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2018/03/24.Sat

腑抜けの春

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本格的な春が来る前に、部屋の絵を掛替え、なんだかぼんやり過ごす。
春というのはいい考えも浮かばないなー。
絵を眺めてぼんやりし、花を眺めてぼんやりするのである。

加茂本阿弥を切る。
去年植えて、切っていいかな・・・っていうのがようようひと枝。
木を育てようと思うと、なかなか鋏を入れられない。

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でも切った花はそれはもうきれいで、またぼんやりとする。

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木に咲く加茂本阿弥は、春に相応しくおおらかな白。

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咲き残りの月照、同じ白でもこっちは冬の椿だな。

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桃色卜伴がたわわに咲いて。

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お菓子に例えると苺のショートケーキのような甘さ。

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本家の卜伴は和菓子っぽいな。
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庭仕事 | Comments(0)
2018/03/13.Tue

マニアックと食いしん坊の日々 (『不染鉄之画集』&伊万里染付線描菊文皿)

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昨日帰ると画集が届いていた。『不染鉄之画集』きゃーかっこいい装丁!!
この本、発売前に重版になったのですよ~。

ごはんを食べて、お腹もこころも落ち着けて頁をめくる。
おーこれはクールだ!不染鉄がどんなにかマニアックで勉強家かが分かる♪
(あたたかでユーモアのセンスあふれる画風で周到に隠されているけどね。)
Eテレの特集を見てこの画集を買った人は、きっと不染鉄の本当の凄さが分かるんじゃないかなー。
うふふ、またまた巷に不染鉄の評判があふれるのを想像して了う。
巻末の座談会もすごく面白い。
不染鉄LOVEのマニアックな専門家の方々の集まりで、
言いたいことをぜーんぶ活字にしちゃってくれているので凄く嬉しい!
三毛庵はドシロートなので、不染鉄の凄さを文字にするのもままならないけど、
これを読んだらそうなのよ!そうなのよ!!とうなづいてしまった。
皆さん!「いい人」に騙されちゃダメですよ~。
不染鉄はそんな薄っぺらじゃないのですよ~(笑)。

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さて、日曜日はロースト・ビーフを焼き、丹波の山の芋を擂って出汁で溶き、
牛とろ丼をいただいた。ちなみにローストビーフはフライパンでだらだら焼くのである。
フシギな形の後期の伊万里染付のお色が綺麗でご馳走を演出!
こういう、日々の暮らしを底上げしてくれるような、
使いやすくてべっぴんさんな器を探してくるのが上手なKさんに譲っていただいた。

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それから市でお揃いに使えそうな覗きをみつけ、
この日はこれに牛とろ丼にちょろっと垂らすソースを入れた。
(三毛庵の料理の仕事量は少ないが、その分器が仕事してくれている。)

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おやつは土曜日のフルーツ餅の残り、この日はメロンとパイナップル。
珉平の千鳥から溢れそうです。。

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今日は手作りのいかなごのくぎ煮をいただいた♪
こういうとき、絶対いい仕事をしてくれる平清水の片口に。
疲れて帰っても、炊き立てごはんにくぎ煮があったらシアワセ~。
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絵のこと | Comments(0)
2018/03/10.Sat

苺の春 (「不染鉄 遺作 再見展」)

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嗚呼、苺の春。松竹堂さんのフルーツ餅をおやつに♪
好奇心を抑えきれず、楊枝で真っ二つに割ってしまうのであった。。

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三毛庵は苺餅(さくらももいちご)をいただく。
ちゃんと桜の花びらの形になっている!

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のんちゃんのも苺餅。こっちの品種は何かな?

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口の中であっという間に消えてなくなりまする(笑)。

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本日は久しぶりに星野画廊さんに行く。
先日Eテレで不染鉄の特集があり、大きな反響があった。
もうすぐ求龍堂さんからも画集が刊行される。(星野画廊さんにはもう置いてあった。)
星野画廊さんも所蔵品を展示されるとのことで浮かれて見に行ったのだ。

Eテレの放送、きっと星野さんは満足されていないだろうな~、と思っていたが
案の定であった(笑)。
私も、不染鉄の特異な経歴や独特の画賛、人間性があまりにクローズアップされて、
彼の誰にも負けない画力についてもうちょっと力説してほしかったなーとか、
ちょこっと思ったからなぁ。。
でもまぁ、メジャーデビューするためには、「物語」が必要なんだろうな。
彼を知らない人に興味を持ってもらうのにはよく練られた構成なのかもしれない。
私も不染鉄の画を初めて見たときは、彼の力量に驚いた、というよりも
何が起こったか分からないような衝撃だったから、、絵とはこうなのか、というような。
絵の上手さ、なんて見た後に気づけばよいことだものね。
それから、私にとって不染鉄は「いい人」というよりも
「女性と昼寝と旅が好きな好い男」という感じ。根拠はないけどきっとそうだと思う。
あんまり聖人君主みたいなレッテル貼ってほしくないな~(勝手な希望)。

星野画廊さんでいろいろ見せてもらって(美術館では間近には見れないですからね)、
線の厳しさに圧倒されて、「線」に泣けるのは私の中では
不染鉄と藤田嗣治だなー、とまたまた勝手な個人的見解を思ったりした。
墨の美しさにも圧倒されて、うーむ鉄斎にも負けないぞ、とか思ったり。
顔料もですね、不染鉄のは本当に美しい、自然の中の色のように。

流石に、、この度はもう自分が好きだと思って尚且つ手の届くものはないだろーと
物見遊山で出かけたのであるが、それがあるんだなー、とほほ。
個人的に、これ部屋に掛けて眺めたいなーって思ったのが、
不染鉄の主題としてはマイナーなものだったので、見たら手が届きそうであった(笑)。
まぁ、まだ今ならメジャーな主題のんを大金叩いて買うほうが
結果的におトクなのかもしれないが、そういう理由で買う訳じゃないしね。
不染鉄の画だ、って意識しないで見て、佳い画だなぁ、、って思ったので、
やっぱりすごい人なんだな、って益々思った。
ま、いろいろ言っても結局好みの問題ですね。
(3月31日(土)まで)

せっかくなので、ふるもの画像も載せよう。

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ぼろっちい、絵の残骸を手に入れた。
のんちゃん曰く、「なんで人が上のほうに偏ってんだ?」
それはね、残骸だからです(笑)。
(でもこの残骸の非対称の構図、上手く額装してると思うけどな。)
写真撮るのに硝子外したら、それはもう、切れ端なものだった!
なんか藁半紙みたいな紙で、和紙というより再生紙?
汚いような絵具だし、こりゃいかんかなーとか思ったケド、、

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三毛庵田んぼの画が好きなのね。
これ田んぼを見回っている図なのかなー。

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それにこの男子、好い男ではありませぬかー。
しょもない売り絵より、じゅうぶん愉しめると思うけどな。

(↓お庭の記録)

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去年植えた玄海ツツジが開花!
実家の庭ではエゾムラサキツツジが咲いて春が始まる。
あれが幼い時から好きだったので、去年よく似た玄海ツツジを植えてみた。
どちらも有鱗片シャクナゲの一種だったと思う。
だけどちゃんと夏越しして咲いた花は嬉しいな~。
三毛庵の庭でも木に咲く春の始まりの花。

今日は午前中にメジロのつがいが来て、
午後からはいつものジョウビタキのオスがきた。
なぜ「いつもの」というかというと、ジョウビタキには縄張りがあるそうで、
いつも一羽でくるから、きっとおんなじのんが縄張りを作っているんだと思う。
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絵のこと | Comments(0)
2018/03/08.Thu

春の嵐 (昭和の犬のぬいぐるみ)

寝込んでいる間に啓蟄を過ぎた。
気温が上がった日曜日は、ここぞとばかりに洗濯をしたり、
窓を開けて風を通したりしていたのだけど、気温と気圧の変化についてゆけず。。
よい季節なのに、いつもこうである。
実際のところ、今もざわざわして、じっとしているのが精いっぱいなのだが、
のんちゃんに気分転換を、と言われ、恐る恐る庭に出てみたりした。

このごろ、庭に小鳥が一羽きていて、人を怖がらない。
頭が灰色、お腹がオレンジっぽい茶色の可愛いのんで、
調べるとどうやらジョウビタキの雄のようである。
剪定した薔薇の枝に止まってキョロキョロしている。
咲いたワビスケ「有楽」の花をむしった犯人かなー。
冬枯れでも、去年より少し庭らしくなって小鳥が来るようになったのだ。

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このわんこも、ジョウビタキに負けず劣らずのカラーリングである。
のんちゃん曰く、ゴミ箱に鼻を突っ込んでいたかのようなガン黒。。
これが可愛いというのは、ふるもの好きも末期症状というべきか。

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立派な尻尾がついている。

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丈は和熊氏の倍ほどありそうだ。

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なかなかの存在感を放っている。

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フェブラリー・ゴールドが咲いた。早い年は2月に咲く、早咲きの水仙。
野趣のある花の形と春を告げる黄色が早咲きに似合っていて、好きな品種。
昔のお庭に植えていたのを、鉢で持ち越し、去年は咲かなかった。
新しい庭で咲いているのを見る歓び。

(↓庭の記録)
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ものたち | Comments(0)
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