2014/10/31.Fri

さざ波 (古伊万里白磁豆皿)

眠れないというようなことでもないのだけれど、
片隅に小さなさざ波の立つようなことが幾つか重なり、
どこかで途方に暮れるような・・・、そういう日もあるものだものね。

そんな夜は、小さきものを手の中で弄んでみたりする。
できるなら、なるだけひっそりとした、小さなものを・・・。

20141030 007

初めに見かけたときはお店の人がいなくって、
も一度見たときは、外国の人が手に取っていた。
あぁ、売れちゃうのかなぁ。。と思ったけれど、ご縁のある時はあるし、
ないときはない。そういうものだ。

20141030 003

古いのがいい、とは思わないけれど、ちびながらに古格もある。
アマ手じゃなかったら、たぶん誇らしげなお値段がついていたりしたのだろう。
だけど、、磁器になりきれない土っぽさが、却ってこんな夜沁みる。
あの時、外国の人は何を思って手に取ったのだろう。

20141030 004

ビスケットのような土見せのある、可愛い高台♪
(骨董のことはあまり知らないKちゃんは、どうして高台を撮るの?
と素朴な疑問を投げかけてきた・・・。
なんだろう、猫の後頭部がミョーに愛おしかったりするようなものかな。)

20141030 012
(5.2cm × 9.8cm)

鎬ぎやら、小さな釉溜りやら、磁貫やら・・・ほんのり優しい日本の白磁
このあいだ、ちょっとした白磁に心惹かれたりもしたのだけれど、
こんな他愛ないのが身の丈なのかもしれない。

夜更けにひっそり、この白い小舟に小さな荷を載せて、
夜の河に浮かべたら、何処か彼方へ流してくれるだろうか。。
小さく夢想して、安堵の気持ちに薄っすらと眠気が差してくる。
関連記事
スポンサーサイト
 ◆にほんブログ村に参加しています!お気に召しましたらポチッとお願いします♪
 にほんブログ村 美術ブログ 古美術・骨董へ にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ    
ものたち | Comments(0)
Comment

管理者のみに表示