2013/12/28.Sat

年の瀬にオークションの勝率など (伊万里色絵猩々文膾皿)

20131221 002

秋田へ行ったときに買っておいた純米のひやおろしを開ける。
出羽鶴の「秋あがり」。
空港に沢山地酒があった中、割安だったのもあって選んだもの(笑)。
三毛庵的にはお好みで、なかなかの当たりだったかなと思う。

20131221 001
(13.2cm)


おつまみは御茶目な伊万里の色絵に。
猩々が甕から柄杓でお酒を汲んでいるところ・・・かな。
こういうユルい感じの色絵はあんがいなく、お酒のお供に嬉しいのであった。

小さなホツレとかがあったからか、オークションでお安かった。
実はワタクシ、オークションでの勝率感がいまひとつである。
競り負ける、という話ではない。
手に入れて、あぁこれって私のものだなぁ・・・と
手に馴染む確率がいまいち低いような気がするのである。
それはまぁ、実見して買う訳ではないからとか、
ついポチってしまうからとか、そんなこともあるのかもしれない。
(とはいえ、ポチって手元に届く愉しみもまた捨てがたいのだけれど・・・。)

そんなことを思いつつ、手に入れたこのお皿、送料のほうがお高かった。
だけど送料のほうが高くついても、安全に運んでもらえるのが良いしなぁ。。
あぁ、これって切ない、お気に入りになると良いけれど・・・とちょこっと案じた。

さて、届いた荷物、遠方からの発送だからか、コンパクトにしてくれていた。
それでいて、とても丁寧にしっかり綺麗に梱包してあって・・・
落札したお値段を考えるとその手間のほうが大変だったんじゃと思うほど。
中からこの可愛いお皿が出てきたときは、うっとりしてしまいましたよ♪
ちゃんと愛されて旅立ってきたんだなぁ、とナデナデしてあげたくなった。
三毛庵的勝率もちょこっとアップかな(笑)

今年もあと僅か、皆様一年ありがとうございました。
読んでくださったり、コメントくださったり、そっと拍手くださったり、
ふるものを愛している方々に見ていただけて、私もものたちもとっても嬉しかったです。
来年も皆様ときれいなものを愛でられる、平和な年でありますように。
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2013/12/24.Tue

雪道 (ラッカーミニアチュールトロイカ文小箱)

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小さな箱の中はからっぽ。。

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箱がお宝なのでした。1996年とそんな古いものではありません。
ロシアの伝統工芸、ラッカーミニアチュール。
ロシア塗りとかパレフ塗りとか呼ばれてもいる細密画。
これは4大産地のうち、一番歴史の古いフェドスキノの産で、
フェドスキノだけがラッカーの下の絵が油彩なのでそうである。
素地にマザーオブパールを使ったものがあることもフェドスキノの特徴で、
これも雪道をマザーオブパールで表現している。
異国情緒をほのかに感じる北海道でのんちゃんが見つけたもの。

20131201 010
(5.1cm × 8.8cm)

ロシアの伝統的な馬車、トロイカの画♪(お馬さんは来年の干支だなぁ。)
皆様、メリークリスマス!!
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2013/12/21.Sat

師走の市 (紙刷印判金魚文角皿)

今日は午前中用事があったのだけれど、師走は21日だったので
遅い夜明けとともに四天王寺さんへ行ってみた!
市は朝が早いので、ちょっとした用事の前でも遊べてよいなぁ♪

それにしても冬本番、見て回る方は「さぶっ」と言いつつお気楽だけど、
業者さんたちは皆、着ぶくれしても凍えてた。
そんな中、見つけたのは・・・

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使いでが好いのでいつも気になる、印判角皿なのである。
あ・・・しかも金魚柄!パクッと食いつくと、業者さんも「いい柄やろ。」

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(14cm × 18.4cm)

うーむふっくら可愛ゆす。(すっごい季節外れだけれど^^)
歳末気分を味わいにぶらっと出掛けて、ポチっと収穫があるのは
やっぱり嬉しいのであった♪
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2013/12/15.Sun

ホーム (絵瀬戸家屋文豆皿)

気がつけば師走も半ば。
さすがにこれでは年は越せんと、今日はせっせとお片付けの一日。
何しろものが多いもので、困ったことです。
なんと、なくてもよいものはね、持たないような積もりでいるのだけれど(笑)。
・・・ふるものたちはなくてはならぬものなのでした。

あぁ、心地よく住まいたいものだなぁ。。(なのでお家の図)

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ふるいものたちに取り憑かれはじめたころの、めっけもん。
催事で先客が散々値切っているところに出くわして、
あぁ・・・売れちゃわなければよいのになぁ、と念じてた。
これをあきらめてくれるなんて、なんてツキがあるのだろう♪
と思っていたらば、こちらもご予算ぎりぎりで、
帰りの電車賃分、お勉強してもらえたご恩は今でも忘れないのである。

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瀬戸は勝見充男さんの梅文の盃が佳いなぁ、と常々思うのであるが、
これがあるおかげで、いつも十二分に満足で、
三毛庵的なるもののホームは此処に在るのだと、見る度再認識するのであった。

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(一辺約6.7cm)

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2013/12/10.Tue

ポアソニエール (「洲之内徹と現代画廊」展

特定秘密保護法が成立した翌日は冬晴れで、仙台へと飛んだ。
知らずに何かの片棒を担ぐことも起こり得るのかもしれない。

仙台へは、宮城県美術館の展覧会、
「洲之内徹と現代画廊 昭和を生きた目と精神」を見に。
こういう時に、戦前戦後を生きた洲之内徹の眼が捉えた、
戦争を生きようとした、生きざるを得なかった画家たちの
展覧会を見ることに。。

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一番の収穫は佐藤哲三の「みぞれ」を見たこと。
なかなか機会が持てずにいた、彼の最高傑作。
洲之内徹にとっての心の故郷、新潟の風土が生んだ奇跡のような作品。
佐藤哲三が生きた風景、洲之内徹が生きた絵と風景・・・。

こんなタイミングだったから、余計に光を放っていたのは・・・
大杉栄を描いた「出獄の日のO氏」(林倭衛)、
そうして「ポアソニエール」(海老原喜之助)。
ポアソニエールは、転向を強いられて戦地で工作活動をした洲之内が、
心の拠り所としていた作品だ。
「知的で、平明で、明るく、何の躊いもなく日常的なものへの信仰を
歌っている」この作品について、「そのような本然的な日々への確信を
取り戻させてもくれた」と言っている。

絵は絵としてみればよいのだろうけれど、やはり客観的には見れない。
結局のところ、自分にとってその絵がどうであるかが私には重要なのだ。
洲之内コレクションの絵には嘘がなくていい。
絵肌が、画家の生き方そのもののように光を放っている。
こういうものに触れ、慌てて背筋を伸ばす次第なのである。
それにしても・・・
どれかあげると言われたら、ほんとうに困ってしまいそうだな(笑)
23日まで。年が明けてから愛媛へ巡回、春には新潟へも凱旋するそうだ。

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(8.5cm)

これってなんだか松島みたい・・・帰ってきてそう思った。
日本の平和な山海の風景。

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松島はそれなりに観光地らしくなっていた。
展覧会の翌日、仙台から陸前高田にかけて駆け足で行ったのだ。
奇跡の一本松のところまで行ったけれど、そこに人の営みが
あったことを上手く想像できないほど、何処も全てが失われていた。
海も空もやけに綺麗なのに、風がびゅうびゅう吹き荒れていた。
想像力というのには限界があるのか、何を思えばよいのか分からなかった。

おまけ
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2013/12/04.Wed

買う自由 (古伊万里?染付花クルス文輪花小皿)

20131201 002

三毛庵的にはあまり登場しないタイプの、繊細な絵付けの小皿なのである。
市にぽつんと置いてあって、真面目な仕事ぶりだったので手に取ってみた。
「それは古くはないよ。」と主の声。
じーっと見て・・・じゃ、私が貰ってあげよ、そう思った。

古くないと言われてどうしても合点がゆかなかったのだ。
なので、「古くない」お値段で買って、ナットクのいく答えを見つける
ことにした。(噂の中国物産なら、いい勉強だし♪)

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画像では判断がつきにくいと思うけれど、こんな感じ。
どこがどう、ということは敢えて言わないけれど、
NGを出すポイントがさっぱり見つからないんだよなぁ・・・。
(花クルスが現代的ではあるけれど。)
なので三毛庵的にはOKを出すことにしたんだけれど、
結果、またお皿が増えただけなのであった(笑)

20131201 004
(径10.7cm)

時代がない、と売り手が言うものを自己責任で買う「自由」♪
時代がないものをあると言って売るのは確かにいただけないけれど、
それでもね、正札もない市のことである。
欲しい人が欲しい値段で交渉すればよいだけのことなのだ。
何もかもが素性が知れて、素性に応じたお値段がついているとしたら、
そんなの市じゃないよなぁ・・・と思う。
カスを掴みたくないというのなら、ブランド力のある大店で買えばよいのだ。
リスクは取りたくないけど人より高くは買いたくない、などというような人は
骨董じゃなくほかのことをすればいいのである。
世の中そんなにムシのいい話はないのである。
というか、自分で判断もせず買って何かおもしろいのかと思うけれどね^^

それにしても・・・やっぱりこのお皿のアカンとこが分かりまへん!!
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2013/12/01.Sun

つまみ食い (セルロイド簪)

師走。冷え込んだけれど気持ちの良い朝、東寺ガラクタ市へ。

先月は展覧会はしごで行けなかったので、一気に季節が変わった感じ。
トクベツ欲しいものがある訳でもないのだけれど、
思いもよらずときめくことがあるかも♪とまだ見ぬ出会いに心が躍る。

好みのものをちまちま手に入れ、さぁてと、っと眺めまわして
目に留まったのが・・・

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これは三毛庵的にはふだんあまり手を出さない分野。。
可愛いなと思ったのと、置かれている様子からお手頃そうだったので!?
ちょっと手に取ってみた。

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なかなかコマゴマして佳い感じ♪
古いセルロイドか何かかな。

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鼈甲のフェイクなのだろうけれど、丁寧な昔の細工物。

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小さな方は、珊瑚「風」、琥珀「風」もついている♪

まぁ集めるということはないと思うけれど、市でお手頃なときは、
こんな風にすこし違う分野のものも手にしてみる。
11月は大正前後の日本の近代絵画を見て回ったけれど、
そういう時代のものかなぁ・・・そう思うと、ほんのりいとおしいような。

お正月まであとひと月・・・
こんなものをちょこっと飾ってみようかな、などと考える。

今晩のお肴♪
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