2015/01/18.Sun

何選ぶ (古伊万里染付氷裂に菊花文小猪口)

オリジナリティーのあるふるもの集め、欲をいえばそうなのであるが、
先人の眼を超えることはなかなかむつかしい。
いつまでたっても、お釈迦様の掌の中を飛んでいるようだ。
目先の新しさを謳ってみても、気づけばいずれ古びていたりする。
骨董が、古いものほど斬新であるように、
時間が経つほど新しい眼というのが理想であるのだけれど。。

別冊太陽の『青山二郎の眼』を先日久しぶりに眺めていて、
古唐津の盃「虫歯」とか、絵唐津茶碗「たんぽぽ」、
黒織部茶碗「夕だすき」など、羨ましいなぁ・・・と思いつつ、
こういうものをとうの昔にこうして取り上げているのだからなぁ、
とため息が漏れた。
恐ろしい世界である。
実は三毛庵、この本の中で特に好きなのが、夫人との
ビラ・ビアンカでの生活スタイルを載せている辺りだ。
旅の途中の骨董屋で手に入れたという、古伊万里などの雑器の数々、
蕎麦猪口とか、飯茶碗、急須に豆皿等々・・・
そういうものほど、ジィちゃん好みがきっぱり表れていて、
ため息が感嘆に変る。
伊万里ごときとひとは言うかもしれないけれど、そういうものこそ
何を選んで、何を選ばないか、オリジナリティーを問われるような気がする。
なので正直言って古伊万里は怖いと思う。
三毛庵もいつかあんな強い個性を醸し出したいものであるが・・・。

という訳で、実は古伊万里選びにはちょびっと肝を冷やしている三毛庵、
それでもときどきぱくっと食いついてしまうのだよなぁ。。

20141019 006

これを選んだ店主の眼を超えられないだろうけれど、それでもお越しいただいたもの。

20141019 007

伊万里染付を使いこなすのは難しいのだけれど。。
カッコよく呑んでみたいものである。

20141019 005
(径5cm)

ちびっこの猪口なので、旅のお供にキメてみたい。
(昔求めた赤絵の猪口と・・・。)
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