2013/04/28.Sun

さらり (古伊万里色絵山水文豆皿)

弾丸で牧野邦夫を堪能して抜け殻になった後、ふらふらと東京見物。
抜け殻であるので、のほほんなおのぼりさん見物なのであった。

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うわぁやるなぁ!と思わず舌を巻いた豆皿
こんなんあるんやなぁ・・・としげしげと見たけれど、
感涙モノだったのは、誰でも気軽に手に取れるそのお値段。
よく「見る」主のお店に恐る恐る忍び込んだのだけれど、こういうものを
さらりとひろげてあるのに、おのぼりさんは舞い上がるのであった。

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(7.5cm)

花の東京の思い出に浸りながら、ちっちゃな山水のなかに時々迷い込んでみる。
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ものたち | Comments(0)
2013/04/25.Thu

迷宮を・・・ (『牧野邦夫-写実の精髄-』展)

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4月27日22時、テレビ東京「美の巨人たち」で牧野邦夫が放映されます。
4月14日から6月2日(日)までの会期で、練馬区立美術館で
「牧野邦夫 -写実の精髄-展」が開かれています。
牧野邦夫がどういう画家か、見られる方は美の巨人をぜひ見てください。
というよりか、ぜひとも美術館に足を運んでください。
図録は書籍で求龍堂から出ています。よければ手に取ってみてください。
でも図録はほんの手がかりです。
人には好みというのがあるので、ご存じのない方は牧野の絵を見て
もしかしてぎょっとするかもしれません。
でも絵が好きな人には、もしまだだったら実物を見ていただきたいです。
牧野の絵には好みとか、そういう悠長なことを言ってられないのです。

そんなことを書いている私自身、彼の油彩の実物は
今回ようやく見たに近いのでした。
数年前、青山の大坊珈琲店まで作品を見に足を運んだのが精いっぱい。
画壇に属さず、描くことだけに注力した彼の作品は、
ほとんどコレクターの元にしかないのです。
いつか・・・とずっと待っていた展覧会なのでした。
とにかく困難であったろうこの展覧会を開催してくださった方々には感謝です。

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というわけで思いつくままの覚書↓
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2013/04/21.Sun

つまみ食い (プレスガラス角皿)

書こうと思うことはあるのだけれど、機が熟さない。
うつくしいものを見定めようとするひとについて語る、
うつくしいものを食べて生きるひとの声をいくつか聴いた。
そうやって生きるひとたちの声を耳にする時間が静かに積もってゆく。
淡々とふつうの暮らしをするしか能のない私だけれど、
霞を食べて生きるひとたちのことを、ときには想ってみる。
霞だけではお腹が空いてしまう私は、欲にまみれて色んなものを食べる。
せめて美味い不味いぐらいは分かるようになればよいけれど・・・。

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生きるために食べるどころか、つまみ食いもちょいちょいで、
ちっちゃなおやつをポケットの小銭と交換。
ちょっと美味しそうだとすぐ手を出してしまうのはなんとかならないものかしら。

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(10.7cm × 13.7cm もしかして蓋物だったのかな?)
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ものたち | Comments(0)
2013/04/16.Tue

身の丈の・・・(古伊万里白磁輪花皿/染付桃型豆皿)

のんちゃんリクエストで筍の穂先をお刺身でいただくことに。
写真の輪花の古伊万里白磁はずいぶん昔、湯布院でお土産とばかり手に入れた。
古い小さなニューやホツがあったり、実は見込一面フリモノだったり、
まぁ規格外のオンパレードなのだけれど、そういうところもお酒のお供なので
よいではないかと思われる。
お醤油皿には同じく古伊万里の桃型?豆皿を。
少々ユルめな風貌でますますなんちゃってな景色に・・・。
(でも古伊万里でユルめに仕上げるのもあんがいむつかしいものだ。)
たまにはもっと凄い盆上にしてみたいものだが、これぐらいの器の小ささが
身の丈なのだろうと思う。

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白磁16.7cm/桃型長径9cm)
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2013/04/14.Sun

土の精 (古備前?片口)

春は筍。
土曜日は、毎年送ってくれると信じて疑わない(笑)実家の母のため、
京都に朝掘り筍を買いに行く。(北海道には竹はないのです。)
普段はいい加減でも、季節には炊き込みご飯を作る習性は多分母譲りだけれど、
その上母なら、自分の作る旬の料理は誰が作るより美味しいと確信している。。

我が家のためにもずんぐりした筍を一本。王様のように鎮座♪

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あれこれ買ったので、直売所のおばあちゃんが、小さな筍をたくさんおまけにくれた。
筍は土のものだから、古い擂に入れて茹でる前にちょっと愛でる。

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(長径28cm)

土の精みたいな筍も、茹でるとこんなに白くて上品なご馳走に。

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土曜日の晩御飯は、筍を茹でがてら、ことこととロールキャベツ。
もりもりした葉っぱの春キャベツが出たら作る定番品。
去年、畑をやってる先輩からいただいた、混じりっ気なしのトマトソースで。

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筍の帰りみち亀岡にまわり、拓郎(たろう)亭で・・・。

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塩で食べる粗挽蕎麦はのんちゃんと一緒につついて。
病み上がりの私は鴨汁蕎麦で滋養をつけさせていただいた。
途中能勢で秋鹿を仕入れるのも忘れずに♪

さて日曜日、茹でてそのまま冷ましておいた筍を処理。
最初に作る筍料理は筍御飯と若竹汁と決まっている。
というのは、いつも若竹汁は筍の皮の付け根の柔らかいところを
切っていただくから。
そして筍御飯は少し硬い付け根のところをスライス・千切りして作るから。
(なので上のタッパーの筍は、まだ使っていないのである。)
あとはそんなに工夫はないのだが、筍の美味しさは出汁によって引き出されるので
そのところだけ忘れないように、気を抜かないこと。

さて、出来上がりはこちら↓
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2013/04/13.Sat

箱庭(九谷赤絵金彩煎茶碗)

風邪にやられて、数日意識朦朧半ば昏睡していたせいか一寸寝付けない。
治り始めると意欲ばかりが旺盛になったりするので、そのせいなのかな。。

先日は段ボール箱からの小さなブルー&ホワイトのミルク入れだったけど、
今度はブルーシートからの小さなレッド&ホワイト(と言うのか?)。
よくあるおじいさん(仙人?)の図であるが、絵付けがカワイかった上に
1客の離れでお釣りの来る様なものであったので、愉しいお買い物である。

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ツルが飛んでいるところもなんとなくツボなのである。
ちょっぴり小さい目であるので、先日の筒盃@と一緒に使おうかと思う。
ふたつとも赤絵のくせに細密ではなく一見キッチュなところがちょっとした
お肴である。

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(直径5.8cm/高さ4cm)

ここで載せるものは九谷焼率が高いような気がするのだが・・・
何故かと言われると、まぁやっぱり好きなんだろうな。。
(白状すれば一番最初の頃に手を出したのも九谷だった気がする。)
ただ、晴れやかな九谷の場合、こういうのが好きでこういうのは嫌い、
というものの定義がなかなか難しい。
(嫌いな伊万里がゴマンとあるように、嫌いな九谷もゴマンとある。)
まぁ結局のところ、骨董遊びってそうやって自分の好きなパーツを集めて
箱庭を造って初めて何か気づくようなものだと思う。
時々眺めては、うちの庭はちんちくりんだなぁ・・・なんて思うのだけれど。


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2013/04/09.Tue

無用のチビたち (瀬戸印判ウィローパターンミルク入れ)

骨董市を覗いて、今逃したらチャンスはないゾ!というような出会いに
ココロときめくのは愉しい。
一方で、どれでも100エン!みたいな段ボール箱をがさごそ漁って、
まぁたがらくたを増やすのかぁ・・・と逡巡しつつ、ちょこっと嬉しいような
ささやかなるひと品を掘り当てるのも、市の楽しみ方であったりする。

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こちらは、ウィローパターンの輸出用のおままごとセットの離れである。
(ザンネンながら、100円の段ボールではなかったけれど、似たような具合であった。)
一人用のミルク入れにはなりそうな大きさではあるけれど、実用品とは言い難い。
とはいえ無用にちっちゃいものがやっぱり好きなのであった。
以前求めたこちら@とちょっと違っているような・・・と、取り出してみると

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(高さ4cmと5.5cm)

やっぱり形が違っていた。今度のは珈琲セット用なのかな?
ふたりぶんのミルク入れが揃った具合であるけれど、
普段珈琲はブラック、紅茶もストレートであるので、
やはりあまり用はなさそうである。。
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2013/04/06.Sat

嵐に (印判染付牡丹文角小皿)

表に出ると、一斉にソメイヨシノの散る様が・・・花散らしの嵐がやってくる。
見回すと、荒れ庭でも傷んでは惜しい花がそこここに咲いている。
出掛ける前に慌ててひとつふたつみっつ・・・と切って投げ入れた。

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椿一輪ではないところが真の投げ入れ(笑)
あけびも葉っぱが開いてわさわさだ。
清楚な白山吹はすっかり埋もれてしまった。
椿は確か加茂本阿弥だったかな、フライドエッグの美味しい色。
ソメイヨシノが散ると一斉に芽吹く春の様をそのままに♪

庭では百花の王、牡丹が蕾に力を蓄えている。

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(14.5cm四方)

見かけると気安いのでついつい連れ帰ってしまう印判角皿
ちっちゃなサイズが嬉しくて、きりっとシャープなエッジがいとおしい。
牡丹の立花、晴れやかに。
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2013/04/01.Mon

石垣の石 (九谷色絵煎茶碗)

遠方よりお客様をお迎えして、あちこちとご案内。
おかげさまで、いつもの年よりたくさんの桜・桜・桜見物。
(なのに、ここに載せる写真がないっ!) 
大阪城、サクラ綺麗だったなぁ・・・
石垣の石の大きいの、とても喜んでもらえたよ。
小豆島から切り出して運んだというけれど、当時こんな大きな石を
載せる船があったのか、と思うほど大きな石だった。

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山水かな、っと見つけたのは煎茶碗の離れ。
これでお酒なんぞいただこう。
よく見ると、風景はお城と石垣なんだね。何処のお城かな。

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お揃いのハズが、大きさも形も何だか違う。
なんだか夫婦茶碗みたい。

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見込は無地なので、やっぱりお酒より煎茶ですかね。
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