2013/05/01.Wed
水ぬるむ頃 (型吹氷コップ)
綺麗な色だなぁ♪・・・無色の硝子にも色がある。
むかしの硝子は澄んだ湧水の底を覗いたような心地がする。
人工物を綺麗だなと思う気持ちも、自然を伝手にしないとなかなか表せない。
さて、場所食いな氷コップなのだよなぁ・・・と思いつつ、
そんな風に光が屈折する様に見惚れて、既に挙動不審なのであった。
「カップの部分は型吹きです。」そう言われてはっとする。
これは吹ガラスだなとかプレスだなとか、そういうことを忘れて見惚れてた。
光が緩やかに屈折していたのは、型吹きの手法のせいなのか。
能書きは好まない主ではあったけれど、昔の手間を惜しまない仕事に
敬意を表してか、静かに説明をしてくださったのだった。
眺めているだけで心地のよいものだけれど、そろそろ好い季節なので
デザートやら何やらを盛りたいものである。
(口径10.5cm/高さ8cm)
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