2015/01/06.Tue

古物初め (藍九谷染付富士文小皿)

古物初め、危うくボウズの三毛庵であった。

買わねばならぬ・・・てなことはないハズであるが、
年初にいいお買い物ができないのはやはりつまんないのであるからして。。
撤退の間際に、のんちゃんがハッケンしたこちらの小皿、、

P1190777.jpg

おぉ、目出度く富士山ではないですか~♪
焼菓子のカヌレみたいな可愛い富士山、美味しそうですっ!!

P1190775.jpg

高台がへたった窯キズらしきのあるのと2枚で交渉成立。
すこし甘手だけれど、しっとりしたいい磁肌の染付

P1190781.jpg
(8.8cm)

以前求めた右上の↑豆皿の富士山@も良いけれど、
こちらはもっと上手な造りだなぁ・・・とは思ったものの、
そのときは、、思い至らなかった。

P1190779.jpg

でもちょっと、この松並木とか上手すぎるよな。。
上質な呉須のお色で、ダミも濃淡塗り分けているし。。

連れ帰ってじっくり眺めてよくよく考え、そしてどきんとした。
あぁこれって・・・、ちびっこの藍九谷ではないですか!!
しっとりした釉薬、手に違和感を覚えたのは、高級品のか・ほ・り♪
うひょ~元禄以前かぁ(これは妄想ではない、きっと(笑))
古けりゃいい訳ではないけれど、かれこれ三百数十年のお品とは。

ヘンだな、と思ったのは裏銘が「青」だったこと。
(正確には、三毛庵は初めて見た二重角青であった。)
ちなみに青は長吉谷窯などで使われた銘なのであるが、
時代の下がるものにも一部あるそうである。
そういえば藍九谷の中皿には富士山文ってあったなあ・・・。
富士山文は江戸後期にも多いので、江戸前期とは思いつかなかったな。
藍九谷の小皿って、変形皿のようなものは時折見るけれど、
こういうフツーの三寸は意外や記憶にない。
チビながらになかなかの曲者である。

そんなこんなで、新年早々またまた楽しく研究できて
うししの三毛庵なのであった。

↓ご参考:写り悪いけれど裏銘はこちら。
P1190785.jpg

裏の周囲は帆掛け船なのもかわゆす。

P1190786.jpg

こんな「青」。
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