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2018/12/27.Thu

今年の紅葉(山葡萄の鞘)

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閖上の朝市で、のんちゃんが味見をして干し小エビ(オキアミ?)を買った。
豆ごはんに混ぜたらおかしいかな?と珍しく料理のアイデアを仰るので作ってみた。
うすいえんどうはハウスものだが、エビのほわっとした桜色もよくとても美味しかった。
(前に大分の赤エビと枝豆で作ったのともまた違う感じ。)

出かける前、今頃になってモミジが紅葉しているのを見かけ、
あーちょっとひと枝切りたいな、って思ったけれど、
新緑ならともかくも、紅葉のモミジって何に入れたものだろうなと。。

そのまま東北へと出かけ、最強にお財布が空っぽにもかかわらず
市へも繰り出し、これを見かけた。

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山形の農家からの買い出しで、その家のご先祖様(というほどには昔ではないが)
が山葡萄の蔓で編んだもの、ということであった。
元の用途は知らないけれど、一寸傾いだ姿が山里の風情で
あー紅葉のような枯れてゆくものには、こうなんだ、って。

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自分が素直なときには、何を望んでいたのか気づくものだ。
今年の紅葉を、ちゃんと、見る。

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商いで作られたものではないであろう、自然の延長のような姿であるが、
よく見るととてもお洒落で、籠目のほかに、横に二本の編み込みがある。
実際のところ三毛庵にはそれがお洒落なのか実用上の補強なのかは
分からないのであるが、しみじみと、きれいだなぁ・・・って眺め入る。
紅葉もものも、いつでもいいや、なんて思っていたら、辿り着くことはできないのだ。

旅の備忘録(ほぼ仙台編)
初日:
日が傾くころ到着、日本一の猫の絵、長谷川りん二郎のタロー様に遭いに行く。
市内の光原社(本家は盛岡であろうが)で靴下を買う。(滅多にない、お揃い)
お決まりの牛タン定食を有名チェーン店で食すが、冬至なので・・・と
南瓜の炊いたんをサービスでいただいた。薄揚げといりことの甘くない炊き合わせ、
南瓜は面取りしてあって、とてもきれいに盛り付けられ、大変に美味しかった。
正直、意表を突かれた。汁まで間食のいやしい三毛庵。

二日目:
古物愛好家なら、朝活、市へ繰り出す。
最初は懐が乏しいので、激安お宝探しをしていたが、
東北らしい、件の花籠?を見つけて有頂天に。
結果的にのんちゃんに借財をしていろいろ手に入れる。
朝活その2、閖上の朝市、、海産物狙いではなく、人気の水餃子を頬張る。
地元のちょっとした食材を買い込む。
歳末の市は地元の人で賑わっていて、まだきっといろんなこと、
大変であろうけれど、それでもすこしほっとした。
ホテルへの移動中、偶然みつけたお店で、喜多方の漆のお皿を買う。
喜多方市は漆を植えて、国産漆を自前で調達しているそうで、
それが使われたもの。(おそらく100%ではないにせよ。)
それを小学校の給食で使っているそうで、うらやましい限り。
蔵王温泉の共同湯に浸かる。硫黄泉の激アツ、贅沢である。
晩ご飯は白石の駅前でうーめんを食す。
普通に美味しくてほっこり、疲れが取れる。
ホテルは寝るだけ。

三日目:
さっさと帰宅。




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2018/12/20.Thu

シュトーレンを食べながら (絵瀬戸角皿、小箪笥、李朝燭台)

近ごろトイレ束子問題とか、生活臭溢れることばかり書いているので、
たまには骨董っぽいものを載せねば。。
(自分の傾向として、数年おきぐらいに何某かのテーマに没頭してしまうのだ。)

円くないお皿というのは、どうも使ってみたくなるものであるが、
それがまた土ものだったりすると、さらにときめいたりする。
瀬戸などはそんなに万能選手ではないようにも思うのだが、
例えばカンパーニュとかライ麦パンみたなごわっとしたやつなんか
いいかもなー、と滅多には食べないようなものを想像した。

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ということで、滅多には食べないシュトーレンを載せてみた♪
(ちょっとお皿が大きすぎる気もするが。。)

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控えめで嫌みのない菊が描かれている。
李朝の秋草もいいに違いないけれど、こんな菊もあんがいないんだよなぁ。
これは瀬戸だけど、この橙色は弥七田を思い出して嬉しい感じ。

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これもやっぱり花を飾る代わりに置いたりした。
いつものこの台は和室の隅っこに置いている小箪笥で、
なんということもないのだが、見かけてとても気に入ったもの。
(引き出しにどっさりお気に入りのお皿を入れてある。)

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実は手に入れたころは使うあてもなかったのであるが、
今は居心地のよい場所をみつけたようでゴキゲンにしている(たぶん)。

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木の燭台は李朝のものらしいのであるが、
この危うくバランスを保っている姿に、なんとはなしに置いているだけで和むのだ。
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2018/12/17.Mon

水回りとか (摺りガラスの台)

昭和の家の建て替えのとき、ふるもの買いの経験は意外や役に立った。
自分にとって必要なこととそうではないことを仕分ける基準がないと、
このような、経験のない事態を乗り切るのは大変だったと思う。
それから、営業の方に大変助けられた。
プロである、といってしまえばそれまでかもしれないが、
困ったり、悩んだりしたときにいただいたアドバイスが、随分役に立ったと思う。
予算のこともあるので無駄なものを勧められることはなかった中で、
少し他より高いけれどお勧めです、、と言われたのは洗面所だった。
それは他と比べると生活臭の少ない、小綺麗なもので、
さすがにそんなところまで気は回らなかったが、そんなものかなとそれを選んだ。
暮らしてみて、それはなかなか良い選択であったと思う。
水回りというのはどうもごちゃごちゃしてしまって、管理がしにくいのであるが、
小綺麗な洗面所だと、その小綺麗を保とうと思うものである。
ずぼらーな三毛庵には、これはよい習慣づけになったものであった。

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ということで、のんちゃんが素敵な摺りガラスの台を発見したので連れ帰り、
洗面道具をちょろっと置いている。
(100均の石鹸入れやコップ、いただいたハンドソープなどがそれらしく見える♪)

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庭仕事を素手でしてしまう三毛庵であるので、近ごろ爪を洗うのに、
サイザル麻の束子も買ってみた!
白くてドーナツ型というのが可愛いが、これはサイザル麻は少し乾きにくいためだそうである。
棕櫚よりも柔らかいので、洗面所を洗うのもOKである。

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ちょうどいいプレス硝子の皿があったので、それに載せている。
微妙にお皿の内径が束子より小さいので、接地面が少ないのでちょどよい。

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古物はなにかと役に立つのだ。

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お風呂洗いも柔らかいサイザル麻を試している。
乾ききらない時は、窓際に吊るすのだが可愛いので許せる。
(隣の怪しげなもしゃもしゃはいただいた植物、たぶんサルオガセモドキ。)

融通が利く、ということではスポンジのほうがラクに決まっているのだが、
近ごろ減らしてもよい石油製品を探す、ということを趣味にしている三毛庵である。
スポンジ系は消耗も激しいし、汚れ方が可愛くないから減らせないかなーとか思う。
(お風呂も普段は綿のボディタオルとかで洗えばいいのかも。。)

最近、ずーっと気にかけていた問題についに終止符を打った。
トイレブラシ問題である。
ここに住まうはじめに、とりあえず百均で用意した。
当座はそれで、ゆっくり考えようと思ったのである。
最初は洗剤がなくてもきれいになるやつ、とかいろいろ考えたのだ。
でも結局のところ、何が嫌って石油製品の汚れ方が気に入らなかったのであった。
洗った後のブラシをボックスに入れるのもなんかやだなーと思ったけれど、
流せるタイプは三毛庵的には趣味じゃないので、どうしたものかと思った。
流石に環境大国のドイツ製にはそういうものがあるのね、
石油製品じゃなくて、乾きにくいボックスには入れないタイプ。
でもちょっとブラシの性能がよくわからず、そこで舶来品に手を出すのも、と。。
じゃあどんなブラシがいいねん?と考えて、結局それは棕櫚ではないかと思うに至ったのである。
ということで、長い柄の付いた棕櫚の束子を手に入れた。
ブラシのボックス問題は、結局のところ自分の管理の問題であるので、
ずぼらをせずに、ちゃんと朝トイレ掃除をして、使った束子を外で日に干せばよいと考えた。
なので、ブラシ入れにしても倫理的に問題なさげな、そういう容れものがあれば
お安くあがるんじゃないかなー、っておもったらあったのね、磁器のもの。
干して乾いた後の束子をいれておけばとても清潔。
このパターンなら、90℃までのお湯を注いでブラシを消毒することも可能かと思うが、
棕櫚は日向に干せばすぐに乾いて、なんなら頬ずりできそうなぐらい、衛生的だと思う。
このシステムは中々気に入っていて、あとは長期的に見てもよいかどうかである。

こういったちょっとしたことをするのに、勝手口というのはありがたいシステムで、
ブラシをちょこちょこっと持っていき、外に出てもう一度じゃじゃっと洗い、
水を切って勝手口の横に干しておけばOK、というストレスフリーな世界である。
ここまでは気が回らんかった三毛庵であったが、
のんちゃんが「ここに勝手口をつけて」と言ったのである。
勝手口を使う類いの家事をのんちゃんがする様子はないのであるが、
なかなか価値ある一言であった。
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2018/12/10.Mon

落葉(常滑朱泥急須)

最初に骨董を漁り出したのが煎茶道具であったせいか、
今も急須など見かけるとついつい手に取ってしまう。
初めて買った古道具の急須@も常滑だったな、そういえば。

とはいえ、煎茶道具は人気であるし、そうは気軽には見つからない。
秦翁ご推奨、万古の秦山の急須など、今では高嶺の花であるし。

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口の辺りに小さなアタリはあるけれども、スカッとした姿。
これはもう、煎茶が美味しいに違いないけれども、
なくてもことはたりるだけに、少し勉強してもらえたら買おうかな、と思った。
売主との交渉も市の愉しみというのもあるけれど、
幾らだったら欲しいかな、と自分の物差しを取り出してあれこれ悩むのも愉しみ。
結果として佳い買い物だったけれど、その日は買い気の薄い三毛庵であったので、
快く勉強してもらえて手に入ったのは、きっとご縁というものだろう。

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見て惚れ惚れするなぁ、この仕事ぶり。

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この篆刻もね。放ってはおけなかったなー、やっぱり。
(今どきの変に着色された朱泥の急須、ああいうのは陶土の無駄遣いというものだ。)
思った通り、大変美味しくお茶が入りまする。
ところで近ごろペットボトルのお茶で、抹茶入りの煎茶?っていうのが多いけれど、
あれの意味がいまいち分らんのは自分だけなのか?って疑問に思う。
個人的には抹茶を入れるより、いい茶葉だけで煎茶にしてほしいのだが・・・。
(ま、ペット茶を常用してないから余計なお世話であるが。)

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こんな銘があるのだけど、勉強不足でよくわからず。。
ナントカ山、っていうのかな?ちょっと調べないといけないなー。
これでお茶を淹れると、豊かな気持ちになるよ。

そういえば、、三毛庵のところに縁あって秦秀雄旧蔵品というものがやってきた。
できるだけ、旧蔵品だから、では買うまいとは思う。
買えない、、っていうのもあるけれど、秦翁のように「自分の軸」を持つということが、
氏を尊敬している、ということなのだと思うので、買うまいとは思う。
(尊敬している人であるので、ホントのところ爪の垢でも欲しいけれど!)
それでもねー、通り過ぎることのできないものであったのだ。
あー、氏はとうの昔にこれを取り上げたのだ、と思うと
いつもあっちこっちを彷徨う自分を不甲斐なく思うけれども。。

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もう今はほとんど落葉したけれど、コハウチワカエデの紅葉。
台風やら先日までの高温やらで、綺麗とは言えないはずだけど、
枯れた色の所々が紅く染まっているのがやっぱり綺麗で、
まぁ育ての親の欲目には違いないが、京都の人だかりで紅葉見るより
こっちがいいかな、と思うのであった。


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