2015/11/29.Sun

流れる冬空に (染付火馬文煎茶碗)

目が覚めたときから腰痛で、あぁ調子崩しちゃったんだと思う。
体調を崩して、鬱までいくと今度は腰痛になる、、へんなの。
先週はいろんなことで忙しく、セルフコントロールが難しかった。
乗り切ったかな、というところで堪えることがあり、結果持ちこたえられなかった。
それでも昨日は気晴らしができるかなと思い、ドライブに出掛け、
美味しいお蕎麦を食べて温泉に浸かってきた。
ドライブをしながらドアミラーを覗くと、そこに自分の車の窓ガラスに映った
冬空が見えて、その寒々しさにきっとこのまま平常心を保てないような気がした。
案の定、今朝は鬱なのであった。(この時期は珍しく・・)
こうなってしまうと、あとはもう無駄なことには極力苦しまないよう心掛け、
嵐が去るのを待つのみである。
布団にくるまってうつらうつらしたり、お気に入りの戦利品を並べてみたりして
お腹の底から湧いてくるような嫌な気持ちを追い出そうとする。
ホントに、ややこしいことである。。

三毛庵は煎茶を美味しく飲む器欲しさに骨董の世界に突入したのであるが、
全くもって無免許運転であったので、気に入れば真贋恐れずほいほい買った。
これなどは確か古伊万里と言われてそこそこのお値段で買っているが
(当時古伊万里全盛期)、こんな古伊万里なんてないよなぁ。。

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火馬と、

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麒麟?

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そして獅子が三方に描かれていて、煎茶器流行りの昨今でも
こういう愛くるしく典雅なヤツはあまり見掛けない。
当時の思い出も含め、結果的によいお買い物をしたと思っている。
作法も心得ずでは持ち腐れであるが、5客並べていれば満足な三毛庵である。
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2015/11/23.Mon

ときおり願う (古伊万里染付山水文豆皿)

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へろへろの三毛庵、のんちゃんよりお土産を賜る。
ななんと、山水の豆皿さん♪うっひょ~。
南画みたいにぐいぐいっと引き込まれる山水ってあるのよねぇ。
それがしっかり描けているかどうかじゃなく、
ちゃっちくてもあるのよねぇ、画の中に入ってゆけるのが。。
いちまいいちまい描けっぷりが余りに違って笑えるのだけれど・・・

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(径7.3cm)

でもこれは分かる、、きっとこの二本杉(夫婦杉かな)を描きたかったのだと。
西の?海には入日が沈んで鳥もねぐらに帰ってゆく、
そういう景色を描きたかったのかな。
ちびっこの山水を、ちょっと旅する三毛庵である。

さて、京の都ではあんちーくふぇあもあり、大層の賑わいであったが、
みなさま戦果はありましたでせうか。
三毛庵はご多忙により最終日にお出掛けた。
なので冷やかし半分だったのだけれど、、気づけば出会いの多い一日であった。
すこし不思議だなぁ。。と思ったのは、
前回とあるいきさつで三毛庵が手放すことにしたお道具が、
無事お役目を果たして、よいところに収まったのだと聞いた後のことである。
その面影のあるお道具が、三毛庵の前にぽつんと現れたのであった。
手放したときには、もしもまたご縁があればいつか会おうねと、
そっと声はかけたけれど、今生のお別れはしたのであった。
なので、寂しいけれど未練とかはなくただ懐かしいなぁと時折思い出していた。
そうしたら、あぁこれはきっとあのお道具のお遣いなのかも、
そう思うよなお道具が、じいっとしていたのである。
そんなあほな、とみなさまお笑いになるかと思いまするが、
お別れをしないといけないときもあれば、コンニチハってやってくるときもあるのだ。
三毛庵はただときどき願っている。



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2015/11/16.Mon

差し色 (珉平焼?色絵印刻牡丹文小皿)

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日曜日、篠山で栗おはぎときんとんを買う。
今年のは、そろそろ終いだという。
そういえば、前回買ったときは「初物だよ。」って言ってたっけ。
夏の後ろをそっと歩いてきたと思っていた秋も、いつの間にか終いなのだ。

ほんとうはその日のうちに、というきんとんを今日の分に取っておいた。
栗のお菓子は珈琲にも合う、お友達にいただいたスペシャリティ・コーヒーで。

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これはたぶん上手の珉平。
珈琲のお供に、バタ臭いのがよろしい。
雑多な日々、名残りの秋にほんのり色を差す。
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2015/11/13.Fri

温泉チドリ (印判染付千鳥文飯茶碗)

お寒うなりやした。
一週間よれよれだった三毛庵、花金(って死語?)の夜、
お布団に潜り込んでぢっとしてます。
バッテリーが4%ぐらい?になったまま浮上できなかったのは堪えたけれど、
せめてもの救いは鬱にはならなかったことである。
・・・というわけで、持ちネタもないままにパソで遊ぶ。

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のんちゃんから賜った(と思っている)飯茶碗である。
このお茶碗のスゴいところは・・・な、なんと6客あることである(笑)
そんなにあってどうするのだ三毛庵、とはちょっぴり思うけれどせっかくだからなぁ。
飯茶碗LOVEな三毛庵であるが、毎日がしがし使えるお気に入りは少ない、
だって割っちゃうのやだもん!
でも、6客あれば安心♪・・・っていうんぢゃないですよん。
このお茶碗の真にスゴいところは、「可愛いのにタフ」というところなのである。
こういうのんって、戦後ぐらいのものなのかなぁ?
よく分からないけれど、カンカンに焼けた磁器で、そうは割れない感じなのです。
重からず軽からずで使っても洗っても心配ナシ♪
白ごはんをよそえば食卓をキッチュに飾ってくれるスグレ者~。

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という訳で、三毛庵家ではこのお茶碗を「温泉チドリ」様と命名して
日々ご活躍いただいているのでありまする。
(、、これは「温泉」ぢゃなく「流水」だとは思うけれどね。。)
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2015/11/12.Thu

お酒のお供のお供のお皿 (古伊万里染付捻子文小皿)

お出掛けの帰りに福井でイカ団子を買ってみた。
福井名物ソースかつ丼のたれで味付けしているというB級感漂う一品。
ひと袋に8粒であったので、のんちゃんと2粒ずつ、2晩お酒のお供に。

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イカはね、地元産を使っているらしいけど、結構ちょびっとです。
でもすり身に入っているちょびっとのイカにミョーにむきになる。
で、食べてるときは「あ、フツー」って思うのだけど、
あと口のB級感がこれまたミョーに宜しく・・・結構お気に召しました♪

初日は印判皿でワイルドにいただいて、二日目どうしよっかな、と
思いついたのが、上品めな古伊万里でご馳走ぽく食してみる攻撃。
九谷の赤絵のすきっとした盃(これは呑みやすさとかサイズ感とかで
ささっと一杯な日にすごく活躍する)にお似合いな意匠の小皿

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三毛庵家にはあまりない、古伊万里っぽいデザイン。
実はいつ買ったか思い出せず、ここにアップしたかも思い出せなかった。。
ということはきっと・・・お買い得でつい買ったのだろうなぁ、絶対!!

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イカ団子氏を載せてみて、結構いいお皿やん!と思ふ。
お上品なものしか似合わないお皿だと、三毛庵家では活躍の場がないものね(笑)。
忘れ去ってゴメンナサイ。。
あまたあるお皿たちをほんとはもっと順繰り使ってあげたいのだが。
豆皿だって、夜な夜な違うのんを箸置きにして一杯やるという
野望を抱いてはいるが、行動力より妄想力が勝っているせいか、
なかなか実現には至らない。
それでも、、妄想した分シアワセなお時間なのだけれども。。

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以前捕獲@した八十吉の端皿をお友達が繕ってくれた♪
わぁいこれで安心しておつまみ載っけて一杯やれまする。
またもお酒のお供の妄想に余念がない三毛庵である。
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2015/11/09.Mon

ぺら茶碗 (染付丸文ころ茶碗)

なんだかヒマ人みたいですけど、ホントは全っ然ヒマぢゃありません。。
幾多のことを放置してブログ書くっていうのは、
試験前にマンガ読む心境みたいですけど、それでもありません。
もんのすごぉくへろっへろなんですけど、しんどすぎて寝る元気はなく、
せめてふるいものと戯れて、
テンパっている自分をなんとかしようという悪あがきなのでした。
あぁ、ややこしいわたし。。

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(径7cm/高さ6cm)

すこし前に「そうとうお安かったから(笑)」連れ帰った、いわゆるころ茶碗である。
なのだけど、これってヘンな感じ。バッタかなぁ・・と疑ったりもした。
(ほんとにそうかも。。)
ころ茶碗はだいたい波佐見なので、灰白色の味のある肌をしている。
こんなん@とかがそうである。こんなん@はちょっと変わり種だけれど。
でもこれは、つるっつるのぺらっぺらで近ごろのものみたい。

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ほれ、高台なんてよたよたして、どうなんよって感じ。
そう思いながらちょこん、と置いていたのだけれど
なんだか情が移っちゃったのよね~、この箔のなさに。

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思い出して「小さな蕾」のころ茶碗特集を見てみた。
波佐見手のすっごい味のいいやつがいっぱいで、涎が出そうである。
でもちょっとね、涎が引っ込むのは、こういうのんってお高いのです。。
今や一級品ですからね、欲しくても手が出ない。
そこへいくとこのぺら茶碗は、お値段もぺらっぺらだったから、
なんだかとっても愛嬌があるのん。
ことに本日のようにお疲れのとき、このぺらぺら加減にいたく癒されるのである。
いやぁ、三毛庵昔はそんなに眼は悪くはなかった気もするが、
近ごろほんと、ぺらぺらばかりである。。
それでもね、ココロのなかでは、いつかわたしにしか分からない、
がらくたのなかの別嬪さんを捕獲してみせるのだ!などと
ひとりごちてみたりもしているのだけれども。。
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2015/11/08.Sun

おやつを食べながら (赤絵金彩豆皿)

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(8.2cm)

のんちゃんが手に入れたものの中に、こんなものがオマケ
(いや、これはガラなのか?)で入ってた。
きゃっ、ちっちゃくてちゃっちくてあんがい可愛いではないですか♪
さっそくお酒のアテのチーズを載せてみましたです。

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さて、昨日はおでかけをしたのでお土産に栗餅を購入。
どのお皿でいただこうかなぁ・・・と思い出したのは
こちらのちびっこの印判。
膾皿をまんま小っちゃくしたもので、どすっとしたお餅がお似合い♪
美味しくお餅をいただいて、お皿を眺めていたら
これを買った秋田のこと(こちら@)をいっぱい思い出した。
旅の思い出ってフシギだなぁ、と思う。
自分でしっかり覚えていたいことが思い出になるわけでもなく、
たまにはあぁなんだかサエない旅だなぁ、ってときが思い出になることもある。
でもこのときのことは、いい思い出。
それに、お皿に思い出が付いてくるっていうのがおトク感満載だしね。
この印判を思い出したのは、昨日のポチッと荷物に可愛い印判が入っていたから。
(それはまたいつかUPしたい。)
ポチッとが秋田のことに繋がっていくとは我ながらびっくりである。
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2015/11/07.Sat

犬も歩けばにわとりたまご (プレスガラス小皿)

犬も歩けば棒に当たる、三毛庵も歩けば皿に当たる。
ちょっこらひと仕事、の前でもなぜか皿に出会う三毛庵であった。

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地味な無色のプレス皿がお好みであるが、
この日も色々なのがあったのだ、もっとシュッとした小奇麗なのも。

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(13cm)

でもちょっと、、このずんぐりした垢抜けない感じのがいいかなぁ・・・と。
とは思ったけれど、ひと仕事、の前であったので悩むヒマはなく慌てて連れ帰る。
なのでおうちで綺麗に洗うまではちょっとどきどきであった。

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うっひょ~可愛いやん、やっぱし!!
これを眺めるときの幸せ感をお伝えするのがむつかしく、
アップで撮ってみた。
こんな風にいつもじぃーっと眺めるのです。
(あぁ、でも撮るのがへたくそすぎて、どこが??ってふうに見えてしまうけれど。)
ほんものはね、薄っすらと黄味がかったふるい硝子のお色で、ごりごりっとしているのん。
T.N(野々村藤助?)マークのNo16、なので結構古いと思ふ。

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嬉しすぎて、ちょっと浅いけれど朝のヨーグルトに使ってみた♪

ヨワっているから詰まらないことを思うのか、詰まらないことを思うから
ヨワってくるのかよくわからない、にわとりたまごの法則である。
先ほどまで、考えたところでいいことなど一つもないようなことに
アタマが支配されていた三毛庵であった。
そうしていたら、荷物が届いた・・・そうそう、ポチっとしたのであった、先日。
箱をがさごそ開ける、、ちょびっとずつ気分があがる♪
きゃっ、ナイス現物!!(またもお皿を購入。。)
詰まらないことを考えるより、「皿可愛ゆす」って萌えてるほうが、
ずっと実のある時間だなぁ、とちょっと気を取り直しやした。
こんなとき、お皿もね、きっと多生の縁なのだとおもうのである。
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2015/11/05.Thu

一丁前なる (古伊万里染付宝尽文豆皿)

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いろいろの重圧があり、このところこころ折れそうな三毛庵、
それでもやりくりがつき、寝込んでもいないのは多少打たれ強くなったのか。
ふるものたちに癒されるゆとりもいまいちないのが悔しいけれど。
とはいえ、ちびっこなのに一丁前な豆皿さんをちょっと取り出してみる。
なんかこう、このおろそかでなく、それでいてお茶目な感じにこころ癒される。
真っ当な豆皿というのはお値段も真っ当で、五枚はフンパツであった。
でもこうやってたくさんあるのは浮かれるなぁ。

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よくもまぁ、一枚にこれだけの手をかけたもので。。
お江戸の人のエラいのは、手をかけながら程よく遊びのある絵付けができるところ。
雑だったり、緻密だったりというのは今の時代にあっても、
こういう遊びのあるものってないもので、三毛庵はこのようなさじ加減に
いたく癒されるのである。

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裏、、表はきれいにしてあったのに、裏は汚れたままだった。
三毛庵は使うことが多いので洗ってしまうけれど、
前の持ち主はそぉっとしておいたようである。
何となくその気持ちを慮ってそのままにしていたけれど、
そろそろうちの子として洗おうかなぁ、と思っている。

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文化の日、東京ステーションギャラリーにて開催された、
「交流するやきもの 九谷焼の系譜と展開」展の凱旋展を観に、
大聖寺、能美、小松の各会場に足を運んできた。
いやもう、素晴らしいの一言に尽きましたです。
ほんとはここでちゃんと解説したいのだけれど、今日はちょっと余力がない。
やっぱりすごいなぁ、と思うのは、各窯毎に優品がどっさりで、
そういうのが個人蔵で、地元のコレクターの地道な努力に依るということだ。
文化っていうのはこういうことを言うのだなとつくづく思うのである。
よいものを拝見しましたです。

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ということで、へろへろな三毛庵は甘いもの画像にて本日終了とするのであった。
(お菓子は山陰の大風呂敷、梨蜜が美味しい♪)
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