2015/05/30.Sat

梅の実のなる頃 (色絵輪花飛梅文豆皿)

あー5月ももう終わりだな~。
梅雨を間近にして今日は猛烈に仕事をした三毛庵である。
仕事って、、布団干しとか洗濯とか洗濯とか洗濯だけれど。。
何故かまだしていなかった衣替えも済ませて、
晩ご飯の準備まで、ひと段落である。

P1200259.jpg

ちびっこのくせに輪花って、ついつい手に取って了う。
こんな風にいっぱいあると、わぁーい♪って感じ。
雛道具だということなのだけれど、こんなお道具を並べる子供も、
並べてもらうお雛様も倖せというものである。

P1200258.jpg
(径7.2cm)

でもこれは、桃じゃないよなぁ・・・飛び梅さん。
文様的には例えば桜のほうが希少だし人気も高いけれど、
三毛庵的にはよくある文様でも、梅のほうがしっくりくる。
桜のようにわぁーっと咲く春よりも、梅のようにひとつふたつと
ほころんで咲く春のほうが、きっと性に合っているのだろう。
それに梅の実が大好きな三毛庵であるしね♪
(今年は梅干をどうしようか、梅酒は?と
そろそろそわそわし始めている。)

ところでこの人参葉みたいな葉っぱは何文様なのかなぁ。。
お色の組み合わせも人参っぽくて、それがこのお皿のチャームポイントで
あるのだけれど、何か意味があるのであろうか。
オレンジ色の釉薬っていうのはあまり見かけないものだけれど、
緑色と共々、周囲にうっすらハレーションが出ていて、
三毛庵的には何とも気になる釉薬なのである。
ま、他愛のないことでありまするが。

さて、晩御飯に取り掛かりますか!
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2015/05/28.Thu

パン屑を拾いながら (ウラン型ガラスコップ)

近ごろ何やらフラットというかニュートラルな三毛庵である。
で、、何かちょっとしたターニングポイントなのかも、
とうっすらと、漠然した思いを抱いている。
根拠なんかないのだけれどね。
おかしいなー相変わらず物欲まみれに過ごしているのに、
ちっちゃく階段をひとつ上ったような気がしてる、どうしてかな。

その階段は、決して骨董修行の階段などではないのだけれど、
ところどころにふるいものが落ちていて、
「わぁきれい!」って思わず手を伸ばして拾っては進んでいくうちに、
気づいたら一段上っていた感じ。
でも下から見ても、階段の先に何があるのかは見えなくて、
ただ三毛庵は落ちているものを見つけては、拾っている。

P1200233.jpg

蛍の季節が近づいてきた。
初めて見たとき、感動したのに光の色を覚えていなかった、
ザンネンな三毛庵であった。。

ウランガラスの光はちょっと蛍の光に似ているかも♪
このコップ、初めて見たとき連れ帰りそびれたのに、
のんちゃんにご縁があったようで、三毛庵宅にやってきたものである。

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ウランガラスはつるりとしたものが多いけれど、
これはまだすこし発展途上なところが好もしい。

炭酸を飲むコップには事欠かない三毛庵宅である。
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2015/05/26.Tue

トクした気分 (色絵花文小飯茶碗)

P1200255.jpg

近ごろの三毛庵、やけに平和である。
いや、正確には逃れようのない問題とか、先を思えば悩ましいこととか、
むしろ鬱を患っていたころよりも悩んでもいい?ことは多々あるのだが、
課題が考えうるレベルを超えたのか、悩むのがすっかり面倒になったのである。
一方、ものとはやけに仲良しで、目が合って気も合いそうなら連れ帰る。
以前ほど、「趣味のいい」ものがいいもの、とかそんな思わなくなり、
出掛けた先で、これとは仲良くなれそうかな、と思えば買うことにしている。
商売ならばそうも言ってられないし、趣味でも処分することを思えば
価値の高いものにこだわるべきだろうけど、
哀しいかな、「趣味のいい」お品が、必ずや三毛庵と仲良しになってくれる
訳ではないと気づいたのである(どうしてかナゾだけれど)。
という訳で、仲良し度重視で連れ帰ってみるとこれが結構満ち足りていて、
なぁんだこれでいいんだぁ♪と益々悩みがなくなったのであった。

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それにしても、高くても安くても仲良くなれるのとそうでもないのがいる。
お値段は重要ではないけれど、お安いのに仲良しになれたときは、
やっぱりトクした気がするなぁ。。
(フツーはトクするのは掘り出し物を発見したときであろうが。)

P1200257.jpg
(径9cm)

おもちゃには大きいけれどちびっこな飯茶碗を捕獲した。
ちゃっちいようで、結構しっかり焼けていてプリントも手工業的だ。
お酒のアテぐらい入れて使えるかな~、でもそれじゃほんとにままごとだな~、
と買わない理由もたっぷり考えてみたけれど、
そんなことより、お茶碗からのキラキラ目線が眩しい三毛庵なのであった。
連れ帰ってみても、やっぱりそんなに役に立ちそうにはないのだけれど、
「いいやん、まぁここにおらしてぇな。」と機嫌よく鎮座するお茶碗なのである。
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2015/05/23.Sat

野菜をたらふく (プレスガラスままごとセット)


旅先で綺麗なお色に浮かれて買った和ガラスのおままごとセット。
ほんとに何でも買うなー。浮かれ過ぎというものだ。
でも今どきほんとにその土地で作っている民芸品とかってあんまりないし、
旅の思い出には三毛庵ぜひとも骨董なのである。
(思い出が多すぎるような気もするが・・・。)

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(箱の長径16.2cm)

さて、今日はおなかいっぱい牛になって更新中。
晩ご飯は残り物スペシャルだったのだけれど、
お昼にたらふく食べてきたのん。

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石窯で焼いた、リンゴとゴルゴンゾーラ(だったかな?)のデザートピザ。
リンゴの酸味やチーズの塩味、それに蜂蜜?がナイスなお味。
能勢の「みちくさ」さんにランチを食しにいってきた♪

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2015/05/22.Fri

初夏に想うは (九谷赤絵松竹梅文盃)

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赤絵の盃は普段のんちゃん御用達だけれど、珍しく三毛庵所有。
ほんのりとした品の佳さが女性的で、
見込の松竹梅(松が松葉なのがポイント高し)が、
赤絵の盃には意外に珍しいように思う。
そんなに凝ってはいないけれど、何気に触れたくなるよな存在感で、
あぁ、ちょっとコレ欲しいかも、って思った次第。
何ていうんですかね、見た目は普通っぽいのによい香りがするような・・・。

薄ら黄色味を帯びた素地の質感を上手く撮れないのだけれど、
その場にいた常連さんが「終わりの小野かも」と仰っていた。
(小野は魅惑的な窯であるので、だったらうれしいな。。)

P1200240.jpg
(径6.3cm)

裏銘は九谷だけれど、もしかすると幕末あるかもとのことである。

日ごろは純米をひや、な三毛庵であるが、
これは寒い季節に燗酒がお似合いそうで、
それはきっと実行するのだと、密かに企む初夏なのであった。
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2015/05/20.Wed

Good luck。 (染付輪線文豆皿)

平素より決してフレンドリーとは言えない三毛庵であるので、
ものを介してのお話しでも、旅先などではなかなか思うように会話できないこともある。
まして観光地の骨董屋さんなど、平素骨董好きとは言えないような
一見の観光客を相手にするので、入っても仏頂面を決め込んでいたりもする。
だけどふとしたきっかけで打ち解けると、いろんなものを見せてくれたり、
いろんなことを教えてくれたりと、思いがけない出会いになる。
商いをしているひとたちも、素顔はなかなかシャイであるのかもしれない。

P1200227.jpg
(7.9cm)

粋な輪線文の豆皿は、そうしてお土産に・・・といただいたもの。
のんちゃんのお買い物をきっかけに話が盛り上がり、
今日はきみたちに逢えてよかったよ、そんなふうに言ってもらえて、
なんだかよい旅になったなぁ、と思ったのだけれど、
このお皿を眺める度にそんなことがまた思い出される。
のんちゃんの物色の横で、粋なお皿は自分に似合わないだろうかと
考えあぐんでたのを店の主は見ていたらしく、
「それを2枚持って行きなよ。」と三毛庵に向かって言ったのだった。
ひゃあ、私ってまた物欲しげだったのん?と冷や汗をかいたけれど、
一方でそんなふうに言ってもらったのも嬉しくて、ありがたく頂戴した。

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粋過ぎるかなというのは杞憂で、気軽なお酒の友に大活躍!!
旅の思い出をお肴にゴキゲンに一杯やれる素敵なひと皿なのである。

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さて、こちら@で書いた和熊氏であるが、その後三毛庵宅に出戻った。
というと聞こえは悪い、ほんとうのところはKちゃんが
お皿の番熊をさせてあげるのがいいだろうと、遣わしてくれたのだ。
ふだんは書棚のなかで和ガラスのアイスペールやあめや瓶の番をしているが、
新しいお皿がやってくるとこんな風に様子を見に来る和熊氏なのであった。
 
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2015/05/18.Mon

たまにやさぐれる (吹ガラス草花文徳利)

毎日更新、暇っぽい三毛庵であるが、いろいろ疲れてやる気がないだけである。
第一遠くにいる台風が悪い。
お仕事でちかれるのは致し方なしとして、どぉーんとちかれることも大人の世界にはあり。。
そっ、現実逃避ですよん、全く!!
あぁ、ものはよいですのう・・・いらんことしいひんし、静かやし。
(たまにはしゃべってくれないかと思ってたけど、もし口があったら
罵詈雑言浴びせかけてきたりして・・・だったらびっくり。)

はぁ~テレビつまんないし、ここちよく眠れる気分ぢゃないし。。
結局のところ、無口な(たぶん)ものたちを眺めているのがいちばんよろしいわん。

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(高さ:13.4cm)

硝子の徳利、もう十二分に足りているのに、
それぞれの表情を眺めていると、これで呑んだら美味しいかな~と
すぐに妄想するいやしい三毛庵である。
あぁ、小ぶりでうるうるなこの徳利にはよく冷えた純米酒がお似合いそう♪
下戸は下戸なりに気のおけない徳利を求めて彷徨うのであった。

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控えめに猫じゃらしみたいな草花がカットしてあって、
そういうほどほどなところもゴキゲンなんだけどな。
(眺めているとやさぐれた気分が遠ざかってゆく♪)
お友達との遠征で捕獲したのも、ちょっとしたお酒のオサカナである。
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2015/05/17.Sun

気の緩み全開、午後 (染付鮑型千鳥文豆皿)

あぁなんだか眠くてしょうがない。。
台風のせいかな~。(台風が発生するとつい気にしてしまう。)
しなくっちゃ、と思うことはいろいろあったのにサボっていた本日、
からりと乾いた好いお天気ももうそろそろお終いだし、、と、
郊外へドライブに出て、のんびり珈琲を飲んでくる。
田んぼには早苗、栗の木には花穂が伸び始めていた。
あとは、近所の珈琲屋さんに豆を買いに行き、
それからGWに買った朝宮の新茶で冷茶を作り、
晩御飯に脂ののった旬のトキシャケを焼く準備も万端である。
それにしても三毛庵、気の緩み全開であるな。

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骨董女子必携アイテム、チドリの豆皿を取り出す。
ちょぼちょぼと可愛く描かれた図には全くもって箔はない。

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(長径8cm)

薬味を入れたりお醤油を垂らしたり、あるいは単に箸置きに・・・
気軽な晩酌のお供に、とさらってきたのを綺麗に洗う。
あれれ、意外としっかりした造りだなぁ・・・
昭和の子かと思っていたけど実はけっこう古いのかな?

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洗った後に裏を返すと綺麗に緋色がでていた。
しっかり焼けたものらしく、美味しそうな磁土が見えてちょっと嬉しくなる。
明治ぐらいありそう、いやもしかして江戸期かも~などと、
勝手にまた出世させようとしたりして(笑)。
ま、平成ではなさそうだけれど。(いつのんでもかわゆいからよいですけれどね。)
伊万里系のものなのか、こういうのんはちょっとよく分からないなぁ。。

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などと人様にはどうでもいいようなことをあれこれ考えつつ、
お皿たちがこんな風に無駄に転がっている様を眺めては、
やけにゴキゲンなる三毛庵なのであった。
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2015/05/16.Sat

まぼろしの楼閣へ (古伊万里染付蛤文小皿)

なんでこう、次から次へとせっせと買うのかなぁ。。
ふるいものが好きである、という単純なことではあろうけれども。
依存症と言うのは簡単だけど、そういうふうに片付けるのも下らないことだし。

ふるいものたちはみんな秘密を黙して語らない。
だけど見ていると、いつかその秘密を囁くような気がして、
その秘密知りたさに、気づけば彼らを連れ帰っている、
そんな気さえするのだけれども・・・。

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何か特別素晴らしいようなお品だからとか、そういうことでもなく、
例えばこんな風に、いちおう江戸のものであったりはしたとしても、
極々ささやかな、日常遣いの器のような、そんなものひとつとっても、
何か魔法のような、驚くような秘密が潜んでいる気がするのだ。

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(径9.3cm)

昼下がり、うとうとしてしまいそうになりながら彼らを盗み見て、
もしかして夢うつつに彼らが語るのを聞くことができるよな、
そんな気持ちになるのだけれど、
ほんの少し素顔を覗かせてくれる気がするだけだ。
彼らの秘密にも、自分がこうして彼らを見ている理由にも
彼方に見える蜃気楼のように、辿り着けそうで辿り着けない。

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蜃気楼とは、大きな蛤の吐くまぼろしの楼閣であるということで、
蛤の吐く楼閣の図の絵皿は古伊万里などにも時々ある。
そんな絵柄の名残りのこの図は、ちょこんと座った蛤が
ちょっと欠伸をしているようにしか見えない微笑ましいもので、つい手が伸びた。
もしやふるものたちのまぼろしの楼閣の秘密を打ち明けるのではなかろうかと、
ちょいちょい盗み見をしているのだけれども。。
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2015/05/13.Wed

ちっちゃくお願いしてみる (型吹ガラス鎬コップ)

ふるものの神さまは、いつも気まぐれである。

ある日の三毛庵、鎬のコップを見かけた。
ふるものの神さまはのたまわった。
「どや三毛庵ええやろ、こんなん欲しいやろ。」
三毛庵は答えた。
「神さま、これはスバラシイですが、少々三毛庵には度が過ぎます。
もしも気安いものがございましたらそのときは頂戴いたしまする。」
「贅沢よのう、三毛庵・・・そんなんあるわけないやろ。」
「ではでは潔く諦めることにいたします。」

そんなことを口走ったのもすっかり忘れ去ったころ、
ふるものの神さまは気まぐれにも三毛庵の望みを叶える気になったのである。

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「ほうれほれほれ、お前が欲しいのはこんなんかえ。」
うひゃっ、鎬のコップ・・・しかも三毛庵好みなお値打ち品♪
「神さまこれです、三毛庵が頂戴したかったのは!!」
「全く注文が多いのう、、ま、今回は出血大サービス、
もうちっと勉強したろか。」
「ひょえ~神さまよろしいのですか、ありがたき倖せです!!」

ということで、思いがけずに鎬ちゃんがやってきた。
三毛庵のふるものの神さまは、あんまりしつこくしても嫌がるのに、
ちっちゃくお願いしてお任せしておくと、
時折そうやって思い出しては幸運を運んでくれる。

結局のところ、
ものというのは来たいときにしかやって来ないものなのだ、きっと。

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(高さ9cm)
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2015/05/11.Mon

料治さんの眼 (古伊万里染付家屋文小皿)

つきあいも長いもので、三毛庵とのんちゃんは似たようなものに反応する。
それでもこれはのんちゃん好みだな、とか三毛庵好みだな、というような
振れ幅は当然あるのだが、近ごろ三毛庵好みをのんちゃんに
先に発見されたりすることがままあるのは何故だろう。
結果的に目が4つあるようなものだから、損はないのだけれども、
自分の目がちょっと擦れてきたのかなぁ、とちょっと気を引き締める。

という訳で、三毛庵が別のものに頭を悩ませている間に、
のんちゃんが三毛庵お好みアイテムを見つけてそわそわしていた。

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(径8.7cm)

三毛庵好みのお家柄、素朴と言ってよいものだけれど、
こういうのんって、探しても意外やないのです。。
のんちゃん曰く、可愛いおうちもあればイケてないのもあるそうで、
この一枚は一番上手に描けているもの。

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三毛庵はこちらの背高のっぽのおうちも気になる。
こういうのって料治熊太さん好みだなぁ・・・と本をめくっていると
似たような構図があった。
お家の前のヘンなつちのこみたいな二つの物体はナゾなのだけれど、
料治さんの本のでは、それは砧と台であったので、
元はなかなか風雅な画題であったのかもしれぬ。
料治さんはもうとっくにこういうものを取り上げていたのだから、
先人の眼を超えることはなかなかにむつかしいものである。

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五枚揃うと、ちんちくりんのおうちや、崖から転落しそうなおうちもあって
なかなかに笑いをさそうのであるが、よいお買いものであった。
五枚もどうしよう・・・と弱気になっていたら、「安いから買うとき」と
ちゃちゃをいれてくれた人があって、今こうして眺めていると、
人の言うことは聞くものだなぁ・・・と思う次第である。
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2015/05/08.Fri

古物だけじゃなく (色絵くらわんか手小皿&文吉窯秋草文壺)

はぁ、連休明けは堪えますのう。。
ということで、決してお暇でもないのだがとっとと逃げ帰ってきた三毛庵、
ごろごろしながら旅の備忘録でも、とパソに向かう。

P1200203.jpg
(10.2cm)

可愛い波佐見の色絵皿は、旅先でちょこまか買って、
結果的におまけに付けてもらったもの。

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ニュー一枚とかじられたようなホツ二枚は、軒先で主を待っていた。
お直ししてあげればいいのだけどなぁ、そこまでは手が回らない三毛庵、
お皿にとってはあまりいい主とは言えぬかもしれぬ。
でもたまに手に取って、キレイなお色だね!と褒めてあげるのであるが。

帰りしな、九谷の茶碗祭りに寄ってきたのだけれど、
プリントで、あまり深みもないようなお色でただただカラフルな、
そういう今ものの色絵の山を見ると、
簡単には美しいものは生まれないのだなぁ、とちょっと哀しくなる。
(磁土を無駄遣いするな~と叫びそうになったりする三毛庵。)
このキズだらけのお皿の、はっとするよな深いお色や、
あざとさのない筆致を見ているほうが、正直こころが和みまする。

でもでも、茶碗祭りを物色すると、まじめなものを作っているところも
ちゃあんとあって、ぐるっと会場を回ってお好みのお店を探しましたです。
のんちゃんと、こんなものを買ってみた♪

P1200222.jpg
(14cm × 18cmぐらい)

見ての通り、李朝の秋草文壺の写し物。
畳み付きのところが少し窪んでいるから二級品だったのかな?
なのでびっくりするほどお値打ちだったのん。
轆轤の調子、磁土の質感とか、釉薬の具合、上手すぎず下手でない染付、
そういうところ、この壺そのものの質量・・・個性として感じられる。
真似事というよりかは、はじめに李朝ややきものに対する敬意があって、
今の人が今の暮らしで愉しめる様工夫を凝らしたのが、
こういうものとして成り立ったのかなぁ、と思う。
実際ここの器はふだんの暮らしで使えることを意識したものが多く、
意匠も伊万里や古染付などなど、昔のものを現代的にアレンジしていて、
熱心に勉強されているのがひしひしと伝わってくるものだった。
こういうまじめなものに出会えると嬉しくなってしまうなー♪
文吉窯さんという窯元で、このシリーズは「そメや文吉」として
売られているようなので、気になる方はチェックしてくだされ!
(なんだか回し者みたいになってしまったけど、
某R天の説明を読むと、九谷花坂原石を混ぜたり、
草木灰を使用したりしているとあって、よいものにはちゃんと
理由があるのだなぁ、とすこぶるナットクがいった三毛庵であった。)

ということで、以下は旅の備忘録↓
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2015/05/07.Thu

愛情のきほん (色絵赤玉瓔珞文飯茶碗)

連休最終日、アイス珈琲を淹れては飲みながら、
小旅行の後の洗濯などする。
片付けを、、などと言いながら、旅先で見つけたコマゴマを
ちょっと見たいな~と引っ張り出し、結局のところ散らかしている。。
こんな日は、欲張らずにごはんを食べることに専心しよう。

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Kさんに取り置いていただいていた飯茶碗を取りに行ったので、
赤玉ちゃんで豆ご飯食べるぞーの野望をようやく達成する。
瓔珞文の粒々に豌豆の粒々を合わせてみたかったのん♪
(もう十二分にお茶碗はある三毛庵であるが、
欲望は果てしないのであった。)

P1200212.jpg
(径10.5cm)

赤玉瓔珞文のお茶碗というのは、江戸中期からあるそうで、
その頃の典雅なるお茶碗は、勿論スバラシイに違いない。
一方この赤玉ちゃんは、もっと親しくって、
小っちゃくうれしいポイントがちょこまかとあるのが
お気に入りなのである。

P1200214.jpg

こんなところが紙刷りだったりするのが、
幼げでよろしかったり、

P1200213.jpg

見込みの松竹梅がキュートだったり、

P1200218.jpg

身にも蓋にも可愛い唐草がせっせと描き込まれていたり、、
瓔珞文も雑ではないのに軽やかな感じ♪
それでいてボディはしっかり焼けてタフなのもあんしん。

とまぁいろいろ言ってみたけれど、結局よいなぁと思うのは
眺めても使っても愛情が感じられるところ。
こういうのは個人的な相性の問題なのかもしれないけれど、
なんとなくこころを通わせることのできるものってあるんだなぁ。
(こころの通うもののやたらと多い三毛庵ではあるが。。)
ごはんを食べさせるというのは愛情の基本である。
今やご飯を作る側に回った三毛庵であるが、
自分の作った豆ご飯をぱくついていると、
赤玉ちゃんにさぁたっぷり召し上がれ♪と言われているよな、
そんな心地がするのであった。
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2015/05/06.Wed

ちょい古の磁器たち (煎茶道具ままごとセットほか)

ゆうべちょこっと旅行から帰って、さぁどっさり寝るぞぉ!と
思ったはずなのに、早くに目が覚めてしまい、
仕方なく朝からごそごそ怪しい行動に・・・。
(こうなったら、お昼寝しますわよん♪)

GWはどっちゃり遊んでやる!と心に誓っていたので、
あちこちでちっちゃなふるものを漁っては、巣に持ち帰るのであった。

P1200181.jpg
(急須の胴径:3.7cm)

三毛庵、ふだんは真に玩具っていうジャンルは買わないのだけれども、
ぬめっとした磁器に朱のお色が可愛くてついついお買い上げ。
旅先でこういうものをちまちま買うのんは、
日常からぽんと離れる心地がして、すっかり浮かれる三毛庵であった。
大正頃のものと聞いたけど、急須もちゃんとお茶が注げるように
作られていて、可愛ゆす♪

P1200180.jpg
(胴径:5cm)

こちらはもう一回り大きくて、ちゃんと胴抜きで穴を開けた
茶漉しになっている本格派!?
(絵付けだって、今どきのヘンな焼き物より余程キレイ!)
お茶好きな三毛庵は、急須にふらふらと吸い寄せられるのであった。

P1200178.jpg
(一辺7.3cm/高さ5.3cm)

急須を載せた三方は、古い神具であろうけれど、
これもぬめっとした白磁の質感と、ちょっとした形の愛らしさに
市をぶらぶらしながら手に入れたもの。
何にするの?と言われそうな、
古道具としかいいようのないものだけれど、、。

どれも取るに足らないものではあるけれど、
眺めているだけでこころ浮き立つ三毛庵である。

P1200173.jpg

おやつはまたまた柏餅。
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2015/05/01.Fri

小さなものの化たちに (型吹ガラス鎬コップ)

お昼ご飯をいやしく食べすぎたのかしらん、と思ったほど
突然ふらふらに眠くなり、今もそれは続いているのだけれど、
今度はどうしようもない焦燥感で、眠いのに眠れない。
そろそろ春の激変気候に体も慣れる頃かなぁ、
と淡い期待を抱いていたのに、なかなか甘くはないのであった。
あぁ、どうぞ激鬱に突入しませんように。。

布団の中にいると、寝なくっちゃ、と強迫観念に駆られるので
起きてお部屋を見回して、ふるものたちを眺めやる。
こういうとき、三毛庵をなぐさめてくれるのは、
大抵はささやかなるふるものたちで、
世間的評価などはあまり関係がないようなものたちである。
説教じみたことは言わず、「ま、いいやん、だらだらしいや。」
と、根性なしの三毛庵を受け入れてくれるよな、
そういう器の大きいやつら(たいていはちびっこなのだが)である。
確かに時に、魔性のように美しいもの、というのに
こころ奪われることもあるけれど、
こんな夜更けに手足を生やしてトコトコ近寄ってきてくれるのは、
他愛のないようなものたちばかりである。

さて、画像は本文とはあまり関係がないけれど、
しめっぽい気分であるので、爽やかなるものを挙げてみた。

P1200142.jpg
(高さ10cm)

薄手の型吹のコップであひる(いや、正しくはスワンちゃん?)のんは
のんちゃんのものである。
同じような鎬だが、上が花弁のようになっているほうは三毛庵のん。
コップなど一つあれば用は足りる、と仰る向きには無用のものだが、
のどの渇き加減やその日の天候etc.お水一杯でも
「今日はこれで飲みたいな」って思えるのは、
ささやかでありながら贅沢なる過ごし方だと思うのだが。

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ものたち | Comments(0)
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