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2019/03/30.Sat

たぬきシステム (ふるい信楽のたぬき)

早く目が覚めたので、何かよい画像はなかったか、とごそごそする。
そうだ!たぬきシステムのことをアップしようと思って放ったらかしだ。

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3月はじめの画像を見て、少し驚く。
今はもっと草が茂りつつあるし、追加で植えこんだものもあって賑やかなのだけど。。
たぬきシステムは午前中じゅうぶんに陽が射し、窓から見えるところに鎮座している。
(左上に少し映っているのはマサル@

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これもきっと信楽のたぬきなのであろうが、時代があって素朴な土で好もしい。
市をぶらぶらして、ズキューンと胸を射抜かれ、お連れした。

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可愛い徳利も下げている。(のんちゃんが麻縄で結びなおした。)
ちなみにこっちの画像はうしろのススキがまだ青々としている秋である。
のんちゃんが100均で買ってきたハロウィンのソーラーライト付き♪
春分を過ぎた今は日中だいぶん日が当たるのか、
最近は夜もよく灯っていて、まるでたぬき様が提灯提げて宴に出かけそうである。

うちの庭は、こんなふうにちょっとずつ変化していくのであるが、
たまに来た甥っ子が、前回はなかったたぬき様に目を留めた。
大人はそんな変化など気づきもしないものであるが、
やはり子供の目というのは見えたものをちゃんと捉えるものである。

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アオダモの芽が日々展開してゆき、花の周りに柔らかな葉っぱが伸び始める。
今年は背丈ぐらいのところにもたくさん花芽があって本当に嬉しい。

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屋久島アセビはなかなか正解であった。
ピンクのアセビが少しずつ退色していくさまも季節らしくてよいけれど、
このように清らかな白が長く眺められるのはよいものだ。
花房が下垂していない屋久島アセビであるが、開花するとやはり重みで少し枝垂れる。
この少しの加減もなんだかよいのである。

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八重咲の園芸種のプリムラは最初の年から越年している。
ほんとうはもう少し増えたりもして、結構丈夫なのだけれど、
秋にほかの草が茂っているときによく虫に食われたりしてしまって、
どうにか残っているという具合。
(うしろのブルー系ツツジは値引きになっていた『さざなみ』。
ブルー系では耐暑性があるほうだが、夏越しできるのか、、できるだけ目の届くよい場所に植えた。)

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マサルはコンクリートの台座に座っていて、あいそがないので
足元に植えたプリムラ・べリス。
横の空色のプリムラは園芸種で捨て値の中にまだつぼみのあるやつがあって
連れ帰ったもの。
空色は自然風なお庭だと、ほかのものとの釣り合いにおいて
どう生かすか少し悩むが、プリムラ・べリスとの組み合わせで
ほかの植物の少ないマサルの前というのはよいアクセントである。

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このような超園芸色なプリムラは、もちろん処分品である。
小っちゃくて可愛いな、と思ったが、これもどう生かすか悩むタイプだ。

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シロモジを挟んで、出雲大社赤ヤブとの対比が個人的には結構お気に入りなのだけど。
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ものたち | Comments(2)
2019/03/27.Wed

庭記 (ステンドグラスのばらのランプ)

日曜、昨年からどうしようかと迷っていた(というより買いたくてしょうがなかった)
イジュの木を植えた。
イジュは沖縄・奄美に自生する椿科の常緑高木で、
かの地では梅雨になる頃、白い花を咲かせる。姫椿ともいう。

超密植ガーデンなので、常緑高木など植えるスキなどあろうはずもないように思うのだが、なぜか収まる。
ただ、ブルーベリーは日陰度が増して、もしかすると今後移植が必要になるかもしれぬ。
植木屋さんから「常緑をひとつ植えるといいよー。」と言われ、玄関にはソヨゴがあるものの、
庭側に確かに西日除けに1本植えてもいいかもなー、と思い始めていろいろの常緑を見た。
その中で、おおらかで椿科で(夏椿のような椿科がどうも気になる三毛庵)、
そして初夏に白い花が咲くという、これまた三毛庵のツボを持つイジュに白羽の矢が刺さる。
うちの木はみんな株立ちで、今度のイジュだけ単木なのだが、ゆったりしていて心癒される。
植木屋さんが、きっちり根鉢分しかないスキマに神業で植えてくださったが、
北西の冷たい風に吹かれて枝葉が揺れる様に、なぜかオクマで吹かれた
南風を思い出すのであった。
イジュを植えた西側は低いフェンスしかないので、
少しばかり殺風景であったのだが、ちょうどよいアイストップができ、
三毛庵としてはいたく満足している。
あとは密植ゆえにうちのお庭に合うサイズで育ってくれて(何しろ常緑高木!)、
可愛い花も咲かせてくれればいうことなし!である。

イジュはそのうち撮ろうと思うが、
この冬熱中したのは薔薇苗の仕込みである。

庭を作ったとき、平素は水遣りが精いっぱいと分かっていたので、
それほど手を掛けずともよく、でも季節のある庭を、と知恵を絞った。
自分の自由になるスペースがもっと少なかった昔は、薔薇も四季咲きがよかった。
きっといつでも咲いていないと寂しかったのだろう。
でも四季咲きを常に綺麗に咲かせるには相応のお世話が必要である。
一から庭を作ることになり、まず決めたのは樹木・・・雑木である。
雑木をベースに季節のある庭、と思うといつでも花盛りである必要もなく、
初夏の一季だけ華やかで、あとは草っぽくて秋には少しの紅葉があれば
じゅうぶんと思えたのだ。
という訳ではじめに植えたばらはすべて原種系やオールドローズの一季咲であった。
植えてみると開花後、多少の病害虫は大きな問題ではなく、
むしろ秋冬には黄葉やローズヒップも見ることができ、好もしかった。
枝葉も個性的で、花以外の魅力が大きいのである。
2年目の去年はそれほどのお世話なしでもたくさんの花が咲いた。

今年に入り、ちょっとパブリックな場所に、このようなオールドローズがよいかも、
そう思ったのがきっかけで、ついでに自分の庭にもいっぱい追加をしたのである。
といっても、もうそこそこに空き地はないはずであるが、
まだ「縦」は使えるもんね、とばかりにつるとして使えるものを植えた。
薔薇ってその場所に適性のある、育てやすい品種を選べば、けっこう勝手に育つのだ。
根っこなど、自分で空いているところに伸びて張ってゆくし。
という訳で、今夏はトゲトゲの森化しそうだが、いたく楽しみである。

せっかくなので本日のふるものも薔薇にしよ。
以前見つけたこちら@が気に入って、ときどき市で見たりはしていたのだが、

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これは好みも折り合いもよくのんちゃんと連れ帰ったもの。
薔薇なんだけど、日本のものだからなのか、おっとり優しい感じ。

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台座にも可愛い薔薇。

すごい自分だけの満足なのだけど、薔薇が芽吹きだしてめちゃ可愛い。

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自称「ブラッシュ・ノワゼット」(好きな品種ではあったが、実は札違いできたものなので、、)

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モスローズの「サレ(サレット)」

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意外に展開の早い「シャルル・ド・ミル」

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同じく展開の早いミニの「スィートシャリオット(チャリオット)」

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今年の新顔「群舞」

ちゃんとお花を見たい方はこちら↓
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ものたち | Comments(0)
2019/03/21.Thu

春雨 (桑酒イッチン徳利とラムネ瓶)

春分、張り切っていると時々雨の予報、しかも一時突風が吹き
春の嵐になるかもしれない、と。
2本咲いていた貝母が傷むのが忍びなく、1本だけを切ることにした。
(結果的に雨は降ったものの突風はなかったのであったが。)
来年も咲きますように、とできるだけ葉っぱを残して切ったが、
あんな細い葉っぱでも残したぶんだけ意義があるのであろうか。。

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くるんくるんと葉っぱの先でクロモジに絡まっていたので、
ちょっとの風ぐらい、だいじょうぶなのだろうけど。

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平素は見えない花の文様も激写してみた♪

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徳利は丹波のイッチン描きで「丹州名産 桑酒」とある。
もっと古いタイプを見たことがある。
これはおっとりした可愛らしさがあって、結構気に入っている。

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丁子屋という屋号があって、宝尽くしの丁子文がついている。

こういうのに入れると茶花っぽいけど、これにも入れてみたかった、、

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昔のガラスのラムネ瓶。
ちょっとお花もいれてみたかったのねー。
ラムネ瓶特有の形や古いガラスの色味がお花に似合いそうだなって。
満足に浸る♪

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いろいろの水仙が咲き始める。

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原種水仙キクラミネウス、実はすっごくちびっこ。

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ホームセンターも春らしくなってきて冬もの処分ということで
椿のチビ苗が半額に。
みるとまだ蕾いっぱいの黒侘助が!
黒侘助というのは見ての通りワビスケではなくヤブである。
永楽という名があるそうで、そっちのほうがいいような。
どうやら春咲なので売れ残りとはいえ蕾がいっぱいなようである。
・・・だからって買わなくても、、って思うけれど、シックな黒赤の厚い花弁や
紅く染まった蕊の先の黄色い花粉など見るとなかなかで、
これもご縁と連れて帰る(ご縁の多い人(笑))

そろそろ冬の庭仕事も終了で、雨が上がった庭をぼーっと眺める。
おつとめ品も積もれば山となり、なかなかの花盛りだ。
突然、時の流れが急にゆっくりになり、もうずっと忘れていた子供のころの記憶が蘇る。
父母の庭で時を忘れていたころも、こんな匂いがした気がした。
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ものたち | Comments(0)
2019/03/19.Tue

神在の椿とアオダモの春(椿手花入)

体調管理の苦手な春なので、いっぱい寝たいなーとか思うのに、
朝早く目が覚めてしまった日は、そわそわしてやっぱり起きてしまう。
春分間近、ようやく6時には庭をうろうろできる明るさになったのだ。

まだまだちびっこの出雲大社赤ヤブであるが、小さめのヤブツバキ系の花を
たくさんつけてくれた。さえずる小鳥のように可愛いヤブツバキ。
もう3月のせいか、落花も盛んなのにまだまだ賑やか。
ということで、ほんのちょびっとだけ切らせていただいた。

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いつも通りみみっちく切るので、枝が短すぎるし向きもへんてこだ。
だけど花そのものがあまりに可愛くて自分の中ではへっちゃらだ。

花入はおそらくいくらかは昔の作家もの椿手。
箱なしだからか笑っちゃうようなお値段だったけど、これ凄く上手い。
なかなかそんじゃそこらの花は入れられないような作為があって、
そういうのは三毛庵ごときは持てあますほうが多いのだけど、
簡単には入れられないくせに、ちょっと恐れ入ってしまう。
ヘラ遣いや釉薬の掛け方、計算ずくなのに、花を殺さない感じ。
数か月彷徨って、ようやくこの椿を入れた。
入れてみると、小鳥のように可愛いと思った椿は
やっぱり神在の椿だと思った。

最初の冬に植えた黄水仙、ダブルカンパニール。
黄水仙は早咲が多いけど、うちではフェブラリーゴールドの次が
これかティタ・ティタだ。

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八重咲なのに野趣を感じるところ、きっと花の姿や咲き始めのグリーンっぽい色かな、
葉っぱが細めでそんなに場所を取らないところ、
そして何より、暖地で放ったらかしで元気に育つところが大好き!

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蕾もイカしてる。
ダブルではリップ・ヴァン・ウィンクルが好きなのだけど、暖地では気難しくて、
今年もチャレンジ中。
(アーヴィングのリップヴァンウィンクルのことなのかなー、この名前)

で、ときどきダブルじゃない花が咲いていて、球根が太らないといけないのか?
って思っていたけど、先祖返りなのかもしれぬ。
それも俯いて可愛らしいので、もしかして球根太ればダブルになるかも、
としつこく念じてカットしてみた。

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ちょうどお雛様のお花に。

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今年は少し休んだ桃色卜伴。

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先日取り寄せた、原種スイセン ロミエウクシィ。
ペチコートみたいなひらひら。とてもよい香り。
ネットだったけど素敵な生産者さんで、がんばって育てねば!と思う。
なんとか夏越しして来年も可愛く咲いてほしいなー。

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屋久島アセビ。
アセビはずっと植えるつもりでいて、なんとなく方針を決めかねていた。
白にするかピンクにするか、そして下垂するかしないか。
悩んだ末、白で下垂しない屋久島を。

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で、注文の後、ホームセンターでピンクで下垂する「スプリング・ベル」が3割引!
悩んだ時間は何だったかはしらねども、完璧な組み合わせだな(笑)。
スプリング・ベルは琉球アセビの交配らしい。

うちのアオダモの株立ちは個体的には2体らしく、
片方は芽が動くのも早く、花も比較的咲く。
毎年は咲かない説があるが、少なくとも片方は毎年咲く。
植えてから苦労なく活着したアオダモであるが、気づくと今年は花芽がいっぱい♪
それもけっこう下のほうにもついていて、いままで撮れなかった写真が撮れそうなのだ。

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ほら!
ちょっと芽が動いてきた?と思って見上げると、上のほうの芽が開いてきている。
アオダモっていつも固そうな芽だな、って思っているとあっという間に
ブロッコリーみたいな花芽が出てきて、春になる。
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ものたち | Comments(0)
2019/03/14.Thu

晩飯に苗を買う女 (印判のタイル)

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1月の後半から、せっせせっせと庭仕事をやり続けた。
1,2月の寒さでは、咲く花も限られて、庭仕事をしながら、
寂しいのでもう少し日本水仙を植えようかな、、などと思っていた。
夕方になって近所のスーパーに行ったところ、珍しいことにいい花苗が入っており、
それが純白の水仙「ペーパーホワイト」なのだった。
喜んで買って帰るとのんちゃん、「晩飯に苗を買うのか。。」

調べると、ペーパーホワイトは日本水仙と同じ、寒咲の原種らしく、
新宿御苑には沢山咲いているようだ。(見たことないけど)
思惑通り、花の少ない時期に咲く水仙である。
いつも不思議なのは、そんなふうに小っちゃく願ったことはうまい具合にやってくるということだ。
ホトトギスを株分けして少しさびしくなった場所に植える。
純白が綺麗なので、牡丹色の処分苗のシクラメンとプリムラを合わせた。

こんな風にして、真冬になって地上部が枯れると植え場所が増えた気になる三毛庵、
あっちこっち掘り起こしては植えているうち、なんだか地表全体が盛り上がってきた気がする。
初めに設置した飛び石がなんだか低くなったり、ものを植え過ぎて配置が悪くなったり。。

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以前ものんちゃんがこんなんを買ってきて飛び石を増やしたの、
ホームセンターにあるテラコッタのやつ。
今回も少し増やそうと思ったら、お安くていい感じのが近くになかったのん。
「いいよ、骨董市で探すから」そういうと、「そんな都合よくはいかない」とのんちゃん。
まぁ、フツーはそうなんだけどね、あるんだな、これが、都合よく・・・。

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お洒落な銅板印刷のタイルを言った次の日にゲットしたよ♪
あぁ、なんて引きの強い三毛庵!(こういうことだけは(笑)。)

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しかも三毛庵の自然風のお庭にマッチするデザイン!!
(今は少々工事したて感満載だけど、そのうちグラウンドカバーの蛇苺が囲んでくれるハズ。)

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どうやら竹垣をデザインしたもののようで、控えめでよいなーと思う。

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あれから3月も半ばの今まで、休日はひたすら農作業をしたが、
ペーパーホワイトはひと月もずっと咲いて香っている。
暖かい日に香るかというと、そういうことでもなく、真冬の寒さの日にもスーッと香る。
冬の農作業のお友達である、

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春になって沈丁花が今はよい香りを放っている。
早春らしい、清々しい香り。どうしても白花が欲しくて増やしちゃったもの。
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ものたち | Comments(2)
2019/03/11.Mon

今日に (白万古掛花)

三日月を過ぎた春めいた月を見る。

庭で俯くクリスマスローズを飾ろうと思う。
水が上がりにくい花だから、咲いている一輪だけ、と小さい花を切った。
小さすぎて、水仙も小さなティタ・ティタを。

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今日は花を手向ける日だから、特盛のも切ることにする。
向日葵のように俯かないクリスマスローズ。

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Sさんに譲っていただいた、余りに愛らしい花入にはこれもいいのかもしれない。

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花も器も、何一つ向こうには持ってゆけないから、
咲いた花の記憶ぐらいは忘れまいと思うことが、生きているうちにできることである。

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コレクターの方からやってきたという花入
いつかちゃんとつぎの預かり手に継いでゆけますように。

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ものたち | Comments(0)
2019/03/10.Sun

雨の日には (和ガラス切子平向付)

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今日は朝から雨ということだったが、なんとかお昼過ぎまでもった。
雨が来るまでせっせと庭仕事。

そんな訳で、当初は家の中の事をいろいろ予定していたのである。

なので午後からは、飲みきれない分で赤ワイン煮を作りつつ、
リンゴのタルトを焼くという。。(なんか自分じゃないみたいだ。)

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そもそも、糖質は「ごはん」派の三毛庵、料理はしても、
おやつはせいぜいホットケーキをミックス粉で焼くぐらいだ。
(何故なら、お菓子をつくると大抵はお砂糖やバターの量の現実を知るから。)
しかし先日、珍しく紅玉りんごがあり、雑誌で見て美味しそうだなーと思った
りんごのお菓子を作ってみようかな、という気になったのだ。

雑誌は「うかたま」で、旅行の折、本屋さんに行きたいな、と思っていたら
古道具屋さんに古本があり、そこで手に入れた。
「うかたま」は好きで、時々ちゃんと新刊も買ったりする。
何で好きかというと、そこに載っている料理の写真が凄く美味しそうだからだ。
というと、作るのね、と思うであろうが、ほぼ作ることはない。
とにかく、美味しそうな料理の写真が好きなのである。
例えば、こんなん、、

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よくある明治の印判?って思うかもしれないけれど、めちゃ料理が美味しそうで、
わぁ♪ってなる。いい器ってこういうんだなー。
道具屋さんにあったこの本、2015 vol.37は、
・冬のごちそう
・ドイツの林檎の焼き菓子
・好きな器、使う器
と、気になるテーマばかり。(表紙を撮ったのに、なぜか何度編集しても逆転してしまい。。)

で、これは「好きな器、使う器」の中のフードスタイリストのほんごうゆきこさんの頁。
実は、「うかたま」で美味しそう!!ってなる料理の写真、
ほんごうゆきこさんがスタイリストをしている頁なことが多い三毛庵である。

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という訳で、たぶん料理ではなく、盛り付けを研究している、はず、である三毛庵。
(ちなみに珍しくレシピを読んで作ったタルトは、人間的なお砂糖の量だった。
まぁ、バターと生クリームはちょっとどうなん、って感じであったが。)

ケーキを載せたガラスのおはただいま絶賛お気に入り中のおである。

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先日の桃の節句の時には、菜の花のお浸しを盛った。

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王道の苺も盛る。

これはですね、ちゃんとハンドカットなのよ~。
あんまり主張することはないのに、「実は凄い」と思う三毛庵である。
これの時代について、うーん、、って悩んだ(というのもフツーに買ったものなので。)が、
今のところ、実は明治あるかなーとか思ったりする。
昭和の切子のイメージではなく、といって大正のガラス質ではなく、
結局のところ、早い目の明治じゃなかろーかとか、勝手に思っている。
すっごく重い、まではいかないけど、たぶん鉛が入っているし。

いや、時代がどうとかいうのが言いたいんじゃないのだけど、
これだけの仕事をして、それでいてさり気なく垢抜けて、使いよくて、、っていうのが、
平成も終わらんとする今、圧倒される思いがするのだ、こういう時代があったんだ、って。

実は2回目作成の今日のタルト(前回生クリームが余ったので。。)、
前回のほうがちょっと美味しかった。
というのは、りんごが今日は紅玉ではなかったのと、ワイン煮に気をとられて
少しタルトの生地が厚かったと思う。
だけどまぁ、このおに盛るだけで、ホテルのデザート並みの風格なのである。

<今日の庭>
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ものたち | Comments(0)
2019/03/05.Tue

静物画とヘレボラス (向井久万『静物』)

ほんとうはクリスマスの頃に掛けたいな、と思っていたのだが、
なぜか今に至る。
ということで、雛祭りに掛けた向井久万の「静物」。

私の知識は著しく偏っているので近現代の日本画家はほとんど存じ上げず、
向井久万もこの軸を手に入れて初めて知った。

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見た途端、わぁ♪と思った。
何しろやきものがいっぱいにシクラメン、好物なのだ。
口紅のシクラメンは今にも香ってきそうである。
向井久万は作陶もされていたそうで、なのでこのような画があるのだろう。
作陶をされていた、と知ってこれらのうつわのフォルムの掴み方に
納得がいった。
この画家はものや花を眺めて飽かない人なんだろうな、と勝手に思う。
日本画らしい美しい発色の絵具、よくよく考えたに違いない表具、
美しいものが好きで、日本画もひとつの「もの」として作っていたのかと思う。
そういう拘りも愉しいし、画題は「静物」、
これは明確に静物画として描かれた日本画というところも興味深い。
洋画の1ジャンルである静物画を日本画の画材で描くという実験である。
でも、そんなこんなを差し引いて、キラキラしてみているだけでうれしくなる画。

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大鉢に植えたエリックスミシー(もう何年ものなのだろう?)が咲き始めた。
手間要らずで、夏場は茂った葉っぱがグリーンのない場所を飾ってくれるので
ありがたい。なので直射日光もガンガン当てて少し葉が痛んでいるけれど。
(おそらくだけれど、暖地でも過湿に気をつければ結構丈夫なのだろう。)
原種系の有茎種のクリスマスローズがこのようにグリーンとして使えるのが気に入って、
今年は二つ種類を増やした。

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これは「ウィンターベル」、小輪の鈴なりで可愛らしい。
今からいっぱい咲きそうで楽しみである。
咲き進んでほんのり赤みが差してきている。

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このように届いたころはグリーンがかっていた。

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こっちは「ピンクフロスト」。結構大輪なのは出荷したてだからなのか特性か。
今はもっと赤みが強く出ている。
どちらもがんばって大株仕立てにして、味気ない通路のところに飾りたいな。

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地に下ろした無茎種のクリスマスローズも開花を始めている。

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どういう訳か、渋めのお色ばっかりなのであるが。。

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大好きなフェブラリーゴールド。
開花し始めの頃のサルファイエローを光の中で撮りたいんだけどなぁ。
明日はまた雨になるそうで、だんだんと春がやってくる。
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絵のこと | Comments(0)
2019/03/04.Mon

桃の節句に (京焼釉裏紅の唐子文徳利・和硝子雛徳利・流し雛・一刀彫雛)

今年は桃の節句が日曜日だった♪
(もうずっと・・・ン十年、祝日になるのを待ってるんだけどなー、女子としては!)
ということで、自分で自分をお祝いするのである。

いつものスーパーで、桃の枝を買おうかな、って思ったけれど、
なかなか水揚げのよい枝には出会えないし、一緒に入っている洋花も
色合いはきれいだけど、なんかちがうなーってものが多く、躊躇った。
・・・というか、同じ値段なら「根」のある花を買おうとうする三毛庵である。
いっそ桃の枝を挿し木しようかとも思ったけれど、
無加温では旧暦のころに咲くことを思い出し、「ないな。」

ということで、諦めて野菜売り場へ進んだところ・・・
なんと、おつとめ品売り場に、昨日買った菜花よりもずっと活きのいい菜花が!!

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ということで、野菜にしては咲き進んだ菜の花を2本、お雛様に進呈。
(水切りしたら、すっかり生き返ったよ!)
やっぱり桃色が欲しいなーと思い、庭で元気に咲いていたおつとめ品のプリムラをカット。
(これも洋花だけど、庭の花はあんまり余所余所しくないから気にならない。)

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「桃色」というのは桃の花の色のことなので、こんな色だと思うんだけど・・。
ちなみに「ピンク色」っていうのは「撫子(pink)」なのだそうだけど。。

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うちには桃の節句に似合いそうな、上品な花入というものがなく、
思いついたのは少しだけ昔の京焼徳利
骨董というほどには古くないと思われ、時代にしてはお高かったので躊躇ったけど、
しっとりとした品の佳さについ連れ帰ってしまったもの。
唐子文もすごく上手で、こんなの描ける人がいるんだなーって思った。
染付の色が上品なのだけど、同じぐらいの濃淡で紅い色も挿してあって、
たぶんこれは釉裏紅(辰砂)じゃないかなぁ、って、、
上手に焼くの難しそうだなーとか勝手に思っているんだけど。

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昨日のお雛様スペースはこのような感じ。

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この流し雛はおそらく鳥取の民芸品で、今も売られているようで古いものではない。
市をぶらぶらして見つけた戦利品で、売れ残る前にお迎えし、旧暦まで飾るつもり。
簡素だけど、なかなか美しいもので、今もこういうものがあるのかと思うとちょっと嬉しい。
鳥取は用瀬が流し雛の里であり、大好きな梨を買いに行く際に時折通るので、これもご縁である、きっと!

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いつも飾っている一刀彫のチビ五人囃子のお仲間にチビお雛様が増えました!!
(確か信州のちょびっと高地で、エセ高山病になってゲロゲロになった後、
松本で息を吹き返したときに、手に入れた、、、気付け薬!?)

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晩ご飯も、自分でご馳走を作る。。
お昼の焼きそばで紅ショウガを食い尽くした後のちらし寿司、
一晩、飼ってから成仏いただいた蛤に三つ葉、
咲いた花を飾った残りの菜花の辛し和え、
ヒレカツに春キャベツ千切り、
塩を切らして失敗しかけた白菜漬け(ちなみに人生初作成。)

いや、ここで言いたかったのは、お寿司を盛った漆器が
喜多方の給食漆器(国産漆も使用)っていうやつということ。
先日秋田で買って、やっとデビュー。(ばたばたして使いたくないからね。)
吸い物椀は浄法寺で、これも国産漆使用。
きっとどれも100%ではないけれど、贅沢な夕餉である。
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ものたち | Comments(0)
2019/03/01.Fri

弥生、部屋を眺める (京焼?の舟形豆皿)

弥生、へとへとになりながら、金曜の夜が惜しくて頑張って起きている。
お庭のお手入れがほぼほぼ済んだので、今度はお部屋のほうをなんとかしたいのだが。
もう3年になるというのに、本棚の本を好みの順にできていないとか、
飾ろうと思ったふるものをすんなり取り出せないとか、まだすることがたくさんあるのだ。

年末にお節を作っていた時に、姪にスライサーやピーラーがないと言われたので、
必要ないと答えると、「この家には必要のないものはいっぱいあるのに」と
つぶやかれた(笑)。
確かに三毛庵の包丁さばきではそういう道具はあっていいのかもしれないが、
急ぐ必要がないのなら、包丁のほうが当りが優しくて、なんかがさがさしない。
それに必要のないものというのは人によって違うもので、三毛庵にとって必要のない
そのような道具を置く場所があれば、人様から見て無駄に多いお皿を収納したいのである。
「人によって違う」というのは当たり前のことであるが、
なので何故に世にこれほどまでにミニマリストが多いのかは不思議である。
今の世の中の主体はものではなく、情報のせいなのか、本ですら積読をする人もいないようだ。
三毛庵はスキマの時間に読もう、と思った本や、見て考えよう、って思ったものや
絵や、いっぱい散らかしている。
そういうのって家事などしながら、ちらと目に入っただけでも考えているものだ。
「もの」というのは現世では圧倒的な現実であり、また儚いものである。
だからできるだけ可視化して、それについて考えるチャンスを作りたい。
部屋をきれいにすると気持ちも整うというのは御尤もで、さざ波一つ立たない
静かな心で居たい時も当然あるが、混沌と森羅万象に思いを馳せるときもあるのである。
だから、片付いていたり、散らかっていたり、それはそれでいいように思う。
洲之内徹が、画家の松田正平のアトリエのことを
「散らかっている、散らかっているが汚らしくはない。」と書いていたかと思う。
(人の眼を意識したようなものがない、って書いていたかな?後で調べよう。)
そういうところがカンジンなのだ。
散らかっていても片付いていても、何かに流されてそうなっているなら、結局あんまり違いがない気がする。
・・因みに三毛庵、ン十年前、結婚前はミニマリストだった。
当時は買ってまで欲しいようなものが見当たらず、ホコリがたかることを考えると
必要のないものを置く気がしない、という合理主義者?だった。
まぁ、若いころって「もの」の確かさ、よりも「見えないもの」のほうが崇高に思えるしね。
確かに「もの」は儚いが、「もの」と戯れられるのも現世のあいだだけなのに。。
(・・・というのは三毛庵の今の価値観なのである。
因みにこんまりさんとかも尊敬している、何故なら彼女には愛があり、自分の価値観も明確だからだ。)

なんか話がおかしなほうへ、そうそう、ものを愛でるために整理整頓をしたいのはそうなのだ。
まぁ、ぼちぼちやっていこう。

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このようなものなど、姪っ子のいう、「必要のないもの」であろうな(笑)。
自分でも、つい、「なんかに使えんかなー」などと思って、
焼き飯やカレーを食すとき、スプーンを載せて提示してみたりした。

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やきものの舟ってかわゆす。
段々がついているのも造形的にいい感じがする。
ちょっとぬらっとしたような釉薬も、なんとなくいじりたくなるんだなー。

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舳先に「亀亭」って書いてあって、これって和気亀亭のことかな??京焼
多少はふるいものだと思うけど、みっつしかなかったせいか、哀れなお値段であった。

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だけど、やきものをみていると、果たして技術は進歩したのか、
あるいは人の感性はどうなのか、と現代に生きる自分の驕りをおもったりする。

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