2013/07/29.Mon

よそゆき (吹ガラスカットみつ豆コップ)

20130727 007

こんな鮮やかな黄色もあるのだなぁ、と手に取った。
綺麗な姿かたちが目に留まったのだけれど、
見慣れない色硝子に戸惑った。
かざしてみると、ゆるゆると揺らいでいたり、気泡や異物が入ったり、
いつまでも眺めてゐたいような、すこし昔の硝子なのであった。

20130727 006

みつ豆コップというのだそうだ。
もののほんには、こういうのは喫茶店用に作られた大正期のものとある。
カットの文様をみると、すこし昭和に入っているかもしれない。
デザインも、吹ガラス氷コップが大正ロマンなら、
こちらは昭和モダン(昭和レトロじゃなくってね)とでも言いたいような。

子供だった頃、今とは違ってデパートへ行く時にはよそゆきの服を着た。
それでときには、帰りにパーラーに連れて行ってもらったりもした。
そういうときはちゃあんとお行儀よくしていたっけね。
精いっぱいの背伸びをして、酸っぱいレモンスカッシュなど頼んだものだ。
もう私の時代の喫茶店は、こんな硝子ではなかったのだろうけれど、
それでもこんな佇まいの硝子を眺めていると、ほんのりとあのころの
「よそゆき」の香りがする。

20130727 005
(口径10cm/高さ9cm)
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2013/07/24.Wed

大事にせなあかんよ (和ガラスグラヴュールリキュール杯)

以前にもアップ@した蓋ものを取り出して・・・

20130724 003

おごそかに出来上がった梅干しの試食をしてみる。

20130724 002

うーんと酸っぱくて、まだ若いお味だけれど、美味しかった!!
中の実のお色はまだ果実のような黄色っぽいお色で、熟成はこれから。
(梅干しネタも三度目だけれど、この時期のお愉しみなのです。。)

すこし前に、催事のお店をのんちゃんとふたりのぞいていたら、
お店の女主人が「ご主人を大事にせなあかんよぉ」と声を掛けてきた。
なんでも骨董屋さんをしていたご主人を亡くされたとのこと、
ふたりでやってきたから淋しい、とおっしゃっていた。
そんなお話をしながら目に留まったのが・・・

20130616 013

ちびっこのグラヴュールのリキュール杯。
以前こちら@でアップしたものと同じような大きさだけれど形が違う。
容量も少な目なので使い途もなく、どうしようかなとは思案したけれど、
持っているだけでシアワセなんだよなぁ・・・と、
せめてふたつだけでも・・・と選ぼうとした。

20130616 012
(直径4cm/高さ5cm)

そうしていたら、のんちゃんがせっかく5客あるんだから
5客にしとき、並べて飾っておいたらいいやんか、と・・・。
そうだよなぁ、こういうとき女子はみみっちくなってあかんよなぁ。
実際お値段も控えめだったのに、キズもなくよいおうちから出たという
この子らを引き離してはならないのであった。
そんな訳で、のんちゃんの言うとおり、窓辺にぱらぱら並べて
ときどき眺めやっている。
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2013/07/21.Sun

屋根の上から (ガラス鎬鉢、印判鹿に紅葉文鉢)

梅干し2日目。
週末までの予報では、日曜日のお天気は少し曇るような様子だったけれど
朝からお昼過ぎまでしっかり照ってくれました!
3日干すお暇はないけれど、土日だけでもなんとかなるのです。
(ちなみに干しているのは屋根の上で、それは暑すぎるとか書いてある
ものもあるようだけれど、酷暑のミケア地区でも大丈夫です。)
我が家の屋根では朝6時半には日が差し始め、お昼13時過ぎには
家の影になるのでその間干して、初日は梅酢につけ戻しています。

さて、2日目の今日、そろそろ出来上がりかな・・・という頃の画像。

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昨日の黄色っぽいお色から梅干し色に変わったのがわかるかなぁ。。
ナデナデしたくなるような、ふわっと柔らかい梅干しになりました!!
初めて梅干し作りにチャレンジした年、ビギナーズラックっていうのかな、
すっごくふわふわにできて、すっかり梅干し作りの虜になったのだけれど、
今年も上々の出来♪

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2時間おきぐらいに表裏を返して干していたけれど、今日は21日だったので
合間を縫って市にも行ってみたりした。
お昼はいただき物の氷見うどん。

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暑い市の中で冷たい麺類をいただくのにぴったりなをみつけた。
普段遣いに気兼ねなく使える昭和のもの。

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もうひとつはデッドストックの印判。こっちはもすこし古いもの。

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どちらもちょうど一人前の麺を入れるのに好い大きさで、
それぞれ2つずつ手に入れたのだけれど、お試し!ということで
のんちゃんはガラス、私は印判でいただいた。

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アイス珈琲やらかき氷やら、あいだに休憩を挟みつつ梅干しは完成!
さっそく上出来の子らを実家に送り出したのでした。
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2013/07/20.Sat

土用の頃に (古伊万里染付桧垣文猪口/橘文猪口)

近所のスーパーに行くと鰻の蒲焼が沢山並んでいた!
そっかぁ、もうすぐ土用の丑なんだ♪
ちょっとココロは動いたけれど、鰻はきっといつか美味しい鰻屋さんで
食べるんだ!と思うことにして封印。

さて、土用の「う」といえば、三毛庵的には「梅干し」なのである。
待っていました土用干しの週末を!
今朝6時に起きて、梅干しさんをせっせとざるに並べる。

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おぉ!壮観!!梅の甘酸っぱい香りが漂ってこころ満たされる時間♪

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今年は白梅干しにした。
梅酢から上げたばかりの梅はまだこんな黄色っぽい果実の色で、
干しているうちに梅干色になっていくのをいつも不思議に眺めている。
今年はスーパー内で追熟した!?と思しき見切り品で漬けたので
どうなることかとは思ったけれど、あんがいによい追熟度合だったようで
ふわふわ上々の仕上がりになりそう^^

梅を干しながらシーツを洗ったりして、10時のおやつ。
岩茶を冷茶にしていただいたけれど、ちょこっと横着してアイス珈琲用の
げんこつコップにしたら、なんとなく物足りない。
やっぱり岩茶はもう少し口当たりの薄いいつものコップがいいなぁ・・・
すこしの贅沢ではあるけれど、そういうことはあっていいかなと思うのであった。

さてこのあいだ、小難ありの蕎麦猪口をのんちゃんと楽しく漁った♪
のんちゃんが見つけたのは桧垣文のすんなりしたもの。

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(口径7.5cm × 6cm)

私は「和」のムード漂う橘文のしゅっとしたもの。

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(口径6.8cm × 7.2cm)

私のは寸胴に縦長な感じが気に入ったのだけれど、のんちゃんのは
逆に開いた形がポイント高し。

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小難は日常使いには差し支えないので、何に使おうかなぁ・・・と思案。
うちは日本酒はちょい飲みなので、あんまり蕎麦猪口は使わない。

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焙じ茶の冷茶は「和」な感じで結構美味しくいただけた♪
ゆうべはのんちゃんのお土産の大分焼酎「西の星」をロックで
いただいてみたけれど、焼酎ロックは蕎麦猪口と合うなぁ・・・と
満足したのであった。
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2013/07/14.Sun

キッチュをどうぞ (色絵印判鯛文徳利)

一日の終わりが、「自分の分身のような酒器との時間」という贅なんぞ
味わいたいものである。酒器人気というのもうなずける。
しかしである、我が家はカラスの行水みたいな!?寝酒であるので
日々頑張るのもなんだかウソっぽい感じなのだ。
という訳で、ウィークデーはお気に入りの和ガラスの盃で
さらりと済ませたりして悦に入っているのである。
(画像の盃は目下お気に入りのものであるが、これはまたいずれ・・・)

さて、ガラスの盃のお相手をする徳利も夏場は扱いやすいガラスで
済ませることが多いのだけれど、ガラスにガラスはちょっとつまんない
気がしたりもする。
扱いの簡単な磁器で、ガラスのように安価で、愉しませてくれるような
ものはないかなぁ・・・と思っていて見つけたのがこちら。。

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あまりにチープであるからか、ずうっと店晒しだったウブくないお品。
実は前々から気にはなっていたのだけれど、こういう「紙一重」なものは
後々気に入らなかったらヤだな、とか意外に決心が必要なものなのだった。、

造りはあんがいしっかりしていて、つるりと石っぽいような磁器で
ろくろの仕事である。
カラーの印判も色数が抑えられていて程々にキッチュ。
ユルい鯛をお肴に呑むのも意外に好い感じで、
コストパフォーマンスを考えるにそう悪くもないかなと思うのであった。
(がらくた漁りはかくも続くのである。。)

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(高さ約15cm/古伊万里色絵の豆皿と並べてミタ)
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2013/07/08.Mon

日々修行 (プレスガラス盃)

いつも言い訳のようにコレクターぢゃない、というワタクシめであるが、
その割に選択に著しい偏りがあるのはよく分かっている。
古くてとろんとした無色の和ガラスなんかにはよくやられている。
これでも、嫌いなものは欲しくないつもり・・・なんだけどなぁ。。
(いや、欲深さで買ってしまう失敗もたくさんしているか。)
いつのまにか集まるのは仕方ないけれど、集めることを目的にするのは
本意ではないのである。(人様から見れば同じことらしいが。)

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これも、きれいのん、みーっけ!てなかんじなのであった。
人様から見ればオンボロと言えそうだが、つつましく、
お金の匂いなどしないようなところがウリである。
(・・・と言っておきながら、しかとお勉強してもらって
手に入れたことを思い出すのであった。)
実はワタクシ「高モン」にもちょいちょい手を出すけれど、
そのためにはこういうもので目を鍛えることが大事だと思っている。
真剣勝負の場はこちらで、「高モン」のほうがむしろ余技である
といいたいぐらいだ。
いや、高モンもおんなじだけ可愛いのだけれど
相場の出来上がっているところでは、あまり修行にはならないのです。。
ん・・・いったい何の修行してるのかな。 
まぁとにかく、真剣に遊んでいるのである。
人から見ればただのバカらしいけど、利口なのがそんなに上等かと言いたい。
身銭を切る覚悟もなくちゃらちゃらしている訳では決してないのだ。

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さて、過日のんちゃんからちょっとした贈り物を賜ったのであるが、
さても美しいふるい無色の硝子なのであった。
(フンパツしてもらったが、ダイヤなどではないところがミソである。
目がつぶれるとイケナイのでしばらくは秘蔵しておく。)
そのまえにも、「人が見たら蛙になる」ような硝子をつかまえた。
それもすこしフンパツしたが、こういうものに出会ったときに
うっかり通り過ぎないように、日々の修行はやっぱり欠かせない。

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(口径8.1cm)
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2013/07/06.Sat

するりと (カットガラスリキュール杯ほか)

今日は午前中に用事を済ませてお籠りする。
暑いというのもあるのだけれど、たまにだらだらしようかと^^

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お友達から戴いた清楚なグラス。意外や亜米利加のものなのだそうだ。
綺麗なフォルム♪お酒の時間にはまだ早い。

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お籠りの友に岩茶のアイスティーを入れる。

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古い吹ガラスにごくごくシンプルなカットのこちらは日本のもの。
僅かに揺らいでいるさまが岩茶によい。
(アイス珈琲はげんこつコップがお気に入りだけれど。)

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雑誌を眺める。
「うかたま」は梅と沖縄の特集だったので、ついつい買ったもの。
こんなふうな丁寧な食事、丁寧な生活ができたらいいなぁ・・・。
雑多な生活では実際ほとんど作ることはないけれど、
うかたまのお料理の写真がすきなのです。
骨董とは言えないような、昭和な器にいつも美味しそうに盛られていて、
毎日の食卓がこんなんだったらほっこりするなぁ、と憧れるのでした。

あとはのんちゃんが手に入れた銅版画を眺めるともなく眺めたり。。
銅版画を見ていて、なんだか懐かしいんだよなぁ・・・と
ふと思い出したのは、、、

20130706 011

子供の頃に買ったこの絵本。
ひところお小遣いでせっせと絵本を買っていた時期があったのだ。
この本の終わりに銅版画を作る工程が載っていて、ふぅん、銅版画って言うのか、
と思ったことを覚えている。
あのころからあんまり変わっていないような気もする。
(子供なりに絵本を買うことで絵を所有しようとしたのだった。)
印刷された本の絵の中にもするりと入り込めたあのころ。
のんちゃんの銅版画を眺めていて、そういう「するりと入る」ことを
ちょっと思い出したのだった。
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2013/07/03.Wed

ほんのオマージュ (九谷赤絵片口)

少しばかりヨワっていて、早めに寝ないとなぁ・・・と思いつつ。。

今日はお留守番。
たまにはね、静かな夜もよいものかと思うけれど、ふだんから
いろんなことで人に頼って生きていることをつい思い知るのであった。

ということで、ガラスばっかり続いたので、のんちゃん所蔵を頼って
やきものなどアップする。

20130703 002

骨董万歳チックな九谷赤絵である。明治ぐらいあるのであろうか。。
磁器なのに泥臭いところが身上である。
片口であるが、ほんとうのところは湯冷ましだろう。
だってちっちゃいのだもの。
丁度100cc、のんちゃんとこれで寝酒をいただける。
(というと、そんなちょびっとなら飲まなくていいのにと言われそうだ。)
盃にいちいち注ぐのも馬鹿げた酒量であるけれど、
ちっちゃな徳利でも片口でも、お盆に並べだ方が愉しいものだ。
(いや、ひとり酒ならそんな面倒はしないのかな。。)

20130703 001

覗くとみっちり描いている。。

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(口径9.1cm)

ずずっとアップ・・・細かいけれどイキのいい線でツルも可愛い♪
撮り忘れちゃったけれど、なんて書いてるのかと思っていたら
銘は染付「永昌」・・・永昌といえば古酒屋孫次のことだけれど。。
孫次は明治まで存命だったともいうので、本人じゃないとは言いきれない。。
とはいえ写し物と考えておくのが妥当なところでありましょうか。

悪意もなくて微笑ましいので、角福みたいな記号のようなものなのか、
あるいは実は孫次の弟子筋だったりはしないかなとか、
ひとのものを取り出しては、勝手に妄想を膨らませているのだけれど。
・・・あつかましいですね!!
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