2016/07/31.Sun

残りかすの愉しみ (陶胎青磁豆皿ほか)

猛暑日、夕方に雷雨。
先週買った風蘭の花が萎み始めて、儚いなと思ったけれど、
もう一枝花芽が伸びていたのが咲き始めた。

やりたいことは色々とあるのに眠くて昼寝ばかり、
のんちゃんの風邪がうつったからか。
午前中、久しぶりに骨董市へ。
業者さんが売り買いした後なので、まぁ残りかすを見に行くのだが、
売れ筋のものと三毛庵の好みには当然ズレというものがあり、
「残りかす」にもうれしいものはあるのである。
自分では結構気に入って、ふと、これって業者さんが
買わなかったものなんだよなぁ、と思うと多少自分の好みに不安も覚えるが(笑)。

IMG_1354.jpg
(一辺7.3cm)

青磁のお色って上手く出ないのだけれど、一寸可愛いな、って
手に取ると陶胎だったので、興味をひかれた。

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芙蓉かな、ハイビスカスみたいなお花。

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ちびっこなのに、目跡がみっつあって、珉平っぽいもの。
ひとっつしかなかったから残っていたのだろう。
お値段も可愛く、シロートが遊ぶには何ら問題なし。
柚子胡椒でも入れたし。

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(径8cm)

よくある瓶床であるが、ちびっこがウリである。
それでもないわけではないのだが、なかなかお手頃には見つからない。
普通の人にはジミィなお品であるが、煎茶箱好き三毛庵にはうれしいものなのだ。

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こんな感じでチビ急須のお伴にと連れ帰る。

まぁ、どれも大したことじゃないのだけれど、一日がゴキゲンになる。
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2016/07/30.Sat

土用のごはんとか (サンゴのこまものほか)

土用、暑い一日となる。
のんちゃんが風邪を引き、「晩御飯はサラダでいい。」と仰る。
平日は二人とも、仕事でやさぐれた食生活であるので、
土日は草を欲するのである。
確かに肉は重いなぁ・・・とお疲れ気味の三毛庵も思う。
とはいえ、、消化のよいたんぱく質も必要だ、などと考えつつスーパーへ。
スーパーには土用の鰻が並んでいた。
資源枯渇の危機であるので、鰻は本当に食べたいときだけ
食べることにしているのだが、美味しそうなう巻に目が留まる。
申訳程度の鰻の量なのに、なんと普通の出汁巻の倍以上である!
とはいえ魅惑的なたんぱく源、、今日が鰻カードを切る日と決意し購入♪
あとは植物たんぱくのお世話になろうと、
冷や奴用のお豆腐と枝豆を買う。

枝豆は先日残り物で作った枝豆ご飯が美味しかったので、
のんちゃんが大分土産に買ってきた干赤エビと炊き込んだら
さらに美味しかろう、と思ったのだ。
食べる前に刻みミョウガも混ぜて、出来上がり。

という訳で本日の晩ごはん、干しエビと枝豆のご飯、う巻、冷奴、野菜たっぷりサラダ。
画像で記録も撮りたいのだけれど、
出来たて(って料理らしいものもないが)を食べさせないと気が済まないので、
いつも撮る暇がない。。干しエビのご飯なんて実に旨そうだったのに!!

ということで、マクロレンズお試し画像を載せることに・・・。

IMG_1346.jpg

サンゴのこまもの、何に使うのかな。
箱に「基隆停車場前」ってあって、台湾の基隆のお土産らしい。

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2cmほどのものだけど、さらにアップにすると汚れが見える(笑)。

IMG_1349.jpg

わんこのこまものも激写!(わんこも2cmぐらい。)

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うーむかわゆす。

なんだかなー、干しエビと枝豆は美味しそう、とか、
そういうことは直感的にイメージできるのだが、
マクロレンズの使い方、となるとさっぱりなのは何故だろう?
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2016/07/28.Thu

半人前の夜 (吹きガラスカットコップ)

梅雨が明けたのに何やら天候不順で、難儀している三毛庵。
2,3日体調がよくないのに、今晩は寝付けない。
こういうときは、仕方ない。明日が思いやられるけれど。。

日本人はね、働ける事情の人は働くのんがいいと思うのです。
(もちろん、一般には報酬のない、家事や介護も含めて仕事です。)
だって思うもの、資源の限られた日本では、勤勉なことが資源だと。
(欧米と比べる人の気が知れない。)
贅沢のために働く必要はないけれど、仕事も生活の一部だもの。
だけど、世間でいうように時間単位での効率を上げようと躍起になると、
焦って消耗して、メンタルに影響を及ぼす人も多い。
時間効率はたしかに大切かもしれないけれど、
トシを取ると得手不得手も個性と思えてくるし、出来る管理者って
そういう個性を上手に組み合わせて配置して結果を出していると思う。
努力は必要だと思うけれど、自分の個性を否定するのはよくないと思う。
かくいう三毛庵、管理はキライだし、計画立てるのもニガテだし、
時々ダウンするし、事務処理能力も低い、まぁ社会生活不適合者である。
なので、そういう自分を否定していたころは、心身とても辛かった。
今はもう、そういうダメな自分でいいやと思っているので、少なくとも
こころは健やかである。
ダメな自分を認めてからは、そういうところを人に助けてもらうことも
できるし、得意なところでお返しできればいいや、と思うので、
あんまり卑屈にもならないし、そうするとそれでいい、と認めてくれる人もでてくる。
世間にはパワハラおやじみたいのんもいるから、そううまくいかないことも
多々あるかもしれないが、淡々と自分のできることをすることが重要なのである。
(という訳で、人並みには働けない自分へのエールでした!)

薄く面取りに吹いたガラスコップ
こういう、昭和の初めころかな、きゃしゃなコップにすっとカットしているもの、
今では結構な技術だと思うし、余情があって好きなのだけれど、
例えば氷コップやそば猪口みたいにコレクターズアイテムではないので、
お手軽でついつい連れ帰る。

IMG_1340.jpg

画像がしょぼくてスイマセン!

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こういう儚いカットの文様って、きっと永遠にメジャーになることは
ないのだろうけれど、私が私が、みたいなヘンな自己アピールのないところが好きだ。

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このあいだお友達との待ち合わせで見つけた本。
ガラスはこんなふうに撮るのがきれいなんだろうな。。)
ガラスのいろんな系統のものをいっぱいカラーで紹介していて、
ガラスに興味を持ち始めた人には愉しいかと思う。
(『美しい和のガラス』誠文堂新光社)

さて、眠くなってきましたので、ぼちぼち寝ますか。
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2016/07/24.Sun

ちょい古野郎 (染付印判小鉢ほか)

江戸も中期あるような骨董とか、そんな卓上も憧れるけれど、
三毛庵宅では、そういうのはまぁたまに、飯茶碗が登場するぐらいである。
(ごはんに対しては贅沢も辞さないのである。)
普段の食卓では印判のような飾らない奴などがありがたい。
時代が昭和ぐらいに下っても、カンカンに焼かれた磁器などは、
頼もしさに出番が多かったりするものである。
そういうちょい古で勝手のよい器を骨董市で見つけたりすると
その日一日トクした感に浸れたりする。

そんなちょい古な器をお友達からいただいた。

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スタンプみたいな印判が可愛らしいが、一丁前にお宝尽しである。
もとの用途はなんであろうか。

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(径7.7cm)

お酒とか美味しい煎茶とかでもよいけれど、
上等な酒の肴をちびっと盛ってみたい気もする。

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(径10.3cm)

ほわっと可愛い梅文は、枝マメでも入れて、といただいた。

IMG_1339.jpg

なんでもなさげだけど、このしっかり焼けてる感じ、
まさに枝マメを盛るのに相応しい。

今日は暑さの余り、お寿司を買って晩御飯を済ませた。
ぐうたらであったが、ガリをこの梅文の小鉢に盛ったら、
すこしばかり食卓がグレードアップした。
ちょい古野郎は頼もしい助っ人なのであった。

おまけの日記↓
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2016/07/23.Sat

おしゃべりとお買い物

今日は久しぶりにお友達とお昼を食べて、ぶらぶらしてきた。
ふだん骨董市へは行っても、お買い物には
出かけるスキのない三毛庵、いろんなものを買い込む。
買い換えないと、と思っていた雨傘(梅雨明けでセール品)とか、
待ち合わせ前は久しぶりに本屋に寄ったので本を買ったりとか、、
両手一杯になって帰ってくる。
お洋服もちょっと買ってみた。
トシとともに、重い服はやだ、窮屈なのはやだ、通気の悪いのはやだ、
と結構着なくなった服があったりだったので、
もう少し減らしたらいいのだと思う。
少なくても気に入った服だけを着まわしているほうがよい気がする。
今日はお友達に「たまにはこういう色を着なさい。」と
おススメされたのも買ってみて、自分では思いつかないようなのも
楽しかったりして。

お土産には久しぶりにふたばの豆餅を買う。
のんちゃんにマクロレンズをいただいた(と勝手に思っている)ので、
試し撮り♪(いまいち勝手の分かってない三毛庵であるが。。)
お茶は加賀棒茶の氷水出しで・・・。

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帰ってきてから、台風のせいなのかな、ちょっと頭が痛かったのだけれど、
豆餅食べたら元気になった。
ちゃんと作った食べ物というのは元気をくれるものである。

IMG_1318.jpg

マクロレンズだと、ここまで寄れるのか~。可愛ゆす。(以前@のお皿。)

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お土産の茶ひよこを以前普通のレンズで撮った画像。
毎度食べ物ばかり撮っている三毛庵であった。
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2016/07/23.Sat

苗を育てる (九谷大聖寺染付豆皿。)

夜、ベランダに出て、水遣り。
ここ数日は綺麗なお月様が出ていた。

さて、苗の成長よりも妄想の成長著しい三毛庵である。
毎朝あたふたと仕事に出掛け、夜も遅くへろへろで帰ろうとも、
苗という夢だけで、こころは枯れないのであった。
しょぼい一日でも過ぎるのが惜しいと思う一方で、
涼しくなってすこし成長した苗を植える時を待ち遠しく思う。
大きな夢のある人には笑われるかもしれないけれど、
苗が育つことを夢見ることができるとは、
実は稀有なことなのだ、などと思う。

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オマケでいただいた大聖寺の豆皿
こういう風景もそういう稀有な時を描いたのであろうか。

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草木を育て、こっとうの器でお茶を飲む。
そういう暮らしがすこしできるだけの健康と仕事がある。
誰もがそのぐらい望めることを願う。
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2016/07/21.Thu

欲しいものリスト (古伊万里染付氷裂に梅枝文豆皿)

梅雨明け間際の悪天候ではずいぶん調子を崩したのだが、
そのあとの連休はなぜかテンション上がりすぎで眠れず・・・。
なんかこのパターンある気がする、これは高気圧のせいなのかなぁ。
その間あれこれまた妄想。
壁面妄想は収まったところが、次は「庭」という名の猫の額妄想である。
庭というより隙間なのに、妄想だけは拡がるので、
もう植えたいものリストだけで広大な庭園ができそうである。。
ま、妄想はタダなので遊ぶにはいいけれど・・・。

・・・ところが、ほんとうに小さな苗を買ってしまった三毛庵なのであった。
「真夏にそんなん買ってどうするんだ!」とのんちゃんにも言われる。
ましてや植え場所ができるのはまだ先なのだ。
でもね、その小さなスペースに向いた品種で、今にも売り切れそうだったのん。
(無駄に品種まで小うるさく言う辺りが、やはり妄想である。)
という訳で、秋まで鉢で養生して地に下ろせばいいねん!と
またも引っ越し荷物を増やしたのであった。
植え付けとともに梅雨が明け、はっきり言って今めちゃ忙しい
三毛庵、夜中に水を遣りながら地植えの日を夢見るのである。
(実際のところ、仕事より枯らさないほうが大事なのだ。。)

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ふるものは枯れないところがありがたい。。

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梅雨明けに氷裂文は涼しい、、いや、季節外れだな(笑)。
枯れることのない梅の小枝♪である。形は松皮菱かな?

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ふるものを愛でる時間のない、平素の三毛庵であった。
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2016/07/16.Sat

仮暮らしをかざる (藤花籠)

梅雨の晴れ間に大洗濯大会をしてベランダに出たら、
植えっぱなし球根草(夏の部)のツルバキアに花茎が出ていた。
ツルバキア ビオラセア”シルバーレース”といって、
葉っぱは縞斑のニラみたいなヤツで涼しげなのだが、
放置している間にところどころに斑なしが入り混じって生えている。
なんか見苦しいので分けたいな、無理なら青いのは丈夫なので
抜こうかな、と思っていたら、青いヤツに花がついたのだ。
(よく見ると斑入りにも花芽が♪)
殺風景な仮住まいのベランダで咲かせておくのもつまらないので、
切ってくることに・・・。
葉っぱは貧相だったので、ホスタ”アフロディーテ”の小さい葉っぱを拝借。
アフロディーテは八重玉のかんざしと言って売られているが、
晩夏に白くて上品な香りの花が咲き、柔らかで明るい色の葉っぱと
相まって、園芸的なスペックが高い。

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ベランダの省力ガーデンなので、けちって切っていたら
なんだかちまちまとした花になったが、仮暮らし部屋もちょっと華やぐ。
小さな籠は、置いても掛け花にもなるお利口なもので、
例によって、壁面占有妄想が膨らんで手に入れた。

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小さいと、こうして庭の花を弱らせないようにと切っても
なんとかなるのが勝手がよい。
あぁ、益々無双釘付きの壁面への妄想が拡がるなぁ。。

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(籠の高さ:13cm)

まぁだけど、こうしてお気に入りをあちこち設置して暮らしていると、
場所を変えて仮暮らししている不自由さはさほど気にならず、
今まで通りのマイペースを保てるのがふるものたちの賢いところである。
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2016/07/16.Sat

あんみつ考 (染付散蓮華)

病み上がりでへろへろと仕事に出る三毛庵、
自業自得で仕事が山盛りになっていたので、残業の嵐。。
お疲れ過ぎて眠れませぬ。(まぁ、お休みして一杯寝てたからいいのか。)
幸い今日から3連休、まったりすればいいもんね。

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ちかれると優しい甘みが滋養になる。
あんみつは例えスーパーの100円モノでもほっこりできる三毛庵。
(これはちょっとだけ高級品♪)
あんみつと、これからの盛夏のかき氷のために、
せめてひと組と、氷コップを仮住まいグッズに潜ませておいた。
露店の怪しげなカップの氷も風情があるが、
家で食べるなら、氷コップで風流に食べたいものである。

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この散蓮華は形や意匠が粋なもので、
ぎりぎり実用性があるかなぁ、と買ってみたけれど、
のんちゃんにはフツーのスプーンが良い、と却下された。
まぁ確かに、実用面ではそうなんだけどでもちょっと使いたかったりして。

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裏行きがこんな感じなので、売り主もそんな古くないんじゃないかな、
とは言っていたけれど、、

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でも意匠としては古いものにあるような「新しさ」があると思う。
(・・・なんか矛盾した表現であるが。)
なんにせよ、あんみつのお伴に添えてみたくなるものである。

なんですか・・夜中に延々とどうでもいいような散蓮華考をたれるのであるが、
つまるところ、お疲れであんみつのような甘味がつい浮かんでしまう、
そういうことなのだけれど。。
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2016/07/14.Thu

ものを繋ぐ (プレスガラス輪繋文小鉢)

少々体調を崩してしまった。
新しい仕事に入ると、毎度のような気もするが・・・。
いろいろ考えてもいいことは一つもないので、
まずは養生することである。

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輪繋文のプレスガラス小鉢を見つけた。
この文様の由来はよく知らないのだが、プレスガラスでは
古いほうの手であることが多く、花皿のタイプを時々見かけるが、
そこそこのお値段だったりする。
小鉢だからか気安かったが、このサイズだといろいろ
使えそうで、もう一つあればなぁ、と思う。

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(径12cm)

差し当たっての用は、ゼリーをつつくための器である。
スーパーで売られている、たらみのゼリーなど
ほろほろ崩れる絶妙な固さ加減がお気に入りであるが、
このような器に盛るだけで、格段に美味しさが増すこと請け合いである。
例えば本が好きな人が、
・書店で書棚を漁るのが愉しい。(ここはネットは無視したとして。)
・気に入った本を買うのが愉しい。
・うちに帰って読むのが愉しい。
というように、3回ぐらいは愉しんでいるように三毛庵も、
・骨董市をぶらぶらするのが愉しい。
・気に入ったものをお店の人とやり取りしながら買うのが愉しい。
・うちに帰って使うのが愉しい。
と、いった具合なのである。
(このほかに、帰って洗ったらめちゃ可愛くて愉しい、
っていうのもあるけれど。)
まぁ、4つ目以外は古物に限ったことではないか。
強いて言えば古物というのはリサイクル品で、
結果としてものを大事にしていることになるのがいいかな。
無駄遣いには違いないのだが、それでものが生き延びるのは
なんだか悪くないような気がする。
そう思うと新しいものを買う時も、後世使い捨てられないものを、
と考える必要があるなぁ。
買う側のそういう意識で、世によいものが増えるとよいことである。

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ものたち | Comments(0)
2016/07/11.Mon

花釘を買いに (染付豆皿)


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ちっちゃこいものにこころ癒される三毛庵である。
ことにこの週末は環境の変化にお疲れで、
ちっちゃこくなっていたい気分だからであろうか。

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二つでも可愛いが・・・

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いやぁ、また五つもある!!(残念ながら一個キズ。)

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(長径5.8cm)

うーん、裏もけなげだ。ダンボからの発掘品である。

日曜の三毛庵、京まで花釘を買いに行く。
床のあるよなお家なわけではないのだが、
「ここには絵を飾る!!」と縄張り宣言した場所があり、お軸も飾れるようにした。
で、欲張りな三毛庵は、掛け花も飾れるようにと無双釘を打ってもらうことにしたのだ。
(大した花器も持ってないのに、おかしな方向に妄想は拡がるのである。)
無事に無双釘をゲットした足で、行ってみたかった書画のお店へと向かう。
(日ごろ小心者なのに、こういうときはチャレンジャーである。)
このあいだの小さなお軸@、何度見たところで
本歌でないのは明らかなのだが、とはいえ佳いなと思ってしまうので、
眼が腐ったのかと不安になってきた。
それでもうこの際だから、プロの人に悪意のあるものか
見てもらっちゃおうかなーと大それたことを思ったのだ。
ちょっとね、そのようなシロートの下らない悩みにも付き合ってくれそうな
こころ優し気なお店を見つけたのです♪
結論はきちんと南画を学んだ人の本歌より若い写し物、
というようなことであった。(若干いいように解釈してるかも(笑))
筋の悪いものではないようなので、安心して飾ってあげたい♪

ちび軸を買ってよかったなぁ、と思ったのは
本歌のことも少し勉強したこと、前から自覚はあったけれど
南画好きだなぁ・・・とさらに書画に興味を持ったこと、
それに親切に教えてもらえそうなお店を見つけたこと。
お軸代は飾るだけでも元が取れそうだけど、
それにこんなにオマケがついて、凄くトクした気がする。
で、南画好きだなぁ・・・と思いつつ件のお店に行ったらば、
ちっちゃく素敵な出会いがあったのだ!!
なんと、花釘を買いに行って書画を下げて帰り、
のんちゃんに呆れられた三毛庵であった。。
系統立てて美術を学んでいないので、画家の名前には
疎い三毛庵、楠瓊州も知らなかったけれど、
ひと目でお気に入りなのであった♪

昔三毛庵、安野光雅の「旅の絵本」を眺めては
旅人になって絵本の中を旅したが、南画ってまさにそれなんだなぁ。。
こうしてまたすこし、世界が拡がってしまう三毛庵なのであった。

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絵のこと | Comments(0)
2016/07/10.Sun

夏を盛る (小鹿田焼鉢)

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子供の頃、北海道で食べたトウモロコシが懐かしい。
(向うではトウキビと言っていたけれど。)
記憶の中の味は、激しく神格化されていたりするのだけれど、
実際のところ、輸送技術の発達した昨今では、
このへんのスーパーで買えるものでも十二分に
負けずに美味しいのではないのかと思われる。
案外特売品などは朝採りされたものであることも多く、
瑞々しくて甘い。結局旬というのが一番の贅沢である。

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(径19.5cm前後)

古い小鹿田のを少しまえに譲っていただいた。
ソラマメなど盛っては、というセリフにくらっときたのであるが、
実際薄翠色のソラマメがとても映えるであった。
そのくせ中途半端なおかずなどはなんだか受け付けないような
気もするのだが、旬のものを盛るとどきっとする時がある、
不思議なだ。
6月にはさくらんぼを盛って、いつまでも眺めていたい
衝動にかられた。
(さくらんぼは硝子のなどが定番だろうけれど・・・。)
もぎたてでやってきたトウモロコシも、実に美味しそうである。
どうしてなのか判らないけれど、季節感というものを呼び起こすである。

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うっとりと見込みに見入ってしまうのだが、
こういうペインティングの発想と強さというのは
一体どうしたものであろうか。
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ものたち | Comments(0)
2016/07/07.Thu

五色の短冊 (九谷初代武腰善平色絵牡丹文香合)

七夕の宵、久しぶりにそそくさと帰宅する。
子供の頃の自分がどんなことを短冊に書いたか
覚えている筈もないが、「可愛げのない子」と親にも
言われた覚えがあるので、きっとザンネンなことを書いていただろう。
大人になってからの欲望のほうがなんだか分かりやすくなった気がする(笑)。

今週は新しい仕事でへろへろ、、ってまだ大したことなど
していないのだが、絶滅危惧種三毛庵は環境の激変に弱いのである。
そんなわけで、自分のために現実逃避の道を用意する。

密かにお気に入りで、暫く独り占めで楽しんでいた。
アップした画像は、へぇこんなんあるんや、とか、
しょーもなー、とか楽しんでいただけると幸いであるが、
「禁無断転載」とか書いてなかったせいか、
たまに自分もしらないところで見かけることがあり、びっくりする。
そんなことはまあないだろうけれど、自分が意図しないような
使われ方をするとやっぱり困るので、
お粗末な画像でも「禁無断転載」と明記すべきであろうか。。
という訳で、個人的に楽しんでいただけると幸いです♪

IMG_1265.jpg

話が逸れた、初代武腰善平(たぶん)の香合である。
あるお方にお見せしたかったのと、多少なりとも世で参考になるのでは、
と思いアップした。
こちら@のお仲間を持っているのだが、仮暮らしで出すことができない。
九谷庄三を継いだ明治の名工であるが、
三毛庵ごときではなかなか「庄三洞善平」の銘には出会えない。
明治の名工というと超絶技巧のイメージであるが、
善平はじっくりと描きつつ古典的な情緒が備わっていて、
ましてこのようにちびっこだと愛らしさ満点で、で独り占めしたくなるのである。

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親方の庄三風は彩色豊かな華やかなものだが、
善平は控えめを良しとしたのかなー、と思ってみると
牡丹の葉っぱが五色の短冊(←無理やり)のように塗り分けられ、
淡いけれど意外や九谷伝統の五彩なのである。
そういうことに気づくと、この人って凄いなと改めて感嘆する三毛庵である。
という訳で、自己主張などしそうにない善平翁に代わって
三毛庵が大宣伝するのであった。

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使われていたようで、開けるとお香の匂いがすっとした。
中には季節を変えて、椿が描かれているところが心憎い。

IMG_1261.jpg
(径6.5cm)

裏には「庄三洞善平」の銘。
あー早くもうひとつの香合と並べてみたいなぁ♪
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ものたち | Comments(2)
2016/07/02.Sat

夏越の後 (印判小鳥文小皿)

みなさま夏越の祓はすませましたでしょうか。
三毛庵は出遅れて昨日お参りに行ったけど、それってどうなんだろう。。
夏至も過ぎ、夏越も過ぎると夏も本番で、暑いことこの上なしであるが、
でもなんとはなしに哀しくなる、、
お日様はこれからちょっとずつ勢いを失っていくのだ。
暑い暑いと不平をたれず、キリギリスやセミのように、
夏を謳歌しないとね。(セミは一見憎々しいヤツではあるが。)

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小皿といえども印判はなかなかに重厚であるからして、
迂闊に増やしてはなるまいと思うのだが、
このような愛くるしいやつを見かけると、花でも摘むように
連れ帰ってしまう、ハードルの低い三毛庵である。
日ごろ社会生活を送っていると、自己アピール力の強い人々に
圧倒されっぱなしであるので、
(そういうのんって必要なんだろうけど、ニガテです。。)
このような、楚々とした印判のようなものには、
ときにいたく癒されるのである。

IMG_1279.jpg

こちらはくすんだ、ジーンズのような色合いの仕上がり。

IMG_1280.jpg

発色のよい2枚は、ちょっと滲んでいたりほつれがあったり、、
不揃いな4枚という半端ものでも可愛ければよし。

ベロ藍の印判は発色が強いので、使いには色味の穏やかな
印判を多用する三毛庵であるが、
こんな楚々とした仕上がりなら使い手もよいかなぁ、とうきうきする。
童話の中の小鳥さんで夏も涼やかに。。
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