2014/06/08.Sun

淡色 (伊万里覗き猪口)

江戸後期の線描の伊万里は、比較的安価なのがうれしいところである。
ものの値段というのは、「江戸後期」「線描」「伊万里」というような
キーワードでおおよその相場というものがある。
そういう中で、これはちょっと見どころがあるかな、というものは
相場より高くなったりする訳で、その見どころというものにも
いくつかのキーワードがあるようである。
とはいえ骨董の見どころなどというもの、元々は各々が見出すものであるからして、
売り手が付加価値をつけていないものでも、買い手が付加価値がある、
と思えば、買い手にとっては賢い買いものになるわけである。
三毛庵などは、短所よりも長所に目がいくたちなので、
なんでも賢い買い物ができたような気になっている、幸せ者である(笑)。

何になるのかな、、覗き猪口であろうか。
三毛庵的にはちっちゃな煎茶碗に「見えた」のであるが。

20140601 014

煎茶碗に「見えた」時点でさっそく「付加価値がある」ような気になる訳なのだが、
さらっと描いた線描が淡くて、伊万里的「箔」に欠けているのが、
却って煎茶の典雅なムードに合うように思え、三毛庵にはこれは
長所に思えた。(僅かな端反りや筒型なのも好もしいような「気がした」。)
てなわけで、これは「買い」である♪といつものごとく「思い込む」
三毛庵なのであった。

じつはこれ、先日、強欲にお煎茶グッズを買い漁った日のお買い物で
いちばん最初に、あまりよく考えずに買ったものなのだけれど・・・

20140601 001

帰ってみると、なんちゃって茶箱の小さな錫の茶托(豆皿かな)に
何故かちょこんと載るのであった。
(先日の煎茶盆と瓶床、なんちゃって茶箱の急須に合わせるの図。)

なんちゃって茶箱の煎茶碗は玉露数滴しか入らないので、
煎茶をちょびっと、というときにはこのお茶碗を取り出せばよいのか!
うーむ、我ながら恐ろしい買物ぶりである。。

20140601 015
(口径4.3cm/高さ4cm)

中国風のおうちから、こっそり覗き見るの図は、この時代時折見かける。
裏側にも建物の一部がちょちょっと描いてあって可愛い。
小さめだけれど、あまりきっちりしていない風が
なかなかお酒にも合うことは、すでに実証済みなのであった。
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