blog 7405

さて、この日見つけたおやつは・・・


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絵のこと | Comments(0) | Trackback(0)
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