2014/05/24.Sat

早苗のころ (古伊万里萩唐草飯茶碗)

うわぁ・・・細やかな手描きの文様にため息が漏れた。
このような繊細なるお茶碗で、艶々のご飯をいただく図が目に浮かぶ。
まるで着物の小紋のような総柄、小ざっぱりとした品の良さにうっとりとした。
これは萩唐草、っていうんだっけ。。
かりっと焼けた、こんもりと鞠型の、正統派伊万里である。

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考えてみれば、見かけるのは大抵古伊万里専門のお店で、
おごそかに飾られていたりして、いつもは遠目に眺めるほかない品物である。
それが、雑多なる骨董市のがらくたたちと一緒に並んでいる♪
そうすると、まるで初めて見るもののように、新鮮な驚きで目に映るのであった。

飯茶碗は好きな分野なのである。
季節や気分に合わせて選んで使う愉しみがあるし、
それにまだまだものに比して法外ということもない。
大抵は絵付けの大らかな、タフな作りのものを選ぶ。
ふだんの暮らしにはそういうのが似合うからだ。
でも、これを見たとき、たまには品よく食卓を整えてみるのも佳いだろうなぁ、と
しばし妄想に浸ったのであった。

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幸いにして露天のお兄さんはいい人で、
二つなら、とオマケをしてくれて、お茶碗は
三毛庵射程圏内になってひと安心♪

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それにしても、、
骨董の好みはよく上手派と下手派に分かれるとかいうけれど、
くらわんかでご飯をわしわし食べたい日もあれば、
繊細な染付でじっくりかみしめて食べたい日もあるよなあ、と
気の多い三毛庵などは思うのであった。

それで何を食べるの?そう問われた三毛庵、
もちろん白ご飯!!きっぱりお答えしたのである。
帰りの道々、田んぼは早苗が植え揃ったばかりであったが、
ぴかぴかの新米が食卓に届く頃を、早くもうっとり妄想する三毛庵なのであった。

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(口径10.5cm)

おまけ・・・
気温が高くなってきたので、シャーベットをおやつに。
氷コップの季節がやってきた!!

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