2015/08/09.Sun

画を縁取る (染付扇面形風景図豆皿)

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急病だ帰省だとなんだかせわしなくって、近ごろあまり骨董市にも行けていない。
何が何でも買わねば気が済まぬ、というような病状はもはや脱しているので、
行っても隅っこ漁りが楽しかったりするようなものだけれど。。
そんな隅っこ漁りでのんちゃんがごそごそ取り出した豆皿さん、
帆掛け舟とか藁屋とか、三毛庵の好物な画題がたっぷりで
まぁ、なんてことなどないものだけれど、ちょこっとうししな気分である。

P1200393.jpg
(長径8.5cm)

すごいものが拾えた時はもちろんうししであるが、
すごくなくってもやっぱりうししで、骨董っていいなとつくづく思う。
だけどこのお皿は一丁前に扇面図になっていて、
ほのかに日本の文化のかほりが漂うあたりが、実は凄いことだと
密かに思っているのだけれど。
(上手く言えないけれど、扇面に画を描くっていうのは文化なのである。)
画だってね、今出来の皿ではこうは描けないものなのだ。
嫌な画ってね、いっぱいあるもん。(いちおう画にはうるさいつもり(笑))

さて、過日三毛庵久しぶりに骨董市へ立ち寄った。
しばらく小金を使ってないから、この際しばらく大人しくしとこうか、
などと詰らぬことを思ったせいか、ふるものの神さまは
またも「何ゆーてんねん、ぢゃあこんなんどやねん?」
とのたまわるのであった。

願わくば、小さくてよいのでこのお方の風景のスケッチが欲しいです♪
そういえば、ずーっと昔、そうお星さまにちっちゃくお願いしましたです。
うん、有名な画家だけれど、風景画が佳いとは
あまり皆様には知られていない。
(というか、たぶん三毛庵が偏っているのかな。)
そのお方の人物の素描があって、「あ」と思った。
たぶん素描があること自体がなかなか珍しいので眺めていると
おっちゃんが「もっとほかにもあるんやで。」
見せてもらうと・・・ひゃあ、お星さまにお願いした風景画があるではないか!!
「ぼろぼろの額やけどな、替えたら良くなるでぇ。」
うんうんおっちゃん、これがスバラシイのはモチロン分かるよぉ~
という訳で、餌にパクっとくいついた三毛庵であった。
(因みにこの絵にもちっちゃく藁屋が描いてある♪)

そんな訳で今日はのんちゃんと額縁を誂えに行って参りやした。
オンボロのスケッチなので、マットのお色に苦心したけれど、
額縁やマットのお洋服を着せてあげるのは、絵好きにとっては愉しい作業。
おっちゃんの言う通り、額縁を変えたら別嬪さんに♪

それにしても、絵も見せず、画家の名も明かさずでスイマセン。
どういう訳か、絵についてはいつも書きたいと思うのに、
なかなかここに出して書く勇気が湧かないのだ。
それぐらい三毛庵にとっての絵は極く個人的なことなのである。
でもいつの日か機が熟したらまとめたいとは思っている。
のんちゃんに「いったいそれをどこに飾るん?」と言われるのだけれど、
飾る場所などなくっても、それでも三毛庵、「絵」は大事なことなのです。
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