2012/07/31.Tue

みそっかす (古伊万里染付流水に桜文輪花小皿)

市では、なるたけ目標を定めずぶらぶらすることにしている。
だいたい、自分が好きなものというのは勝手に目に飛び込んでくるものだから、
ムキになるだけ損である。
それよりも、ふと飛び込んでくる景色に思いがけず反応するほうが楽しいものね。
(とはいえ知恵がついてくると、そっちのほうが難しかったりするのだけれど・・・。)

可愛い染付だなぁ・・・とふと手が伸びた。
淡くて、「ちょっとばかり描いときました」的に丸にちょんちょんちょんと桜。
豆桜のように愛らしいのは、そういう桜を見て描いたから?
よく見ると渦が陽刻されていて、いっちょまえに「流水に桜」なのらしい。

blog 8642

あぁ甘手なんだ・・・手に取ると古伊万里だった。
カリっと焼けていたなら上々のものだったかもしれない。
でも生掛けの甘手は柔らかくて、お酒のお供にちょこんと控えていたならうれしいような。

blog 8651

みそっかすからちょこっとうれしいヤツをみつける市の楽しみ。
ちょびっといただくお酒もきっと美味しいに違いない。

blog 8640
(9cm)

おまけ・・・ひんやり画像。桂・中村軒さんのひとくち宇治金時。

blog 8645
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2012/07/30.Mon

山陽へ (印判染付金魚文豆皿)

暑くて家にじっとしてられん・・・ってなことで、旅行というより一寸脱出。
といっても避暑地に行くわけでもなく、酷暑の中蚤の市をうろつくのだけれどね。
倉敷の懐かしマーケットをのぞいてきた♪

blog 8638

この豆皿は、おんなじ手の緑印判を持っているのだけれどそれは時々見かける。
むしろこっちのコバルトのほうがあんまり見ないような気がする。
金魚と水草は可愛い♪のでお値段は可愛くないことが多いのだけれど、
この日はどうにか射程圏内で、ひとまずの遠征記念にとお買い上げしたのであった。
(結局のところその後他にもなんだかんだちまちまお買い上げしたのだけどね。)

倉敷までの道すがら、瀬戸内の穏やかな風景を楽しむ(小豆島が見えないなぁ・・・)。

201207倉敷 001

こんな瀬戸内の風景を眺めていい気分になったところで行きたいのは・・・
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2012/07/26.Thu

五輪が始まって

女子サッカーで五輪が始まった。陰ながら応援する次第。
ともあれなでしこの一勝に祝福を。
沢にせよ体操の内村にせよ、選手ひとりひとりが自分の名誉のために闘う姿を
楽しみにしたい。
五輪で金なんか取ると、エラい方々が「日本を勇気づけてくれた」などとのたまわるけど、
誰のためでなく自分自身の誇りをかけて闘う選手の姿にこそ、私は勇気づけられたい。
だから心して「陰ながら」応援させていただくことにする。
そういうことを思ったのは、今日は私自身も別のことで少し思うところがあったから。
忘れずに、自分自身の「あるべき様」を・・・。
今日はそのことをメモっておく。

blog 8636
(画がないのもさみしいので、到来のプリン様をプレスの氷コップでいただくの図を。)
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2012/07/24.Tue

夏休みの後で (プレスガラスアイスクリームコップ?)

北海道横断のあと、のんちゃんに夏休みをいただいた。
実家でだららんとしながらたらふく食べさせてもらうしあわせ♪
(いい年していまだ母のお世話になりまくるのもナンであるが、
上げ膳据え膳でお茶まで勝手に出てくるという機会は捨てがたい。)

怠けるだけ怠けてご帰還したのであるが、相変わらずのごっちゃなお部屋に
ミョーに「帰ってきた」気分が沸き起こるのであった。
さて、少しして何気にそのごっちゃなお部屋を眺めていると・・・あれ?
見慣れないものを発見!!

blog 8633
(直径7.5cm)

何だこの私のお好みゴコロをくすぐるやつは・・・。
古くてごりっとした感じの、色のないプレスガラス
わぁい、いかにも骨董的価値もなさげな、全身これガラスの塊みたいなやつだ♪
「どぉしたん、どぉしたん?」とのんちゃんに詰め寄る。
夏祭りにおじいちゃんに買ってもらった青いガラスの猫のことを何故か思い出す。
幼い夏のガラスの記憶。

blog 8634

「ちっちゃいねぇ、ままごと用かな?」と言いながら、そういえば同じ柄があったと
取り出したプレス氷コップと比べてみる。
それでもぎりぎり実用っぽい大きさなので、これは小さなアイスクリームコップかな。
しばらくルーペで覗いて古いプレスのうるうる感を堪能したり、ブラックライトを
当ててガラス質を確認したり(少し反応するので大正ぐらいはありそう)・・・。

ぽってり分厚くて心憎いやつである。(口辺がも少し薄ければ盃になるけれども。。)

blog 8629

で、どうするのかというと、その日はモンスーンな関西の夏をビールで乾杯!
北海道の美味しいチーズを入れるおつまみ入れへと変身するのであった。
上げ膳据え膳も好いけれど、家で好きな器で遊ぶのもなかなか捨てがたいものである。
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2012/07/23.Mon

乾いた空気に (夏の北海道)

blog 8624

いただきものの産直ブルーベリーを大正頃の和ガラスの小鉢で。
フレッシュブルーベリーの美味しさをこの度初めて知った気がする。
のんちゃんにも食べさせようと実家から持ち帰ったのだけれど、
やはり日一日と食味は落ちていくようで、残念だけれど最初の感動からは
少し遠くなってしまっていた。

先週は北海道のからっとした夏を満喫!
関西の蒸しっとした夏も、だらだらする分には日本の夏チックで悪くないのだけど、
北海道の澄んだ空気はやはり別天地♪

写真はニセコから望む羊蹄山(ちょっと雲が・・・)とじゃが芋の花。
ニセコは空気だけでなく湧水も美味しい、とてもきれいなところだ。

201207北海道 011

旅の詳細はこちら↓
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2012/07/20.Fri

染付の境地 (古伊万里山水文角油壺)

ここに出すやきものはやけに色絵率が高いような気がする。
そんなつもりはないんだけどなぁ・・・なんでかな?
実際のところ、土ものだってわりに好きなんだけど、なんとなく出しにくいものもある。
染付だって決してきらいな訳ではないのだけれど、染付「らしさ」があって、
お手頃で・・・というのは意外と見つからないものなのだ。

染付らしさ、って何なんだといわれると難しいのだが、初期伊万里を除けば
以前出したこれ@なんか、好きな染付である。(お手頃とまで言えないが。)
こういうのを見ると、古伊万里染付っていいなぁ・・・と思うのである。


これも昔手に入れたのでお手頃とは言えないのだけれど、好きな古伊万里

blog 8615

角ばった磁器って、物質としての存在感があって妙にうれしい。
(李朝の豆腐の水滴なんかもそういうものだろうか。)
角が当たって傷だらけなのも個人的には気に入っているポイントだ。
こういう控えめで愛らしい山水のお皿なんかがあればいいのに・・・と思うけれど、
初期伊万里は別格として、古伊万里は描き込み過ぎが多い。
こんな他愛ない豆皿@ぐらいの描き込みでいいんだけどなぁ・・・。
山水はやはりぼーっと眺めて文人の境地を彷徨えるようなすこし間のあるものが好い。

blog 8614
(6.7cm四方)
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2012/07/16.Mon

雅やかなる (御菩薩焼色絵段重)

blog 8617

お宝尽くしマニアなので、つい手に入れてしまった。
御菩薩(みぞろ)と蓋裏にある、古清水焼である。
あまり見ないほどの多色使いだけれど、品を失っていないところがさすが都の焼物である。

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(直径11.5cm前後)

おそらく三段重だったのを一段欠いているそうなのだが、二段で十分愛らしい。
何か情緒のあるものを入れたいところを、現在薬などいれている次第である。。
実のところ、古清水は雅すぎて一般ピープルな家庭では激しく浮いているのだ。
何とか頑張って使う途を考えてみる。
お干菓子なんぞ入れて、上等な宇治茶で一服、なんていうのがよいかもしれない。
(そういえば古い粟田焼のお気に入りの煎茶碗があるのだ。)
あるいは上等のチョコレートを入れてブランデーなんてね。

いずれにしても、やはり身分不相応には違いあるまい・・・。
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2012/07/12.Thu

青手 (再興九谷青手山水文盃)

今日は何で飲もうかな~と考えるのは楽しいけれど、ふたり分の組み合わせとなると難しい。
古い盃というのは組でなんか出てこないものね。
これはのんちゃんと私が別々に入手したものだ。(向かって右がのんちゃんのもの)
再興九谷の青手の盃とはいかにも骨董チックなものだけれど、色絵の中では
まったりとお酒が飲める辺りが、個人的にはわりに好きだったりする。

blog 8622

それぞれ、見込と青手の下地とに山水が描かれていて、偶然だけれど嬉しい組み合わせ。
瀟洒な吉田屋の青手であれば自慢できるのかもしれないけれど、ここはこの土着的なる
華の雰囲気を良しとしたい。
再興九谷を楽しむ文化がもう少し全国区になってもいいのになぁってつい思ってしまう。
古伊万里に比べると数がないから仕方ないかな・・・。

blog 8623
(直径6.4cmと5.6cm)

関心のある方のために書くと、向かって右は宮本窯だと聞いている。
私自身は宮本は赤絵細描のものしか知らないので判断できないのだけれど、
金沢のきちんとした骨董商に聞いた。(根拠をちゃんと聞いておけばよかった。。)
裏銘角福で雰囲気からみてもぎりぎり江戸期でいいのではないかと思う。
左は松山窯として売られているのを見たことがあるけれど、詳細は不明。
古い感じではあるものの裏銘九谷なので、明治期に入っている可能性大。
青の色が松山によくある花紺青ではないけれど、力強さと伸びやかさがあるので、
明治期でも早い時分のものでいいように思う。
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2012/07/09.Mon

夏間近 (ウランガラス玉)

今年の梅雨はメリハリが効いているので、洗濯をしたりするにはありがたいけれど、
気のせいか土日に雨が降っているような・・・。
月曜の本日は梅雨明けのような好天で、夏本番も間近と思わせる。
節電の夏はリネンの服などで気分だけでも爽やかに乗り切りたいものだ。
天然素材の服には天然素材のアクセサリーなんかよいものだけれど、
天然っぽい硝子(ってどういうのかな)なんてあれば涼やかだろうなぁ・・・と思う。
例えば波に洗われたシーグラスなんかに上手く穴を開けたりできないものだろうか。

てなわけで、これはちょこっと夏のアクセサリーにはいかがかと思ってみた。

blog 8610

1800年代後半のヴェネチアングラスである、とヴェネチアには全く御縁のなさそうな大将が仰る。
これは実はウランガラスなので、ボヘミアではないのかと思うのだけれど。。
真偽のほどはともかく、柔らかくて古いガラスであることは確かで、面取りされた角が摩耗している。
外国のガラスものは華やかで精緻なのが多いので、あんまり手を出さないのだけれど、
のんびりした様子のガラス玉は一寸天然っぽくて、遊んでみたいかなと思ってみる。
3つぶいただいて、皮ひもに通してあげれば夏らしくてよい感じになりそうだ。
実は肩こりなので、重いものを下げるのはニガテだったりするけどね。。 

夏、待ち遠しいような待ち遠しくないような・・・。

blog 8612
(直径約1.6cm)
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2012/07/03.Tue

陽刻 (三田青磁扇面鶴文小皿)

先日、三田の『山獲』さんにお蕎麦を食べに行ったけれど、あの辺りには
「志手原」という地名がまだ遺っている。
半陶半磁に染付や赤絵で描かれた三田焼のひとつ、「志手原焼」はあの辺りの産だろうか。
近ごろは市町村合併なんかで昔の地名がいつのまにか消えたりしているけれど、
通りがかりに古い地名に出会うと、私などは歴史ある地名を消してしまうのは
恐れ多いと思ってしまうほうである。

お国焼は市でもなかなか人気のあるジャンルで、それ専門という業者さんもいる。
なかで関西で有名処といえば、珉平焼〈みんぺいやき〉や三田焼になるだろう。
どちらも型押の小皿が多く、それに珉平は色釉、三田は青磁釉なんかが掛けられていて、
柄が濃淡で浮き出て面白い。
型のバリエーションも結構あるので、市ではなれで出たりするのを拾い集めるのも愉しい。

これはちょっとキズがあったのだけれど扇面の珍しい型だったので連れ帰った。
鶴には弱いしね・・・(ちなみに右下にこっそり亀甲文が添えてあるのが粋である。)

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鶴といえば・・・と持ち帰って比べてみると似ているけれど違っていた。

blog 8580

(どっちも味わいのある青磁釉なんだけれど、なかなか上手い具合に撮れない。。)

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これは交渉の末、上の鶴とセットものでいただいてきた♪
集めはしないんだけど、やっぱりこうやって眺めるのは愉しいな^^
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2012/07/01.Sun

半夏生

blog 8609

時折雨脚が強くなったりで、今日はのんびり・・・。
おやつも近所のスーパーで・・・と思ったら、いつもは置いていない豆かんを発見!!
寒天と赤豌豆と黒蜜だけのシンプルなおやつだけれど、夜いただくのにお腹に優しい。

お昼はお友達からのいただきもの。

blog 8607

クマを雀に積んでみました♪
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