2015/06/18.Thu

皿屋敷にて思ふ (古伊万里染付山水文豆皿)

もうちょっと片付けないと大事なのんが危ないですよ、
のんちゃんに言われて、皿屋敷の三毛庵は十枚超えの小皿をあわてて片付ける。
菓子箱にプチプチを敷きながらみっちり詰めるとスバラシイ眺めである。
ついつい菓子折の底に隠された賄賂はお皿だった!の図を妄想する。
(そんな賄賂をもらったら、ころっといってしまいそうな三毛庵である。)

若いころの三毛庵、一時期とにかくものを持たなかった。
(しいて言えば本があるぐらい。。)
そうすればお掃除も楽ちんだし、何よりものを持つことには際限がなく、
結局満足することがないように思われたのだ。
それに若い時って、目に見える「もの」よりも、目に見えない「こころ」のほうが、
ずっと位が高いと信じるものだから。
(実際のところは、ただ自意識過剰なだけだったのだが。)
今になると、確かにものを持つのは際限がないのだが(笑)、
満足できずに際限なく買っているかと言われればそうでもないようなのだ。
これでも三毛庵の中ではひとつひとつ、真摯に「満ち足りて」いるのである。
その辺りはあまり理解されないかもしれないが、自分の中ではすっきりしている。
(でもお掃除の問題は、全くもってすっきりしないけれどね。)
こころの問題も、ものを見て「きれいだな」などと思っているほうが、
よほど健全に思えるこのごろである。
頭でっかちだった若かりし頃には戻りたくないと思うな~。
だけど、そういう「自由」のある世界に住まわりたいとは折に触れ考えるけれども。

P1200288.jpg
(7.4cm)

古い小さなニューのはぐれもの。
自分でキズをつけると驚愕する三毛庵も、こういうのんはちょこっとうれしい。

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