2014/11/30.Sun

師走を前に (古伊万里流水に桜文飯茶碗)

明日から、師走。
ひと月後の今頃、年越蕎麦などいただいているであろうか。。

この週末はちょっとしたお務めがあり、ようやくひと段落。
というわけで、ここは気付けにふるものを♪

P1190612.jpg

ぽつんとひとつあって、気になった飯茶碗。
毬のような丸文。

P1190611.jpg
(直径11cm)

姿もころりと毬っぽい♪
しっかりした造りで生掛けで、ご飯がとっても似合いそう!!
美味しい昆布の佃煮があったっけ♪♪

この流水に桜はなんだか見たことが・・・と思ったら、、

P1190610.jpg

この猪口とよく似た文様。
猪口は時代があると言われているものだけれど、
それではこの飯茶碗もそこそこの時代があるのでせうか。。
お茶碗ひとつ、おろそかにできない。
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2014/11/27.Thu

小穴を掘る (九谷色絵花蝶文小香炉)

さすがに今日はボウズだろ~などと思う日に限って、
ちっちゃく嬉しいお買いものができるのはなぜだろう?
(別に掘り出し物などという訳ではないのだけれど。。)
お気楽なぶん、欲目に惑わされず「好き」なものを見れるのかな。

「ん?そんなとこになんかあったっけ??」
新聞に包んだこれを持って帰還した三毛庵に、のんちゃんが聞いた。
うしし、目ざといのんちゃんも見つけられなかった迷い子ちゃん。

P1190632.jpg
(直径5.5cm/高さ4.8cm)

ほんとうは火屋があるはずなのかもしれないけれど、
これだけでもころりんと十二分に可愛らしい。
ペンキ赤の撮みはちゃんと獅子頭氏なのである。
ささっと描いているようでなかなかに筆が立つのは
そこそこ時代もあるのかもしれない。
(撮り忘れたけど、赤絵でささっと「九谷」銘。)
お花と蝶々が伸びやかで、画像に収めるとちびこいことを忘れそう♪

それでねっ、このちび香炉の一番のお気に入りポイントは・・・

P1190633.jpg

この裏行きなのである。
さらにお色味を控えながら描いているのは藁束!!
こちらも益々ちびっことは思えない風雅な描きっぷりなのである。

九谷焼にたまに見かける「藁束の図(っていうのかな)」、
「今年も無事に収穫できました」というお祈りが籠められているようで、
見るとなんともあったかい気持ちになる。
九谷焼には稀に絵変り20枚とかの「農耕図」もある。)
そういえば三毛庵、このお皿@も好きなものだけど「藁束」だったなぁ。
好みというのはそうそう変わらぬものなのか。。

好みといえば、三毛庵昔から渋渋の土ものなんかと同じように
色絵もお好みである。
九谷なんぞのブランドを除けば、色絵はわりに穴場であるので、
こうしてまだまだ遊べる余地はあると思うのだけれど・・・。
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2014/11/25.Tue

お預かりものの記録 (古伊万里山水文香合?)

先日何気に書店に寄って見つけたこの本、
平成25年2月発行なのでずいぶん知らずにいたものであるが、
かの有名店ロンドンギャラリーの田島充さんの著書である。

P1190620.jpg
(「小さき 愛らしきもの」 生活の友社)

帯に白洲正子の名前を挙げているあたりが出版社の涙ぐましい努力を
感じるのであるが(きっと天国の白洲正子さんは鼻で笑っていると思ふ)、
でも良い本は手に取ってくれる人が多いに越したことないものね。
あの田島さんのお眼鏡にかなったちびこいものを見れるなんて、
本ってありがたいものである。
(東洋陶磁美術館の名誉館長、伊藤郁太郎氏も文を寄せておられる。)

本は順番に日本のもの、高麗・李朝のもの、中国のものと分かれていて、
その中でまた仏教美術ややきもの、木工などに分かれているが、
どれもちびっこであることが条件である。
仏教美術などは逆から見ると、中国から高麗を通じて日本に
伝来していく過程が辿れ、それぞれのお国での仏教の受容の姿が垣間見れる。
三毛庵はやきものがいちばん気になるので、それぞれの頁を見ると、
やっぱりお国柄が表れていて愉しい。
(とはいえ、これは日本人の眼による各国の美であるところがミソで、
例えば中国の人が美しいと感じる中国のものはもっと違ったりするのであろうが。)
日本のものは、優しくて控えめな華があり定まった型がないのに美しいなと思う。
こういうのを「和様」というのかな。
(日本のものでは、漆のものとかも素敵だった。)
高麗・朝鮮の美は民芸などの世界で語りつくされているので今更書かないけれど、
田島さんセレクトの珠玉の品がぎっしりであった。
中国のものは、ちびっこでも大陸の産というような力強さ・確かさを感じさせるものが多い。

今や「KAWAII」は世界共通の言葉となったらしいけれど、
この本は日本人のいう「小さきもの」「愛らしきもの」という美意識でいっぱいなのであった。
このような一流品は、なかなか平民には手が届かないかと思われるが、
眺めていると、美しいかたち、といったものがよくよく腑に落ちる。
これが小さいものでなくって、美術館クラスの大物であっても
やっぱりこういう「かたち」だな、と思えるものである。
(現にこの本に載っている10cm足らずのものは、もっと大きいものに感じられる。)
同じように考えると、がらくたの中にも時折よい「かたち」「すがた」を
持ったものはあって、なのでロンドンギャラリーでは買えなくっても、
こういう本で目を肥やせば、愛らしいがらくたは手に入るのである。

高麗・李朝のやきものなど、欲しいなぁ・・・と思えるものは
大方もう定まったお値段がついているので、なかなか手が届かない。
(この本にも欲しいものはいっぱいあった(笑))
だからという訳でもないけれど、日本に渡ってきた磁器、
伊万里にはまだまだ遊べる余地が残っていて、なかなかに魅力がある。
初期伊万里のようなブランドでなく、古伊万里でうれしいのん、
ないかなぁ・・・などと思う。

20141019 028
(撮みまでの高さ:約5.5cm)

なのでこれを見つけたときはぱくっと食いついた。
李朝の青花が和様化したらこんなふうになるのかなぁ・・・というちびっこ。
ユルい面取り?とかぽちっとしたつまみとか、ないようである「かたち」。
控えめな染付お気に入りの油壺@に通ずるものがある。

20141019 027

三毛庵も宝くじでも当たれば(って買わないことには当たらないのだが)、
自分のちびっこたちを本にして、現世でのささやかなるお預りものの記録などつくるのになぁ。。
(まぁ、田島さんのセレクト品に比べるべくもないのは百も承知であるが。)
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2014/11/24.Mon

石ころに愛を (鳥獣戯画展&ブリキ梅枝文茶缶)

最も行ってはいけない日に、決死の覚悟で行ってきました、鳥獣戯画展!!
ほんとうはね、開催早々に行きたかったのだけれど、
体調不良とかいろんな事情が重なって、10月は行かれなかったのである。
(そのせいで、本当は一番拝みたかった明恵上人の樹上座禅像とか、
夢記とか仏眼仏母像とか、みーんな前期展示で見れなかった・涙。)
三毛庵は鳥獣戯画はオマケでよかったのだけれどなぁ。。。
んでもう諦めていたのだけれど、昨日急に都合がついたので、
並ぶことの大嫌いな三毛庵、これも修行だと行くことにしたのである。

8:15 京都駅・・・ひゃあ、すでにバス乗り場というバス乗り場が長蛇の列!!
           しばらく並んだが、歩いたほうが確実と、京博までてくてく。
8:40 京博 ・・・ぎょえ~外塀の門(南側)から、東大路の北東角まで行列
9:00 門の前・・・やっと門を入る(チケット買っておいてよかった!)
            中庭も行列でぎっしり。

P1190618.jpg

10:05 入場  ・・・一時間かかってやっと入場を許された。
            (このとき既に外の列は240分待ちと。)
            中でさらに鳥獣戯画には行列があってこちらは70分待ち。
行列もうるさい客も大嫌いな三毛庵であるが、さすがこんな日でも
殊勝にやってくる人たちだけあって、皆さんとてもお行儀がよかった♪

さて、後期展示では見たかったのは、華厳宗祖師絵伝とか・・・
こちら!!

P1190621.jpg

明恵上人遺愛の子犬像♪(ポスカ買うのも長蛇の列だった。。)
この子犬は単独でぐるりと一周見れるように展示されていた。
石ころやら小動物にも平等に愛を注いた明恵上人、
このわんこへの丁重な対応をみると、当時も今も敬愛する人が
たくさんいるということがよく分かる。
鳥獣戯画展と銘打ってはいるけれども、明恵上人お目当てで来られている方、
きっといっぱいいると思う。(そういう方は前期にちゃんと行ってそうだが。)
といって明恵上人の解説など決してしない三毛庵であるが、
気になる方は白洲正子さんや河合隼雄先生の著作を読みませう。

という訳で、全国の民が京都の秋を堪能しにくる連休中日、
無事に目標を達成した三毛庵であった。(鳥獣戯画展は本日まで。)
そのあともそのまま遊びまくって、晩御飯の後は倒れこみ、
やっと10時に意識を回復し、途中から健さんの映画を見ましたです。

さて、いつものようにふるもの画像もUPすることに。。
明恵上人に因んだものなどあるはずもなく、、、
そういえば、展覧会で柿蔕茶入も展示されていたなぁ
(栄西の持ち込んだお茶の木を栂ノ尾で明恵上人が育てたりしている)、
と先日見つけたちびっこなお茶缶をば♪

P1190623.jpg
(高さ6.2cm)

ブリキの茶缶、、といって数寄者垂涎の典型的なブリキ茶缶でもない。
(ガラの山からの発掘品で、まぁ商売にはならないような類のもの。)
粗末なものであるが、といって心意気は決して粗末なものではなく、
限られた彩色で、梅の枝の愛らしさとか、春を待つ気分とかが写されていて、
打ち捨てておくのはなんだか忍びないような気がした。
こういうものに、それなりの付加価値を載せて商売できるお店もあるけれど、
大抵の場合はオークションですら送料がお高い、ということになるので、
ガラの山の中で誰かが拾い上げてくれるのを待つほかないのだろう。
だけど、ほんとうのところ美しいとか美しくないというのは、
お値段の多寡とはあまり関係のないもので(勿論お高いものには相応の美があるが)、
ヒトの値打ちが社会的地位とはあまり関係のないようなものである。
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2014/11/22.Sat

敗者復活 (京焼?色絵小急須)

3連休を前に、興奮して眠れない三毛庵である。
だって1日休養しても、2日はやりたいことができるもの。
(なので、さっさと眠りたいところであるのだが。。)

近ごろのんちゃん氏はなかなか素敵な九谷などをゲットしてご満悦である。
(いずれお許しが出ればUPしたいものであるが。)
かたや三毛庵は相変わらずマヌケなやつらに愛を注いでいる。

普段は行けない骨董市に行くと、どうも決断力が鈍る。
日頃より急須を無駄に買う三毛庵は、この日も気安い急須をゲットした。
(気安いところがまた、判断力の鈍るポイントである。)
そのあと、もっと古風なものを外国の人が買っているのを見かけて、
ちょこっと意気消沈したのであった。
これはそんな古くはない何処かの窯元の印のあるもので(京焼?)、
焼成の加減か、蓋もちょっと緩かったりしている。
やってしまったか、と思いつついつものように部屋に転がす。

P1190581.jpg
(胴径約7.5cm ほんとはも少し下から眺めるとかわゆす)

それでね、日々眺めていると不思議なことに日々よくなっていく。
目いっぱい褒めたところで、所詮は慎まやかでお煎茶が美味しく淹れられそうな、
普段遣いのお道具なのであるが、威張ってなくてほっとする。
愛情なるもの、日々暮らしてみてなんぼのものではないかと思ったりもするのである。

ところで三毛庵、こうして買ったものをじゃんじゃんUPして、
自分でもどぉなんだ、って思ったこともある。
(世のコレクター諸氏はあまり人目には晒してなさげなので・・・。)
だけど、ブログを書くほど、自分の好きなものがわかるようになる感じ♪
それにね、安かれ高かれ、UPして目垢のつくようなものってその程度なんよ。
三毛庵、可愛い子には旅をさせるのである。
(それにね、こうしておくといつでもわが子の写真をみれるしね♪)
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2014/11/17.Mon

今年の蛍 (和ガラス蛍文ぽっぺん)

体調が宜しくなくて、寝転んでスマホで書いてみる。
そこまでしなくても、と言われそうだが、
身体を起こしているのが少々しんどいだけで、
気持ちは色々したいのである。
鬱のときに嫌というほどの無気力を味わったので、
意欲のあることの幸せ、には拘りたい。

こんな寒い日に何だけれど、今年は蛍狩りに行かれなかった。
そのときも体調不良だった。
だけど、誰しも来年見れるなどと約束されてはいない。
失った時間は大きいのだ。

市でひと目みてすぐに気に入ったのに、
ずいぶん迷ったぽっぺん(びーどろ)。
硝子は好きだけれど、玩具にも手を出すのは気が引けたのだ。
だけど、ほんのいっときしか見ることのできない、
あの小さな蛍が、ぽっと点っていて、
今年見なかった蛍の代わりに掌に掬ったよな気がした。
ぽっぺんはもうひと種類あったのだけれど、
どうしても、蛍を連れ帰ろうと思ったのだった。

P1190598.jpg
(約15.5cm)

少しも本物の蛍に似てなどいないのに、
拙くて、今にもかしゃりと壊れそうで、
そういう夢みたいなところがやはり蛍だと思う。
昔、勝見充男さんの本でみた、布張りの蛍籠の玩具、
不思議なものを、とは思ったけれど、
今はよく分かる。

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2014/11/15.Sat

三つ子の魂 (吹ガラス盃)

なんだか急に寒くなった。。
すべきことを後回しにする三毛庵、またもブログを書いている。
書いておこうと思うことはいろいろあるのだけれど、まだ上手く出てこない。
それでも手元の小ものたちを眺めてはあれこれ思う。

P1190591.jpg

いよいよ硝子の季節でもなくなったけれど、また硝子。
どちらもちょっとしたキズがあり、参考品の名目の元、連れ帰る。
硝子の傷物なんて、という向きもあろうが、
シャンパン色の塊を拾ったと思っている三毛庵である。
(のんちゃんももの好きに「これで養命酒をちびっと・・・」などと仰る。)

以前正倉院展で見た、古代の硝子・・・欲しかったなぁ♪
明治からの硝子は、まだ世間様の仰る「精神性」とやらを
まとっていないけれど、そういう幼いところもそれはそれで佳い。

P1190590.jpg
(高さ5.8cm・・・あんまし見たことのないかたち)

そういえば三毛庵、幼少のころ砂粒の中から透明なヤツだけを
集めようと試みたことがあった。あれって硝子の原材料だよなぁ、きっと。。
(明治・大正ガラスの淡いお色味はああいう感じだ。)
きれいな石を集めたり、粘土の玉を焚火で焼いてやきものにしようともした。
いまでもふるものはやきものと硝子が好きだものね。
だけど昔、色違いのカレー皿を選べと言われて選べなかったこととか、
お人形を買ってやると言われて選べなかったこととか、結構あったんだよなぁ。。
何かにつけ、自分の考えに自信の持てない幼少期であった。

ふるもの好きのみなさまは、どのやうな三つ子の魂だったのでせうか。
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2014/11/14.Fri

放し飼い (色絵鶴文食い初め碗&小皿)

あ~またもよれよれの三毛庵である。
思い当たるは、、インフルエンザの予防接種!?(まさかね。)
さっさと寝ればよいのであるが、あんまし疲れるとなかなか寝付けない。。

先日の骨董市で見かけたお食い初めの茶碗
ちゃっちくて(小っちゃくて、ではなく)可愛いな~、でも間違いなく無用だ、
ここでまた目方を増やすのはゼッタイおかしいだろ~、
と葛藤しつつ睨んでいたらおぢさんが、
そんな高いもんじゃないんやで、買うとき、と言う。
いやいやお値段ぢゃないのですよぉ。。目方がね!!

P1190595.jpg
小皿の直径9.3cm/茶碗の直径:6.1cm)

今出来よりは少し頑丈そうとはいえ、つるりとした磁器は
三毛庵の主要ターゲットではない。
でも、何か気になるところがあれば、可能なら連れ帰り、
会話を試みるのである。
無駄なようだけれど、道草食う時間ってだいじだと思うから。
形はなかなかに宜しいし、最早印判とすら呼べぬような
スタンプのツルも可愛い。
(これでもちょこっと白い釉薬が添えてあったりして、
意外や頑張っているのだ。)
こういうものも転がして、横目で見る。
あぁ、それにしても・・・こんな可愛いお茶碗でお食い初めした男子は、
今や立派なおぢさんであることは間違いなし!
ミョーにリアルな連想にひるんだのであったが…。
(人のことは言えない。)

P1190597.jpg

この日のプチな獲物たち、ツルの水滴に、ツルと松の茶碗、
松の小徳利と、何故か小っちゃく繋がっている、、なんだかよいな♪

相変わらずの放し飼い、夜更けにそぉっと覗いては、
もしや何か怪しい会合を開いていたりはせぬだろうかと、
ちょっとどきどきしたりしてみたりする。
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2014/11/09.Sun

錦秋 (瀬戸?飴釉鶴文水滴&伊万里色絵お神酒小徳利)

そろそろ山のほうは紅葉も色づいたかな~というのは半ば言い訳で、
先月に引き続き、丹波篠山のJAに出張販売でやってくる、
明石魚の棚「三ツ星蒲鉾」さん目指して土曜日はGO♪
(ちなみに来月は12月5日~7日だそうで。。)
蒲鉾はもちろんぷりっぷりで美味しいのだけれど・・・
今ハマっているのはこれ!!

P1190586.jpg

淡路島の焼きアナゴ
もちろんこのままいけるのだけれど、甘辛醤油味のタレを作って
アナゴ丼にするのである。
お手軽ごはんとはいえ、いちおう三毛庵もちょこちょこ手をかけてみる。
アナゴの頭:タレをつくるときのダシにする・・・と旨いような気がする。
アナゴの尻尾:きゅうりの酢の物の具材にする・・・と旨いような気がする。
アナゴの胴:タレを絡める前に酒蒸しする・・・と旨いような気がする。
「気がする」だけで違いの分からん三毛庵であるが、
まじないと思ってこういうときの努力は惜しまないのであった。

P1190587.jpg

気分を盛り上げるため、スーパーで紅葉の生麩も買ってみた!!
(きのこはマツタケではなく、シイタケだけどね。)
丼は読谷の北窯さんから連れ帰ったもの。(松田米司さんのほうの作。)

さて、篠山では骨董市もぶらぶらする。
(確か紅葉を狩りに行った筈であるが。。)

P1190592.jpg
(3.5cm × 5.3cm)

朽ち葉色のちびっこな水滴。ツル柄のキャラメルみたいで美味しそう♪
瀬戸あたりのものでせうか。

こちらもちびっこなお神酒徳利

P1190593.jpg

対でないのでうちの神さまたちのお供えにもならないけれど、
見るとすぐに放っておけないような気になっている三毛庵である。
(けっきょく家では放し飼いにしているよーな無責任な飼い主であるが。。)
こんなニギヤカなお神酒は、どんな神さまにお供えられたのであろうか。。

P1190594.jpg
(9.5cm)

裏も紅葉色に色づいている♪

あぁ、お散歩の度、ちびどもを狩る錦秋なのである。
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2014/11/07.Fri

珍獣さん (伊万里染付陽刻葡萄文徳利)

立冬、月が高くなってきた。
寒い地域に住んでいれば、やはり厳しい季節への入り口であろうけれど、
温暖といえるここでは、これからがいよいよ紅葉シーズン。
台風襲来もそろそろ終いで、三毛庵的にはゴキゲンな季節の始まりである。
考えてみれば、春の桜の季節もいつも気圧変化にやられているので、
1年を通じて、この季節こそ真に堪能したいものである。


さて、勝見充男さんが仰るような、「これさえあれば安心」徳利
そういうものを夢見たこともあった・・・ような気がする。
いや、今だってあればもちろん欲しいかな。
しかし哀しいかな三毛庵、お酒は好きでも呑兵衛とは言えないので
在るだけで酔えるような徳利ぢゃなくても十分美味しいのである。
吹硝子のなんでもないようなやつなど、気がおけなくてよろしい。
とはいえ、年中硝子だけっていうのもちとさみしい。。

ありそうでなかなかないのが、ずぼらな三毛庵向き、
お手入れカンタン磁器質なのに、お酒に寄り添う「余白」のあるヤツ。
(そういうものは土もので探せと言われそうだが。。)
しかもね、1合もあれば十分なちびっこさんが望ましい。
くらわんかのものなんぞ、或いはそういうものに入るかと思い、
のんちゃんとこちら@を捕獲したときはうししと思ったものである。

ありそうでないようで、なさそうであるんだなぁ・・・こういうのん。
民芸の世界でメジャーなものはなかなか手が届かないけれど、
ふるもののなかにも、へんてこなのんがいるのです。
へそ曲がりの三毛庵は、珍獣(といっても可愛くないとやだけど)がお好き。

20141019 002

なんだかむっくりして、一見面取りなのに相当ユルい。。
これが伊万里とはなぁ・・・こじゃれた伊万里のイメージが崩壊してる。
注いだときのお酒のキレもテキトーな感じだし(笑)。
だけど、このオーラのなさにほんとのところ、ほっこりするんよ。

20141019 004
(14cm)

轆轤じゃなくてなんと型物のハリボテさん、ちょこっと陽刻が嬉ちいのだ♪
串団子みたいな瓢形もぷぷって笑っちゃう感じ。
へぇ、こんなんもあるんやなぁ・・・とふしぎに思った珍獣さんである。
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2014/11/05.Wed

2日目の夢 (オールドノリタケ・ソルトディッシュ)

2日目のイベント、、仕事をしているとなかなか初日には行けないのである。
この前の京都アンティークフェアも金曜日は大盛況だったらしいけれど。。
とはいえ、あるときはあるし、ないときはない、そういうものだ。
2日目に出会えばそれが出会いなのである♪

「2日目のイベント」で見かけた豆皿
先日も舟形の豆皿@だったっけ、そういえば。
こういうことって、ままある気がする。
何処か頭の片隅にあるのかなぁ、イメージが・・・。
ものたちが、視えないところで繋がっているような、幽かなイメージ。。
2匹目のドジョウを狙っているわけでもない筈なのに。

P1190565.jpg

本当は、これをそのまま大きくしたお皿とのセットだと聞いた。
それは「セロリ皿」なるものらしい。
(セロリにそのような地位が与えられていたとはついぞ知らなかったことである。)
それでこの豆皿は「ソルト皿」、きっと6客あったのだろう。
離れ離れになった今はもう、かつての華やぎを知らない。
そうして、掌にちょこんと浮かんでいる、小さなアール・デコの夢を載せて。

P1190569.jpg
(3.9cm × 7.2cm)
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2014/11/03.Mon

お新香と (古伊万里染付亀甲文小皿)

昨日の午後、頭を動かせば吐きそうな頭痛ですっかりダウン。
眠ったのやら意識を失ったのやら分からないほど。。
原因は、あれである・・・台風20号!!
三毛庵的経験則でいうと、あれがフィリピン沖ぐらいにいる頃が一番危ない。
日本に接近した時ももちろんしんどいのであるが、
一番ツラいのは、発生直後なのである・・・不思議だなぁ。
今回は、発生の噂を聞いてもそんなに酷くなかったので、あぁ大丈夫かなっ♪
と安心していたら、昨日の午後になって意識混濁!?の事態に。。
お休みでよかったことである。

今日は午後になって、身の回りを少し計り整頓。
何しろ三毛庵、連れ帰ったお品はなんでもほいほい、
そこら中に転がしておくもので。。
片付けが苦手というのもある。けど、しばらく眺めていたいんだな~。
部屋に飾るとかそんなんじゃなくって、普段何気に横目で眺めて、
それで「あぁ、やっぱりこれはええ子やなぁ。」とか感じ入ったりするのである。
(ちなみに三毛庵、小奇麗な骨董屋さんも勿論うっとりするが、
ものが所狭しとひしめいている、整理整頓って何??的なお店も
結構好きだったりする。
宝探しが愉しいのもあるけれど、却って主のものへの愛情が
垣間見える気がするのは、自分がこちゃこちゃ散らかす人だからか。)

ぱっと見て、好きとか嫌いとかは勿論あるけれど、
何げに気になるなぁ・・・と連れ帰って、じわじわ愛着が湧くものもある。
(買う時にそれが100%分かれば苦労はないのだが、そうはいかない。
そういうことも、実は骨董の愉しみなのかもしれない。)

20141030 010

なんていうこともない、古伊万里染付小皿である。
テキトー感溢れる絵付けのこのお皿が、テキトー感溢れて並んでいた。
(・・・ように何だか三毛庵には思われた。)
可愛い五弁花は、レッキとした古伊万里の生まれを主張していて、
何だか、連れ帰ってあげなくっちゃ、という気にさせられたのであるが、
こうして部屋に転がしておくと、実に微笑ましく鎮座するのであった。
伊万里、って言っても・・・藍九谷とか藍柿とか、そんな箔などないけれど、
一寸お新香など載せてあげれば、きっと美味しいだろうなと思う。
食の細い人など、こういう器で食べさせてあげたいものである。

P1190584.jpg

てな訳で、さっそくスーパーのお漬物セットを購入。
わぁい、可愛ゆす♪これは是非とも今度は糠漬けを作らねば~!!

20141030 011
(10.2cm)

裏も可愛ゆす。


おまけ画像♪三毛庵の十八番(笑)。
地味だけど、この下にはいつものくるみ餅。
この日はまだ暑かったので、かん袋さんでイートイン。

20141030 006
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