2011/11/30.Wed

何のために (染付磁器盃)

blog 7873

さして書くことなどないのである。
書かないと落ち着けないのはビョーキのようでもある。
ヒトの脳は暴走するのか。

ヒトの眼も暴走する。
タフでぶっきらぼうな高台の、「物質感」だけのものである。
あろうことか高台内に屋号が捺してある、つまりはノベルティのようだ。
(ちなみに見込みにも堂々と印が捺されている。)
いわゆるガラの中のひとつであって、タダ同然のものというか、
タダでも要るかナゾのものというか、、、けれど眼は暴走する。
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2011/11/29.Tue

薄荷氷 (プレスガラス色角皿)

blog 7856

硝子は味がつかないから・・・とは云うけれど、
まだたどたどしいプレスガラスのゆらぎには、親しみがこみ上げる。
これは無色の硝子が好きな私の、たまの贅沢・・・ふるい色硝子。
もちろん当時も贅沢品であったろうけど、今は氷コップの足元にも及ばない。

いったい、「もの」はいつから骨董となるのだろう。
当時も美しかったには違いないけれど、生産されなくなって忘れられ、
そしてあるとき、ふと初めてのように出会うときが訪れる不思議。

先日の漫遊で、知り合いの業者さんが煤だらけのうぶ出しの硝子を持っていた。
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2011/11/28.Mon

お釣り (再興九谷若杉窯色絵角皿)

blog 7854

先日、加賀地方を漫遊して九谷焼のお勉強@をしてきたけれど、
普段あまり見ない再興九谷の諸窯の作品を見比べるのはなかなか愉しかった。
見比べると吉田屋の評価が高いのはさもありなん、とは思ったけれど、
でも、例えば松山とか宮本とか、それぞれに特色があって、九谷の奥深さを堪能できた。

さて、そんなこんなの日々、大きく直しのある小皿を手に入れた。
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2011/11/27.Sun

中国地方漫遊 (印判色絵宝舟千鳥文小皿)

久しぶりの更新♪
昨日26日(土)は中国地方を漫遊。
骨董市をのぞいて、顔なじみの業者さんに色々見せてもらったり、
温泉津(ゆのつ)温泉の外湯、「元湯」でじわぁっと温まったり、
(ここのお湯は濃厚であつあつのいいお湯なのだ。)
出雲に寄って骨董屋さんをのぞいて、松江でお菓子を買う。

blog 7849 blog 7850
(温泉津温泉「元湯」さん / 松江の「風流堂」さん)

松江というのは不昧公のお膝元であるので、今もお茶の文化が盛んで、
和菓子屋さんが沢山ある。
こんな風にお抹茶でお接待してくれるのも、松江ならではの風習。
さすがだなぁ♪
お菓子は不昧公好みの「若草」をお持ち帰り。
こんなとき、楽焼なんかのきれいな小皿なんかがあればよいのになぁ、
と思ったけれど、よいものがなく。
先日の小皿@、使いみちを考えていたけれど、伊万里の食器っぽさが
あんまりないから、お菓子によいかも・・・と載せてみた。
お茶もお抹茶じゃなく焙じ茶に、と不昧公に叱られそうな取り合わせに
なっちゃったけど、とっても美味しかった♪お許しを~。

blog 7869

この日の収穫はいずれまたアップしたいと思うのだけれど、
ひとまずオマケの画像・・・
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2011/11/21.Mon

禁断の・・・ (伊万里色絵松竹梅文猪口)

blog 7842

あぁっ、ついつい手を出してしまった・・・蕎麦猪口!
普段あまり関わらない分野なのになぁ。。
別に猪口が嫌いなわけではないのだけれど、我が家では使うシーンが
限られているというのがあって。
それとやっぱり評価の確立した分野なので、手が出にくいというのもあって。

つい手を出してしまったのは、緑と赤がよいお色をしていたせいもあるけれど・・・


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2011/11/20.Sun

妄想のお勉強 (九谷色絵吉田屋写盃)

週末はお勉強だぁ!!っとお出掛けした。

blog 7824

加賀市にある石川県九谷焼美術館でやっていたのは「湖東焼と九谷焼」。
(ご興味のある方は、2012年2月5日迄!)
先日これ@を見つけて、赤絵細描の時代と窯の特定は難しいなぁ、っと
思ったので、この企画でちょこっとヒントを掴もうと思ったのだ。
赤絵細描をメインにして、湖東焼と九谷焼がたくさん展示されていて、
なかなかためになったけれど、実際九谷と湖東は人の交流もあるし、
湖東の素地もいろいろであるので、見てもやっぱり難しかった。
でもたぶん私のは九谷焼かなと思ったし、窯についてもヒントがあったかなと思う。

さて、その後は小松市へ行き、またもお勉強!!

blog 7825

小松市立博物館「本多貞吉磁器焼成二百年 再興九谷」展。(本日終了)
江戸後期からの再興九谷の諸窯の作品を順に展示していて、
ふだんあまりまとめて見られない窯のものも含め、各窯の特色を見比べられる
楽しい展示だった♪
(九谷焼美術館もだったけれど、雨だったからかお客さんが殆どおらず、
一寸怪しい人みたいにガラスにへばりついて観察しても恥ずかしくなかった^^)
この展示も、この小皿@を私はキッチュと言ったけれど、実は江戸あるかも♪っと、
ちょこっと思ったりしたので、だとすればどこの窯なのか、妄想してみようかと
思ったのだ。
こちらも、もしも江戸期ならこの辺りかなぁ・・・と愉しく妄想。

さて小松といえば、カレーの市民「アルバ」で昼食、こくうまカレーを食す♪

blog 7826

それから湯涌温泉、金沢湯涌夢二館にて「竹久夢二と大正イマジュリィの
世界」展も見る。(12月11日迄)
「大正イマジュリィ」というのは、大正期に印刷や版画といった複製技術に
よって生み出された、装幀、挿絵、ポスター、絵はがき、広告、漫画などの
総称のことだそうだ。ヌーボーとかデコの香りのする「紙」に囲まれ満足♪

blog 7827

そんな感じのお勉強の一日だったけれど、しっかり金沢でふるもの漁りも。
ちょこっとお買い物をして、それにオマケをつけてもらったのだけれど・・・。
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2011/11/19.Sat

珍なる器 (伊万里色絵六角盃/南蛮人文ミルク入)

blog 7821

目がいやしいので、歩きながら綺麗なものを見つけると拾ってしまう。
白磁のお皿(いちおう初期伊万里)に葉っぱ諸々並べてみる。
紅い色が目に付くのは、ヒトにとってきっとおいしい色なのだろう。
白い器の焼成に成功したら、それに自然の様々な色を載せたくなるのも道理である。

先日のんちゃんがポチした色絵は、見たら目がつぶれるほど素晴しいお品であった。
私がポチしたこちらは、誰も見向きもしなかった、脱力系の他愛のないお品である。

blog 7818

他愛のない割に珍しいものだとは思うけれど、珍しいというのはおまけみたいな話だ。
とはいえ、あんがいない、暑苦しくない色絵には弱いのであった。

さて、これが欲しかったのにはもうひとつ大きな理由があって・・・
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2011/11/18.Fri

高台と育成 (李朝三島盃)

blog 7802

念願叶って堅手様をお迎えしたのであったが、そういう時、
労せずして縁続きのものがころっとやってくるのも不思議なものである。
李朝については、半ば諦め気味に多くは望まなかったのであるけれど、
ほぼ完品の、やっぱりぎりぎり?直径10cmの「盃」らしきものが、
「ウォン安」の名のもとに並んでいたのである。

それにしても・・・猫のやつが引っ掻いたみたいなプアーな高台なのである。
「うーん、日本人たる者、高台には一見識あらねばならぬが、これは・・・。」
とはいえ、あっけらかんとしたこのカチカチの高台が嫌かというと、
それがそうでもないのがひねくれたところで、「誰もがうなる立派な高台よか
軽くて湿っぽくなくて、普段付き合いには丁度いっか♪」などと
都合のよい解釈をしてみたりするのである。
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2011/11/17.Thu

李朝なら (李朝堅手盃)

blog 7792

李朝なら堅手、どういう訳かずっとそうだった。
本を眺めるのが好きな私は、骨董の本の頁をめくっては、「この中でどれか
ひとつもらえるなら、どれがいいかなぁ」などと勝手に妄想したものだ。
そういうとき、李朝は何故か堅手なのであった。

とはいえ、堅手なら何でも・・・という訳にはいかない。
説明困難なのがもどかしいのであるが、「憧れの堅手」なるイメージが
頭の片隅に、しかし歴然とあるのであった。
けれどそういうイメージ通りのものは、テキトーにうろついたところで、
決して見つかる筈もないのである。
念じていれば引き寄せることのままあるこの世界、「きっと堅手」「いつか堅手」
とイメージアップだけは怠らなかったねちこい私でなのあった。

そんなある日、「先手必勝」なるネット上に、なんと私のイメージ通りの
堅手様が、まだ誰にもツバをつけられずにいらっしゃるではないか。
李朝は堅手」というのが、多少偏った好みであると自覚していなかった私は、
「売れてないのは何か問題でもあるのか?」といぶかりつつも、
ともかくもと手に入れたのであった。
(きっとこの人は堅手が好きなんだろうな、と思っていた勝見充男さんが、
『骨董屋の盃手帖』で「堅手好き」と明言するより前のことであったので、
当時やっぱり堅手はいくらかマニアックな部類であったのかもしれない。)
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2011/11/16.Wed

おかずの舞台 (伊万里染付鶴亀松竹梅文皿)

blog 7756 blog 7787

久しぶりにお天気の週末、いつものようにぶらぶらしてお菓子を買って。
初めての市だから、せっかく出掛けて手ぶらもさみしい、、とうろうろする私^^

悩むほどでない可愛いお値段にう~ん、っと悩みながら、たまには「骨董」っぽいやつを
手にしてみる。というのも・・・

blog 7786

これに出汁巻玉子を盛ったら美味しいかな♪と思ったから!
(下手くそな出来のせいで、盛った感じがちょっと私のアタマの中の図と違ってしまった。)
関西に来て、出汁巻の美味しさに「子供の頃のお弁当の玉子がこれだったらなぁ。」と
思わずうなったものだった。
というのも母の玉子焼はあまあじで、子供の頃は甘いものがいまいちだった私には、
ほんとのところ、ちょっとニガテなおかずだったのだ。
でも今は、あまあじのもっと黄色い玉子焼にちょこっとお醤油を垂らしていただくのも
大好きで、もしかするとこのお皿にはそっちのほうが合ったかも、とか考えたり♪


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2011/11/15.Tue

使えなさそうで・・ (瀬戸印判ウィローパターンティーセット)

blog 7780

有名なウィローパターンの、ごくありふれた、つるりとした瀬戸のもの。
ウィロー(柳)、柵に囲われた庭と茶室、橋の上を逃げる男女と追う男、
島へと渡る小船、つがいの鳩・・・物語の主題が全て描かれているのが特徴だけれど、
イギリスのものと比べると、瀬戸のデザインはマンガチックで微笑ましい。
(ウィローパターンの悲恋の物語は検索するとすぐに出てくる。)

blog 7777

こんな風にデッドストックのセットで出てきたものだけれど(といっても本来は
6客ではないかと思うし、何故か「土瓶型」をしているポットの「つる」もない)、
特別珍しくもない、ブルー&ホワイトの印判のウィローパターンに釘付けになったのは、、
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2011/11/14.Mon

「飾る」 (グラヴュールガラス梅鶯文徳利)

blog 7714

秋の斜光、そろそろやきものにしないとなぁ・・・と思いつつ、硝子の徳利
冷えてこないせいもあるけれど、みつけたそれについ引きとめられて。。

blog 7719

透かしてみると、膨らんだ硝子の国、ほころんだ梅の木の向うを鶯が渡ってゆく。
(鶯は梅の木の反対側に描かれてあるのだ。)
秋には向かない柄であるのに、あと一日、もう一日・・・と名残を惜しむ。
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2011/11/13.Sun

超絶技巧と伝世 (九谷赤絵馬絵煎茶碗)

blog 7606

のんちゃんの煎茶碗である。もちろん時折盃に変身したりもする。
九谷焼の初代中村秋塘作なのだそうである。

そもそも、手持ちのものをちゃんとブログに整理しようと思っていたのであった。
のんちゃん曰く、いつも呑むとき私のお好みの盃ばかりでてくるそうである。
いや別に、いろいろを忘れている訳ではない。私は記憶力は良い方なのだ。
しかしながら、右脳のやつが勝手に、「これで呑むと美味しかった」と
一度感知したものの記憶へと、とかくアクセスしたがるのである。
ということで、何があるのかを整理しておけば、呑む時のお役に立つであろうと
算段したのであるが、結局右脳様がお気に召したことばかりを書こうとするので
これに資料的価値を与えるには、もっと冷静に左脳に働いてもらうべきなのだろう。
(しかし私の左脳もなかなかで、「味をつけないと」という論理を振りかざし、
無理やり土ものの盃の登場回数を増やしてみたりしているズルいやつである。)

さて、秋塘様はのんちゃんが発見、その仕事振りに見惚れて入手した。
(私の右脳はがらくたにばかり反応するので、こういう時大抵出遅れる。)
上等な煎茶やお酒を嗜みながら(そう、これには「嗜む」というコトバが合う)、
明治以降の九谷の超絶技巧を愛でたいお品である。
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2011/11/12.Sat

独りの・・・ (プレスガラス梅コップ/古伊万里紙摺印判豆皿)

blog 7747
(角盆:16.8cm × 26cm)

残骸なのである。。
のんちゃんはぱっと寝てぱっと起きる。私はどちらもぐずぐずだ。
残念なことであるが、一説に拠ると一部には遺伝子も関係するらしいので致し方ない。

で、残骸は寝酒を飲まずに布団に入った日、寝付けなかったときのものである。
「あぁ、眠れない」などと布団の中で悶々とするのもムダであるからして、
こっそり独り楽しい思いをして、気分もほぐれたらスッと眠れるかもという魂胆である。
(酒に酔って眠るのは睡眠の質を下げるだけであるので、飲むのはちょびっとだ。)

縁と持ち手に銀を巻いた小さな角盆に洋酒の準備を整える。
スコティッシュな雰囲気あふれるニッカ余市工場で買う、シングルモルト12年。
Sherry&Sweetのテイスト。
これで少しだけ口を湿らせ揮発させ、水と交互に飲んで楽しむのである♪

blog 7749
(梅コップ:直径7.7cm 高さ9cm)

ということで、先日の亜米利加からやってきたショットグラス@お試しのチャンス
なのである。よしよし、シングルモルトの深いアンバーになかなか似合うぞ。
(この時点で既にゴキゲンに・・・)
お水を入れるのは梅コップ
激しく味のあるのもあるけれど、ここはショットグラスの添えであるからして、
ごくすっきりした、でもひやっとしたガラス質のものを。
(こういう純度が高そうに見えてひやっとしたガラス質のものは、
何故かよくブラックライトに反応するので、見かけによらず古いものなのだろう。)
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2011/11/11.Fri

暮らす硝子 (切子吹きガラス杯)

ガラスが好きだといっても色々だ。
大正辺りのごりっとしたプレスガラスの類なんか好きなものだ。
無色のものに僅かに不純物の色合いが入っていたりするのを飽かず眺める。

その一方で、戦前ぐらいの、ともすればかしゃりと割れてしまいそうな
ごく薄く吹かれたガラスも、見つけるとひとつ、またひとつと連れ帰る。
骨董的「味」もないものだけど、日常を少しだけ飾って使いよい。
唇に薄く当たる感触が、飲み物たちをその日一日のご褒美にしてくれる。
こちらのグラス@は、夏の夜、冷えたビールをぐいっと飲むのに。
飾り気のない切立型の小さなものは、暑い午後、とっておきの水出し冷茶を。

blog 7730

そうして、お気に入りの発泡梅酒はシャンパングラスで。
カットの模様が、暮らしに僅か色味を添える。

blog 7720
(直径9.7cm 高さ12.5cm)

先日も、あ・・・きっとこれ、うちのと同じところで作られたもの、
そう思ってひとつ連れ帰った。
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2011/11/10.Thu

空き缶にお住まいの (古伊万里色絵染付長皿)

blog 7692

のんちゃんがいただいていたほうの栗きんつば、
いつも方形のお菓子を入れるお気に入りの古伊万里

blog 7576

カファレルのチョコレートの空き缶にぴったり5枚、住まわれている。
ほんとうはいいお箱を作って差し上げようかと思ったのだけれど、
そんなんやめとき!と止めるお人もあったので

イケナイと仰る方もいらっしゃる中、やっぱりこれは私の大のお気に入りであったので
そんなこんなをこちらの記事@でぼやいていたのであるが・・・
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2011/11/09.Wed

解禁日 (伊万里白磁長皿)

blog 7698

11月6日・・・そう、この日は解禁日なのであった。
何って、松葉蟹だそうである。
実はのんちゃんも私も蟹食いではない。
蟹や海老の濃厚な旨みはちょびっと食べればもういっぱい、となってしまうから。
なので解禁日に関心があったわけではないのだけれど、月曜日のかえりみち、
いつものスーパーに寄ると、「解禁!」といって蟹が売られていたのである。
(大手チェーンのあまり特色のないスーパーであるが、時々こういうことがある。)
売られていたのは、小さい香箱。せこがにともいう。松葉蟹のメスなのであった。
近頃秋鹿でゴキゲンであった私は、のんちゃんと私がつっつくには丁度よい大きさ
である香箱にくぎづけに・・・。あぁ、内子とかちょびっと食べたら美味しいよなぁ

かくして香箱姫は秋鹿の友になったのである。
蟹に集中できるよう、盃はいちばん大きい李朝にして、徳利は唐津。
となれば小皿は初期伊万里かなぁ・・・とは思ったけれど、
香箱のおいしそうな色を存分に堪能すべく、明治辺りのシンプルで実用向きの白磁に。
一枚100円で発掘したのが楽しいヤツである。(あんまり他と合ってないけどね。)
どうってことのないものだけれど、、

blog 7699
(13cm × 17.5cm)

使いよく、冷たくない「白」で縁にうっすら雲鶴の陽刻があるのがおトクな感じ。
お手軽な香箱を十二分に美味しく見せてくれるよい子なのであった。

さて、この日は日曜日に食べそびれたお菓子もいただく。
昨日の赤絵の盃に、ちゃんと元の用途の煎茶碗としてご活躍いただく。
煎茶は老松の先春園さんのもの。ここではほんとうの宇治茶が手に入る。

blog 7693

さて、お菓子であるが、、

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2011/11/08.Tue

秋上がりのお酒 (吉田屋鹿文皿/赤絵盃)

コーヒーは缶のときもブラックだ。その時にちょっと気になるのが原料である。
なんだかちょっと引っかかるなぁ・・・と思うものは、大体「乳化剤」とか
「香料」が入っている。
どこぞのメーカーが「原材料、コーヒー、以上。」と謳っていた気がするけれど、
コーヒーだけで美味しい缶コーヒーに仕上げるのは案外難しいのだろう。
という訳で、できるだけそういうメーカーのものを飲むのであった。

日本酒も、美味しいなぁ♪と思って飲むようになって、注意をしてみる。
舌が肥えているクチではないので、利き酒なんてとんでもないけれど・・・。
とはいえ、分からないなりに今はひとまず純米酒なのである。
全てが、という訳ではないけれど、なんだかぴりぴりする・・・と思うのが
大体アルコール添加のお酒だったからなのだ。
缶コーヒーと比べるのは恐縮であるが、何か違和感のあるものには
やっぱりそれなりの理由があるように思う。
一般には、アルコール添加のお酒のほうが作るのは容易であるらしい。
高いお酒を飲みたいとは思わないけど、美味しいと思える、まじめなお酒を
飲みたいとは思う。
一日を、感謝して締めくくりたいから。
そうしてそういう日本酒とその作り手が、もっともっと増えて欲しいから。
(といってもうちの酒量では、日本酒文化に貢献しているとは言いがたい。。)

さて、今は先日の秋鹿酒造さん「秋鹿」をいただいている。
全量純米酒の蔵元が北摂にあったとはありがたいことである。まさに地酒だ!
うんちくをたれられるようなご身分ではないので、実況はムリだ。
でも呑んでじわっと沁みる心地よさ。豊葦原の瑞穂の国万歳である。
(「秋鹿」に敬意を表して、吉田屋の夫婦鹿を肴にしている図。)

blog 7684

盃は煎茶碗の離れなので、見込みが白くて寂しいようにも思うけれど、
極く注意深くお酒をたしなむ時には、ガラスとか白い器もよいものである。
でも吉田屋に合わせて外側はこっくりと華やかに・・・
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2011/11/07.Mon

小皿遊び (平焼 交趾写豆皿)

blog 7644

先日、のんちゃんに「旭川」のお菓子を何で食べるか聞いたところ、
「平の四角いヤツ」と言う。
そんなんあったっけなぁ・・とその時は思ったが、そういえばあったのだった。
しかし、ひとつしか持っていないので、もうひとつは同じ平の楕円のんに載せてみた。
関西ではよくあるテであるが、チョコレート色なのが気が利いている。
カラフルな平であるが、案外使いよく、ちょっとあるとうれしいものである。
(ちなみに「旭川」の説明には、水色を手前にしろとご指定があった。。)
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2011/11/06.Sun

ブロカントの市 (フランスリキュール杯/鹿に紅葉印判皿)

blog 7682

今日のおやつは栗きんとんと栗もち!印判のお皿に盛ってみる。

blog 7680

秋らしく鹿に紅葉としてみた。
銅版転写の印判はどちらかというともっと線がくっきりしているほうが好みだけれど、
これについていえば、繊細な線が優しい柄に合っている。
だけど、栗に茶色の印判は地味すぎたかなぁ・・・
やはり同じ鹿のお皿でも、(こちらの)高級なる藍九谷@のお色のほうがよいであろうか。。

さて、お菓子を買って回り道しながら帰る途中、珈琲を飲みに寄ったところに
蚤の市が立っていた。どうやらブロカントの市のようだ♪
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2011/11/05.Sat

スポーツの秋 (瀬戸?千鳥文湯呑)

blog 7666 blog 7667

ドライブの秋・・・とは言わないか。
でも景色を眺めながらびゅーんと走って、お蕎麦を食べて、温泉にでも浸かれば
満足な秋なのである。
とはいえやっぱり、気がつけば骨董屋さんをごそごそ漁っている。。
そんなときは、「骨董以前」といったものの中からちょこっと気の利いたヤツを
発掘するのがルールなのである。
(つまりこれはハンティングなので、スポーツの秋と言ってよい。)

この度の発掘品はこちらである。

blog 7665

何やら肉厚な瀬戸あたりの湯呑みである。(これは最早「のぞき」ではないだろう。)
時代はまあ戦前ぐらいのものだろうか。
人気の「千鳥」がべちゃっと描かれているところがウリだ。
可愛いのを見つけた!と思ったら、先にのんちゃんが目をつけていた。
(ちなみにこの日ゲットした品はどれも先にのんちゃんに目をつけられていた。
似たものナントカ、である・・・恐ろしい。)
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2011/11/04.Fri

粘土細工 (伊万里染付陽刻牡丹文小皿/伊万里染付陽刻賢人図猪口)

blog 7636
(直径11cm)

「それはまた、特殊な部類の趣味だなぁ・・・」とのんちゃんが言った。
ん~確かにね。。。
これ、何かワカリマスカ?
文化・文政より早い、寛政(1789~1801年)頃の伊万里なのだそうで。
少し焼きが甘いせいか、極く控えめのお値段だった。

ちなみに、一緒にこんなものも買った。

blog 7634
(直径10.7cm)

こちらは正真正銘元禄の古伊万里、白いボディに呉須の色がとてもきれいなものだけど、
よく見ると3cm近いソゲがあるので処分品だった。
なかなか小粋なデザインなので、ちょっとしたおつまみを載せると愉しそうである。
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2011/11/03.Thu

秋の和ガラス (プレスガラス八つ割文皿)

blog 7627

もうとっくに11月だというのに、まだ硝子な私である。
まぁでも・・・むかしガラスの鈍い輝きとごりっとした触感は、
乾いた空気の秋の陽溜りにもよろしいのである。
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2011/11/02.Wed

刻印 (プレスガラス 氷コップ)

のんちゃんに負けじと私もガラスのお買い物をした。
そろそろ季節外れだからなのか、無色のプレスガラスはさほど人気がないのか、
骨董祭最終日にも関わらず、お好みのものが残っていたのである♪

無色でも、昔ガラスは僅かに色味があったりするのが密やかで慎まやかだ。
この氷コップは極く淡いピンク色で泡々していたのだけれど・・・

blog 7633

あっ、と思ったのはそれだけではなかった。
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2011/11/01.Tue

ボール紙の箱に (プレスガラス 海綿入れ)

blog 7625

うーむ、、人間が小っさいのか、油断しているとすぐに部屋のあちこちにこういう
ちまちましたもの達が巣くってくる。。恐ろしいことだ。

さてさて、(300Yen也で保護された)九谷わんこたちが見つめているものは・・・
昨日ののんちゃんの収穫品なのだ!

何なのかな?とりあえず・・・
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