2016/09/26.Mon

真ん中っ子 (青プレスガラスアイスクリームコップ)

真ん中っ子というのは、今や絶滅危惧種であろうけど、
三毛庵は真ん中っ子である。
何の責任感もなく生きているように思われがちだが、
自分で食べてゆくことに必死なのである。
なんとなくものごころついた頃から、親きょうだいにメイワクをかけまいと
努力しているのである。
就職も外でし、結婚もさっさと決めて身勝手なヤツと思われようとも、
そういうふうな責任の感じ方であったのだ。

そんなわけで、今や実家では浮いた存在の?三毛庵、
親に遊びにきて欲しいな~と言ってはみたが、丁重にお断りされた。
親も見栄っ張りなので、結構歳を取ったということを
理由にはしたくないのであろうが、
事実とはいえ他のきょうだいのことにからめて断られてしまった。
そうなると、真ん中っ子根性丸出しでひがみっぽくなる三毛庵である。
ぶーぶー私が社会人になってこの方来てくれと言ったのは、
結婚式以来なのになー(実際にはもうちっとあったか)などと、
いいトシして不満をたれるのである。
自分でも、未だに親の気を引けないとがっくりくるのかと、
ちょっと可笑しかった。

さて、おうちは絶賛片付け中、連休で普通の人が暮らすおうちには
整ったものの、フツーでないふるものたちは未だ大半待機中である。。
というわけで、仮暮らし画像より、、

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青いアイスクリームコップ?を見つけた。

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透明のんと同じかなーと思ったのん。

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微妙だけど、柄が違ってた。透明のほうはSEISHOSYAの銘。

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たまに青色は綺麗だけど、そうすると透明もきれいだなって思い直す。

連休中、足りないものをホームセンターに買いに行って、
余計なものをついつい買う。
・未だ残暑厳しいのに岩シャジンの鉢、それも山野草とは思えぬ
 花束みたいにでっかいヤツ。(絶対来年の夏越しはムリ。)
・月桂樹のスタンダード仕立て。勝手口に置いてシチューに入れたし。
(妄想が極大化している。。)
片付けているというより、散らかしてるよな~絶対。

片付けの合間を縫って、○ルシオも使ってみた。
シンプルなオーブンレンジがいい、と思っていたくせに
道具としての「新しさ」に興味を抑えきれなかったのである。

という訳で、入門料理とかケチくさいことは言わず、
さっそくヘルシー料理にチャレンジ♪

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バラ肉を油抜きの下処理をし、おろしがけを作りましたよん!
ふだんバラ肉とかは処理に時間がかかるので扱わないんだけど、
これなら手軽に食べられそう。
たぶん、手間をかけてとろとろに煮込んだものとは比較にはならないだろうし、
時短はそれほど大事とは思わないけど、ヘルシーはありがたいかな。

とまあ、好き放題してるけど、これでもけっこう台風にやられてます。。
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2016/09/22.Thu

秋彼岸に (寄木細工小箱)

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のんちゃんが市で交渉の末、手に入れた、寄木細工の箱である。
からくりがあって、のんちゃんが上手く開けるので、快く譲ってもらったものである。

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発見時には若干ポンコツであったのを、のんちゃんがせっせと磨いた。
なので、コンディションは悪くとも、なんとはなしに輝いている。

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裏面もかわゆす。

三毛庵、鬱から復職したころ、それなりに冷遇されたりもした。
でも、そういうときでも助けてくれた人もいて、今やっていけてる次第である。
自分だけの力では6年のブランクから復帰はできなかったと思う。
まぁそれほどポンコツであったのだ。
その人たちに直接何かをお返しできる機会というのは
なかなかないものだけれど、自分がしてもらったことは
いくばくか、他の人にお返しできればと思う。
でもなんか、いつまでたってもちょっぴりポンコツな自分がいて、
相変わらず助けられていると思うことのほうが多い日々なのであるが。

さて、、仮住まいを終え、無事にお引越しを済ませた三毛庵である。
気づけばここまできたという感じで、まだ実感はあまりないのだけれど、
ちょうどお彼岸に、ご先祖様も三毛庵たちも帰るところができて安堵している。
振り返ると1年とすこし、大変なこともあったけれど、
自分たちができることを淡々とし、あとは他力にお任せすることで、
万事収まるところに収まっていったというのが実感といえば実感であろうか。
(まだ絶賛片付け中で、魔窟の品々が「収まる」のかはナゾであるが。)

これからも、どうか御加護を、と祈り暮らしゆくのみである。
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2016/09/16.Fri

月に捧ぐ (印判猩々文豆角皿&蓮弁文プレス豆皿)

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ぐびぐびっとやってます(笑)。
これも先日と同じ、猩々であろうか。あまりに可愛かったので捕獲した。
昨今のキャラクターもの、ブランドものにはあまり関心のない三毛庵であるが、
昔のキャラには弱いのであった。

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骨董店や骨董市へあてどもなく行き、こういうものを見つけると、
その日一日ほっこり♪である。(そういうものたちで鬱蒼とする我が家であるが。)
このような三毛庵も、鬱で臥せっていたころは、のんちゃんが気晴らしにと
骨董店やお花屋さんに連れて行ってくれても、ぼんやり眺めていただけで、
どれが気に入ったとか、そういうふうに感情が動かず、
これって生きているっていうのかな、と思った。
大げさに聞こえるかもしれないけど、それが全てだった。

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昨日の夜、遅くに帰ると名月が空に輝いていた。
名月にお供えするのは叶わなかったが、栗餡のうさぎさんを、
とっくの昔にいただいておいた。
今は、そういうなんでもない名月でも、大切な一日である。

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秋に収穫するよな生業ではない三毛庵であるが、お供えはしたかったな。
淡々と仕事をし、お月様にただただ無事を祈る日々である。

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2016/09/10.Sat

もう秋に染まる (伊万里色絵猩々文膾皿)

早くに目を覚ますと、いつの間にかすっかり夜明けが遅くなっている。
鉢物の様子を見にベランダに行くと、空気もひんやりとしている。
抜かずにおいた、イネ科の雑草たちが穂を伸ばしている。
昼間の残暑は厳しいけれど、やっぱりもう秋なのだ。
そういえばあんなにうるさかったセミはどうしたろう。
大人になるといろんなことを見過ごしている。

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ゴキゲンな顔をした、猩々の皿である。
赤ら顔の猩々を薄い朱塗りにし、菊花も赤絵で描いて、
これから本格的にやってくる秋に似つかわしい配色と思う。
紅葉シーズンよりも、その前のこんなスキマの季節によく映える。
釉剥げしてオンボロなのも秋っぽい。

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ところでこのお皿、以前手に入れたこちら@のお皿と同手である。
強いて言えば、前回のはいかにも色絵っぽく、
今回のほうは朱が利いて赤絵っぽいぐらいの主観の差である。
前にも見かけたことはあるので、それなりにある図柄なのであろう。
ラフ可愛い絵柄がお好みなのと、今回も申し訳ないような
お値段であったので、ついつい連れ帰ってしまった。
3枚のうち2枚、ちょこっとアタリがあるけれど、おうち遣いには問題ない。
枚数があればおかず皿に使えるしね。
(シュッとしてない色絵のお皿を使いこなす力量があればなぁ。。)

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こんなふうを眺めていると、そりゃあ古九谷の色絵端皿もいいけれど、
おんなじようにこれも素敵だなぁ、と思う秋である。

<備忘録>
鉢物のお手入れをしていたら、春蘭が狂い咲きをしているのを発見!
けっこう立派な花で、香りも春とおんなじよい香り。
今のところ、少し黄色っぽく、丸っこく咲いているかな?
(前回画像→こちら@の一番下の花)

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2016/09/04.Sun

お菓子の秋と (藤おしぼり入)

ずっと探していたものが市にひょっこり現れたらうれしかろうけど、
ぶらぶらして、へぇこんなものがあるんだ、というような発見をするのも
またうれしい。
別に凄いものじゃなくってもいいのである。

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藤で編んだおしぼり入れである。ひとつだけ出てきたジャンクなものだ。

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(10cm × 16.2cm)

細かな仕事、見てうっとりとする。

家庭では、そんなにおしぼりの活躍する場はないものだけど、
年に1回ぐらい、ちょっとおしぼりを・・・と思うときがあったのである。
だけど、真剣に探さないのがいけないのか、品が佳いと思えるものが
なかなかなく、どこか片隅に引っかかっていたのだ。

とはいえ、骨董で探そうなどとは思いつかなかったので、
これを見て、その手があったか♪と浮かれた三毛庵なのであった。

さて、あとは年に1回、ちょっとおしぼりを・・・と思ったときに
これを出せるよう、忘れないことであるのだが(笑)。

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9日は重陽とのことで、菊にちなんだお菓子が並んでいた。
黄色いのは「菊慈童」、お餅は栗餅である。
台風の影響で蒸し暑い一日だったけれど、季節は移ろってゆく。
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2016/09/03.Sat

遺るもの (切込焼色絵桃文豆皿)

仮住まいも終盤に差し掛かり、あれやこれやと用事があったり、
仕事もそこそこ忙しかったりで淡々と暮らす日々である。

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それでも、美味しいお茶にほっこりするお菓子など、
スキマ時間の充実には余念がない。
間髪入れずに台風がやってくるので、体調もまあまあ悪いのだけれど、
休日にましなご飯を食べれる、とか、そんなんでも気分は十分満ち足りる。

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へぇ、こんな柄があるんやなぁ、と色絵くらわんかかと思い、手に取った。
聞くと切込焼の色絵なのだという。
確かに伊万里や波佐見とは違った様な、
野趣のある様な磁土なのだが、素人には判別の難しいものである。
何であれ、溢れんばかりに描かれた桃にときめいた。

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こういう絵の描けた時代の「豊かさ」について考えてみる。
今の感覚からすると、厳しい時代だったはずなのだが、
こういうものを見ていると、なんだかよく分からなくなる。。

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(径7.8cm)

裏面。この一枚は砂がついていた。

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5枚あって、なんだかたからものだなぁ、、とうれしくなる。
桃の茶壺@に浮かれていたころに出会って、
桃の神さまの思し召しか~と思ったりした。

その頃に急須研究に没頭して買った急須のひとつと、
なんとなく気持ちが通じるというのか、そんな感じでいた。
使い勝手がよいとか、そういうことなんだろうと思ったけれど、
作り手とこころが繋がるような気持ちだった。
先日、その作家の方が亡くなられたと知った。
もうここにはこの急須しか残っていないことが、空しかった。
だけど、急須は今もここにあるのだなぁ、と思うと
何かすこしだけ救われる気がする。
「もの」というもののありがたみである。

<備忘録>
藤田嗣治展へゆく。
美しい絵と、戦争画を見た。
フランス人として亡くなったのに、「藤田嗣治」展である。
そうなったことについて、誰も責任を取ってもいない。
でも、時間が彼を呼び戻した。

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