2015/04/25.Sat

陽気に浮かれ残り福 (古伊万里染付山水文豆皿)

ようやくからりとした晴天が続く。
市散歩にうかれる季節である。
お天道様にはこの調子でGWもごきげんようしていただきたいものである。

重役出勤で、すっかり冷やかし気分のなか、
最初に目が留まったのは、別の豆皿だった。
こじゃれて誰が見ても愛らしいもので、
いちまいぐらい欲しいなぁ(ばら売りだったので)、と眺めた。
そう思いながら、ふと目を移すとこれに目が留まる。

P1200162.jpg

あれれ、山水。ん?こっちは五枚売り?
お値段がそっちの一枚売りとあんま変わんないんですけど!!
山水地味だからかなぁ・・・でもこれはなかなかかわゆくはないですか♪

P1200163.jpg

山水にはね~、時々南画のように入り込めるのんがある。
この豆皿ちゃんも近景のお屋敷?から、東屋、遠山・・・と
小さいなかにぎゅうっと詩情が盛り込まれていて、
お江戸の人のこころに触れる心地がした。
こういうときの山水は「買い」である。

一枚売りのお高いほうの豆皿と見比べながら、
「お買い得」に釣られてるんじゃないよなぁ・・・と気持ちを確かめる。
(このとき三毛庵、両方をオトナ買いする技を思いつかなかった。)

それにしてもこのお皿、何かがちょっと違っているのである。
持ったとき、あれっと思うほど、底が分厚くて持ち重りがした。
玉縁でどっしりして、まるで大きくしたら膾皿みたいな感じ。
豆皿ってだいたいはらりとしたものだけど、
こういうぎゅうっと膾皿を縮めてみました、的な頼もしさは、
ちょっとない。
チョコを載せるには風情がないけれど、気のおけないアテなんぞ、
ちょこんと載せて一杯、なんてうれしいよなぁ。
五枚もあるから、ちょびっとずついろいろ、とかね。

・・・てなことを、妄想しては浮かれる三毛庵であった。

P1200164.jpg
(7.8cm)

ところでね、これの裏はこんなん♪
折れ松葉ってなかなか侮れないと思いませぬか~。
これを見て、実は由緒正しきものではないかなぁ、、、と聞いてみると、
伊万里系のものでぎりぎり江戸中期と言えるとの由。
うーむ、じゃあやっぱりお買い得だ!
どぉしてかなぁ、売れてなかったの。
山水で豆皿らしからぬ風貌だからかなぁ。
三毛庵はナイスさんと思うんだけどな。
ともあれ無事捕獲してひとりうしし、なのであった。

おまけ。
端午の節句も近いので、粽と柏餅をいただく。
のんちゃんは先日の初代八十吉@を所望、三毛庵は大正ぐらいの
オモダカ文の青磁の舟形。

P1200167.jpg

ごちそうさまでした♪
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