2014/07/09.Wed

雨宿りと (伊万里波千鳥文変形皿)

変形のおの代表格といえば、古染付の平向であろうか。
ぽってりした、ユルいお姿の牛とか魚とか、一つぐらい欲しいなぁ・・・
と思っていたこともあった。
いや、今もどこかにお値打ちで転がっていれば是非とも欲しいものである。
変形のおって、それ自体がお肴なんだよなぁ。
ちょこんと食卓に載っているだけでご馳走ぢゃないですか♪

さて、ある日の三毛庵、半ば雨宿りの体で物色をしていると・・・

20140706 004
(長径19cm)

へんてこなお姿のおを見つけた♪
何だろう・・・後ろは扇のようだから、きっと前は鼓だよね。
まったくの迫力に欠ける、ずいぶんとユルめの体だけれど、
しっかりと焼けていて、普段遣いにもタフに応じてくれそうである。
変形のおがあれば、手抜き料理やインスタントなお肴も
ほんのちょびっとご馳走になったりもするんぢゃなかろうか・・・
早くも妄想拡がる三毛庵である。
思うにこの「妄想拡がる」というのがお買い上げのひとつのポイントで、
安くても高くても、そういうものはお気に入り率が高くなる気がする。

20140706 003

とはいえ、まみれの三毛庵、ここでまた目方を増やしていいものか、
ちょっとひるんでみたりもしたのだが、なんと雨の日特価にしてくれるという。
あっさりと欲にまみれてほいほい連れ帰ったけれど、
そういうときはまた不安で、値段に釣られてついつい買ったのでは、
などと気になってくる。
(古物をせしめるときは、高くても安くても目が曇りやすいものなのである。)

家に帰ってそおっと新聞紙を拡げ、トキメキも新たなるお買い物にほっと胸を撫で下ろす。
波にヘタレな千鳥が飛んでいる辺り、おトク感を盛り上げる。
(きっとハタ目には、そんなに興奮するほどのものかいなと思われることであろうが、
お代が哀れに思われるほど、お気に召したのでお許しを。)

これはやっぱり、古染の平向を意識したものなのだろうなぁ。。
あまり頑張れてるとは言い難いけれど、却ってこれぐらいが気が置けない。
おそらく伊万里系のものかな、、あんがい類品がないおかげか
伊万里価格には遠く及ばないところが、ミソなのであった。
(いかほどならばお気に召すかは、皆様次第故、妄想してくだされ。。)
関連記事
スポンサーサイト
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
Comment

管理者のみに表示