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2018/02/25.Sun

春を告げるお皿 (古伊万里染付椿桜草文皿)

久しぶりに羽を伸ばしてちょい旅へ。
寒さの緩んだこの週末、旅先でいただいたごはんにも
春のものが顔を出し始め、あぁ季節は移り変わっているんだなぁ、
とお腹の底から実感したのであった(笑)。

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素晴らしいアコウをいただいた。
旅先で記念に手に入れた古伊万里に盛る。
芙蓉手っぽい染付なのであるが・・・よく見ると、、

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お花がめちゃ可愛いではないか!

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まずは椿っていうのがもう、春の始まるこの季節に泣ける。

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しかもこちらは桜草?わぁーほんとに春のお皿なんだ。

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小ぶりの六寸に染付のお色が清々しく、
何か美味しい春のお品を盛りたし、そう思っていたら桜色のアコウ!

なんちゃってな三毛庵の食卓では
なかなか使いこなせる古伊万里がみつからないのだけれど、
このお皿なら大丈夫。
きっと美味しい春を届けてくれる。

アコウのつづき
立派なアコウの柵の残りは昆布締めにしてみた♪
明日美味しくいただく目論見である。
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2018/02/17.Sat

手紙をしたためて (ロイヤルドルトン「バニキンズ」マグカップ)

とほほ、お疲れ過ぎて眠れない。。
まぁ眠れないからって焦ったりしないですけどね。
(むしろ焦るのは起きれなくなるほうであるからして。)
気晴らしに起きてみるのであるが、こういうときは大抵ブログを書いている・・・。

ほんとうのところ、お返事を書きたいなぁ、、と溜め込んでいる
お手紙があったりして、早く書けばいいのはやまやまなのであるが、
ブログやメールは書けてもお手紙には慎重なのである。
こんな眠れない夜に書いてもろくなことはないし、
テレビのうるさい(笑)横では思うようには書けないし、
ましてやせわしない日々のスキマでは、なんだかそんな空気を
相手に郵送してしまいそうだし・・・。
礼を欠くのはよろしくないが、そういう暮らしをしているのがよろしくないのである。
あぁ、優雅に紅茶をすすりながら手紙をしたためたいことです。

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お部屋の片隅にあるマグカップが優雅なお手紙暮らしへと誘う。
そうだな、せっかくならお魚のインク壺とペンで書きたいな。
土曜の午後いっぱいを費やしてしたためるのであるぞ。

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どんぐりみたいな昔のバニキンズのマグ、たっぷり紅茶を淹れて
お手紙の時間のお供にするであるぞ。

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夢で書いたお手紙をうさぎの郵便屋さんが運んでくれる。
そろそろ布団に潜ったなら、シュールな夢を見れそうな。。


庭師がさぼっている合間にも、お庭は少しずつ変化する。

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「月照」が咲いた。聞きしに勝る別嬪さんである。
蕊の抱え方とか、これはもう気品という言葉しか思いつかない(ありふれた言い回しだが)。
この無駄をそぎ落とした、凛とした花は、まだ寒いこの時期によく似合っている。
同じ白椿でも「加茂本阿弥」はゆったりおおらかな花で、
歴史のある花はどこかに遊びがあるのが魅力であるが、こうしてみるとどちらも捨て難い。
そういえば今朝、ようやく去年植えた有楽も花を開いていた。
有楽なども最近の品種に比べれば完璧な花とは言えない気がするが、
でもそういう微妙な「揺れ」の部分に却って魅力があるように思う。
そういうところを言語化したり、数値化するのはむつかしいのであるけれども、
でも古来愛でられてきた花であるからして、宇宙の法則みたいなのがきっとあるのであろう。
椿一輪にこころ奪われても、その秘密に近づくのは至難の業なのだ。

「加茂本阿弥」が咲くころは、はりつめた空気も少し緩んでいるかと思う。

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2018/02/13.Tue

君の名は (京焼?波千鳥文盃)

昨日からどうにもならない負のオーラでいっぱいの三毛庵である。
こんなとき何かのせいにはしたくないけれど、
なんとなく、あいつのせいのような気がする・・・台風2号。
いろんなことで気を紛らわせようと思うのだが上手くいかない。

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もうちょっと平常心でないと、ちょびっとのお酒も飲む気になれないしなぁ。
市でみつけた波千鳥の盃もなかなか出番がない。
(印が清水六兵衛のような気がするが、箱もなかった。)
思い通りにはいかないものである。

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2018/02/11.Sun

晴れの日曜(犬張り子の抽斗)

晴れの日曜、建国記念の日。
庭に出て、薔薇の剪定をする。
寒さは厳しいけれど、陽の光が強さを増してきたせいか、
薔薇の芽や、雑木の芽がほんのり膨らんできている。

庭仕事に昼寝、働き者と怠け者の一日。

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相変わらず怪しいものが鎮座するお部屋。。

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古びた刺繍が可愛かったというのもあるけれど、、
すこし昔の指物って、惚れ惚れとしてしまうのだよなぁ。

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前の扉が上に収納されて、華奢な桐の引き出しが出てくる。
開け閉めもスムーズで心地よく、何を入れようかとこころときめく。
こういうのを「仕事」っていうんだろうな。

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引き出しの上には昔、妹といった鎌倉で買った土人形の鳥。
ほんとうは壁に掛けて嘴に願い事の紙を挟むものだ。
昔のうちで、ずっと働きっぱなしだったので、今は休ませている。

久しぶりのまとまった雨で、椿の蕾が膨らんだ。

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「月光(卜伴)」は江戸時代からある花で、深紅に白い蕊が美しい。
確か白洲正子さんが好んでいたように思う。
三毛庵も秘かに狙っていたが、浮気をして桃色卜伴を買った。
そうしたら母からこれをもらって、桃色のほうはまだ咲かない。

(↓庭の続き)
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2018/02/10.Sat

雨の土曜 (御深井焼?陽刻豆皿)

久しぶりに寒さが緩んだと思っていたら、雨が降り始め、
まただんだんと冷え込んできた。
そろそろ冬の庭を整理したいのだが、都合よくはいかない。

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角皿とか長皿というのは何かトクした感じがするのだが、
増してやそれが豆皿土ものとあればミョーに嬉しい、用途はともかくも。。
8.6 × 6cmのちびっこなヤツらである。

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現物はもうちょっと黄味がかっている、瀬戸系・・・御深井とかかな?

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ちびっことはいえ陽刻とかは結構頑張っていてキュートである。
眺めているだけで癒されまする。

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美味しそうなパイを頂いたので、コーヒー豆を買いに行き、
お茶の時間に。
暮らしが整うと気持ちも少し落ち着く。

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2018/02/09.Fri

部屋の隅っこ (籐籠)

まっとうな平日の夜。
早く帰って飯を炊き、のんちゃんのお帰りを待つ。
なんでもない普通の暮らしであるが、このシチュエーションは恐ろしく久しぶりな気がする。。
テレビではオリンピック、、そうか、今日が開会式だったんだ。
だらだらとテレビを見る平和。

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寒い夜は、部屋の隅っこに毛布を引きずり込んでお籠りしたい。
クッションと温かいお茶、それに本を数冊・・・。
本を読むなら隅っこである。
まぁ三毛庵は外でお食事するときも隅っこが好きだけれどね。
(のんちゃんは決して隅っこへは行かない、、何故であろう。)

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市で素敵な籠に出会う。
籠好きの女子は多いものだが、三毛庵もご多分に漏れず、吸い寄せられる。
籠は使うものだから、できるだけ用途を考えるのだが、
素晴らしい手仕事を見ると、考えるより先、手に入れていたりする。
このときもそうだった。
のんちゃんに「それで買い物行くんか?」と馬鹿にされたが、
家に帰ると部屋の隅っこが籠を待っていたのである♪

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おぉ、なんと雑誌サイズがぴったり入るよ!
本を散らかす三毛庵のお供に、籠は鎮座するのである。
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2018/02/04.Sun

立春の告知(不染鉄の番組&画集、ミミズク文長皿)

立春の告知です。

【その1】日曜美術館・不染鉄
来たる2月25日、NHK Eテレ「日曜美術館」にて我が敬愛する日本画家、
不染鉄の特集が放映される予定です!
放送内容は昨年開催された不染鉄展(奈良県立での開催分かな?)と思われます。
東京ステーションギャラリーでの展覧会のときに、
アートシーンで少し放映されただけで、残念だなぁ・・・と思っていたので
特集が組まれて狂喜する三毛庵です。
(ザンネンなのはこれを見て興味を持たれた方が展覧会で実物を見れないということです。。)

【その2】求龍堂・不染鉄之画集 こちら→
涙です!ついに不染鉄がメジャーデビュー♪
あの、高級美術出版社???求龍堂からこの3月、画集が出版されるのです。
展覧会で立派な図録が出たところなのに書籍が出るというのは奇跡だ、と思いましたが、
図録ではなかなか紹介しきれない、細部まで撮影した画集なのだそうです。
不染鉄の画は現物でないとなかなか伝わらない、細部の表現・画力が魅力の一つなので、
展覧会に行けない人にもそれを味わってもらえる本、っていうのはよい企画だと思います。

あぁ、いよいよ不染鉄は三毛庵の手の届かないところにいっちゃうのかなぁ、、
とちょっぴり寂しさもありながら、いよいよ日本の宝物として認定され、
作品がますます後世に残っていくと思うと涙がちょちょ切れる、
出会いから10年の春なのでした。

さてふるものの記録をば。

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不染鉄の初期の作品、「月夜」にもミミズクがいたっけなぁ。
キュートなミミズク、市で捕獲♪

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贅沢だなぁ、と思うのん。
ほんのちょっと昔の、おそらく普通の人々が使っていたような暮らしのお皿、
だけどこんなに清々しい絵付けなのだもの。
さらっと描いた木の枝や葉っぱ、いいもんだな、って眺めて思う。

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愛嬌のあるミミズク氏も、佳いな。

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こっちのミミズク氏はおとぼけている。

これだけで、ごはん一膳はいけそうだ(笑)。
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2018/02/03.Sat

鬼は外 (紙刷印判波千鳥文小皿)

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お疲れの身、プリンをいただく。ゆるゆる。。

毎日まぁなんというか、嫌になることが多く、人様の言動に嫌になったり、
自分のことが嫌になったりなのである。
人様の言動は腹は立つけれど、自分の力でどうなるものでもないので、
言ってみればお天気のようなもの、、静かにやり過ごすだけである。
自分のことが嫌になるのが宜しくない。
意に添わず、自分に嘘をつくと、だんだんとすり減ってくる。
そういうときに、真面目な絵を眺めたり、小さなお皿を眺めたりすると、
こころがおかしいと言うような暮らし方はしたくないと思う。
比べようもないけれど、洲之内徹が戦時中「ポワソニエール」の複製を眺めて
やりきれない諜報活動の日々を持ちこたえたのと同じように、
うつくしいものはひとのたましいを支えてくれる。
うつくしいものをうつくしいと思える日々が続くこと、うつくしいと思える自分であることを
ひそかに祈るのである。
節分の今宵、じぶんの鬼を外に追い出そう。

明日は立春。
寒さは厳しくとも、春なのである。

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プリンのお皿は先日見つけて小躍りした紙刷り印判である。
これはナイスだ♪
雑器なので釉剥ぎがあったりするが、素朴で和む。
普通、印判は全面に印刷がされているものだが、余白を多くとっているのも粋だ。
ありそうでなかなかない、デザインセンスである。

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釉剥ぎのぐるりに捺された印判は、なんと波千鳥ではないか♪
この波千鳥は、冬の冷たい波の間に間に飛ぶ千鳥というより、
強くなった日差しで煌めく波間を飛ぶ千鳥と思いたい。
うーん、オトク感満載。

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高台も小っちゃくてかわゆいであるぞ(使いやすいかは別問題だが)。

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という訳で、ツボなあまりセット買いです(笑)。
並べると、ごつごつした質感もよい感じ♪
あー誰か、このありそうでない魅惑の印判をほめてあげてくださいな。
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