2015/04/21.Tue

巣篭り (九谷色絵草花文豆皿)

土曜の晩に扁桃腺で発熱してから、あと少しが下がりきらない。
頭が痛いのが不快なのだが、解熱剤も飲んだしなぁ。。
さすがにもう日中は眠れないので、ベッドでパソコンいじったり、
さらには怪しく皿など持ち込んで観察したり・・・。
ベッドは神聖なる睡眠王国への入り口たるKちゃんからすると、
ベッドに皿はあり得ないそうである。
さすがに食い物は持ち込まないが、いろんなものを持ち込む三毛庵。
思えばこの習性は幼少期に端を発する。
幼少期の三毛庵、病弱であった。
いや、そう勘違いしていたが、正しくは虚弱であったか。
なので病み上がりにはよくベッドの上で本を読んだり、
さらにはお裁縫をしたり(これは針があるので怒られたが)と、
そこを巣のようにしていたのである。
弱っているときはお気に入りのものに囲まれたいものね。
なので「ベッドに皿」は、三つ子の魂なのである。
(万が一、救急の人に踏み込まれたとき、「ベッドに皿」は
さすがにコワい、、いやそれ以前にこの部屋に踏み込まれるのはちょっと・・・。)

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(径7.4cm)

どうでもよい話が長くなったが、九谷豆皿である。
ちびっこはあんがいになく、また庄三風によく描けているのがウリである。
こういう筆さばきのものって今はなかなかないよなぁ。。

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ほれ、裏もちびっこのくせにしっかりしてるし。

P1200129.jpg
(径10.1cm)

かなりアバウトな山水、これ@なんかとは比べものにはならない、
ユルい感じであるが、鼠素地に花群青と、あるいは松山くずれかもしれない。

P1200130.jpg

こちらは小皿サイズであるが、裏はそれなりにまじめ。
気軽に盆上で使えるのがウリである。
(赤絵や青手のお皿って意外と使えると思うのであるが。)

P1200140.jpg

おかゆばかり食べていたら、急にいやしくなってカルボナーラ♪
残っていた市販の筍の穂先のバター炒め添え。
美味しかったけど、やはりもたれましたです。
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ものたち | Comments(2)
Comment
No title
お久しぶりです。この青手の皿はまさに松山で間違いないと思われます。よくあるタイプの松山は角福銘が多いですが、ご存じのように九谷銘の作品もあります。古九谷、吉田屋、民山、古酒屋孫次、小野、若杉、宮本屋、連代寺、九谷本窯等主要な窯には必ず青手があり、古九谷を意識した再興九谷の陶工や窯オ-ナ-の意気込みが感じられます。古九谷産地論、伝世品のほとんどが加賀の大聖寺、動橋、山代、山中、小松、金沢の地からの伝世品です。出光美術館館蔵品の多くが、この地から買い集められたものです。東京のお偉いさんのひと言で決まりのようですが、古九谷窯の九谷村の徹底的な発掘が課題となっていますが、国の指定史跡でままならないようです。この豆皿もそのように考えると、夢が大きく膨らみ愛おしさも倍増ですね。
Re: isamusamu2さんへ
こんばんは、こちらこそご無沙汰しています。
私のものはささやかな小皿ですが、青手の伝統に夢が膨らみます。

>伝世品のほとんどが加賀の大聖寺、動橋、山代、山中、小松、金沢の地からの伝世品です。
古九谷論争については諸説あるようですが、
ただどこで焼かれたかだけをひたすら取り沙汰しているのが残念です。
学問として生産地を調査するというのは勿論大切なことですが、
そもそも文化として伝承されてきた歴史に対する考証があまりにも貧弱に思います。
学者の方は文化というものの本質をどう捉えていらっしゃるのでしょう?
少なくとも加賀なくして古九谷はあり得なかったのではないでしょうか。
再興九谷に対する理解の浅さも、井の中の蛙大海を知らず、といった風で残念です。
中央の方々よりも、個人の方のほうがずっと理解が深いのでは?と思います。
個人的には再興九谷の人気が余りに全国区になってしまうと、
愉しめることが少なくなってしまうので困るんですけれども(笑)








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